ここ最近お気に入りのパチスロ「アラジンAクラシック」。
「沖ドキ!DUO」とともに、稼働の中心に据えたい機種です。もちろん天井狙いで。
そりゃあ高設定を狙えたら言うことないですが、どちらも設定推測はかなり難易度が高いという印象です。まあほぼ無理といっていいでしょう。2台しかなくてどちらかが6で片方が1っていうのが確定しているとかいう状況ならともかく、台がいっぱいあるなかで本当に高設定があるかどうかもわからないような状況であさイチから突っ込んでいって「判別」しようなんていうのは無謀そのもの。無尽蔵におカネをもっているのなら別ですが、私にはとてもそんなことはできない。
だから、カネのために打つのなら天井狙い一択にならざるをえない。アラジンAクラシックにはゾーンらしきものもあるようですがべつに美味しくもないので。
そういうわけでホールのパチスロコーナーに足を踏み入れたらまずはDUOとアラジンのシマをチェックするのが決まり・・・なんですけど、手堅く勝てるような美味しいハマリ台はめったに落ちていませんね。
チャンスがあるとすれば宵越し狙いか。しかしDUOはハマリ閉店の据え置きはランプでバレてしまうこともあり店側もちゃんとリセットすることが多いし競争率も高い。対してアラジンは(こちらもあさイチ0G時に限ってはランプで判別可能?)わが地域のホールは据え置き傾向のところが多いようで、あさイチから当たらずヤメ、の台を発見したらすかさずチェックするようにしてます。しかしそれでもなかなか拾えない。台数も少ないですし、なにしろ液晶タッチでハマリG数がわかってしまう親切すぎる設計ですしね。
う~ん、もっと打ちたいのになあ。2,400枚のカベを意識させないゲームシステムもよくできているし、現行6号機の中ではピカイチと言っていいくらい面白い台。これを打っていると、今はびこっているギャンギャン煽るだけのマンガ台はほんとに全部ゴミだと思えてくる。4号機の名作「アラジンA」の演出を継承しているんだから面白いのは当然といえば当然か。
4号機アラジンA懐かしいなあ。打ちたいなあ・・・と思ってたら、そういえば我が家に「プレイステーション2」用の「アラジンA」のソフトがあったような?と思い出しました。2年前のパチ屋一斉休業のころに引っ張り出して以来 →巣ごもり生活の友!プレステ2でパチスロを楽しむ!その①:「巨人の星」編! ご無沙汰のプレステ2を引っ張り出して、調子が良かったら「アラジンA」をプレイしてみようか。
我が家のプレステ2はまだまだ元気
スマホアプリとかでもいろんなパチスロがプレイできるのは存じていますが、スマホやパソコンでプレイする気には全然ならないんですよねえ。まあプレステでも実機に比べたら全然ダメですけど、少なくともスマホなんかよりは満足度が高い。
だからまだまだ我が家のプレステ2にはお世話になりたい。久しぶりにテレビにつないで電源を入れ、ディスクを挿入しますと、おお、ちゃんと動作してくれました。
ディスクの状態次第なのかたま~におかしくなることもあるんですけどね、購入してからすでに20年以上、数年間触らなかったなんてのが何度かあったにも関わらずまだまだ元気。さすがは世界のソニー。もうメーカーでは修理してくれないらしいですね。頼むから壊れないで頑張ってくれ。
で、今回はこれを使ってプレイしてみました。
Amazon.co.jp 実戦 パチスロ必勝法! アラジンA (通常版)
「アラジンA」は2002年にサミーから登場した爆裂AT機。「ミリオンゴッド」と並びあまりにすさまじい出玉性能が問題視され撤去になった台。そのアラジンAの爆裂出玉を自在に体験できちゃうソフト。ずっと持ってたけどほとんど触らず眠らせていました。
設定はもちろん最高設定6で!。メーカー発表の出玉率は119.9%となっていましたが、もちろんそんな程度のわけがない。他設定と比較してボーナス確率もアラチャン突入率も破格となっている超エクストラ設定。
リアルボーナス+AT機はやっぱりイイなあ!
レトロかつ気持ちのいいサウンドを聞きながら打ちます。通常時の演出は、現代のうるさすぎるパチスロと比較すると静かそのもの。「クラシック」もそのへんを継承しているけど、4号機のほうはさらに静か。それでこそAC高確率時のザワザワのアツさが際立ちます。
すると仮想投資3,000円、50Gくらいで演出なしでリーチ目が。あれっ?今のってリーチ目だよね!?とか思いつつ次ゲームもポンポン押しちゃうとアラジンが7図柄を表示!
こういうふうに出目で「えっ!?今のは?!」ってのけぞることができる台はやっぱりイイなあ。6号機アラジンもできうればリアルボーナスを搭載してほしかった。この4号機アラジンAは単チェリーの停止型にならずとも純ハズレ(AC高確率移行やACを抽選)やボーナスの可能性があるから出目でアツくなれる瞬間は多いんですけど、6号機クラシックはリアルボーナスがないうえにレア役がクソ重いっていうのもあってそのへんがイマイチな気がします。リアルボーナスを搭載したらあのゲーム性を実現するのは難しかったのかな。
BIGはリプレイハズシを駆使すれば平均400枚くらいだっけ。BIG中のメイン小役は8枚なのでハズシ効果はそれほど高くない。2回目のJACまでは順押しで消化、その後は中もしくは逆で押して(まれに月星やチェリーが成立するので適当に打つとこぼすけど確率が低いのでシカトでも大差ない)リプレイがテンパイしたら左リールに赤7の下についてるチェリーを目押し。左には7が3つあるので難しいと感じる方もいたようです。BIG1発で400枚かあ~。いまの感覚で考えるとほんと凄いですねえ。そのかわりコインもちは25Gくらいで極悪。
↑ハズシ成功!
4号機アラジンAは、単チェリーなどが停止する「純ハズレ」時やボーナス当選時などにアラジンチャンス高確率への移行を抽選、高確率に移行すれば毎ゲーム高確率でアラチャン抽選(1/20。チェリー付き純ハズレ時は1/2)となり、低確率に転落するまでそれが続きます。アラチャン高確率にはショートとロングがあり、ロングなら平均13~15連が期待できちゃう。
この初回のBIGでは残念ながらアラチャンにつながらず。その後何度か純ハズレを引き、ドットがざわつくもなかなかアラチャンが来ない。設定6は純ハズレ(1/289)の1/2でアラチャン高確率に移行(設定1は1/10。そのかわり純ハズレ確率は1/199と高め)、ロングとショートの振り分けはおよそ1/2。低設定域との差は歴然ですが、純ハズレもボーナスもなかなか引けない、という展開は当然ある。
・・と思ってたら、仮想投資追加7,000円のところで単チェリー後数ゲームでアラチャンが発動!4回目の純ハズレでした。
超絶出玉性能と至高のゲーム性を堪能!
アラチャンは10G継続。今の感覚で言うと「たったの10G」となりそうですが、約1/1.49で成立するシングルボーナスの純増は17枚(成立ゲームが3枚がけで6枚払い出し、JACゲームが1枚がけで15枚払い出し)。トータルでは1Gあたりの純増が約12枚。つまり1回で約120枚くらい、それがロング高確滞在なら10連とか20連とかもふつうにしちゃって、そのうえAT中の純ハズレ時は1/2でスーパーアラチャン(10G~5,000G)に当選しますから、その出玉性能はすさまじい。
この最初のアラチャンもちゃんと連チャンしてくれました!途中50Gほどの潜伏をはさんだりしながら6連!
↑多彩なAC発動パターンのなかで最も好きなのは押し順ナビからの発動。なにも揃わなければもちろんAC!通常時はごく稀に押し順ナビからのシングルボーナス獲得があるので、押し順ナビでシングルボーナスが揃っちゃってガッカリ・・と思ったらBETで実はアラチャン!なんてことも。
↑アラチャン中の押し順ナビハズレでボーナス!イケイケで押し順どおり消化してて前触れなくいきなりハズレるこのパターンも好き!
ボーナスは少ないもののその後もバシバシアラチャンに入ります。さすがは最高設定6。バカバカしいほどの出玉性能。
出玉性能がスゴイっていうのももちろん魅力でしたが、出目と演出の絡みでアツくなれて、演出の発生頻度も絶妙、演出なしのゲームでもいきなりなにかが発生してビックリ、ってこともしょっちゅうある油断のできないゲーム性の完成度はまさに名機と呼ぶに相応しい。人気があったのも当然、それを6号機でできるかぎり継承した「アラジンAクラシック」が面白いのも当然。
で、この仮想実戦、途中オートプレイをちょくちょく使いながら5,851Gまで回し、仮想投資10,000円、回収は6,033枚。出玉率134.6%に。BIG12回、REG4回でボーナスはヒキ弱、アラチャンは66回、スーパーアラチャンは2回だけ、どちらも10G。ボーナスとスーパーアラチャンが伸びなかったので設定6としてはイマイチ?もし当時ホールで奇跡的に6をつかんで打ってたとしたら「万枚いかなかったぜ!」って悔しがる展開だったかな。
過去の名機のリメイクばかりってのも問題アリだが・・・
プレステ2で名機の魅力を堪能。できれば実機が良かったけど、家でこれだけ楽しめれば充分でした。
それはともかく、最近のパチスロは過去の名機のリメイクが多く出ていますが、まああまりうまくいってないようにみえるものがほとんどですよね。過去にはできたことが規制によってできなくなってるから仕方がない部分もあるとしても、「アラジンAクラシック」のように、あまり余計なこと考えずに名機のいいところを再現することだけに徹すれば面白い台になるのになあ。意味不明のややこしいゲーム性になっちゃった5号機のアラジンが猛烈にクソだったことを思い起こすとそれを痛感します。
過去の名機を再現する台ばっかりになったらそれはそれで問題だとは思いますけどね、パチンコ・パチスロが大人気だった時代に打っていて今は離れてしまったというようなオールドファンを呼び戻すという効果があるなら、そういう台をもっとがんばって出すのもいいのかもしれません。そう考えるとパチンコなんかもクソみたいな1種2種混合機なんかやめて、確変ループ機や確変をうまく使った保留連チャンや数珠つなぎ連チャン機なんかをもっと出せばいいのになあ、と。フィーバークイーンみたいなので充分面白いのに。
パチスロも、アラジンAクラシックと同じようなシステムで「獣王」をリメイクしてほしいなあ。ドットだけの初代獣王を完全再現したらオールドプレイヤーも絶対に戻ってくるはず。そんなもの若者に受けない?いやいやそんなことないでしょ。じっさいアラジンAクラシックもけっこう人気になっているし、そんなふうに考えるから子供だましのマンガ台ばかりになってパチスロは幼稚なテレビゲームになり廃れちゃったんだから、ここは方向転換するべきじゃないか。
今回は残念ながらプレステ2仮想実戦での大量獲得でしたが、ホールでの爆勝を目指して「アラジンAクラシック」は今後も狙っていきます!もし万が一高設定をつかんだりすごい出玉を獲得したりしたら、また記事にします!
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