先週の「うたコン」感想記事→2017年2月21日のNHK「うたコン」をみた
で、28日の「うたコン」についてはメンバー的に面白くなさそうなのでレビューしないかも・・
と書いたんですが、はやく帰ってきちゃったのでいちおうみることに。
みたら、せっかくなので書いておこうかなと。
そんな感じなので短い記事です。
テーマは「さよならのドラマに この歌を」。
出演者は、石川さゆり,X4,大月みやこ,ゴスペラーズ,サラ・オレイン,水前寺清子,スキマスイッチ,夏川りみ,彦摩呂,藤あや子,水田竜子,水谷千重子。
悪くはなかったがとりたてて感動はなかった回
今回の曲目は以下の通りでした。
「津軽海峡・冬景色」・・・・・・石川さゆり
「涙そうそう」・・・・・・・・・夏川りみ
「さよならの向こう側」・・・・・サラ・オレイン
「涙を抱いた渡り鳥」・・・・・・水前寺清子
「奏(かなで)」・・・・・・・・スキマスイッチ
「勝手にしやがれ」・・・・・・・X4
「別れても好きな人」・・・・・・水谷千重子&ゴスペラーズ
「あや子のお国自慢だよ~男鹿なまはげバージョン~」・・藤あや子
「Fly me to the disco ball」・・ゴスペラーズ
「船折瀬戸」・・・・・・・・・水田竜子
「紅ひとり」・・・・・・・・・大月みやこ
オープニングは石川さゆりが名曲を安定したパフォーマンスでみせてくれて、
ああ、さすがだ・・と思ったのですが、残念ながらそのあとは、
悪くはないけれど特筆したいものは少なかった。
X4は年配者には見た目で拒絶されるんじゃないか
私は知らなかった「X4」というボーカル&ダンスグループ。
中心人物である松下優也が朝ドラに出ていたつながりでの出演。
X4なのに5人なの?と思ったら、結成当初は4人だったそうです。
シングルもいくつか出しているようですが、
この番組の視聴者向けにしたのか、曲は沢田研二の「勝手にしやがれ」。
ダンスはキレキレでなかなかいいが歌は・・・・というのは別にかまわないのですが、
カラフルな頭をみた瞬間に私はもうダメでした。
松下優也は黒髪でそれほどではなかったけれども、
朝ドラに出てた人か、へえ~、と思って見た年配の人は、
おそらく周りの4人をみて違和感を感じたんじゃないか。
いや、別に彼らが悪いとか言うんではなく、私のように
外見だけで拒否反応を起こしてしまう年配者も多いだろうな、ということです。
外見で判断すんな、というのは子どもだけが言っていいことで、
芸能界に限らず、どんな世界でもまず見た目で判断されるのは当然のことです
(私も昔、パチプロだと思われないように、
会社員じゃないのにスーツを着てパチンコ店に行っていた時期があります。関係ないか。)。
このナリではどんなに素晴らしい曲を歌っても中年以上の層は拒絶反応を示すのではないか。
全員すごいイケメンなんだし、調べてみるとハーモニーを聴かせるような曲も
やっているみたいなので、とりあえずカラフルな頭はやめたほうが
もっと広い層のファンを得られるんじゃないか、と思うんですけど。
多くの人に曲も聴かずに外見で判断されて「チャラそう」と言われて終わってしまうのは
もったいない気がします。
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藤あや子のパフォーマンスは素晴らしかった
ビジュアルといえば、若いころの美しさは(いまも美しいけれど)
もう「妖艶」ということばだけでは表現できないほど凄かった藤あや子が
秋田県男鹿市から中継で「あや子のお国自慢だよ」を歌唱。
もともと本人(ペンネームの小野彩名義)の作詞ですが、
今回このために本人が歌詞を書き下ろした「男鹿なまはげバージョン」。
各地のなまはげが集合して藤あや子と一緒に踊る様は
なかなかシュールで楽しかった(たくさんいるとちょっと怖い)し、
挿入されたなまはげの叩く太鼓もカッコよかった。
なにより、最近はなんか歌声にハリや力強さが感じられないと思っていた
藤あや子の歌唱が今回は元気だった(ように感じた)のがよかった。
この調子でがんばってほしいものです。
関係ないけど、みるたびにどんどん太る彦摩呂のからだは大丈夫なんでしょうか。
↑「全曲集2017」も出ていますが、名曲「女泣川」が入ってないのでダメ。
こちらの2016年全曲集がおすすめです。
最近テレビでは歌ってくれないけど、「むらさき雨情」も大好きな曲です。
今回はこれで終わります。
来週は震災関連の内容になるようですので、
もっとがんばって書こうと思ってます。