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「ラッキートリガー」を初めて引いたが・・・

話題?のパチンコ「ラッキートリガー」搭載機。

ラッシュ突入時の期待出玉を高めたものの、トータルとしての出玉性能はべつに向上してるわけではないからラッシュが引けないときはさらにキツくなり、結果としてプレイヤーにはあまりイイことないしパチ屋の客も増えたりしない、と否定的な意見を先日書きました。

「ラッキートリガー」で客が戻ってくるという幻想

しかし、ホールがそれを推して甘釘を投入するようであればもちろん私も無視するわけにはいかない。先日は「PアズールレーンTHE ANIMATION 異次元トリガー」が250個あたり21回ほどの回転力だったので粘ってみました。結局単発ばかり、当たっても2連で終わり、ラッキートリガーは当然引けずで負けましたが、回れば引けたの引けなかっただのは関係ない。まあ21回程度ではそこまでの甘釘とは言いたくないけれど、少なくとも「甘く使って客をつけたい」というホールの意志は感じられた。すぐシメられましたけどね。

で、その「ラッキートリガー」、7月の収支記事にも書いたとおり、ようやく私もそれを引きました。体験したうえで、思うことを書いておきます。

2024年7月のパチンコ・パチスロ収支

「e花の慶次~傾奇一転」

私の「ラッキートリガー」初体験は大嫌いなニューギンの「e花の慶次~傾奇一転」でした。

 

詳細なスペックはここでは省略しますが、1/319.8の初当たり時の約40%で「ラッキートリガー」発動ということで、「ラッキートリガー」へのハードルはわりと低く感じられるようになっていますね。そのかわり47.5%のいらないほうを引いちゃうと2ラウンドだけで時短ナシ。そっちばっかりになると悲惨なことに。まあそれはいまどきの台は程度の差こそあれみんな同じなので、「ラッキートリガー」へのハードルが低い(と感じられる)のは、この台のいいところだと言えるでしょう。

「ラッキートリガー」は1,500個払い出しの大当たりが約87%でループする。そう言われると依存症層は「スゲエ!」って思っちゃうんでしょうが、6回に1回(←勘違い。7.69回に1回ですね。アホですみません。お前そんな計算もできねえのか、とか言ってくる人がいないからここへ来てくれる人はみんな優しい)7.7回にくらいは駆け抜けで終わるってことですからね、スマスロ「北斗の拳」で北斗揃い虹オーラでしょっちゅう単発喰らうのはみんな知ってるはずで、この数字だけをみて「ラッキートリガーが引ければ!」と過度に期待してはいけません。

それに、いままでの台はだいたいが「1,500個払い出しが81%でループ」とかだったわけですが、そっちの場合は約5回に1回が駆け抜け。5回に1回と、6回 7.69回に1回、体感でそんなに違うかっていうと、少なくとも私は「たいしてかわらない」としか思えない。私が引いた今回の「ラッキートリガー」も6連とかで終わりましたが、べつに80%継続の台とかわりませんよ(長い目でみればもちろん違ってくるけどあくまで「体感」では)。そもそも、STタイプであるっていうイライラジリジリするのが宿命であるゲーム性は同じですしね。

筐体が新しくなってサッパリしたし、カスタマイズすれば演出もそれほどウザくなくてそのへんは評価すべきと思ってますけど、継続率が!期待出玉が!とか言われても「だからどうした」という気しかしないですねえ。私は甘釘なら安定して出るスペックにしてほしいですから、それと真逆の方向を向いている「ラッキートリガー」機を好きになれるはずもない。

それと、今回は小林幸子のこの台のための録りおろし新曲(?)が入ってて、実機で初めて聴きましたが・・・

 

う~ん、ラッキートリガー引いて期待感で脳汁ドパドパのなかで聴けばそれなりに盛り上がるのかもしれないけど、私は正直いって「つまらねえ曲だな」としか。小林幸子ほどの大物をつかうなら、曲もそれなりのものを用意すべきだったのでは。これで経営陣が「やりなおせ」って言わないようじゃあニューギンは永遠にトップになれない。ボーカロイド曲みたいな軽く平板な歌メロは徹底的に退屈だし、キャッチーなところもべつにないし、バックの演奏もいかにも打ち込みっていう薄っぺらさで、私はまったくエキサイトできない。小林の歌唱はさすがなだけになおさら残念。

これ聴くと「傾奇者恋歌」は(そっちも音については不満だけど)名曲なんだな、と再認識。その「傾奇者恋歌」の小林幸子バージョンも入ってたので、ラッシュ中はそれを選ぶのがいいかな。

「Pドリームクルーンアルティメット」。ゲーム性は文句ないが曲は・・・

それと、こっちもサウンドや曲については大いに不満でした。オーイズミの「PドリームクルーンULTIMATE」。

こちらは「ラッキートリガー」とは銘打たれていませんが、「おかわり性能がないものに限り10,500個未満」まで出してOKという新内規にもとづいて出た、いわゆるセット物。規制緩和のなかで出てきた爆裂機という意味では「ラッキートリガー」機と同列に語ってOKでしょう。

 

私のなじみのホールのバラエティに1台だけ導入されました。250個あたり7個くらいしか飛び込まないボッタクリ調整で、こんなことしてるから役物機に客がつかねえんだろバカだなあ、としか言いようがないんですが、そんななかでも帰り際とかに「1クルーンだけ!」という感じで打ってたんです。

で、こないだついに大当たり。約9,800個の出玉を獲得しました。

あの名機「CR天龍インフィニティ」のゲーム性をほぼ継承しているだけに、クルーンのなかで玉がクルクルしている間のアツさは、マンガ液晶で煽られるだけの子供だましデジパチとは雲泥の差。そこはさすがでしたが、以前の記事で書いたように「声がうるせえ」というのと、当たって初めて聴いた「歌」がつまらなかったのはかなりガッカリ。

R&B系の女性ヴォーカルの曲とビジュアル系の男性ヴォーカルの曲だったような。ちょっとどんな曲か覚えてないくらい印象薄かった。ともかくつまらない曲でした。

いやいやいや、曲がつまらないとかいう以前に、そもそも歌なんかいらなかったのに。天龍みたいにインストでカッコいい曲を用意すればそれでよかった。あの台の曲は全部カッコよかったですもんねえ。幾多の難関を乗り越えてついに大当たり!やった!というカタルシス、脳汁がドパドパ出ているときに聴くのにふさわしい劇的なサウンドだった。

パチスロのハナハナなんかも最近はそうだけど、なんか「ここぞというときには歌入りの曲を流す」のがイイんだ、と思い込んでないか。そのハナハナもジャグラーも、歌が流れて嬉しい!なんていうこと言う人には(ビッグ引いたときに流れるんだから、当たって嬉しいというのはあるとしても)会ったことがない。いらないしふさわしくないんだよなあ。それと同じで、厳ついイメージを押し出した、マンガ液晶ナシの硬派な役物台に「やらせはせんぞ~」とかいう煽りボイスはいらないし、ヘナチョコな歌もいらない。歌入れてもいいけど、もっと気持ちが盛り上がる曲にしてほしいなあ。センスがなさすぎるというか、制作陣や経営陣はその道のプロに作曲を依頼した結果これ持ってこられたら「いやもっとカッコイイ曲持ってこい」っていうふうにならないのかな。

10ラウンド大当たりを7回消化するのって意外と長いですしね。今回のこの台、ひねればオーバー入賞の確率は上げられそうだから、ラウンド中に退屈ということはないけれど、そういうことをやらない人にとっては、マンガ液晶でなにかを見せられるわけでもないから、「長い」としか感じられないでしょう。そしてそこで流れるのが薄っぺらいつまらない曲だったなら、ますます「もう1回当てたい」という気持ちをなくすのでは。

 

といったところで、規制緩和で一撃性能がアップしたとしても、べつに体感としてそれが感じられるほどでないし、そんなことよりもっと別のところで頑張って、「また打ちたい」と思える台を目指してほしいなあ、と感じました。「ドリームクルーン」はスペックやサウンド以外には文句ないので、低貸に落ちたりしたらもっと打ってみようかな。

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