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2023年パチンコ機種別成績を検討する

2023年のぱちんこ稼働を総括する記事を続けていきます。今回はパチンコ。

 

12月26日時点で、トータルの差玉はプラス 333,687個

2022年はプラス 697,585個、2021年はプラス 923,502個でしたから、その悪化のスピードと幅はものすごいものがあります。昨年比で半減か。ある程度想定内だったとはいえキツイ。

2022年パチンコ機種別成績の検討・反省

2021年パチンコ機種別成績を検討する

これはいうまでもなく「遊タイム」が廃れたことが原因。2021年は「真・北斗無双第3章」だけで37万個もプラスになったくらいの、今考えればまさにイレグイ状態で、なんでもっと勝てなかったんだろう、と後悔しちゃうんですけど、遊タイムを狙うという必勝戦術が通用しなくなり、かといって甘釘台があるわけでもないんだから勝てなくなるのは当然。

しかしまだ遊タイム機が絶滅したわけではない。誰も見向きもしなくなったから、美味しい台をみつけさえすれば高確率で拾えるようになったっていうのはありました。それをみつけだす注意力と情報収集力さえあれば・・ということになるわけですが、それでもやはり打てた台数は圧倒的に減少。

遊タイム非搭載機は甘釘があればもちろん狙っていきましたが、メシも我慢してぶん回さなければ!というレベルの甘釘をつかんだことはありませんでした。どこのホールもものすごくハンパ、特定日であっても、ちゃんと止め打ちすればボーダーをちょっと超えるかな・・・ってくらいの釘を投入して「おススメです!」なんてやってるホールしかなかった。

そういうわけで、遊タイム機はないうえに遊タイム非搭載機に甘釘台もないんだからパチンコに割く時間そのものが減少、収支も減少するのは仕方がない。そのかわりパチスロでそこそこ埋められたからヨシとしましょう。

そんなパチンコ稼働のなかで、結果が出た機種についてみていきます。やはりほとんどが遊タイム機。

⑩モモキュンソードMC プラス 13,691個(9台)

クソ台オブクソ台「モモキュンソードMC」がまだ生き残っててどうやら据え置きでほったらかしのようなのでたまに宵越しを狙いました。

据え置きであってもカウントダウンなどは発生しない、天井に到達すればラッシュに必ず入る・・というハイエナ向きの仕様なのはいいんですけどね、激アツ演出大安売りの通常時、テンパイ煽りがウザい上に最後の5回転での当選はほぼ一度負けてからの復活っていうラッシュ中のイライラ要素満載なところなど、徹底的にムカつくだけの台なのがねえ・・・。これと比較すれば最近の台は演出に関してはだいぶ良くなった気がしますね。

⑨「ゴルゴ13疾風 マシンガンVer.」 プラス 13,691個(19台)

これまた遊タイム機。私の大嫌いな、激ショボ出玉の大当たりを高継続率で積み重ねて出玉を増やす1種2種混合機。

「10%の才能と、20%の努力、30%の臆病さ、残る40%は・・運だろうな・・・」というゴルゴの名セリフとともに展開するジャッジ演出が楽しかったミドルや甘デジのほうは悪くなかったんだけどなあ~。こっちはそれがないですからね。

関係ないけどこの名セリフ、ぱちんこをはじめギャンブルにおいては、「運」に頼る部分をいかにして少なくするかがキモになりますから、勝てる人ほど運の占めるパーセンテージは低くなるはずです。ゴルゴのように「40%」では継続して勝っていくことは不可能ですね。もちろん短期的な収支は運によるところが大きいし、おかれている環境自体がいいか悪いかが「運」によって決まるところもありますが、長い長いスパンで考えれば「運」はほとんど関係がない。勝てる実力のある人は勝ち続け、実力がなければ最後には必ず負ける。

⑧「エヴァンゲリオン決戦~真紅~」 プラス 13,934個(11台)

長いこと打ってる台。あまり拾えませんでしたが、天井遊タイム中に当たりさえすれば必ず確変なので、まれに駆け抜けもあるとしても遊タイムの恩恵はデカい台。

確変ループではなくSTであることと、ラッシュ中のウザいテンパイ煽りは好きになれませんでしたが、デカい飾りがない比較的シンプルな筐体や、高速消化で当たるときはほぼノーマルリーチでスパッと当たる遊タイム、昔ながらの演出で静かに打てる通常時はそんなに悪くなかった。ラッシュ中は初号機がいきなり画面を破る突当たりだけに限定できるカスタムとかがあれば楽しかったかも。

⑦「機動戦士ガンダムSEED」 プラス 16,437個(24台)

差玉上位10機種のなかでは唯一の遊タイム非搭載機。そこそこ回るようになっていた時期があったのでそのときに打ちました。

カスタムすればほぼ完全告知になるのはユニコーンと同様でそこは好きでしたが、登場するキャラの目が死んでるというか、あまりに不自然というかとにかくおかしい液晶演出はみているのが辛かった。原作アニメを知らないからなんとも言えませんが、敵の男が「痛い~、痛い~」とか苦しんでるようなセリフ言ってるのにカオはほかのセリフを言ってる時と同じドヤ顔のまんまだったり、そこかしこに「手抜き」が感じられる。ユニコーンのヒットでいい気になっちゃったんだろうなあ、という印象。それは先日出た「シン・エヴァ」でも感じられますね。SANKYOはあんまり調子にのらないで、二匹目のどじょうを狙ってカンタンにつくったような安直な台をホールに高く売りつけるのを自重してほしい。

⑥「蒼天の拳 双龍」(甘デジ) プラス 18,874個(5台)

天井が低確率250回でわりと狙いやすく、右打ち中は50%が約1,400個獲得となるという甘デジとしてはなかなか強力な一撃性をもった台。

しかし一撃性を高めたぶん、そこへ至るまでのハードルは猛烈に高く、トータル的にはかなり辛めだし、なにしろ演出がうるさい。あまり打ちたくはないですね。

⑤乃木坂46 プラス 22,741個(6台)

こちらは天井遊タイムに入っても駆け抜けもしくは当たってもラッシュに入らないこともありえる台。遊タイムの恩恵が絶大すぎた台が多かったから遊タイムは廃れた、ともいえるから、これくらいのスペックの遊タイムが主流になっていればよかったのかもな、という気はしますね。

通常時はカスタムすればほぼ完全告知にできるのはよかったものの、ラッシュ中のジャッジ演出はどれを選んでも面白くない。エアバイブもしくはガチ期待度告知なら我慢して打てたかな、っていうくらいでした。曲がもうちょっとよければまた違ったかもしれませんが、トイレットペーパーよりも薄っぺらな退屈な曲しかなかったからなあ・・・。

④「野生の王国GO」・・・プラス 23,864個(6台)

天井遊タイムが大当たり後の時短120回も込みで800回で発動ということでわりとよく拾えて、いまどき貴重な確変ループタイプ。末永くお世話になりたかったのですがだいぶ前に撤去されてしまいました。私の大嫌いなニューギンの台なだけにあまり面白くなかったものの、長くなりがちな右打ち中は止め打ちの節約効果が大きく、天井さえ狙ってればカタい勝負ができるスペックはよかった。こういう台がいっぱいあれば先行き明るいんですけどね。安心スペックの台では満足できない依存症層に媚びる台ばかりになって、安心スペックを好むライト層がパチ屋に来なくなってしまったから、こんな台が流行るはずも増えるはずもない。悲しいなあ。

③「戦国乙女6~暁の関ヶ原~」 プラス 33,808個(4台)

これは1回だけ一撃3万発をやらかしただけ。それが残念ながら1パチだったんですけど。

キャラクターがかわいくもなければカッコよくもないのと、楽曲がほとんど全部つまらないところが好きじゃないけど、カスタムすれば演出の信頼度がちゃんと上げられるところは嫌いじゃないです。

②「リング呪いの七日間2」 プラス 44,518個(29台)

2020年に登場した初期の遊タイム機ですが、後継の「3」が出ても私のなじみのホールのバラエティにはまだ残っている。

これは甘デジも含め文句なしの名機。→藤商事は新時代のパチンコの理想形のひとつを提示したかも!「Pリング呪いの七日間2 FWA」!  打てば打つほど、デジパチはやりようでまだまだいくらでも面白くなる、という可能性を感じさせる。

登場以来3年半くらいでもう180回ほど打って、現時点までのトータルは収支はプラス 246,660個。3年半でこれでは収支としてはたいしたことありませんが、なにしろ面白いし奥が深い。いまだに「こんな告知パターンあんの!」っていう驚きをくれますからね。先日はラッシュ中にとくにアツくもない先読み演出開始→次の瞬間にいきなり手が落下、っていうのを喰らって思わず声を出してビックリしてたら、ちょうど後ろを若い店員さんが通りかかってて「この台怖いですよね~」と話しかけられ、そのおかげで今までしゃべったことがなかった店員さんと話ができたり。そういうふうに、当たっただの当たらないだの、連チャンしただのしなかっただのという話以外で盛り上がれるっていうのが名機の条件だと思うんですよねえ。

↑変幻自在のタイミングで落下する手役物による告知の完成度と衝撃度は圧倒的。まだ「3」は打ってないけど、正直言ってこの「2」を外さずに永遠に打たせてくれれば新しいのなんかいらない! 藤商事はこんなにスゴイ台がつくれるのになんでほかの台はクソみたいなのばっかりなのか。

①「大海物語4スペシャル」 プラス 55,872個(24台)

登場したころはこんなにお世話になるとは思ってなかった。950回ハマったら350回の時短、という、しょっちゅう駆け抜けるくらいのオマケ遊タイムを搭載した「大海物語4スペシャル」が2023年の差玉ナンバーワンに。と言ってもたったの55,872個ですけどね。遊タイムの性能は低いからまとまった結果が出るには時間がかかる。

しかし安心の確変ループタイプ、当たりは必ず10ラウンドで沖海みたいな突然確変はないというイライラ要素が少ない仕様、カスタムすれば演出信頼度が変えられる・・・と私にとっては嬉しいことづくめで、甘釘でさえあれば毎日ヒラで打ってすごしたい・・と思ってる好きな台。それでそこそこ勝てたんだから文句なしです。

私が行く大海4SP設置ホールでは、この台を打つのは適当に打ち散らかすご年配ばかり、そして遊タイム機が廃れ遊タイム機を気にかけているハイエナライバルも少なくなり、大海の宵越しなんかをチェックしている人は(たぶん)皆無、という状況なので、ひたすら執念深く宵越しを追っていれば美味しいハマリ台はまだまだ拾えます。それもいつまで続くかはわかりませんが、設置があるかぎりは追いかけたい。

来年は遊タイム非搭載機で勝ちを目指したいが・・・

しかし遊タイム機が絶滅するのはもう目に見えているので、遊タイム機で勝ってもこの先の見通しが明るくなるわけではないですね。やはり遊タイム非搭載機の甘釘をつかんで勝たないと。

ガンダムSEED以外の遊タイム非搭載機の成績は以下のような感じでした。主だったものだけをピックアップ。

 

ダンベル何キロ・・プラス 9,836個(28台)

沖海5ミドル・・・プラス 8,570個(31台)

スマパチシンエヴァ・・プラス 8,349個(1台)

ガンダムユニコーン・・プラス 1,931個(59台)

エヴァ未来への咆哮・・マイナス 14,823個(30台)

 

ご覧のようにほとんど勝ててない。ブンブン回るような台は打ててないんだから当たり前ですけどね。いずれもハンパな釘の台をちょこちょこ打ってしまった。

エヴァ咆哮はなじみのホールが「おススメ」としてプッシュすることが多く、釘も頻繁にいじられている模様なので、アケたっぽく見える日に触ってみる→あんまりたいしたことない→ヤメ、ということを繰り返してました。ガバッとアケられることはなく、そんなんでは勝てるはずもない。ガチガチにシメてもみんな打ってくれるんだからガバアケになどするわけがないか。それにしても引けなかった。

スマパチのシンエヴァはどれくらい回るかと思って1回だけ打ったらオスイチで確変引いてプラスに。とくにこれといって新鮮味もなく面白くもなかった。「キュイン」っていうのはエヴァには合わない気がするけどなあ。非常に安っぽく感じる。それに劇場版のキャラクターはいけ好かない奴ばかりになっちゃったので大嫌い。私のようなオールドパチンカーは「あんたバカぁ?」って言われればそれで満足なので、液晶演出はテレビ版だけでつくってほしい。

「ダンベル何キロ持てる」は100%ST突入ってのとカスタムすれば完全告知にできるのと、イヤミのない、どこまでもバカバカしい(誉め言葉です)液晶演出が好きで打った台。半分くらいは低貸で打ちましたが、べつに負けてもかまわないという気楽な気持ちで打つとなぜかそこそこ引ける。

 

来年はおそらく遊タイム機が全然打てなくなるであろうことは確実なので、甘釘台を探し出して確実につかみ結果を出すことを目指したい。しかしそればっかりはホール次第ですからねえ、おそらくパチスロにもっと注力していくことになるだろうと予想していますが、釘の状態は怠らずにチェックし続けて、ここぞというチャンスは逃さないようにしたい!

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