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新型コロナ「巣ごもり消費」の影響で「メルカリ」の株価が上昇中

新型コロナウィルスの感染拡大により「巣ごもり」を強いられた(強いられている)ことによって、社会や経済や生活にさまざまな変革が起きようとしていますね。

少なくともしばらくの間は、カラオケなんていう文化は確実に衰退するだろうし、飲食業や観光業はビジネスモデルの転換を迫られるし、航空業界なんてのもごくごく一部の企業しか生き残れないでしょうね。まあ、たいした用もないのにみんなが気軽に飛行機なんかに乗るから地球温暖化が加速するんだから、飛行機はいままでが多すぎたということであって航空業界が縮小するのは必然というか、仕方がないことだと思いますけど。

そのコロナ・ショックによる世の中の変化によって、衰退する企業もあればもうかるところもある。フリマアプリの代表格「メルカリ」は、赤字決算続きで株価が下がっていた(3月19日に1,557円になったのが底)だったのが、この記事作成時点では3,250円に。右肩上がり。

これはおそらく「巣ごもり」によって、いらないものを売買しようとする人が増え、ネットで買い物する人も増えるだろう・・・という予測のもとにこういう値動きになったんであろうと思われますね。じっさいにコロナ禍のなかで取引量がどう変化したのかわかりませんが、間違いなく増えたでしょう。

だいぶ前に、→いろいろ話題のフリマアプリ「メルカリ」をつかってみた という記事を書き、そこでは「あんまり使えねえ」という感じでケナしたんですけど、実はその後けっこう使ってるんです。ネット上でせどりをしている身としてはもう無視できない存在になりましたしね。今回はフリマアプリ、「メルカリ」について、思うことをテキトーに書いてみます。

売る場としてのメインはAmazonだが・・・

私の建前上の本業はAmazonでの中古音楽メディアの販売。

現時点ではそこでの儲けよりもぱちんこ特殊景品の売却益のほうが圧倒的に多いので、その意味ではぱちんこが本業でAmazonでの販売はオマケになっちゃってますが、他人から「ご職業は?」って訊かれたときに「パチプロ」とは言えませんからね、どれだけ儲からなくてもAmazonでの販売は続けなければならないのです。

いちおう屋号があるので、ネットで○○っていう屋号でやってます・・・と言い、その屋号がAmazonで商売しているのを見てもらえれば、Amazonの信用力で私の信用も(少しは)担保される。

なので、バカバカしいくらい手数料が高かろうとも、販売する場所としてず~っとAmazonを使ってきたのです。

Amazon以外で売るのってすごくめんどくさいですしね。Amazonなら商品画像を用意したりする必要はないし、お客様とのやりとりも基本的に必要ないし、もちろん代金の回収もやってくれる。

 

と、売る場としての信用力や集客力、出品の手間の少なさなどは魅力的であるAmazonですが、短所もある。

それはやっぱり、

・販売手数料が死ぬほど高い

・出品できるものや出品の形態の自由度が少ない

・大手企業が多数参入しているため、零細企業や個人出品者は価格競争ではたちうちできない

といったところ。

 

しかし、メルカリをはじめフリマアプリの類は、上記のような売る側の不利はかなり少なくなっている。

なので、最近は売る場としてメルカリをけっこう使っています。

 

まあいまのところは「在庫処分」の場として使っています。

Amazonで1円+送料とかで出品(私は基本的に1円にはしませんが)しても売れないものであっても、メルカリで送料込み300円とかで出品するとソッコーで売れちゃうことも多い。1円+送料299円よりも、送料込み300円のほうがわかりやすくてお値打ち感が感じやすいんでしょうね。

たとえばAmazonで「50円で仕入れたCDを1円+送料299円で売る」と、基本成約料や販売手数料などが185円かかり、梱包材が20円として、日本郵便のクリックポストで送るとして送料は198円。すると、1点売ると153円の赤字となります。

たいしてメルカリで50円で仕入れたCDを送料込み300円で売ると、販売手数料が10%なので30円、そして「ゆうゆうメルカリ便」を使用すると送料が175円で済み、梱包材が20円とすると、25円の黒字となる。

これは手間賃を考えない数字ですが、このへんを考慮してAmazonで「1円でも売れない」ようなものはメルカリで処分しちゃってます。「安くすればすぐ売れる」という点では圧倒的にメルカリ。そのあたりは利用者の層の問題もあるのでしょう。

まあ、手数料の安さではメルカリに軍配が上がるものの、集客力はまだまだAmazonのほうが上だし、出品のときの手間(写真とったりするのが面倒)と、お客様とのやりとりの手間が少ないという点でやはりメインはAmazonであることは変えられませんね。

 

それから、Amazonではたとえば、○○と○○を2つまとめて○○円、とかいう売り方は基本できない(やろうと思えばできるが面倒くさい)けれど、メルカリではいくらでもできる。CD100枚で○○円・・・というのも可能なので、在庫処分の場としては最適なのです。

もちろんそれはヤフオクなどでも可能なわけですが、ヤフオクはいろいろ面倒くさいんですよね。メルカリは「面倒くさい」と思われるのは致命的なことだと徹底的に理解している気がします。まだまだ改善の余地はあるけれど、かなり「面倒くさい」が少なくなっていると感じます。

買う場としてもそれなりに使えるが・・・

買う場所としても、あくまでも「安く買える」という意味でなら、それなりに使えることもわかってきました。

「断捨離して不用品を処分したい」という動機で売っている人も多いので、同じ品物でもAmazonのように基本的に業者が売っているところよりは安い傾向がありますね。

すると、ネット上の相場とはかけ離れた価格で、とっても貴重なものを売りに出している人もたまにいる。そういうものを探すのは宝探しのようで面白い。

 

しかし注意すべきなのは、Amazonと違ってC to Cが基本なので、売っている人は商売のプロではなく、「商売」という意識はなくモノを売っている人がほとんど。

なので、プロから買うのと同じ感覚で買い物をすると痛い目をみることもありますね。あくまでも不用品を売買するフリーマーケットであることを意識して取引しないといけないですね。それがイヤなんですけどね。

それに、音楽ソフトのことだけで言うなら、品揃えはやっぱりAmazonにかなわない。

 

メルカリで取引をかさねて、その実情や問題だと思うところもだいぶわかってきたので、そのへんを今後少しづつ書いていこうと思います。

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