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もうすぐお別れ!パチンコ名機「CR暴れん坊将軍怪談FPW」実戦!

今年の11月いっぱい、もしくは機種によっては来年1月いっぱいで、ぱちんこ旧規則機が姿を消すことになっているようです。

これは「ギャンブル依存症対策」(これが問題だというのも空虚な思い込みでしかない)のため射幸性を低く抑えるという目的で実施されること、と理解していますが、あまりに迷惑で理不尽な話だと思いますね。競馬だの宝くじだのは知らないうちに射幸性を猛烈にアップさせているのに、ぱちんこだけはそれが許されないという差別。競艇なんかも気持ちの悪いドラマ仕立てのCMなんか流して「汚いオッサンが赤鉛筆舐めながら一攫千金を夢見るギャンブル」というイメージを忘れさせようと一生懸命だったりで、ああいうのに騙される単純な人たちが「競馬や競艇はロマンある伝統、スポーツ。でもぱちんこはインモラルなギャンブル」と思い込んでしまうんだろうなあ。それがギャンブルに興味のない一般の人だけだったらまだしも、政治家だのでもそんなレベルだから、ぱちんこは理不尽な差別にさらされるのが常態になってしまっている。

それはともかく、旧規則の台はもうすぐ打てなくなる。そのなかには私が好きな台、長いこと打ち込んだ台、ものすごく勝たせてくれた激アマ台・・・などもたくさんある。今回はそんな台の実戦です。

CR暴れん坊将軍怪談

藤商事から2015年に登場した「CR暴れん坊将軍怪談」。

藤商事 公式ページ

登場当時はまだいわゆるMAX機が存在してて、この台にも大当り確率1/399のMAXタイプなどありましたが、私が最も打ち込んだのは甘デジ。大当たり確率1/99の「FPW」。

確変突入率はヘソが40%、電チューは100%。確変は70回のST。ST中の大当り確率は1/53。電チュー大当りの30%は16R大当りで約1,090個獲得となります。通常大当り後は30回転の時短つき。

かなり甘い仕様のうえ、電チューの返しは3個で、右打ち中の電チュー開放パターンは2種類しかなくて開放時間もインターバルも割と長いので、止め打ちの効果が絶大。大当り中もひねり打ちが有効ときてて、私もけっこうお世話になりました。

まあ激アマ台だけに、ほとんどのホールでは全然回らないし、とくにスルーや電チューまわりはガッチリシメられていることがほとんど。過去の収支表を紐解いてみると現在までのトータルでは130回打ってプラス 62,916個。たいして勝ってないけど、後述するように、激アマスペックなだけではなく、遊技機としての完成度はかなり高かったから、たいした釘でないとわかっていてもけっこう打っちゃったのです。これはもう名機と呼んでもまったく差し支えない、と思っています。

その暴れん坊将軍怪談の甘デジ。わが地域のホールの多くにはバラエティコーナーに1台くらいはまだ生き残っている。どうせ釘がアケられることなんかないとわかっていつつ、好きな台だからいちおうパッと見てみることは欠かさないようにしているのです。で、ある日、オっ?なんかいつもと違うよ!という釘になっているのを発見。

その時点で天井が狙える遊タイム機はない。ていうか、もしこの台がブンブン回るんなら、遊タイム狙いよりも当然こっちが優先となりますから、まずは打ってみるしかない。

通常時の演出はけっこうウルサイが・・・それほどウザくない

この台を打つときは、まず遊技モードを「ラッキーパトモード」に設定するのが私の作法。1回転ごとに液晶右上に5~99の数字が表示され、ボタンを押すとその数字がカウントダウン、0になるまでに「キュイン」とラッキーパトが作動すれば確変大当たり確定となります。

もちろん数字が多いほうがアツい。しかし99でもスカだったり、逆に5で期待しないで押したらキュインって鳴って仰天ということもあり、数字と展開をみつつハラハラするのがけっこう楽しい。数字が大きければリーチする可能性が高くなるので、打ち出しを早めに止めたりすることにも役立ちます。

キュインと鳴らずに大当たりした場合は確変期待度がかなり下がりますが、可能性はゼロではなく、キュインなし→ラウンド中演出成功、っていうのもたまにある。このへんの匙加減もちょうどいい。

通常時の演出はそれなりにウルサい。アツくもないのに疑似連が無意味に発生したりするので、そのへんはマイナスポイントなのですが、ラッキーパトモードの存在のおかげで気にせずに打つことができます。

 

で、今回はいきなり5回転目で当たり。ラッキーパトは作動せず通常大当たり。でも、大当たり後の時短中9回転目に大当たりしてくれて確変突入!70回転のST。ST中大当たり確率は1/53。引けそうで引けない出玉設計です。

↑役物アクションは文句ナシにカッコいい。光量調整がないのは古い台だから仕方がない。

その最初のSTでは28回転目に6R大当たりを引いたもののその1回で終わりで、合計3連。電チューからの大当たりは30%が16R(1,090個くらい)で、そっちに偏ってくれればすさまじい出玉能力を発揮することもありますが、それがなかなか引けないんだなあ。

右打ち中の技術介入が楽しい&効果絶大

この台のSTおよび時短中は腕の見せ所。ていうか釘をシメられてないと止め打ちでモリモリ増えてしまうので、まあほとんど間違いなくスルーも電チュー付近もガッチリシメられているはず。

今回の台もシメシメになっていて、適当打ちだと時短30回転が終わるころには上皿がカラッポになるくらい。しかしその減りを少なくする、もしくは現状維持くらいにするのは止め打ちで可能です。

それに挑戦するのがパチンコの醍醐味なわけで、止め打ちすんな!とかいうホールには本当に絶滅してほしいんですけど、

パチンコ:技術介入を禁止するようなホールは淘汰されてほしい

パチンコの技術介入を否定するホールは淘汰されてほしい! その②

このホールはよほどのことがないかぎり(毎日毎日通って朝から晩まで止め打ちして増やすような、ガツガツと目立つことをしないかぎり)注意はしないみたいなので、とりあえず全力で止め打ちします。

盤面下の左側にあるセグランプ群のなかの、右打ち中に左右に点滅している2つのランプの左側が点灯した場合はロング解放×4、右側が点灯したときはショート開放×3。ロング×4のときは3回目がしまるタイミングで打ち出しヤメ、4回目が閉まる直前くらいに打ち出し開始。ショート×3のときは1回目が閉まったら打ち出しヤメ、3回目が開いたくらいのときに打ち出し開始。これだけでかなりの効果が期待できます。セグと電チューのあいだの距離が近いのも親切設計。なにしろ電チューの返しは3個ですから、釘がシメられてなければどんどん増えちゃうし、そうでなくても電チュー開放がロング×4に偏りまくると増えちゃう。

今回も、ロング開放に偏れば少し増える、ショートに偏るとトントン、でもスルーに全然入らない瞬間がたまに来てそこで削られるので、まあ平均すれば止め打ちしてもせいぜい現状維持、といったところ。しかし適当打ちとの差は打てば打つほど歴然となるし、なによりもその作業自体が楽しいのですよ。ここ最近の台は技術介入が封じられる台ばかりで、そこもパチンコがどんどんつまらなくなってきている要因のひとつだと思うなあ。

 

で、今回の台、回転力はなかなか。ムラが多いけれども1,000円あたり20回前後か。この台なら20回回れば充分。クソ台なら「もっと回らなきゃ粘りたくない」ってなりますけどね、好きですから。

次の初当たりはST終了後146回、追加投資625個で今度はキュイン!続くSTで2回の6R当たりをものにします。16Rが早く引けてくれないかなあ。

次も250個追加投資させられて、通常大当たりで単発。その次は確変でしたがST駆け抜け。う~ん、そこそこ回ってるし初当たりもよく引けるが、展開が良くないなあ・・・と思っていますと、次の当たりが確変。これが計3連してくれて、3回目は待望の16R大当り!

 

16R大当り中の楽曲のカッコよさは異常

ようやく16R大当り。私が藤商事のぱちんこ曲の最高傑作と勝手に認定している「女ひと花」が流れると同時に、喜びの脳汁がドパドパ出るのを体感し、曲のカッコよさに震えながら大当りを消化します。

 

16R大当り時の楽曲は多数用意されていて、16R大当りを重ねると順番に違う曲に進んでいくんですけど、これがもうほとんど全曲が「これがパチンコ用につくられた曲?本当に?」っていうくらいの、異常にカッコいい曲ばっかり。2回目に流れる「沈黙の歌」も素晴らしい。ギターの泣きに鳥肌を立てながらひねり打ちにチャレンジするのが最高に気持ちイイんですよ。

 

このあたりはもう、さすが藤商事としか言いようがない。サウンドトラックも配信で売ってるのでぜひとも買うべきです。「ヴァン・ヘルシング」のサウンドトラックもオススメ。なぜCDで出さないんだ!

藤商事 オリジナル楽曲有料配信

(関連記事→サウンドトラックを発売してほしいパチンコ機種

 

その後は単発、2連とポンポン当たり、さらについにまともに連チャン! 9連をものにします。しかしこれがオール6ラウンド。16ラウンドが引けないとなかなか大量獲得にはならない。

 

う~ん、楽しいから別にいいけど、6R当たりに偏ったまま終わるのは嫌だなあ・・・と考えつつ打ち続けますと、ようやく16R大当りが引けてきます。次の確変当たりは5連チャンでそのうち3回が16R!

その次が4連チャン。確変初当たり後1回転目のヘソ保留で当たっちゃって(初当たり時にヘソ保留が残っていたらST1回転目は絶対にヘソを消化してしまう)あわやヘソ落ちか・・と焦りましたが運よく確変で、その後16Rが2連してくれました! めったに見られない、変動中にドゥ~ンってブラックアウトしてからの告知も体験!

 

16R大当りの連打でそこそこの出玉となったところで時間は18時くらい。まだ時間はあるけど、光量調整のないこの台を閉店まで打つのはちょっと目へのダメージが大きいのでこのへんでヤメ。」あまりガツガツするほど凄い回転力でもないし。プラス 4,901個。収支としては大したことないけど楽しかったからOK。

これくらいの完成度の台が出てきてほしい!

名機の魅力をたっぷりと堪能できて満足。あと何回打てるかわかりませんが、もし万が一、また甘釘台をゲットしたらまた記事にしたい!

この台の素晴らしいところは、技術介入が楽しく効果抜群っていうのももちろんそうなんですけど、液晶演出にしろ楽曲にしろ、「そこまでやる?」っていうくらい、メーカーの本気さが垣間見える(実際どうだったのかもちろん知らないけど、少なくとも私にはそう感じられる)、手抜きを感じさせない完成度を誇っているところ。

液晶演出はたぶん撮りおろしだろうし、楽曲もふつうなら松平健の「斬って候」とか「夢灯り」とかを拝借してそれで済まそうとするであろうところを、カッコいいオリジナル曲を録っちゃう(松平健の曲もカッコいいからそれでもいいんだけど)。

今出てきてる台は、役物のデカさや派手さは「そこまでやる?」っていうレベルなんですけど、演出や楽曲に関しては、とてもとても「そこまでやる?」というほどのものはないものばかりなんですよねえ。だから新台が出ても誰も期待しないし、すぐに通路になってしまうのに。

この台くらいのレベルでつくりこまれたデジパチの登場を期待したいものです。そういえば藤商事の「暴れん坊将軍」シリーズは新作がもうすぐ出るらしいですね。右打ち中大当たりは2,000個が獲得できる(1,000個大当り×2ってことらしい)尖がったスペックなようですが、斬新な出玉性能とかいらないから、演出や楽曲がカッコいいものであることを願っています!

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