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続:新時代のパチンコは「一発告知」に特化せよ!

これまでいろいろな記事で「こういう台が面白い」「これはクソ台」などと好き勝手に書いてきました。

ことパチンコにおいては、「銀玉の動きに一喜一憂する」のが本来の醍醐味であり、その意味では現代のいわゆるデジパチはほとんどがクソ台、でも、液晶や役物や告知の演出がとっても刺激的であったり笑えたりするものならもちろんOK・・というのが私のスタンス。

それに加えて、「イライラする要素が少ない」というのも「面白い台」のポイント。そこを踏まえると、通常時にやたらと煽る台、激アツ演出の信頼度が低い台はダメ。出玉システムの面で言えば、高継続率の1種2種混合機もダメだし、ラウンド振り分けでガッカリすることが多い台もダメ。突入・継続が50~60%くらいで大当たり時のラウンド数は一定の、オーソドックスな確変ループタイプが理想・・・・

そんなら海物語しか打つ台ねえだろ、嫌なら打つなよ・・・というなかれ。こういった私のウルサい好みをほとんどすべて満たしてくれる台があるのです。ひとつはもちろん海物語シリーズの一部。そしてもうひとつ、釘が少なくて「銀玉の動き」はダイナミックでなくそこは不満ではあるけれど、演出カスタマイズ機能によって超魅力的な一発告知特化台となる素晴らしい名機。「ぱちんこ 冬のソナタ FOREVER」です!

仏壇筐体でクソ釘の台を打つのはイライラするが・・・

「ぱちんこ 冬のソナタ FOREVER」はKYORAKUの「冬のソナタ」シリーズの最新版。

 

PVでも「おなじみの安心スペック」と言われている、確変突入・継続率約60%、図柄揃い大当たり時はオール1,500個(払い出し)。通常大当たり後は時短100or200or300or949回付き。しかも低確率950回消化で1,200回の時短(遊タイム)もついてきちゃう。

出玉システム的には文句なし。連荘中の突然確変(正確には2ラウンド大当たり)はちょっともったいなくてムカつくけれども、まがりなりにも確変だし、通常時や時短中に引けば喜びのほうが勝るのであまり気にならない。

 

筐体はいわゆる「仏壇」であり、釘が少なく銀玉の動きも少ないので寄っていかないと非常にイライラするのでそこはマイナスポイント。演出は「エンジョイモード」(演出カスタムを施さないモード)の場合はけっこう煩く、時間稼ぎのためリーチも長い。

そこらへんはイマイチ・・・なのですが、この台の優秀なところは演出の信頼度のカスタムを施すことによってゲーム性を実質的な一発告知特化台に変化させることができるところ。

「仮面ライダー轟音」「ウルトラセブン超乱舞」なんかも同じようなカスタムが可能ですが、そっちは出玉システムがムカつく要素満載ですからね。トータルとしての完成度はこっちに軍配が上がります。

カスタムすれば「なにか起こればすなわち大当たり」という告知マシンに変身!これが楽しい!

 

↑この台に着席したらまずやることは実機カスタマイズ。演出はすべてを「灼熱」「激熱」に設定。エアバイブとP-フラッシュは両方ともON、液晶は「最弱」に。

 

このカスタムで打つととにかくエキサイティングなんですよ。なにしろ「なにかが起こればすなわち(ほぼ)確定」なので、なにかが起きたときの驚き、喜びが半端じゃない。

ず~っとこのカスタムで打っていますが、「メガポラリス」(アニメ演出の後半発展のときの作動は除く)は1回だけスカを体験したものの、「色保留」「群」「大雪」「ゼブラ」「タイマー」「入賞時フラッシュ」はいまのところスカは体験していません。もしハズレたとしても2ラウンド確変にもれなくつながっています。

 

これは最高ですよ。なにが最高かっていうと、「激アツ展開で煽られまくって結局スカでムカつく」ということがないから。

リーチはちょくちょく発生し、たまにスーパーに発展するけれども、上記の演出や先読みでのバイブとかカウントダウンとかが発生してないかぎりほぼハズレ。ハズレることがわかっているリーチを見せられるっていうのは面倒くさくて嫌だけど、「アツいかもよ!当たるかもよ!」っていう煽りは伴わないから「時間稼ぎのためには仕方がないよね」と納得もできる。

基本的に淡々とすすむ通常時。煽られないから心はやすらか。そしていきなり発生するアツい演出。それが発生時点でほぼ確定だから、「いま、大当たりをぶち当ててやった!」という快感が得られるのです。

そして大当たりを察知する瞬間が非常に多彩。入賞時にフラッシュ発生したりエアバイブしたり先読みで震えたり。もしくはアツい予告なしでリーチ、リーチ時にいきなりメガポラリスが落下したり。入りを察知した瞬間、「ぐおお!」って声が出ちゃう。そして脳内物質がじんわりを分泌されるのを感じ、喜びが湧き上がってくる。この快感は、それが突然に前触れなく訪れるから得られるもの。煽られまくってようやく当たり・・での、「良かった~」とホッとする気持ちとはまったく異質なものです。

それとこの台の場合、最後まで引っ張られて逆転っていうのは少ない、っていうのがイイ。復活大当たりってうれしいけどイライラもしますからね。

↑リーチの途中に葉っぱが落ちてきて保留の色が変わったりとか、もしくは地味~にいつのまにか色保留になってたり。それだけでもう(ほぼ)確定だから気持ちイイ。

↑タイマー出現で(ほぼ)確定!

入りを察知した瞬間の気持ちよさを楽しむ、というのはパチスロもパチンコも同じ

最近のデジパチは「多くの期待感を煽る演出を積み重ね、プレイヤーをドキドキさせてから最後に結果を告知」ていうのが主流になっていますが、「煽られまくてようやく当たって『やった~』っていうのより、前触れなしにいきなり入りを察知してビクっ!のほうがエキサイティングだし飽きないと思うんですよね。

これは前から何度も言ってることで、ここのところはようやく「一発告知」に重点を置いた演出モードなんかを搭載したマシンが増えてきているのはうれしいかぎり。

パチスロのハナハナやジャグラーなんかがいつまでも支持されているのはやっぱり「入りの瞬間」を前触れなしに告知ランプで察知するのが楽しくて飽きないから。マンガ演出で煽られまくってようやく当たり・・・っていうのはどうしても飽きる。パチスロ打ってる人で液晶演出をキャンセルせずに最後まで見てる人なんか新台でもないかぎりほとんどいませんよね。

パチンコもそれと同じ。「入りの察知」を気持ちよく楽しむためにはやっぱり一発告知に重点を置くべきじゃないでしょうか。もしくは海物語ばりにリーチをシンプルかつ短くすること。

その意味において、「フツーの演出」を「一発告知演出」に変化させることができる冬ソナの演出カスタムは非常に魅力的で、こういう台がもっと増えてほしいなあ~と思ってる次第。ぜひとも皆様にもっと打ってもらい、設置が増えてほしい。そのためにはクソ釘で運用するのをホールにやめてもらわなければならないか。それはムリだろうなあ。

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