11月以降、私のぱちんこ収支は猛烈に悪化。もうなにをやっても引けない、というのが続いています。
しかし、いつも言うように、こういうスランプがやってくるのは絶対に避けられないことで、ここで自分のやっていることに疑いをもってしまい、「勝てないからダメだ」とヤメてしまうのは得策ではない、というかそんなことでは一生勝てない。
たとえば「ボーダー理論では勝てない」とかいう人は、ちょっとのあいだ「回る台を打っても勝てない」という事態に遭遇するとすぐにあきらめてしまうから永遠に勝てず、その結果ボーダー理論が信じられなくなり、テキトーな台を打って負け続けている可能性が高い。もちろん、たとえば「ハマってる台の確率の収束、はねっ返りを狙う」とかいう、そもそも疑わしい(というか明らかに間違っている)考え方で立ち回っているのなら、勝てないという事実に遭遇したならそれを疑ってみることは大事なことですが、「ボーダー理論」はぱちんこで勝つためという意味においてはどう考えても絶対に間違ってないのは明らかであり、そこを信じて打ち続けられる人は結局最終的にはプラス収支となるし、信じて続けられない人はマイナスとなる。「継続は力なり」というのは真理。
→パチンコ:ハマリ台・撃沈台の「確率の収束を狙う」「跳ね返りを狙う」という考え方
話が逸れましたが、この大スランプのあいだ、私のパチンコ稼働の中心となっていたのは、今となっては貴重な「遊タイム」搭載機、「P大海物語5スペシャル」。
「P」のほうは、通常時950回消化後に天井「遊タイム」時短350回が発動。玉を減らさず(いや少し減るけど)大当たり抽選を受けられます。
確率は通常のままだから、遊タイムのうち1/3ほどは駆け抜けで終わることになりますね。なので、一時期の「遊タイムに入りさえすればほぼ間違いなく当たってラッシュ突入」とかいう台と違って、天井狙いの効率はイマイチ。大当たりのヒキと確変のヒキ次第では延々と勝てないということに・・・
・・まさに今の私がそうなっているんですが、ハマっている台を打って時短をゲットできれば、すなわちそれだけ回せるということですから、甘釘台を打っているのと同じもしくはそれ以上ということになります。時短まで到達しなくてもそれは途中で当たったということなんだから問題ない。たとえ駆け抜けても、それだけ安く回せた、ということだからそれも(長い目で考えれば)問題ない。狙い目を妥協しなければ絶対に結果が出る戦術のはず(その狙い目が間違っていないかには注意が必要)ですから、まだまだこれから!と気力をふりしぼっているところ。
そこそこの台をよく拾えているが・・・
狙い目は「残り350回~」を目標にして立ち回っています。状況によってはそこから10~20回ほど妥協する場合もありますが、わが地域のホールの大海5SPの回転力はだいたい250個あたり16回くらい、たまに17回を超える台もあるかな、というくらい(しかも電サポ中はガシガシ減るし、アタッカー周辺も極悪)なので、ほんとうは350回でも苦しいというところ。
ここから私の12月の大海5SPの実戦結果を簡単に。つかっているホールはふたつで、どちらも基本据え置きなようなんですが、片方の店はハマって閉店の場合はリセットすることもある模様で、その基準がちょっとまだよくわからない。それほどハマってなくてもいきなりリセットしてあることもあって、今月は1回リセットを喰らってしまいました。
①大当たり後743回(あと207回)・・・・・天井遊タイム中に確変大当たりから4連(プラス 2,117個)
②当日518回 前日最終146回(あと286回)・・天井遊タイム中に確変大当たりから引き戻し含め6連(プラス 4,348個)
③当日240回 前日最終365回(あと325回)・・・天井遊タイム中に通常単発→時短200回駆け抜け (マイナス 3,102個)
④大当たり後579回(あと378回)・・・・・・・・天井遊タイム駆け抜け (マイナス 5338個)
⑤当日414回 前日最終230回(あと306回)・・・途中で確変大当たりから3連(プラス 3,090個)
⑥大当たり後645回(あと305回)・・・・・・・・天井遊タイム中に確変大当たりから6連(プラス 37個)
⑦当日269回 前日最終348回(あと333回)・・・すぐ通常当たりから引き戻しで確変引いて都合3連(プラス 3,475個)
⑧当日520回 前日最終113回(あと317回)・・・すぐ通常単発(プラス 646個)
⑨大当たり後593回(あと357回)・・・・・・・・天井遊タイム駆け抜け(マイナス 5,459個)
⑩当日166回 前日最終453回(あと331回)・・・天井遊タイム中に通常当たりから時短中引き戻し通常、時短200駆け抜け(マイナス 2,500個)
⑪当日133回 前日まで宵越し507回(あと310回)・・・天井遊タイム駆け抜け(マイナス 4,629個)
⑫当日541回 前日最終112回(あと297回)・・・途中確変大当たりから3連(プラス 1,653個)
⑬当日358回 前日まで宵越し計341回(あと251回)・・・リセットを喰らって途中でヤメ!(マイナス 3,125個)
⑭当日498回 前日最終146回(あと306回)・・・途中確変当たりから4連(プラス 4,939個)
⑮大当たり後580回(あと370回)・・・・途中確変大当たりから2連(プラス 301個)
⑯大当たり後743回(あと207回)・・・・天井遊タイム中に確変大当たりから2連(プラス 441個)
⑰当日388回 前日最終178回(あと384回)・・天井遊タイム駆け抜け(マイナス 5,445個)
⑱当日0回 前日最終662回(あと288回)・・・途中確変大当たりから時短引き戻し含め5連(プラス 3,747個)
⑲当日0回 前日最終752回(あと198回)・・・途中確変大当たりから4連(プラス 3,668個)
⑳当日343回 前日最終241回(あと366回)・・途中確変大当たりから3連(プラス 2,338個) このときは保留が8個たまったときに画面が変化して「歓喜の歌」が流れました。保留に確変大当たりがあるとき限定の先読み演出?↓
㉑大当たり後624回(あと326回)・・・途中通常単発(マイナス 1,616個)
㉒当日0回 宵越し計694回(あと256回)・・天井遊タイム中に確変大当たりから時短中引き戻しを5回やって都合10連(プラス 10,161個)
㉓当日223回 前日最終379回(あと348回)・・・途中通常単発(マイナス 392個)
㉔当日0回 前日最終590回(あと360回)・・・途中通常単発→そこそこ回ったから続行して飲ませてしまう。半端なことして失敗(マイナス 750個)
㉕当日0回 宵越し計609回(あと341回)・・・天井遊タイム駆け抜け(マイナス 5,313個)
㉖当日800回(あと150回)・・・・・・・天井遊タイム駆け抜け(マイナス 2,750個) →こういう台が稀に拾えたりするから、ハイエナに関しては田舎のほうが有利といえますね。
初当たりのヒキが極悪ながら成績はそれほど悪くない。ならば継続するのみ
このほかに回転数をチェックしたいから打ったとかいうのも少しだけあって、それも含め12月の大海5SPの収支はプラス 1,440個。なかなかあたりが引けず体感的には負けまくっているという印象ですが差玉はプラス。しかし現金投資がかさむので金額では確実に負け。
打ち始めG数の平均は(1回だけリセットを喰らったときのを除くと)643.92回、つまりあと306.08回となっていて、まあそれなりの台は拾えているのかな、ということでいいんですけど、なにしろ初当たりが引けないんだなあ。上記の実戦での通常確率から引いた大当たりの確率は1/410.7。本来の確率である1/319.6からは大幅に乖離。
確変のヒキは、確変が約52%、通常が48%で、ちょっとだけヒキ弱であったもののほぼほぼ本来の確率どおり。さすがに約半分っていう確率はこれだけ打てばそれほど暴れないけれど、1/319.6とかいうのは1か月かかっても安定しない。確率の収束を狙う、とかいうのは無謀かつ無意味であり、パチスロで「設定判別」とかいうのも基本的に無理、というのもよくわかるでしょう。
しかし、250個あたり16回、ヘタすると15回という釘の台が中心、通常確率の大当たりは全然引けてない、確変のヒキはわずかにイマイチ・・・であるにもかかわらず、差玉としてはトントンをキープできたということは、これを続けていけばいつかは初当たり確率も本来の確率に近づき、収支もあがってくるはず・・・と判断できます。
そしてそう判断したなら、どれだけ負けようが結果が出るまで継続するしかない。それができる人は勝つし途中であきらめる人は負ける。まあ拾えるか拾えないかは別問題ですけどね、拾おうと思ってつねに意識してれば意外と目に入ってくるものなので、そこもやっぱり意識することを継続することが大事ですね。
ちなみに同じようなスペックで同じように攻めていた「大海4SP」は昨年25回打ってプラス 58,588個でしたから、まあそんなに心配はしてないです。こういうときに心の支えになるのはやっぱり過去の実績を記した収支表です。
→理不尽な下振れで負けまくっているとき、メンタルをどう維持するか
ということで私の2024年末のパチンコ稼働は海物語一色に染まりました。収支が上がらなかったのは無念ですけどね、データをまとめてみて、やってることは間違ってない、ただ引けてないだけ、と再確認できましたから、来年も続けていくのみです。
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