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2017年5月23日のNHK「うたコン」をみた

今日はメインとしているパチンコ店の新台入替の日でした。

所用のため昼頃から参戦、新台でも何でもない「ぱちんこGANTZ」の釘が

ガバ開きだったので粘ったところ、そろそろ「うたコン」も見たいし帰るか・・という時間になって

信じられない大爆連、時短中の引き戻しも含めて一撃約34000個。

まあ恐ろしくつまらない台なんですけど、

この極端すぎる出玉性能こそが、

パチンコ依存症患者をつくりだす元凶であることは間違いないところ。

 

ということで遅くなってしまったので、今回のNHK「うたコン」は録画にてチェックすることに。

前もってリサーチする時間がなかったので短めに終わります。

「水辺のメロディー」とはまた漠然としたテーマ

今回の曲目は以下の通りでした。

「そして神戸」・・・・・・前川清&クール・ファイブ

「憧れのハワイ航路」・・・三山ひろし

「ブルー・ライト・ヨコハマ」・・宮澤エマ

「天竜下れば」・・・・・・香西かおり

「ブルー・シャトウ」・・・藤澤ノリマサ&林部智史

「夢前案内人」・・・・・・藤あや子

「四万十川」・・・・・・・三山ひろし

「琵琶湖周航の歌」・・・・ゴスペラーズ

「わすれ花」・・・・・・・香西かおり

「酒みれん」・・・・・・・増位山太志郎

「心」・・・・・・・・・・コブクロ

 

テーマは、「初夏 心うるおす水辺のメロディー」。

「水辺のメロディー」とはなんとも曖昧、というか、

演歌・歌謡曲系は特に、川とか海とか湖とか港とかを歌った曲なんて無数にありますしね。

「初夏」にこだわればかなり絞れるかもしれないですけど。

 

宮澤エマという人は私は知らなかった

(テレビにはいろいろ出ていた人らしいけど、あまり見ないので)のですが、

いちいち「祖父は宮澤喜一」って紹介する必要ありますかね。

ミュージカル女優と政治家では、まったく関係ないですよね。

本人はいちいちそれを言われることをどう思っているんでしょうか。

「親が誰々、祖先が誰々」とか言うと、才能や実力が半端な場合、

「すべて七光りのおかげ」と思われてしまうわけで、

テレビのバラエティでガヤガヤやるだけならいいが、

歌やミュージカルでやっていくなら、長い目でみればマイナスしかないのでは。

そそられるものがなかった選曲

選曲は名曲が揃っていたものの、あまりそそられる曲がなくって、

今回は記事に書くことが思いつかないなあ~という感じでした。

一番カッコいいと思った曲は「懐かしの映像でつづる水辺のメロディー」のVTRで出てきた

「喜びも悲しみも幾歳月」。

誰かがカバーしているのを何度か聴いたことはあるはずなんですけど、

オリジナルの若山彰の歌唱を聴いたのはひょっとして初めてかも。

オッ、カッコいいじゃないか、と思ってYOU TUBEをチェックしましたが、

軍歌みたいに勇壮でドラマティックな曲なのになんとも言えない深い哀愁をたたえている、

すばらしく感動的な曲だと思いました!映画をみればまた違う感動が味わえますかね。

こういう曲が大ヒットするような時代に青春時代を過ごしたかった、と本気で思いますね。

林部智史の新曲を期待したが・・

「あいたい」がヒットして、この「うたコン」でも何度か歌っている林部智史は、

藤澤ノリマサと一緒に「ブルー・シャトウ」を歌ったのみ。

彼は6月28日にニューシングル「だきしめたい」が発売予定で、

ひょっとしたらそれが聴けるかな・・・とちょっとだけ期待しましたがやはりまだ早すぎるか。

彼のオフィシャルHPによれば、

「あいたい」に続く“涙する大人のバラードソング”ということです。

amazon.co.jp だきしめたい

まだデビューしたばっかりなのに「あいたい」がいきなりヒットしちゃって、

次の曲がどんな曲かが注目されるわけで、ここで失敗するとたいへんなのでは、と思っていましたが、

「あいたい」と同じような路線の曲のようですね。

私としてはもっともっとダークで絶望的な曲で攻めてほしいと思ってます。

「だきしめたい」というありふれた(今回のコブクロの曲の歌詞にもあった言葉)

曲名なのが気になりますけど、楽しみにしてます。

そこらにあふれている、ありがちで軽薄なラブソングでないことを祈るばかりです。

 

コブクロといえば今回の「心」はものすごく平凡な曲に感じました。

私は彼らの暑苦しい歌唱スタイルが好きじゃないんですが、

いい曲がたくさんあることは認めざるを得ない

(「虹」とか素晴らしい曲ですね)・・とは思ってるんですけど、

主なヒット曲しか知らない身としては、

なんか煮詰まってるんじゃないかという印象を持ってしまうくらい、退屈な曲でした。

 

彼らの曲っていい曲が多いのは確かなんですけど、

「美しい曲」はあっても「哀しみや苦しみに心が揺さぶられる曲」

ってないんだよな・・というのが、私が彼らのCDを買わない最大の理由かもしれません。

ひとことで言えば、軽い。だからこそ売れるんでしょうけど。

 

来週は美空ひばり特集みたいです。

パフォーマンスが心配な出演予定者がいますけど、

いちおうレビューする予定でいます。

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