先日の記事
で、いまのところクソ台っぽい・・と評した
「新世紀エヴァンゲリオン~まごころを、君に~2」。
細かい解析情報も出そろって
狙いやすくなったところで打ち込んでいくにつれ、
これは実はそんなに悪くない台かも・・という感触を得るようになりました。
かといって「コイツは凄い・・」というほどでもないですが、
ここ数年の同シリーズの台のハナクソっぷりに比べれば
全然イケますね。
ひたすら劣化しつづけるエヴァシリーズ、という印象だったが・・・
もはやパチンコ・パチスロ専用コンテンツとなっている感のあるエヴァンゲリオン。
パチスロに関して個人的な意見を言うなら、
初代「新世紀エヴァンゲリオン」が
あまりにもパーフェクトだったため、
2作目の「まごころ」以降はひたすら劣化を続けている・・
という印象なのです。
一般的には2作目の「まごころを君に」の評価が高いようですが、
小役重複ボーナスを搭載したために
初代のような、
液晶演出と出目演出の絶妙な絡みに悶絶するパターンは少なくなってしまったので
私はイマイチだと感じていました
(私は今でも、ノーマルタイプ機に小役重複はなくてもいい、と思ってます)。
「まごころ」も確かにおもしろかったんですけど、
初代のゲーム性がとにかく完璧すぎた。
作を重ねるごとに「なんだこりゃあ?」という台が多くなり
(「決意の刻」は好きで打ちました)、
新作が出てもまったく期待しないようになって数年。
前作「勝利への願い」に至ってはいまだに一度も触ってなくて、
もうこのシリーズはやめたほうがいいのでは・・・
と思っていたので、当然今回の「まごころを君に2」も
「天井非搭載?じゃあ打つ機会はないだろうな・・」と。
しかし発表されている解析情報をみると、
小役確率にこれまでのシリーズ中でもかなり大きいほうな設定差があり、
小役をカチカチ数えていれば
押し引きの判断が(あくまでも、比較的に)
しやすそうな感じ。
なので、高設定投入が期待できる旧イベントデーなどには
何回か狙って打っています。
ものすごくベルが落ちたので粘ってみた日の実戦データ。
詳細な設定差などについては適当な解析サイトなどを
参照していただくとして、
最も重要視すべきはやはりベル確率かなと
(1/7.62~1/6.65)。
ボーナス確率にはあんまり差がないので、
ボーナスが多少引けなくてもベル確率が良ければ
しばらく様子をみるべきかも。
で、以下の実戦データは
最初の1000ゲームくらいまでは
1/6くらいでベルが引けたので粘ってみた結果。
最初のうちは小役もボーナスもボコボコ引けたものの、
だんだんにすべての数値が下降していくありがちなパターンに。
ベルの確率が設定3~4の数値になってきたところで時間切れ。
しかし、ボーナス出現率が設定1を大幅に下回っているにもかかわらず、
4400ゲーム回してマイナス211枚の負けで済んでいるというわけで、
これは激甘仕様といえるのではないでしょうか。
完全攻略時には設定1でも機械割が100.1%、という話もありますね。
設定推測のキモはやはりベル出現率
今回の実戦では
・REG中に紫色の演出(2,4,6回目のベルのときにそれぞれ「メーター」「パネル」「審議中の文字色」が紫色なら高設定の可能性が高まる。虹色で設定4以上確定)が2回出現
・紫色の「謎パネル」が2回出現
・スーパービッグ成立時のBAR揃いムービーで「You are NO.1」
という「高設定の可能性がアップ」演出が出現しましたが、
これはどれもしょちゅう出る、っていうくらいのもので
(謎パネル紫は設定6での出現率が突出している、らしいですが)、
ほとんどアテになりませんね。
スーパービッグのBAR揃いはコインがもったいないのでやる必要はないでしょう。
この日とは別の実戦で、SOUND ONLYモードでのボーナスで
セグ表示が「44」(設定4以上確定)が出ましたが、
SOUND ONLYモードは液晶での設定示唆が一切ないので、
そのぶんSOUND ONLYモードのボーナス中示唆は
けっこう出やすかったりするのかな?
いずれにしろ、確定演出以外はアテにできそうになく、
ボーナス確率も設定推測ができるような差はないので、
やはりベルの確率が推測のキモになると思います。
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ただし、今回の実戦でもそうでしたがベル確率も数千ゲームというスパンでは
いくらでも暴れるので、そこを理解した上でカチカチしましょう。
それと、「高設定が期待できる状況で」カウントすることが大事です。
液晶演出はあまり面白くないが・・・
本機には6つの演出モードが搭載されています。
・シンジモード・・・演出頻度通常
・アスカモード・・・演出頻度高
・レイモード・・・・演出頻度低→演出発生時は小役以上確定?
・カオルモード・・・演出頻度激低→演出発生時はチャンス小役以上確定?
・ゲンドウモード・・一発告知
・SOUND ONLYモード・・液晶演出なし
となっていますが、
素早くボーナス告知がなされる
ゲンドウモードもしくはSOUND ONLYモード
でプレイするのがおすすめですね。
液晶演出はあまりおもしろくないし。
まず、毎ゲーム延々と繰り返される会話演出はかなりウザい。
こういうところにセンスが感じられませんね。
初代みたいにセリフ発生でハズレorボーナスとか、
セリフによって対応小役があるとかにすればまだ許せるのに。
それから、小役ナビ演出が少なく、
基本的にただの「賑やかし」みたいな演出ばっかりなのも気に入らない。
いちいち「なんとしても目標をつぶせえ!」とか、ひたすらウルサイだけ。
たま~に小役ナビ矛盾とかもある
(ミッションモード中に弱スイカ→「chance」表示が黄色、とか)
んですが、とにかく液晶演出をみせたいと思っちゃってるからつまらなくなる。
ゲンドウモードでも、ボタン出現の煽りとか、「(ボタンを)押せ!」とか
いらないんだけどなあ、と思いました。
↑パチンコチックな演出はもうたくさん。
ゲンドウモードで打とうという人は
ウザい液晶演出がいらないからそれを選んでいる人が多いと思われるわけで、
いちいちチャンス役のたびに煽りとか必要ないんですけどね。
前触れなく発生してビックリする一発告知と、もしくは
第3停止でリーチ目出現→ゲンドウがニヤリ「ああ、ボーナス確定だ」だけでいいのに。
それから、あさイチの時点ではカオル・ゲンドウ・SOUND ONLYが選べないのも不満。
RT終了時に開放されることが多いようですが、
開放の条件がよくわかりません。
よかったのはモチーフをテレビ版オンリーにしたこと。
作画はオリジナル?のようですが、
イヤミな上に存在意義が不明なマリが出てこないだけでかなり印象が変わります。
という感じで、液晶演出については相変わらず・・・な印象でしたが、
出目だけに注目してみると
これがなかなか楽しめるのです。
ていうか液晶演出がないほうが面白くて、
私はもっぱら(開放されてれば)SOUND ONLYで打っています。
出目だけに集中して打てば、
いろんな狙い方ができて
飽きの来ない面白い台、という印象に変わります。
これは意外でした。
近作は出目もクソなら演出もクソ、というのばかりでしたから。
長くなってきたので、別の記事にて
この台の出目について書いていきます。