前の記事 至高のゲーム性を堪能!「スーパー海物語in沖縄4withアイマリン」実戦!
にて、周りで海物語を打っている人をみているとみんな絶対に負ける打ち方をしていてものすごくもったいないなあ・・と思ったことを書きました。
今回は、海物語コーナーにたくさんいらっしゃると思われる、負けてばかりでもう少しでいいから負けを減らしたい・・・という高齢&初心者パチンカーの方のために、「負けを少なくする」海物語の打ち方について書いていきます。
あくまでも初級者向けの内容ですので難しいことは一切書きません。参考になれば幸いです。
ちょっとしたことに気をつけるだけで、大幅に負けを減らすことが可能
これから書くことは、デジパチを打つ上では基本中の基本、ということばかりです。
海物語を打つ場合を想定して書きますが、「基本」なので、もちろんほかのデジパチにも応用できます。
その「基本」を知らないで(もしくは、知っていても面倒くさがって実践しないで)打った場合と、「基本」に忠実に打った場合とでは長い目で考えた場合には莫大な差が出てきます。
「長い目で考えて」というのがポイントです。
以下の「基本」を徹底して実践しても、1日単位での勝ち負けはほとんど変化しません。
チビチビと無駄を減らすだけですから。
しかし、1年2年というスパンでふりかえってみたときに、いつのまにかプラスになっている、もしくは負けが減っている、ということに必ずなるはずです。
「止め打ち」にチャレンジしよう
基本戦略は「無駄玉を減らす」ということ。
テキトーに打っていると、損しなくていいものを損してしまい、それが積み重なることによってものすごい負債になります。
で、そのためにやるべきことは
「止め打ち」です。
「止め打ち」という言葉はきいたことがあっても、(とくに海パチンカーの皆さんは)難しそうだから、とか、面倒くさいから、とかいう理由でやっていない方が多い(私も昔はそうでした)。
たしかに私のようにパチンコ・パチスロで勝つことが義務になっている人間は難しい止め打ちにもチャレンジしなければなりませんが、「負けを減らして楽しく打つ」のが目的であれば、カンタンなことだけでいいのです。
打つ頻度や時間が多ければ多い方ほど、それだけでそれなりの効果があがるはずです。
パチンコにおける「止め打ち」とは
海物語のみならず、デジパチを打つときにやるべき「止め打ち」は、
①保留が3つ溜まったら止める
②リーチがかかったら止める
③ステージに玉が乗ったら止める
④大当り中の、アタッカーが閉まっている間は止める
⑤電サポ中の、電チューが閉まっている間は止める
といったところになります。
この記事で想定している海パチンカーの皆さんには、
⑤電サポ中(海物語でいえば、確変中と時短中)の止め打ち
は難しいと思いますので、これに関しては(とりあえず)やらなくていいと思います。
①から④については、めちゃくちゃカンタンなので、ぜひともチャレンジしていただきたい。
①「保留が3つ溜まったら止める」
これについては別の記事ですでに話題にしています。
つまり、保留ランプが3つ点灯したら打ち出しをやめる。
保留を消化して2つに減ったら、また打ち出す。
保留が満タンの状態でスタートチャッカーに玉が入っちゃうことってけっこうありますよね。
この場合のスタートへの入賞は大当たり抽選が受けられないので、すべて無駄です。
保留が満タンになってから打ち出しをやめる方も多いようですが、それでは遅いです。
保留満タン状態で止めると、その時点ですでに数発が打ち出されているので、その数発はすべて無駄となります。
1日打てばこういうシーンは何十回も発生しますので、膨大な無駄玉が発生します。
4パチであれば1発は4円なのをお忘れなく。5発無駄に打てば、20円を捨てているのと同じです。
②リーチがかかったら止める
これについては海パチンカーにも実践している人はそれなりにいますね。
リーチがかかったら打ち出しをやめ。ハズレたらまた打ち出す。これだけです。
リーチ中に打ち出した玉は、もしそのリーチが当たってしまったらすべて無駄になりますね。
当たれば大当たり中にスタートチャッカーにいくつか入って保留が溜まるわけだし、大当りが終われば電サポがつくわけですから、リーチ中に一生懸命打ち出して保留を増やす必要はなく、無駄です。
とくに海の場合は弱いリーチでも当たることがけっこうありますから、リーチがかかったら打ち出しを止めましょう。
もっと言えば、現在の海物語には先読み演出(チャンス目)も搭載されていますので、チャンス目が停止したら打ち出しをやめる、というところまでやれば完璧でしょう。
↑ここでは打ち出しを止めていなければいけません!
保留4つ→チャンス目が3回停止→SPリーチ→大当たり、という流れになりその間にず~っと打ち続けていたら、数十発というレベルで無駄を発生させることになります。
そしてもちろん、「in JAPAN」みたいに保留変化がある台なら保留が変化した瞬間に打ち出しをやめるべきです。
③ステージに玉が乗ったら止める
いわゆる「ステージ止め」。
玉がワープを通過し、液晶下のステージ(左右にゆらゆら~っとしてから下に落ちる場所)に乗ったらそこで打ち出しを止めます。
なんでそんなことやる必要が?という方もいるかも。
これは、ステージから落ちてスタートチャッカーに向かった玉が横から飛んできたほかの玉に弾かれてしまいヘソへの入賞を妨げられないようにするのが目的です。
一般の海パチンカーでこれを意識している人は皆無ですね。
しかし、ステージからスタートに入ろうとした玉がほかの玉に邪魔されてスタートに入らなかった、というのは誰でもけっこうな頻度で経験しているはずです。
ステージの性能が悪い台とか、ステージに乗ってからユラユラする時間が短くすぐに落ちてしまう台の場合は意味がないですが、海物語の場合は絶対にやったほうがいいです。
「ステージ止め」は、「保3止め」やリーチ時の止め打ちほどには効果は大きくないですが塵も積もれば、です。地道にコツコツ無駄を排除するのがパチンコで勝つ道です。
④大当たり時、アタッカーが閉まっているあいだは止める
こちらは海物語においてはとくに重要です。
大当りしたら、アタッカーが開いたのを確認してから打ち出しを開始する。
アイマリンの場合なら8個入賞で1ラウンドが終わりますから、8個入るのを見計らって
(だいたい4個くらいアタッカーに入ったら止めるくらいのタイミングでちょうど8個ほどになります。足りなかったらまたチョイ打ち。多少多く打っても問題ないです)
打ち出しを止める。
1ラウンドが終わって一度アタッカーが閉まって、また次のラウンドでアタッカーが開いたら(開くタイミングで玉が到達するように)打ち出しを開始する。
早い話が、アタッカーが開いている間だけ打ち込めばいいのです。
アタッカーが閉まっているときに玉を打ち込んでも全部アウトになるだけです。
多くの海パチンカーは大当たり中は打ちっぱなしですね。
打ちっぱなしだと、ラウンドとラウンドの間にどれだけの玉がアウトになるか今度数えてみてください。
1ラウンドで5発くらいは余裕で無駄になります。
すると甘デジの海だとしても6ラウンドで30個。
それを1日10回も引けば300個。
それが100日あれば30000個。
30000発ってことは、4パチ等価なら12万円・・・・!。
長い目でみた効果を体感するために、収支を記録しよう
遊びで打つのなら上記の4つの止め打ちを徹底すれば十分です。
いずれも超カンタン。しかしすべて実践すれば長い目で見た収支は圧倒的に改善するはずです。
さきほどもみたように、年間に100日パチンコを打つ人なら、大当たりラウンド間の止め打ちをするだけで収支が12万円も変わるのですよ。
ただし1日単位での「勝率」はほとんど変わらないので、その効果を実感するためには、1日単位で勝敗を考えるのをやめ、長期的な視点で収支を考えなければなりません。
そのためには収支を記録しておくことです。
パチンコへ行ったら、毎回「いくら勝った、いくら負けた」だけでもいいので記録しましょう。
遊びでパチンコを打ってるんだからそんな細けえことはいいんだよ、という方もいるでしょう。
しかしスポーツも含めあらゆるゲームは上手になること、もしくは上手になることを目指して努力することで楽しみが大きくなるものです。
ぜひとも、「負けを減らす打ち方」を実践し、より楽しくパチンコを打てるようになっていただきたいのです。