昨年の「ミリオンゴッド凱旋」撤去以降、私のぱちんこ稼働の中心はパチンコ遊タイム狙いにシフト。それからだいぶ経ちました。
パチスロの天井狙いの時もそうでしたが、天井狙いをたくさんこなすためには「宵越しを狙う」というのが有力な戦術であり、そのホールはリセットするのかしないのか、そこにどんな傾向があるのか、というのは非常に重要な問題です。
年初のころは各ホールの傾向がわからず、リセットをくらって大負けしたり、傾向を見抜くためのデータ収集に多大な手間を費やしたりしましたが、ここのところはそのへんがだいぶわかってきてラクになってきています。
ホールにもそれぞれ考え方があるだろうが、リセットするホールは・・・・
私が現時点で巡回しているホールは4店舗。
・A店・・・・地域一番店・・・だったはすだが、コロナ以降は非常に評判が悪い。釘はガッチリ、しかも遊タイム機は少しハマってればほぼリセットする。客の多くは「あの店はリセットしやがるからな」と理解しているので、朝イチから宵越しを狙いに来る人間は皆無。そういう人種は来るな!という思想が透けて見える。地域一番店の余裕というものか。そんな余裕をいつまでこいていられるか。
・H店・・・・アケるときはハッキリアケる、シメるときはガッチリシメるというメリハリが感じられるホール。特定日には客が多く集まる。遊タイム機リセットは体験したことも目撃したこともない。しかしハイエナ人口がそこそこ多いのであまり拾えない。
・P店・・・・現在は私のメインとなったホール。遊タイム機は特定の機種は毎日全リセ、ほかの機種はほぼほったらかしの模様。「特定機種」がどういう基準で選ばれているか判然としないため、たまにリセットをくらってしまうことも。しかしリセットを体験もしくは目撃したならその機種はおそらく全リセと考えられるため、体験や情報の蓄積によってどんどん立ち回りやすくなる。リセットされている機種だとわかってしまえばその機種のデータをとる必要もなくなる。そのうえハイエナ人口が少ないのでもう天国のような状態。釘はあまり良くない。
・F店・・・・我が家から最も近いうえに店員さんはみんな美人で、ほんとうはメインにしたいホール。釘はシブいが遊タイム機はリセットしない模様。ハイエナでもいいからとにかく来店してほしい、ということか。しかし稼働が圧倒的に少なく、なかなか打てるレベルのハマリ台は出現しない。6泊とか7泊とかいうスパンでしか狙えないので、データ収集がたいへん。
といった状況。こうなるとA店には用がなく、もうほとんど足が向かない。P店もしくはF店に宵越しが狙える台があれば朝一から出勤、なければ午前中は家でやることをやって午後からP店もしくはF店に行き、打つ台がなければH店も巡回して帰ってくる、っていう感じになっています。
前日ハマリの遊タイム機をリセットしまくるA店には私もほとんど行かなくなったし、顔見知りの客などからA店の話を聞くとものすごく評判が悪い。やっぱり、遊タイム機をリセットするっていうのはイメージ悪化は避けられないようです。
まあホール運営者にしてみればそれぞれ考えがあるんでしょう。私はホール関係者ではなくただの客ですからなんとも言えませんが、察するにリセットする理由は、ハイエナが湧くのが嫌だからとかリセットしたほうが儲かるから、っていうことでしょう。
しかし、私のようにカネだけが目的で打っている人間でなくとも、リセットには嫌悪感をおぼえる人が大半みたい。リセットしてもほかのホールよりもよく回る、っていうんなら話は別ですけど、このA店はそれもない。ほかのホール並みかそれ以下の釘で、リセットしまくっている。これではイメージダウンしても仕方がない。
ハマリ台だけは几帳面にリセットしておく、っていうのでは、「客に勝たせたくない」「還元する気ゼロ」のホールなんだな、となるのは必然。悪い評判しかきこえてこないのもわかる気がします。そして、ほかのホールの評価は相対的に上がっているような印象です。A店は「回らねえ上にリセットまでするボッタクリホール」だけど、ほかのホールは「回らないけどリセットしないからまだA店よりマシだよね」というふうに。
ハイエナが湧くのが嫌、っていうのもわかりますけど、そういう層でない普通のお客が閉店まで粘ってハマってやめた→その人が次の日たまたま休みで続きを打ちに来た→リセット・・・っていうことだってあり得るわけで、そんな仕打ちをされたら「パチンコなんぞ二度とやるもんか!」となるのは目に見えているでしょ。
客の不利益になることは一生懸命やる店、っていうイメージは致命的では?
まあリセットしたっていいんですよ。ハマリ救済という遊タイムの本来想定された利点をつぶす分、釘をアケるとか高設定を投入するとかなら。そういう戦略に基づいているなら(それが客に伝われば)イメージは悪くならない。「リセットするかわりにちゃんと回るからいいよね」となる。
しかし、ハマってればリセット、リセットしても釘は激渋、とにかく客に負けて帰ってもらいたい、っていうのではねえ。客の不利益になることは細目に徹底する店なんだな!となってしまう。これはもう最悪なのでは。
一部のパチスロのように、リセットならそれはそれで狙い目、っていうのはパチンコにはあり得ませんしね。遊タイムリセットは客側にメリットは(ホール経営的に、リセット→儲かる→出玉還元できる、っていう目論見があるとしても)まったくない。だからリセット喰らえばみんな「なんてセコいんだ!」って失望するんでしょう。
そう考えると、ハイエナが湧くのが嫌、利益もとりたい、イメージダウンも嫌、っていうのであれば、P店のように、戦略的に「この機種はリセット、この機種は据え置き」ってやるのがいいのでは・・という気がします。戦略はいろいろあるでしょうが、たとえば儲けを取りたい台や天井が浅かったり強力すぎる台はリセットして、甘く使って客をつけて長期稼働させたい台や天井恩恵がたいしたことない台とかは据え置きにするとか。
私が行ってるP店の傾向からは、どういった考え方に基づいてリセットか据え置きかを決めてるのか見えないんですけど、とりあえず、据え置きでサービスしてあげるよ、っていう機種もあるっていうのがわかれば、全リセの台があったりたまにリセット喰らったりしてもべつに「ケチくさい店だなあ」「ボッタクリだなあ」という悪感情は湧いてこない。
A店は私も含めハイエナ野郎の駆逐には成功(それでも夕方にはけっこういる。こんな仕様の台をいっぱい置いておいて「ハイエナが湧くのが嫌」ってのは寝言でしかないと思うんだけど。湧くのは当たり前でしょ)したけれども、ふつうの客に対しても「けちくさいことばかりやる店」というイメージをつけてしまった。
客の目線で言えばやっぱり遊タイム機のリセットっていうのは「セコい」としか感じられないことであまりやらないほうがいいんじゃないかな~と。あと100回とかまで来てて、次の日に取り合いとかになるようならリセットしたほうがいいでしょうけど。まあ私のような奴がなんだかんだ言ったところで業界側の方からすればすべてタワゴトにきこえるでしょうね。
据え置きホールでの宵越し狙いで結果が出ているが・・・
そういうわけで、リセットするホールには行かずに、据え置きホールでの宵越し狙いがメインとなっています。それでいまのところ結果が出ている。
しかしそれもいつまで続くかわからない。というのは、あまり稼働しないマイナー台の据え置きを狙う場合、それが5泊とか6泊とか、長いこと当たってない台の宵越しを狙うこともあるため、毎日毎日データを取っておかなければならない。1台や2台のデータならともかく、ハマれば狙える遊タイム機はいっぱいありますから、何十台分ものデータを毎日とることに。
すると、そのデータ取りの行動がけっこう目立つ。シマをカニ歩きして台の上のデータ表示をポチポチ、それを延々とやるもんだから嫌でも目立ってしまう。
ぱちんこ生活者にとっては「目立つ」というのは避けるべきことです。スマホでデータをみられるホールもあるのですが、実際に行ってデータ表示見たほうが早いしカンタンなんですよねえ。
これが目下の悩み。あまりに目立つと、「ハイエナ野郎がウザいから全リセにするかあ」ってなったり、「ハイエナしすぎだからあんたは出禁」と言い渡されるリスクも増大する。
しかし、数泊の宵越しを狙う、っていうくらいのことをしないと、拾える台数はかなり減ってしまう。そこまでやってる他人がいないからこそオイシイ台が拾える。先日は13泊くらいの宵越しを拾ったり。さすがにそこまで長いと途中でリセットされたリスクが上がりますけど据え置きでウマい思いをしました。
なので、お店でデータをポチポチすることを減らすため、スマホでデータをみてそれをうまく短時間でまとめる方法を模索中。しかし現時点では毎日ポチポチ。そのようにして収集したデータを活用しての稼働内容を、次の記事で書いてみようと思います。