2023年もそろそろその総括をする時期となりました。
今年も昨年までと同じように同じくらいの時間をぱちんこに費やしました。その結果についてはこれから少しづつ書いていくつもりですが、私のぱちんこ生活をとりまく環境はものすごいスピードで変化。ぱちんこ業界そのものの斜陽っぷりの加速、十年以上通ったなじみのホールの閉店など、いよいよ身の振り方を真剣に考えなくてはならない・・という危機感に苛まれながら稼働した1年間でした。
そういった時代のながれにともなう急速な変化のなか、北電子の「ジャグラー」はやっぱり今までと変わらず「ペカ」の魅力だけで私を含む多くのジャグリストを魅了し続けてくれる。そして(まともなホールでなら)今までと変わらぬ人気を誇っている。
これほど面白い台が存在するのにそこらじゅうのホールがつぶれまくってるってのはどういうわけなんだろう、と不思議になる。それはつまりホールが抜きすぎているからだろ、ということになる?
ホールにもいろいろ事情があるでしょうが、どのホールのジャグラーであってもどれも同じジャグラーであるのに、ジャグラーコーナーが賑わっている店がある一方で閑古鳥が鳴いてる店もあるのはたしか。するとやっぱり何度も書いているように、どれだけ面白い台や画期的な台が出ようとも結局はホールの使い方次第、ということになり、つぶれるホールにはそれだけの理由がある、ということなんだな。
そしてそれは、必ずしも出玉だけの問題ではないんでしょう。じっさい、わが地域で「地域一番店」とされるA店のジャグラーコーナー、べつに「高設定入れまくりだな!」と感じるほどに出玉がスゴイというわけでもないのに客付きはまあまあ良好になっている。対してその近くにあるP店は、高設定投入頻度はA店とそれほど変わらないようにみえるのに、ジャグラーコーナーはいつも空席が目立っている。じっさいの設定などもちろん客はわからないのだから、「入ってるかも」「出るかも」と期待させるなにかがあるかどうか、ってのが実際の設定状況がどうなのかよりも大事なことなのでは。
経営者の視点ではA店のジャグラーはひょっとすると出血サービスを続けてて利益が出てなかったりするのかもしれませんが、ジャグラーに客がつかないようなホールは先につぶれる・・という例はたくさん見たので、ジャグラーで抜こうってのはどう考えても愚策だと思えるなあ。ジャグラー(や海物語)は徹底的に薄利、ほかのどうでもいいようなクソ台で儲けをとるってのが正解なんじゃないでしょうか。
というのはこれまでにも繰り返し書いてきたのでこのへんにして、今回は2023年のジャグラー収支について。
昨年と比較すればいい成績になったが・・・
2023年のジャグラー収支(12月20日まで)は以下のように。現金投資もありましたがそれも数回、合計で数万円くらいだと思うので、金額的にもプラス収支。
昨年の収支がプラス 993枚(162台)でしたから、数字上はいちおう改善したことに。
しかし昨年と同じく、基本は夕方もしくは夜、ほかに打つ台がないときによさげな台があったら打つ・・・という付き合い方で、高設定を確信もしくはその可能性を追いかけたっていうのは数回しかありませんでしたから、ホールの状況が昨年よりも改善されたというわけではないですね。それにこんな程度の勝ちは吹けば飛ぶようなもの。1年間やってたったこれだけってのは、費やした時間を考えれば勝ったとは言えませんね。
どうせすぐに通路になるってことが誰の目からも明らかっていうゴミみたいな新台を何百万円も出して買うくらいなら、そのカネでジャグラーに高設定を入れたほうが店にとって長い目でみれば有益になるし客も喜ぶ・・とはなぜ考えないんだろう。件のP店なんかはスマスロエヴァやまどかfなんかを複数台入れて3日目くらいにはもう誰も座らなくなりましたが、いつもそんなことばっかりやってる印象です。抱き合わせで買わされる?客はそんなこと知ったことではないし、「本命」の台もゴミである可能性が高いのに。
それはともかく、ジャグラーで勝とう、勝てるなんてのは甘すぎる考え方、幻想であるので、負けなかったというだけでOK。楽しんだんだからそれでいいじゃないか。そういうふうに「楽しいんだから勝とうが負けようがカンケーない」と思えるような台がジャグラー以外にもたくさんあればぱちんこ業界も復活できるだろうになあ~。
今年の新機種「ゴーゴージャグラー3」は素晴らしかった!
2023年に出たあたらしいジャグラーは「ゴーゴージャグラー3」でしたね。
アイムジャグラー同様、設定差のある部分はREG確率に凝縮されていて、そこに注目して立ち回るしかない台。その意味ではカンタンといえばカンタンですが、トータルでの出玉性能は高くないのでまとまった勝ちをつかむのはなかなか難しい台。低設定台でもたまたまREGに寄ったりすれば騙されて打ったりしちゃいますしね。それはもう仕方がないんですけど。
いずれにしろ、高設定の可能性のある台だけを打つことを地道にかさねて長い年月をかけて結果を出すのを目指すのが正しい向き合い方でしょう。
残念ながら収支的には結果が出ませんでしたが、後告知のみ・告知音なしという、最もジャグラーらしいジャグラーな基本のゲーム性は守りつつ、あらたなプレミアム演出やBGMを追加し、さらに魅力的になったと感じます。新曲「コロブチカ」「クラリネットをこわしちゃった」は選曲のよさもさることながら、そのアレンジも相変わらずカッコいい。
あたらしいプレミアム演出はいまのところ「スローストップ」だけ体験。それ以外はまだですけど、さりげなさすぎて「???今のなに!?」という困惑で脳がかきまわされ、直後にビッ確を悟って喜びの脳汁があふれちゃうというジャグラーならではの体験ができるプレミアム演出のセンスはさすが北電子としかいいようがない。やっぱジャグは最高だな!
→できれば毎日打って過ごしたい!大好き「ゴーゴージャグラー3」実戦!
2024年はなにかあたらしいジャグラーは出るんだろうか。個人的には本物の豆電球を復活させた「クラシックジャグラー」の6号機版をお願いしたいところ。新機軸を搭載したまったくあたらしいシリーズの登場も期待したいところですが、基本のゲーム性が完成されすぎちゃってますからねえ、海物語に「○○ステージ」だのが新搭載されてもことごとく支持されずみんな「いつもの海モード」しか打たないのと同じように、ジャグラーも「余計なものはいらない」ってなる可能性のほうが高い。そのへんが難しいところであるとともに強みでもあるわけか。
といったところで短いですがジャグラーの収支とその所感を書いてみました。来年は「ただ打ちたいから」という理由だけでジャグラーを打てるくらい余裕のある生活を送りたい!
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