ぱちんこホールが新型コロナで受けたもろもろのダメージを考慮して、一部のパチンコ・パチスロ旧基準機の設置期限の延長が決まったそうですが、 私の最大の稼ぎ頭であるパチスロ「ミリオンゴッド~神々の凱旋~」は残念ながら延長の対象とはならないようです。
これにはガッカリしましたが、いつか打てなくなるのは最初から分かっていたこと。凱旋にかわって稼ぎを叩き出せるメイン機種を(「S沖っ娘」がいっぱいあるホールがあればなあ!)確立しなければならない。
そんななか、目下注目しているのはパチンコ「遊タイム」搭載機。
先日「P真花月2 夜桜バージョン」の実戦記事をつくりましたが→「遊タイム」搭載機「Pフィーバー真花月2 夜桜バージョン」を打ってきました、それよりもさらに追いかけるに値するマシンがありますね。
藤商事の「Pリング 呪いの7日間2」。
大好きだった名機の続編!
藤商事のパチンコ「リング」シリーズは私も(いくつかを除き)大好き。
なかでも2011年に出た「CRリング 呪いの7日間」はものすごく打ち込んだ思い出の機種。
手役物の落下のキモチよさに病みつきになり、毎日毎日打ってた時期もありました。FPF(大当り確率1/381)で5万発とか出たり、逆に連日2000オーバーハマリを喰らったりと、壮絶な荒波台でしたが、手が落下して脳汁爆発してしまえばどれだけ負けていようがそんなことはすべて忘れた。まさに依存症者製造マシンでしたね。
今回の「呪いの七日間2」はその続編。突確や潜確を搭載、確変システムはSTで、そのあたりは前作を踏襲。ST中演出も一部を継承しています。
大当り確率は低確率→1/319.7、高確率1/52.5。大当り時は100%ST(74回転)に突入。ヘソからの大当りは15%が電サポナシSTつきの2R大当りとなります(高確率中の大当りは必ず電サポ付きになるので、潜伏ループにはならない)。
そして伝統の「手役物」ももちろん健在。私などはそれだけで打つ気がそそられちゃいますが、それ以外にも打つべき理由がこの台にはありますね。
荒波を演出する「遊タイム」
この台を狙いたい理由はやっぱり「遊タイム」を搭載しているから、ということ。
通常確率885回転消化で時短1214回転の「遊タイム」(「超貞子接近モード」)に突入します。1214回転中に大当りが引ける確率は約97.8%。時短中に引ければ潜伏はなく10R大当りの振り分けも多い(ヘソは24%、電チューは70%)ので、天井遊タイムを狙うのは非常に有効な戦略となります。逆に天井遊タイム突入寸前に突確引いて74回なにも引けず終わり・・という展開を喰らう危険もあり、天井狙いに徹していても安定するにはかなりの試行回数を必要としそうです。
さらに、電チュー大当りの10%はST74回+時短884回となっています。つまりそれを引いてST駆け抜けで終わったら即884回の時短。通常確率で885回回せば「遊タイム」突入ですから、884回時短後に1回転回せばそこからさらに1214回の時短に突入するということ。
私はまだそれを体験してないですが、これはすさまじいポテンシャルのループシステム。これまでにあった大当り後の時短回数の上限が撤廃されたので可能になったシステムですね。この台の「遊タイム」は、「天井」という「保険」としての役割の反面、荒波を創出する出玉加速装置としての役割もあるということか。
いすれにしろ、電チュー大当りとヘソ大当りの旨味には大きな差がつけられているので、天井に近ければ近いほどオイシイのは間違いない。逆に言ったら0回転から回らない台を打つのは自殺そのもの、ということになりますね。
信頼すべき解析サイトの情報によると大当り時の期待出玉は4300個ほど、天井到達時の期待出玉は4800個ほどらしいので、交換率や貯玉再プレイの状況にもよるけど2万円分くらいで天井に到達する台を打てればオイシイ。現実にはそこまで良い台はなかなか拾えないので2万5千円分くらいでもいいかな。
するとやっぱり重要なのは「釘」となります。私がパチンコのメインとするA店(基本的には優良店の部類だと思います。27.5玉交換)でもだいたい1000円当たり16~17回、ヒドイ店だと13~14回くらいというところもある。打ち始めゲーム数だけでなく釘の状況も確認しつつ狙わなくてはならないので、そのあたりはパチスロよりも難しい。
しかし、注意点が多いからこそ思わぬオイシイ台を拾える可能性もあるわけで、これは追いかけなくてはならない。しかも「真花月2」と違って設置も人気もそこそこありますしね。
天井狙い実戦データ。まだ試行は少ないが・・・
まだ4台しか打ってませんがいまのところちょっとだけプラス収支。そのデータを。
初打ち。G数カウンターは546回。このホールのデータカウンターは大当りのみでリセットなので、G数カウンターが546回ということは通常時が472回回ってる台ということ(546-74)。つまり885-472=413回回せば天井遊タイムへ突入。釘はどっからどうみてもボッタクリ釘っぽいが、とりあえず打ってみました。
回転力は16~17回ほどでやっぱりキツイ。でも打ち始めたらもう当たるまで打つしかないので、不安になりつつも打ち続け・・・天井遊タイム発動!
遊タイムは消化スピードが速い。このときはすぐに当たりました!なんの前触れもなくドカーン!と手役物落下!この衝撃度は歴代ピカイチかも。ちょっと舌噛みました。
そこから計3連で3329個。マイナス2921個で負け。まあ天井まで持ってかれて連チャンもショボかったんだから仕方がないでしょう。狙い目としてはこれくらいで間違ってなかったはず。
2台目。同じホールの別の台。当日当たりナシで131回、前日最終は410回(つまり336回)。
こちらはもうひでえ釘で全然回らない。14回くらいか。こんな釘でよく恥ずかしくなく営業してんな・・とムカついたところで天井に行くことなく大当り。
しかしこれがST駆け抜けで終わり。
ここで隣の台が当日当たりナシ446回、前日は79回(つまり5回転)で空き台に。う~ん、同じくらい回らなかったらちょっと浅いなあ。
ちょっとだけ打ってみると、さっきの台よりは回りそうだったので続行。
するとやっぱり天井までもってかれて・・・しかしそこから4連!
4連で終わった・・・と思ったらST終了後1回転目の電チュー保留でリーチ(シリーズの伝統を継承しているならこれは確定のはず)して当たり、そこからさらに6連!計10連で・・・
10883個獲得!プラス 5303個。
いやあ・・・通常時の演出はイマイチながら、「超貞子接近モード」中は猛烈にエキサイティングじゃないでしょうか。いきなり手がドガーン!が最高。何度体験してものけぞっちゃう。
できれば通常時もST中もこれだけにしてほしかったなあ。演出はただ数字が回るだけ、大当り時はヘソ入賞時or当該回転開始時に100%手落下で告知・・・っていうモードをつけてほしかった。煽るからつまらないんだよなあ。
それはそうと、天井までもってかれてもちゃんと連チャンしてくれれば。10R大当りの破壊力はなかなかデカいので大爆発もありますね。
天井前に電サポつき大当りを引いて連チャン・・・が理想の展開
また別の日。これは理想的展開になった日です。
「暴れん坊将軍怪談」の甘でオスイチで連チャンして持ち玉が2801個できたところでリングのハマリ台を発見。
当日207回、前日最終350回(ST後276回)。現実的に拾えるのはやっぱりこれくらいになるのかな。
このときは持ち玉2801個と貯玉1750個(計4551個)投資、あと100回弱で天井というところで大当り。そこから11連!
ST冒頭26回の「貞子接近モード」での役物ドガーン!での大当りは気持ちイイなあ。
天井まで行かずに途中で出玉アリ大当り引いて、そこから大連チャン・・という理想の展開でプラス 7006個。毎回こうなら言うことないですなあ。
といった感じで、いまのところ4回打って差玉はプラス 8468個。
まだ試行回数が少なすぎるし、サイテー展開(天井寸前で突確で終わり、とか、天井遊タイム駆け抜けで終わり、とか、もっとサイテーは宵越しを狙ってリセットを喰らうなんてのもあり得る)に遭遇してないのでいいほうに偏った結果ではありますが、それなりに拾えるし試行を増やせば確実に稼げるという感触は得られましたね。
技術介入に関しては、大当りラウンド中の止め打ち(打ちっぱなしにすると1ラウンドでほぼ1個か2個損する。オーバー入賞を狙うのはほとんど不可能なので、10個ピッタリでアタッカーに打ち込むようにしたほうがいいでしょうね)はそこそこ有効。
右打ち中のベストな打ち方はまだ模索中ですが、少なくともST中は保留満タンになったら止めるというだけでもけっこう節約できるんではないでしょうか。ST中は消化が遅いので(とくに「最後のあがき」中)止め打ち必須ですね。
ともかく、天井に近い台を狙って、必ず大当りor時短終了まで打つようにすれば確実に勝つ可能性をアップできるので、注目の台でしょう。
現時点でのA店での客付きをみていると、長期設置になりそうな可能性もあるので、私のメイン機種になってくれるかもしれません!