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大相撲:いまだに後の先とか言ってて笑ってしまった

ほんとうにどうでもいい話題。

大相撲名古屋場所が開催中ですね。

ブラック横綱・白鵬が、

ちょっと前に、昭和の大横綱・双葉山のいわゆる「後の先」を

目指すとか言っていたんですが、

私はすっかり忘れていました。

ちなみに後の先とは、

相手より後に立っても、当たりあったときには自分が優位にたっている立ち合い、

といったところでしょうか。

そういえばそんなこと言ってたなあ・・と、一瞬思い出せなかった。

だって、彼のここ数年の立ち合いは、どう考えても「後の先」を目指しているとは

思えないものだったから。なにがなんでも有利に先手をとりたい、

そのためには待っただろうが張り差しだろうがカチあげだろうが

「俺は横綱、好き勝手しても誰にも文句は言わせねえぜ」

とばかりにやっていたのだから。

相手が待ったしようものなら怒り、

自分が先手をとれなそうだったら待ったして「合わせろ」、

というんだから、会社とかで言えば、よくいそうな使えない上司そのものです。

いまだに白鵬に「後の先はどうなったんですか?」と訊くほうも訊くほうですが、

読売新聞にこんな記事が。

外国人は恥という概念を持たない、と言ったら差別かな

読売新聞の、7月12日の記事。

「白鵬は通算1000勝を目指す今場所前、「後の先」の封印を宣言した。尊敬する双葉山が得意としたとされる理想的な立ち合いで、立ち遅れたように見えても、実は先手を取っているという奥義だ。ただ、失敗すると攻め込まれるため、「先の先」で。先に攻めていくと方針を転換。」

ツッコミどころ満載で、笑いを禁じ得ない。

「今場所前、後の先の封印を宣言」ってことは、

先場所まで「後の先」を意識してやっていたってこと?

ウソつけ。張り差しやカチあげで先手をとろうとしていたじゃないか。

「方針を転換」って、いままでずっとそうだろ。

しかも、「失敗すると攻め込まれるため・・・」って、

それはつまり「後の先」が完成していない、できていない、ムリ、ってことでしょう。

だったら素直に、「ああ、そんなの無理だからやめたんだよ」

「後の先とか、そんなんで勝てたのは昭和時代までだよ」

「相性の悪いやつとか、ガチで来る奴には、後の先より打撃で先の先だよ」

「相撲道の完成なんかより優勝のカネだよ。どうせ年寄りになれないんだからさ。」

とか、はっきり言えばいいのです。

ほんとうに双葉山を尊敬しているなら

(そんなのは優等生を気取るポーズだということは、土俵態度を見ていれば一目瞭然)、

「私にはまだまだ遠い」とか、そんなことを言うと思うんですけど、

失敗したら攻め込まれるからとか・・・バカ?

普通の神経なら「後の先・・・」とか話題が振られた時点で逃げ出したくなると

思うんですけど、そういう精神性をもっていないのが、

彼の残念なところです。

余計なことをしゃべりすぎる力士が多すぎる

白鵬も、調子にのって「後の先~」とか言っちゃうから、恥を(本人はそう思ってないみたい)

かくことになる。できもしないことを言ってしまうほど増長していたということでしょう。

最近の力士はとにかくべらべらよくしゃべる。

現役のくせにバラエティ番組でヘラヘラしちゃってるのもいる(そんなのは引退してからやれ)。

鶴竜なんか、立ち合い変化した理由を訊かれて、「勝ちたい気持ちに負けた」とか白状しちゃう。

黙っとけばいいのに。

古い話ですが安芸の島なんて、金星を獲得しても、何訊かれても

「まぐれっす」「運が良かっただけっす」

しか言ってなかったし、

豪栄道は、肋骨を折ってるのに「虫刺されです」としか言わなかった男。

稀勢の里もいつも同じことしか言わない。

仮に稀勢の里が優勝30回の大横綱になっても、

「オレ、今度から、「後の先」目指してみようと思うんスよ。ウヒャヒャ。」

とか言うところは絶対に想像できない。

横綱は「チャンピオン」ではない、ということがわからない横綱

横審が勝ち星のことしか言わないから白鵬もこうなっちゃったという部分はあるにせよ、

力士というのはただの「アスリート」ではないし、

横綱というのはただの「チャンピオン」ではない。

ゆえに、横綱には「常勝」以上のものが求められる、

ということが、実は朝青龍と同じレベルでしかわかっていない、

としか思えない白鵬。

はやくなんとかしないと、大相撲はほんとうにヤバいことになりそうです。

胸糞の悪い記事は書きたくないのですが、

ここのところの大相撲は、みれば必ず胸糞が悪くなってしまいます。

千秋楽後くらいにまた記事にしたいと思っていますけど、

いい気分の記事が書けるといいなあ~。

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