先日の記事、→スロットゲームセンターにて名機探訪!2024年春編(その①)。 の続き。
「神田センター」さんへ赴き、地下の裏モノ&30πコーナーでパイオニアの「紅蓮」に再会し、「兜」で大ハマリ喰らってようやく連チャンをモノにしたところまで書きました。
「兜」でハマったおかげでここですでに15時ころ。「センター」さんは20時閉店。あと5時間たらずか。打ちたい台はたくさんあるので少しづつ打ち散らかすしかない。
ということで上の階へ上がります。
こちらもあるなら打たなくては気が済まない名機!
次に打ったのは、オーイズミが2003年に発表した、純粋な「Aタイプ」としては事実上最後のマシンとなった名機「スペックA」。
おお~。前に巣鴨の「ライズ」さんで打ったときには「これで最後になるだろうなあ」と思いましたが、「センター」さんにも存在していて嬉しい。
これは見つけたなら打たなきゃあ気が済まないっていうくらいの好きな台。何度か記事にしてそこにいろいろ書きましたからここでは細かいことを繰り返すのはやめておきますが、オーイズミはパチンコつくってるヒマがあったらこういう名機をリバイバルさせてほしい。いやパチンコつくるのもいいんだけど、なんだこれマルホンの天龍そのまんまじゃないか。マルホンのOEM? いやいやいや、初のパチンコって言うんなら気合入れて面白い台をイチから開発しろよ。A-gonを見習え。まあ天龍をまた打てるんならそれはそれで嬉しいけど、わが地域のホールは入れねえだろうなあ。入れたとしてもどうせクソ釘でほったらかしにするんだろ。ほんとつまらない台とつまらない店ばかりになりましたねえ。
それはともかく、「スペックA」があるんならとりあえずBIGを1回引いて、史上最高クラスに楽しいリプレイハズシをやってから帰らないと。ということで打ちます。
するとわりとすぐに入りました。ボーナス成立を見逃したようで、告知ランプが「ズゴォォォン!」って点灯して「あっ、入ってたんだ!」となりました。う~ん、ぼ~っと打ってたつもりはなかったんだけどなあ。忘れちゃった部分もあるにせよ、いくら打ってもこういうことが起きるのがこの台の奥深いところ。告知ランプが点いちゃうとなんか「負け」な気がしちゃう。なにしろ出目法則が難解だから、「ボーナス成立を見逃してなるものか!」となり、1枚掛けでBIGを揃えてBGMが通常だと(成立の次ゲームで1枚がけで揃えればBGMが変化する)「クッソ~!」とか「ええ~ウソだろ!」という気になる。
↑BET数の下にある星みたいなのが告知ランプ。告知後しばらく回してリーチ目を堪能! こんなわかりやすい出目ばかりならカンタンだが、そんなに親切じゃないし浅くない。そういうふうに長い時間をかけて探究し攻略したくなる台がたくさんあれば、パチ屋に行くのももっと楽しくなると思うけどなあ。
これがBIGで、待望のリプレイハズシ。獲得枚数はここはどうでもいいから最初からハズシて、腕前が鈍ってないか確かめようとしましたら、1回目も2回目も中リールのビタ押しをミス。しばらくやらないとこうなる。次でようやく1回成功しましたが、その後はJAC INが発生せず。
う~ん、リプレイハズシは失敗したものの、この台は小役ゲームだけでも楽しい! ベルを目押ししなきゃなりませんからね。AT機もただ押し順にしたがうだけじゃなくてせめて色目押しが必要にするとか、もう少し技術介入度をアップさせたほうがもっと楽しくなるはず!
ほんとうはもっと打ちたいけれどここはとりあえず次の台へ!
好きだった台を乱れ打ち!
次に打ったのは、オリンピアが2000年に発表した大量獲得Bタイプ機、「ホットロッドクイーン」!
長らく通った新宿歌舞伎町の「グリンピース5歌舞伎町店」の地下のバラエティコーナー「スロ横」でよく打ちました。近くの「グリンピース7タワー店」で1,500回くらいハマってやめた台が実は高設定で後任者に4,000枚くらい持っていかれて死にたくなったり、いろいろ思い出があります。
↑バア~ン!っていうブルーフラッシュも、スタート音無音や遅れといった演出も、ズレ目がアツい出目演出も、ヘヴィかつ埃っぽく疾走するボーナス中のサウンドも、すべてが完璧だった名機!このころのオリンピアはほかに「レースクイーン2」とか「エキゾースト」とか、この路線のサウンドやデザインのカッコいい台がいっぱいありましたねえ。
BIG2回引きました!1回は演出なしでリーチ目降臨、もう1回は失禁必至の「無音」が炸裂! これほどオシッコちびる演出はなかなかないですねえ。いつも鳴る音が鳴らないというだけで病みつきになるんだから、現在のパチスロのマンガ液晶で煽る演出や役物ガシャガシャなんてのは全部ムダに思えてくる。これも1日打ちたい名機ですがほかにも打ちたいのがあるので2回BIGを引いてヤメ。この「ホットロッドクイーン」、それから「レースクイーン2」「エキゾースト」もたしかプレステソフトが家にあったので今度仮想実戦をして記事にしてみよう!
さらに、5号機時代初期に登場したばっかりにあまりに過小評価された山佐の名機「プレイボーイ」を擦ります!
↑ハサミでベルハズレ目(のはず)がハズレて悶絶!!「キュピーン!」という告知音、さりげない違和感演出の多彩さ、迫力のボーナス中のサウンド。これも素晴らしい台でした。WINランプもパネルもラビットヘッドも美しくカッコいいし。オトナのパチスロって感じでしたねえ。出玉性能的な魅力がなかったのが残念。
こちらは打ってる最中に「設定6」の札がブスッと。この台も「グリンピース歌舞伎町店」でけっこう打ったんですけど、いつもいつもハマリ連発で負けまくりました。そういう意味ではいい思い出がない。もっと設定間のメリハリがあれば・・・・。初期5号機時代は仕方がなかったか。いまこそリメイクしてほしい。
このあと、SNKプレイモアの名機、初代「スカイラブ」や、テクノコーシンの爆裂AT機「キワメ」などをちょこっと。「キワメ」はほぼ打ったことなくて、演出がまったく意味不明であまり楽しめなかった。似た感じの集中機「ダブルインパクト」もなにがなんだかよくわからなかった思い出が。それから「獣王」で純ハズレ1回まで、と打ったらハズレ引いてもサバチャン入らず、6じゃないんだな(?)と思ってヤメ。
その後ふたたび地下へ行って、
「ダイダイ30」(バルテック)
↑ビシュウウウン!という告知音と、いかにもアヤシイ雰囲気のデザインがステキ! 当てましたが連チャンしませんでした。
イミソーレ30(エマ)。これはストック機。「琉球水軍」という下パネルがカッコいい。写真撮っとけばよかった。
↑超デカハイビスカス図柄のインパクトは絶大! ホールでは打つことがありませんでした。
などなどいろいろ打っているうちに夜も遅くなってきまして帰る時間に。腰を落ち着けて1機種を打ち込むのもいいけど、今回は乱れ打ちしてみました。「アクアビーナス」や「鬼の城」が空いてなくて打てなかったので、また機会をつくって打ちに来ることにします!
翌日、帰りに寒川町の「スパイダー」さんへ寄る
川崎市内のビジネスホテルに戻って宿泊、翌日は帰る日。川崎市から我が家にクルマで帰ろうとすると、少し寄り道すれば寄れるのが、神奈川県寒川町のスロットゲーセン「スパイダー」さん。あまり時間がないけど寄りました。
行く前にラインナップをチェック。そこで「おお、打ちてえ」とそそられたのはオーイズミの「リトルロック」。打ったことがないのでこれをぜひ・・と期待しながらクルマを走らせましたが、
残念ながら空いてませんでした。では仕方がない。週末だったせいか混雑していて、打ちたいと思う台がことごとく埋まっているなか選んだのは、サミーのART機「アイドルマスターライブインスロット」。
この台はだいぶ前に秦野にあった珍古台の聖地「ニューオオネ」さんの2.5円スロットで打って以来かな。「やりこみ要素」の完成度はパチスロ史上最高レベルの楽しい台でした。
→忘れえぬ5号機パチスロ21選⑤~「アイドルマスターライブインスロット」~
ホールではあまりいい目を見られませんでしたけどね。出目演出はイマイチだったものの、液晶演出の楽しさや、ボーナス入ってるの?入ってないの?というドキドキが楽しめる完走型ARTの完成度、それだけで飽きずに打てた。それに通常時はベル連がアツいってのもあって、それもゲーム性を盛り上げる要因のひとつになってましたね。
それといまだに引いたことがないプレミアム上乗せ特化ゾーン「マスターラッシュ」を引いてみたいというのもあって、これがあるなら打っていきたい・・となります。
・・・
こまかいデータはとらなかったんですが、いかにも高設定っぽいボーナスのヒキに。しかしARTにはなかなか入ってくれない。REGも押し順がなかなか当てられない。
ARTがこの台の見せ場であるのでそれを引いてからでないと帰れない・・・と続行していきます。途中選択キャラをちょくちょく変えながら、ああ~こんな演出あったあった、とか懐かしみます。
↑ジャージを忘れて体操着でトレーニングしたら確定だっけ?アツいだけ? 連続演出はチャンスアップがなければ期待薄っていうバランスはイマイチだった。
そんなことをしているうちに契機は忘れましたがARTに突入!始まって速攻でART中のハズレが出現、それでボーナス入ってなくて、高設定である可能性が激アップ(ART中のハズレ確率は1/65536~1/1489。高設定のほうが圧倒的に高い)。
そしてART中にちょくちょくボーナスも引けて、ライブもなかなか伸びていきます! 曲もなかなか悪くない、いやそれどころかかなりいい曲が揃ってるので楽しく消化できます。いかにも打ち込み、っていう安っぽいサウンドでなければCDが欲しいくらい。
↑BIGでお願いします!
↑こういうパチンコちっくな演出はあまり好きではないけれどこの台は許せる。ボタン押してスカでもなぜかそれほどムカつかない。
面白くて結局3,000Gほど遊んでしまいました。ボーナスはよく引けて余裕で差枚プラスになりました!。結局「マスターラッシュ」はまたしても引けず。しかしそういうプレミアムや上位ラッシュ的なものが引けなくてもふつうに勝負になっちゃうところが、昨今のスマスロとは違うところですね。これはまさに名機!
さてここで店内をチェックすると、打ちたかった「リトルロック」のほうはまだ同じ人が打っていたし、「デーン!」を再体験したいと思っていた「ゴルゴ13薔薇十字団」も誰かが打っていたので、「キングハナハナ」などを少し擦って美しいハナにチカリを堪能したところで、もう帰らなくてはならない時間となり退店。また来たい!今度はすいてる平日に!
こんな感じで、3日間にわたって溝の口や渋谷、神田や寒川などいろいろ回ってきました。ゲーセンは楽しかったけれど、ホールでは打つ気がそそられることがまったくなく、ほとんど打たずに帰ってきたのは残念というかなんというか。ホールでゲーセンなみに楽しめれば言うことない、っていうか、おカネをかけて勝負するホールよりも過去のマシンしか置いてないゲーセンのほうが楽しくエキサイティングっていうのは、よく考えてみるとぱちんこ業界にとっては絶望的なことなんじゃないのかな。ホールがふたたび面白い場所になることを願いつつ、このへんで終わります。また近いうちにゲーセン行く予定です!