初心者向けパチスロ講座の続きです。
いつもどおり、初心者の方向けの内容ですので、
それ以外の方はスルーして大丈夫です。
前の記事 現在のパチスロの種類を理解しましょう
において、現在のパチスロには、大別して
・ノーマルタイプ(ボーナスで出玉を増やす)
・AT・ARTタイプ(AT・ARTで出玉を増やす)
のふたつがあり、ATとは、ARTとは、ボーナスとは、
ということを説明しました。
今回は、パチスロで稼ぐにあたって、
必ず理解しなければならない、
パチスロ台の「設定」について書いていきます。
パチスロとパチンコで根本的に異なる点を理解しよう
以前の記事、
当たる仕組みを理解すれば、勝つ方法がみえてくる~パチンコの巻①
当たる仕組みを理解すれば、勝つ方法がみえてくる~パチンコの巻②
にて、パチンコは常に同じ確率で大当たりを抽選しているので、
より安く、より多く抽選を受ける(つまり、よく回る台を打つ)ことで、
いつか必ずプラスになるということを書きました。
パチスロの場合、パチンコと決定的に異なる点があるので、
それを踏まえて考えないといけません。
それは、
パチンコは、同じ機種なら、どこのお店で打っても常に同じ確率で
大当たりを抽選していますが、パチスロの場合、
お店側で各台の大当たり確率(出玉率)を
変えることができる、という点です。
パチンコも、CR機の初期には、大当たり確率を3段階ほどで
変えられる設定機能がついている台がありましたが、
現在のパチンコには(違法なお店でない限り)ありません。
パチスロ台の「設定」とは
パチスロ台には、
ボーナス確率や小役の確率がプログラムされ、
その確率で毎ゲーム、レバーを叩いた瞬間に(まれに違うタイミングで
抽選する例外の台もある)抽選しているわけですが、
店側はその確率を、決められた範囲内で変更して、
出玉率を調整しているわけです。
パチンコの釘調整と同じ役割ですね。
現在設置されているパチスロでは、
6段階の設定があることが主流です。
6段階でなければいけない決まりはないので、
たまにそれ以下しかない台(現在人気のハナビは4段階)
もあります。
設定を変更するには、営業時間外に、専用のカギを用います。
営業時間内に設定変更することは
禁じられています。
ノーマルタイプ(ボーナスで出玉を増やす)機種の例
以下は、ゴーゴージャグラーの設定ごとの
ボーナス抽選確率と出玉率です。
機械割は%。BIG,REG,合算確率は~分の1、ということです。
「機械割」とは、つまり出玉率で、投入枚数とそれに対して払い出される枚数の
比率のことです。ボーナスゲームも含め1日に1万ゲーム回したとすると、
1ゲームで3枚ですから30000枚投入しますよね。
設定1の機械割は97.0%ですので、
30000枚×97.0%=29100枚
30000枚投入に対して、払い出されるのは29100枚、
つまり、1万ゲーム回すと、マイナス900枚、
18000円負ける、という計算になります。
ただし、1万ゲームで必ずそうなるわけではないので注意。
チェリーもベルもピエロもボーナスも、
すべて完璧に取って、すべての役を
確率通りに引いた場合、97%の出玉率になるように
プログラムされている、ということで、
実際にはそううまくいきません。
対して、設定6の場合、機械割は106.5%。
30000枚×106.5%=31950枚、
つまり、1万ゲーム回した場合、
プラス1950枚、等価なら39000円のプラスになる計算です。
ホール側は、利益を取ろうと思ったら設定1や2を使えばいいし、
客に還元しようと思ったら設定5や6を使えばいいわけです。
高設定を打ち続ければいつか必ずプラスになる
パチンコは、同じ機種ならどの台、どの店でも大当たり確率は同じなので、
より安く、より多く抽選を受ければ勝てるわけですが、
パチスロの場合は、同じ機種でも台ごとに設定がされているため、
より高い設定(数字が大きいほう)の台を打つことが目標となります。
ホールは儲けなければいけないので、
基本的には設定1や設定2の台だらけになります。
だから、テキトーに台を選んでテキトーに打っていれば、
たまに勝つことがあっても長い目でみれば必ず負けるのです。
このような「設定」について知った上で、
次回よりタイプ別の攻め方
(ノーマルタイプ、AT・ARTタイプ)について
説明していきます。