普段、パチスロ関連のブログとかほとんど見ない
(一部信頼できそうな解析サイトは参考にしています)
んですが、先日たまたまどこかのブログで、
年間のパチスロの収支を公開していたのを
目にしたんです。
そしたら年間収支が1000万オーバーだって。
20年前の収支かと思ったら、つい最近の収支報告。
100%ウソとは言い切れないですが、
粉飾、妄想の可能性は非常に高い。
こんなことしてる人がいっぱいいるのか?
と思っていろいろ見てみたんですが、
さまざまなタイプの人がいてなかなか面白かったです。
誰が見てもウソとわかる人、ちょっと盛ってるっぽいな、くらいの人、
おそらく正直に書いている人・・。
しかし、いまだに谷○ひ○しみたいな妄想記事を、
(100%ネタとわかる書き方をしているんならまだしも)
読者を釣るために書いている人がこんなにいるとは・・・。
趣味のブログなら問題ないが
「おれはパチスロで年収○千万だぜ!」とか言っていても、
誰の目からみてもネタだろ、ギャグだろ、とわかるなら
別にいいし、趣味のブログならまあいいと思います。
ここで問題にしたいのは、ブログでメルマガとか
情報商材とか、そんなものを売ったりして儲けようとしている
人が、自分の実績として載せている場合。
先日、ショーン・マクアードル川上が経歴詐称で叩かれましたが、
これと同じではないのか。
ショーンKは、華々しい経歴によって仕事を得ていた部分もあるわけで、
パチスロブロガーが「おれは自分のノウハウでこんなに勝ってるぜ!」
という数字を粉飾して、商材を買う人を集めるのも
同じように悪質だなあと。
○村○としのことは言えないですね。
一般プレイヤーは信じてしまう
パチスロ上級者あればあるほど、
「年に1000万なんて、4号機の爆裂AT時代とか、
早く並べば高設定にありつけた時代ならともかく、
今はありえねえよ!」と、粉飾・妄想であることは
わかってしまいますが、
一般プレイヤーは騙されてしまう可能性がある。
まさにそこが狙いなんでしょうけれども。
「プロはふつうの人とは違うからな。
この人のいうとおりやればおれもこれだけ勝てるかも!」
とか思ってもらえれば大成功なのでしょう。
安易にプロを目指して人生を台無しにする若者が増える
パチプロなどというのは社会的不適合者、
失敗を繰り返して立ち直れなくなった者、
パチプロでしか生きていけない、まともな仕事が
ムリ、という人がなるものです。
もちろん私も含めてです。
一生というスパンでみたら、安い給料だろうとも
まともに働いたほうが絶対にトータルではいい結果になるはずです。
でも、純真な若者が「パチスロで年収一千万」とかいう記事をみて、
「俺でもできそう。働くよりラクに稼げそう」
とか思っちゃって、期待値期待値言いながらパチスロにハマリ、
トシ食った時にはなにも残っていない・・・
ということになったら、不幸そのものです。
粉飾した実績で読者を集めようとするのは、
そういう意味で絶対にやってほしくない。
1千万勝ってたら、ブログなんてやってる暇はないはず
ネットでは、書こうと思えばなんでも書けますよね。
いくらでもホラをふける。ウソも書ける。
「せどりで年収1千万円」とか書いていても、
よく読んでみれば実は売り上げが1千万円なだけで、
儲けは大したことなかったりする。
だいたい、パチスロで1千万勝ってる人は
(今はほぼいないと思いますけど、可能性はゼロではない)、
ブログなんぞつくってる暇はないでしょう。
情報収集と並びと稼働に明け暮れる日々を365日続けなければ
(それでもムリだと思うけど)、ひとりで1千万は無理でしょう。
打ち子を雇って、その上がりを自分の勝ちとしてカウントしたり、
あるいはブログを人にやらせるか。
それくらい、現在の状況下では、年に1千万稼ぐのは至難の業です。
世の中はそんなに甘くない
とにかく、そう簡単に1千万稼げるんなら、みんなパチプロを
目指すわけで、そうならないということは、
つまりそんなことはありえないということなのです。
パチンコ・パチスロが、ギャンブルとしては最も勝ちやすいもの
であることは間違いないですが、それだけに大きく勝つのは難しいです。
びっくりするほどの実績を掲げている人のブログなどは、
「ほんとうか?」という視点で考えてほしいと思います。
逆に、波があったり、たいしたことない収支を書いている人の
ほうが信頼できます。
あ、それから、すぐに「設定判別で4」とか、たいした根拠もないのに
断定しちゃう人も信頼してはいけません。
それはパチスロの経験が浅い人がやりがちなことです
(「判別」とか言う言葉を使っている時点で、実はパチスロを打っていないか、経験が浅いか、ただのバカか、のどれか、と判断して差し支えない)。
パチスロ初心者の方々におかれましては、
ネットの記事を読むときは、
今回書いたようなことを気に留めながら、
有益な情報を選んで吸収していただきたいと思います。
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それではまた。