2021年の稼働をふりかえる記事の続きです。
今回は、ホールにとっても私にとっても最重要機種、パチスロ「ジャグラー」シリーズについて。
おそらく今後しばらくのあいだは、ジャグラー以上に人気となるようなパチスロは出てこないと思われ、そこを理解しているホールはジャグラーにしっかり注力しているようにみえます。それもホールによって温度差があるようには感じますが、わが地域では夏ごろからP店のジャグラーの出玉が目に見えて改善しはじめ、それに合わせて私のジャグラー稼働も増えていきました。
2020年が始まった当初は「アイムジャグラーEX」しかなかった6号機ジャグも徐々に新しく増え、6号機ジャグも高設定をつかんで長時間粘ればなんとかなる・・というのもわかってきて、やはりパチスロ界に残された唯一の希望はジャグラーだなあ、と痛感した1年間でした。
状況が改善したホールで頑張った
2021年のジャグラー成績は以下のようになりました。
パチンコ遊タイム狙いばっかりやってたわりにはけっこう打ってます。大部分は「帰り際によさげな反応の台があったら打つ」っていう感じでしたから台数的には多めになっていますが、時間的にはそれほど多くないです。
現金投資で追うことはあまりなかったので、いちおうはプラス収支。
参考までに過去の成績も併記しておきます。
2020年はプラス 3,607枚(134台)。→2020年のジャグラー収支・・・。
2019年はプラス 2,517枚(123台)。→2019年のジャグラー収支。
2018年はプラス 3,993枚(121台)。→2018年のジャグラー稼働をふりかえってみる
2017年はプラス 6,960枚(163台)。→2017年のジャグラー戦績をまとめてみた
2016年はプラス 18,907枚(101台)。→約3年間のジャグラー収支をまとめてみた
2016年は当時メインとしていたスロ専ホールが高設定をバシバシ投入してたうえに客層もヌルヌルだったのでけっこう勝ちましたが、それ以降はず~~っとイマイチな感じ。
まあしかし、基本的に出玉性能は低く天井もゾーンも存在しない(はずの)ジャグラーで長いこと一応はプラス収支を残せているのは、我ながら健闘できている、と自画自賛してもいいかな。たったそれしか勝ってないくせに何言ってやがる、という読者からのお叱りがあるかもしれませんが、ジャグラーで勝ち続けるっていうのはそれだけ難しいことなのです。それを骨の髄から理解することで、無謀な勝負をしなくなり、結果負けが少なくなり、結果勝てるようになるのです。
以前に読者の方から「プロなんだからジャグラーでももっとものすごく勝ってるのかと思ったら、そうでもないのね」って言われたことがありました。私は実態はともかく自分で「プロ」と名乗ることはしませんが、プロとそうでない人の差など紙一重くらいのものです。プロは「勝ち目のある勝負しかしない」のに対し、そうでない方は運任せで勝負する、というだけのことです。
そして「勝ち目がどれくらいあるか」の判断力と、「勝ち目がなければ勝負しない」ことをどれだけ徹底できるか、そこがプロの間でも差が出るところですね。私はそこがイマイチだからこれしか勝ててない、とも言えます。
どっちにしろ、ジャグラーで「プロ」と自称できるほど勝つのはほとんど不可能です。ホールの状況次第っていうところもあるにせよ、美味しいところには他人も群がってきますからね。ジャグラーでそんなに勝てるんなら私もとっくのとうにジャグ専になっていますよ。なにしろ面白いんだから。
台選びの考え方はいつも同じ。高設定っぽい台をさがして打つのみ。しかし、ないところでさがしても、ないものはない。
基本的な戦術はず~っと変わりません。あさイチ台は基本的に打たない、できるだけ回されてて、設定6をできるだけ大幅に上回る勢いでボーナス(とくにREG)が引けてる台を打つ、というだけ。
→ジャグラーで勝ちに近づくための台選び:その②~「あさイチ台を打つのは危険なことと認識しよう」~
→ジャグラーで勝ちに近づくための台選び③:「設定6」を圧倒的に上回ってるくらいの台をさがそう!
同じ戦術でも2016年はけっこう勝ってて、2021年は少し収支が上向いた、っていうのは、先ほども言ったように状況が改善したホールで打ったから。つまり、(たぶん)ほんとうに高設定を投入しているホールで打ったからでしょう。そうすると低設定なのにたまたま出ちゃった台をデータに騙されて打って負ける、ということになる確率が減るわけです。
それが証拠に、P店とは対照的に「いつもジャグラーあんまり出てねえなあ」と感じるようなホールで打った「スーパーミラクルジャグラー」はマイナス収支。このスーパーミラクルジャグラーの18台だって、先ほどの台選びの基準に沿って台を選んで打った結果なのです。しかし負けている・・っていうのは(18台程度では試行が少ないから断言できないけど)やはり「ほんとうは高設定でもなんでもなかった」っていうのが多かった、と判断するべきでしょう。
だから、ジャグラーに限ったことではないけど、そのホールのその日に「ほんとうに高設定が存在するのか」どうかを知る、っていうのは非常に重要なことです。高設定を打つのがジャグラーで勝つ唯一の方法であるのは普遍的な真実。だから高設定だけを打てば勝つ確率は必ず上がるわけですが、高設定がない場所で高設定をさがしても意味はない。と言っても高設定があるかどうかを知ることは基本的にできないので難しいんですけどね、それをできるだけ高い精度で推測し、「なんちゃって高設定」に騙される可能性をできるだけ低くする、って意識をもつことが肝要でしょう。
そういえば「店選び」という視点での記事は書いたことなかったですから、近いうちにそのへんのことも書いていきましょう。短いですがこのへんで終わります。来年はゴージャグやハピジャグの新作に期待です!