どうでもいい雑談です。
ここ数年からこっちのパチ屋って、店員さんはみんな礼儀正しい、
というか、やたらお辞儀してくれたり、すごい笑顔で迎えてくれたりしますよね。
ギャンブル場ではなくアミューズメント施設、と考えるなら、
こうあるべきだという考え方が広まって、
こういう風になってきたんでしょう。
そりゃあ、ムスっとして感じが悪いよりはそのほうがいいと思いますが、
私は、もっとナチュラルに接してほしいと思っています。
すれ違うたびにいちいち深々とお辞儀されたりすると、
勤めもせずパチスロで稼いでいる人間のクズとしては、
ものすごく申し訳ないというか、
後ろめたい気持ちが倍増するんですよ。
国によっては、客に笑顔を向けることは逆に失礼だったりするという話を
きいたことがありますが、私も、不自然な満面の笑みを向けられると、
気分が悪いとは言いませんが別にうれしくない。
普通に会話しているときに笑顔で話してくれるのはうれしいですけど。
いや、客に気持ちよくプレイしてもらおうと、一生懸命やっている
店員さんを否定するわけではないのです。
不自然なまでにお辞儀しまくるのが平成の正しいパチンコ屋、
みたいになってるのが嫌、という話です。
やるべきことをやってくれれば、お辞儀や笑顔は最小限でいいと思う
パチンコ店がギャンブル場であると考えても、
もしくはアミューズメント施設と考えても、
どちらにせよ客はパチンコ・パチスロをプレイしたくて来る人が大多数
(女性スタッフとしゃべりたいとか、ほかの客と会いたいからとかいう人もいるでしょうが)
であると思います。なので、パチンコ店員さんに求められることは、
客が快適に、スムーズに、不便なくプレイできるようにすることであると考えます。
だから、店員さんが笑顔だったり、可愛かったり、ミニスカだったりするのは
たしかにうれしいですけど、それよりも重要なのは、
①呼んだらすぐに来る。気が利く
②パチンコ・パチスロの知識があり、訊いたことには答えられる
③店内ルールを守らない客を、見て見ぬふりしない
ということだと思うんですよ。
私はパチンコ・パチスロをアミューズメントとしてとらえていないので、
上記のことさえできていれば、店員さんは不愛想でも構わないと思っています。
①呼んだらすぐ来る、気が利く
これは主に、ホッパーエンプティ時のコイン補給や、
コインを流すときなどですね。私はコイン補給で待っている時間を
無駄にするのが嫌で、そのときにトイレに行ったりしますが、
トイレから帰ってきてもまだ補給されてない店とかもある。
私は20枚くらいしかなくてもコインを流したりしますが、
そういうときに呼んでも来ないと、
それくらい使っちゃえよめんどくせえなバカ、と思われてるんじゃないかという気になる。
実際そうなんでしょうけど。
気が利く、というのは、たとえば私がいつも行くP店は、
普段、コイン補給時に、コインを運ぶピッチャーみたいなの(名前がわかんない)を、
ひとつしかもってこないのです。比べてD店は、いつもふたつ持ってきます。
ふたつづつもってくるようにすれば、コイン補給で呼ぶ回数が半分になるのに、
なぜそうしないのか。
ゴッドでアメグレが流れていたり、閉店まで取り切れるか微妙というときには、
気を利かせてふたつもってくる店員さんもいますが、それもできない店員さんもいる。
そういう気を利かせることができない(まあ、ただ単に経験が浅いだけ、というのもあるかも)
店員さんでも、とてつもない笑顔と深々としたお辞儀は徹底されているのです。
笑顔やお辞儀は、経験ゼロでもだれでもできることなので、まずはそこから教育するんでしょうが、
重点をおくべきはそこではないと思います。
②パチンコ・パチスロの知識があり、訊いたことに答えられる
これまた慇懃なお辞儀が徹底されているお店での経験。
5号機初期のころ、JPSから「ホークⅢ」という超面白い台が出ていました。
5号機初の天井機能つきマシンで、天井に到達すると次回ボーナスまでのRTに突入します。
25πと30πでゲーム性が異なり、
25πはチェリー成立でボーナスorRT確定。
だから上部パネルがチェリーの絵で、告知ランプを兼ねているわけです。
さらに、設定変更後は20ゲームほどでRTに突入してしまうというモーニング機能もあり、
それを店側が知らなかったりして、かなりおいしい思いをしました。
で、このマシンは、「完全先告知」、「完全後告知」、「ネジネジチャンス告知」、
「サイドパネル告知」、「ランダム告知」の5種類の告知モードがあり、
それぞれとても面白かったのですが(ランダムはすべての告知パターンが発生)、
問題は、プレイヤーが任意で選べるのではなく、
店側がモードを設定し、営業中は変えられない(設定変更、打ち直しをしないと変えられない)
ということでした。
その「ホークⅢ」が、その慇懃なお辞儀をするD店に1台だけ導入され、
私は導入初日に打ちに行ったのですが、
モードは「完全先告知」になっていました。
完全先告知は、ボーナス成立ゲームのレバーオンで100%告知、
それ以外は絶対にないモードで、それはそれで楽しいのですが、
ほかの告知も体験したかったので、
おそらくバイトではない、ワイシャツの店員さんを呼び止めて、
「告知モードはどうやって切り替えるんですか?」とききました
(このときは、私も、プレイヤーが変えられないということを知らなかった)。
そうすると、まず告知モードが複数あることも知らなかったようで、
そこは私が説明し、変更するボタンとかないんだけど、という話をしました。
店員さんは、「調べてきます」といって裏に引っ込み、しばらく出てきませんでした。
かなり長い時間待ったのち、「どうも設定変更しないと変えられないらしいので、
営業中はできない。明日、ランダムにしておきます」と言われました。
翌日もちろん朝一から打ちに来て、モーニングをいただきましたが、
告知モードはちゃんとランダムになっていました。
まあ、対応としては普通なのですが、
たとえバラエティに1台だけのどうでもいいような台だとしても、
客にとってはそうではないわけで、もう少し勉強しておきなさいよ、と思うわけです。
ホークⅢのような告知を楽しむ台で、告知モードについて知らない、
というのは、アミューズメントとして考えるなら致命的なミスであると言えます。
③店内ルールを守らない客を、見て見ぬふりしない
私は、ここが一番重要であると思っています。
まあとにかく、最近のホールは客に注意するということをしない。
マナーの悪い客を排除すると、あそこの店はうるさい、
といって客が減ると考えているのなら、
それは大間違いです。マナーの悪い客を排除することにより、
客層が悪いから行きたくないと思っている、良い客が
たくさん来るようになるはずです。
私は、高校生のころ、パチンコ屋で「ここはガキのくるところじゃねえ」
と言われて追い出されたことがあります。
まあその通りだし、悪いのは私のほうだし、言葉は悪かったかもしれないけど、
この店員のやったことは正しいことなのです。
私は、掛け持ち遊戯や歩行喫煙などをしている人間をみると、
殴りたくなる衝動とともに、「バカばっかりでいやだなあ」と
メンタルにダメージを受けるので、
そういうのを店員さんはちゃんと取り締まってほしいなと思います。
自然に接してくれるのが一番
とにかく、ファストフード店みたいな画一的な
お辞儀やスマイルは、パチンコ店には必要ないと思うんです。
すれ違う時は軽く会釈でいいと思うし、シマに出入りするときに
いちいち深々とお辞儀する必要もない。
快適に、スムーズに遊戯できるように、優秀な黒子に徹してくれればそれでいいと思います。
そして、たまに雑談に応じてくれて、そのときは自然に対応してくれれば、
言うことないですね。