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大相撲:続・「連敗横綱」よりも
「職務放棄横綱」を問題にせよ

熊本県でまたも大地震が発生。たいへんな被害となっているようです。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

こういう災害が起こったりすると、天皇陛下や皇族方、政治家なんかが被災地にお見舞いに行ったりすることがありますね。それ自体は素晴らしいことだと思うけれど、 それで被災地の方々が喜ぶか、元気づけられるかどうか、というのは、お見舞いに行った本人がどういう人間かということによって違ってくるんじゃないか。

日頃私利私欲にまみれ国民をないがしろにしてばかりいる自民党の政治家なんかがお見舞いに行って「あなたがたに寄り添います」とかぬかしたところで、被災地の方々は「しらじらしい」というふうになるだけでしょう。被災者支援の様子を動画にして再生回数を稼いで金にしようなんていう迷惑系ユーチューバーなんかも同様。

皇族方がお見舞いに行って被災地の方々が涙を流して喜ぶのは、皇族方がいつも国民の心に寄り添っておられる立派な方々だからということがみんなわかっているからなわけでしょう。 そこには自民党の奴らや迷惑系ユーチューバーなんかのような、支援活動を自分の利益に繋げようなどという醜い打算は全くないということがわかっている(じっさい皇族方はなにをどれだけやろうが利益など得られない)からみんな感動するわけだ。 国民は皇族方のそういうお人柄や姿勢に対して尊敬の念をおぼえるのであって、決して血筋や家柄に対してではない。 その意味で、先日の皇室典範改正における自民党の奴らのダンケーダンケーと血筋にこだわる姿は、何もわかってないというかみっともないというか、本当こいつら底なしのバカなんだなぁという気しかしませんでしたね。

 

大相撲の力士も被災地にお見舞いに行ったりとかよくしていますね。それ自体は立派なことだし被災地の方はそれで元気づけられるし喜ばれるでしょうが、そうなるためには、力士たちが死ぬ気で稽古して命懸けの勝負をして観る人たちに感動と勇気を与える存在でなければならないと思うんですよね。

多くの力士がそういう存在であるからこそ被災地にお見舞いに行って歓迎されるし、被災者の方々は喜ぶ。しかし残念ながら全員がそうではないんだなあ。 自分の地位や金を守るために星を売り買いしたり、負けたからって審判に手を挙げてダダをこねてみせたり、これが必勝法とばかりに立ち合いで変化して相手を騙し討ちにしたりといった残念極まりない力士も存在した(する)。

まあ星を売り買いするようなことはだいぶ減ったらしいし、負けたからといって審判に駄々をこねて抗議した前代未聞のブラック横綱はいなくなったし(立ち合いで変化する奴はあいかわらずいるけど。ブラック横綱の弟子だった伯乃富士なんかは「勝つためにできることはなんでもやる」とかぬかして立ち合い変化してましたね。そんな低レベルなこと言ってるからポッと出の安青錦に一度も勝てねえんだろ)、 恥ずかしい振る舞いをする人はだいぶ減ってきたと思います。それ自体はいい方向に行ってるんじゃないか・・・とは思うんですけど、 まだまだダメですね。 なにしろ横綱がちょっと負けが込んだからって すぐに「どこそこが痛い」とか言い出して敵前逃亡しますからねぇ。 ここだけは白鵬以前の八百長横綱たちの時代と何も変わっていない。

またしても横綱が逃亡。逃亡横綱or皆勤して成績不振の横綱、どちらが罪深いかは明らかだと思うが…

先日の7月場所の豊昇龍はなんだよあれ。 13日目まで元気に相撲を取ってただろ。それでいきなり14日目に「足がまだ治ってない」とか言い出して休場。 ていうかそもそも先場所の怪我した相撲だって何もイレギュラーなことが起こっていないようにしか見えないのに、あれで怪我するとかどんだけ稽古してねえんだよ、としか言いようがないんですけど、 それはともかくとしても、まあどう見ても「皆勤すると負け越す可能性が出てきたから、それよりかは怪我を理由に休場した方がいい」と判断したんだろう、としか見えないっていうのが・・・。


↑熱海富士の完勝。大関はもう目前ですね。しかし熱戦でどちらも素晴らしかったじゃないか。これのあとに負けたほうの横綱が「実は足が痛かったんでぇ~」とか言って次の日から休むってのは、勝った熱海富士にも失礼、彼の勝利に泥を投げつけるようなものでは。ここで横綱がやることがあるとするなら「相手がよくやった」とほめることだけじゃないですかね。 それができないうちはまだまだガキと言われても仕方がない。

 

対してこちらも休場が続いていた、もうひとりの横綱の大の里。彼もまだ体調は万全でないように見えて、9勝6敗という、まあ横綱としては不本意な成績に終わりましたが、皆勤して最後まで土俵を務めあげた。

どうせたいした怪我なんかしてないくせに(ていうか前から言うように力士なんてどこそこが痛いなんていうのは日常茶飯事のはず)、 負けが込んだからって職場放棄して逃亡した横綱と、最後まで皆勤してその結果成績が振るわなかった横綱。 どちらが力士として評価されるべきかというのは、私に言わせれば言うまでもないことだと思うんですけど、詐欺団体自民党の代議士だった横審の委員長はどちらも同列にしてこき下ろしやがった。曰く「横綱としての自覚、責任を果たしてほしい」だって。

いやいやいや、敵前逃亡した豊昇龍はともかく大の里は立派に「責任を果たした」だろ。大の里だって休場明けで体調万全じゃなかっただろうと思われるけどそれでも泣き言言わずに最後までやったじゃないか。「休場明けでよく頑張ったよね」ぐらいのことがなぜ言えないのか。 あまりに器が小さすぎる。こんなのが三権の長をやってたんだから日本も斜陽になるわけだ。

9勝6敗という成績が情けないって言うんだろうけど、いつも言うように、 ちょっと足が滑ればそれで負けという相撲の性質上、それに生身の人間が相手の勝負事なんだから「時の運」というものがあるんだよ。どんなに強い横綱だって負けが込むことはたまにあることは避けられない。白鵬だのにそれがなかったのは八百長をやってたからであって、 大負けや大勝ちの波がないほうがおかしいと思わないと。今回の大の里は悪いほうのスランプが来ていただけだろ。

横審の委員長の言ったことの全部を見聞きしたわけではないから知らないけど、豊昇龍の休場については何も言わなかったのかな。 そっちの方が大問題だろ。 まあ横審の委員長は自民党の人で、その自民党は都合が悪くなったら病気で逃げるというのが必殺技のように定着している詐欺団体ですからね。急に睡眠障害、急にリュウマチが悪化(しかもそれを選挙民のせいにする)、急に物忘れが激しくなって認知症が発症。誰もがウソだとわかる見え透いたことばかり言って、それで恥とも思わない奴らなんだから、負けが込むと急にケガする横綱に「ウソついて逃げんな」などと言えるはずもないか。

たとえ負けようが最後まで一生懸命やって「責任」を果たし、みる者に勇気をあたえてほしい

前にも同じことを言ったが、これが例えば大関カド番の場所だったり、もしくは幕下上位であと一息で入幕できるとかいう場所だったら、奴は絶対に休場しなかったはず。 横綱だから休んだところで別に自分は損しない、ここは休んじゃえ、見に来るお客がガッカリする?そんなことは知ったことか、ということなんですよ。 これを徹底的に批判しない横審や協会はどんだけ客をバカにしてるんだとしか言いようがない。 不甲斐ない相撲はみせられない?いやいやいや、不甲斐ない相撲にならないように死ぬ気で頑張る、ならまだわかるが、どうして「不甲斐ない相撲を見せられないから逃げる」、になるのか。 私が奴の部屋の若い衆だったら、あんな腰抜けが何が横綱だよ情けねえ、と思うと思いますけどね

結果として不甲斐ない相撲になったとしてもちゃんと最後まで取ることが協会の看板たる横綱の最低限の責任なのでは? お前の土俵入りが見たいと思って来てくれてるお客さんだっているだろうし。お前が不甲斐なかったとしても、お前と対戦するはずだった霧島の相撲が見たくて来ていた人だっているわけだ。 相撲協会の奴らは金を取って人に勝負をみせているという意識がなさすぎる。 高校野球じゃないんだから。 誰が優勝しようが何勝しようが客はそんなことはどうでもいい、とにかく素晴らしい相撲がみられればそれでいいんだ、ってのがどうしてわからないのか。

その「素晴らしい相撲」というのは何かと言うと、横綱の奴らや協会の奴らにとっては「勝つべき番付にいる者が勝つ」というだけのこと(そんな相撲つまらねえだろ)なのかもしれないが、私に言わせればそれはやっぱり、男と男が命をかけて真っ向から勝負し全力を尽くす相撲。 たとえ負けたとしても、そこにそういう姿勢が見られれば、決して誰も不甲斐ないとは思わない・・・はずなのだが、 残念ながら横審や協会や大部分のファンは星勘定にしか目がいかないから、勝てば「責任を果たした」負ければ「不甲斐ない」と言うだけ。どれだけ頑張ろうとも負ければ評価されない。

負ければ評価されない、というのは勝負の世界だから当たり前と言われればそうなんでしょうが、負けることよりも逃げることのほうが恥ずべきこと、というのも勝負の世界では当たり前のはず。そこがそうなっていないのが相撲界のおかしいところ。豊昇龍が「それなら休んだ方がいいや」というふうになる気持ちはわからなくはない、 というか無理もない。 最後まで一生懸命務め上げたところで、それでも負け越せばただ情けないと言われるだけなんですからね。 実際今回の大の里がそうなった。

ケガしていようが一生懸命頑張ってお客さんに立派な相撲を見せようと思ったところで、負ければただ叩かれるだけ。相撲界がそういう「正直者がバカを見る」世界だからおかしな横綱が量産される。相撲界がまともになるためには、横綱や協会の年長の奴らが、たとえ勝ち星が上がらなくとも一生懸命に勤めあげた力士には「立派だった」とちゃんと褒め、たとえ勝ったとしても立ち合い変化だのの情けない相撲を取った奴には「そんなんじゃ勝ったところで意味ねーぞ」と言わなければならないのに、それをやらないですからね。

勝負事など何もわかっていない横審の奴らや一般のファンは仕方がないとしても、協会の幹部たちは昔力士やっていて、毎場所毎場所12勝だの13勝をキープしろなどと言われてもそんなことは八百長をしなければほとんど不可能(あの貴乃花ですら体調悪いときは8勝とかで終わっていた)というのはわかっているはずなんだから、たまに9勝6敗だの8勝7敗、いや負け越しの横綱がいたとしても「体調が悪かったんだろ。来場所頑張れや」 と言って激励してやるのが年長者として当然の気遣いじゃないのか。

これも何度も言ったが、長い力士生活の中のたった15日間を切り取って、その中でやれ2敗なら横綱昇進だけど3敗だとダメだとか、負けの方が1個多かったから横綱失格だとか大騒ぎするのは、はっきり言って真正のバカのすることだと思う。もっと長い目でみてやったらどうなのか。

そんな目先の勝ち負けよりも、 客から金を取って見せるにふさわしい相撲を取っているかどうかを問題にしてほしい。その意味で、負けが込んだからって「どこそこが痛~い」とか言って逃げるような横綱はまさに横綱の資格はないし、立合い変化で勝ちを拾おうとする奴も「もうやめちまえや」と批判するべき。

7月場所、豊昇龍は負けが込んでいても13日目まできちんと出てて、よく頑張っているじゃないかと思って応援していたんですよ。仮に万が一負け越したとしても「最後まで相撲を取って立派だったじゃないか」とここに書くつもりだった。しかし14日目にいきなり休場。その理由が「不甲斐ない相撲は取れない」。・・・ やっぱり、というか、どうしてそうなんだ? と心の底からガッカリ。

逃げる方が不甲斐ないというのがどうしてわからないのか。 そんな横綱はいくら調子がいい時だけ強かろうが尊敬されないし、たとえ被災地に慰問に行ったとしても慰問された方々が元気づけられることはないでしょう。 そういうことを言ってやる親方や後援者や横綱審議委員や協会の幹部がいないから仕方がないのかもしれないけれど、だったら我々ファンがそう言ってやらなきゃいけないんじゃないか。 敵前逃亡したりする力士には「そんなんならもうやめちまえ」と厳しいことを言い、そのかわりたとえ負けたとしてもそれが正々堂々としたいい勝負なら「一生懸命頑張りましたね、勇気づけられましたよ!」とほめるような、懐のふかいファンが少しでも増えることが、相撲をより盛り上げることに必要なことなんじゃないですかね。

 

 

大相撲:「連敗横綱」よりも「職務放棄横綱」を問題にせよ

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