ここのところ、パチスロは何を打っても面白くなくて、
「ああ、この台なら5スロで遊び打ちしたい」と思うような台は
ほとんどない状況です。もう、末期的なものを感じるくらい。
以前の記事 「クレアの秘宝伝~眠りの塔とめざめの石~」を打ってきました
で、「クレア~」もそんな台のひとつ、パチスロとしてはあまり面白くなかった・・
という話を書いたんですが、先日、高設定の疑いのある台をつかむ機会があり
(結局、高設定かどうかは判断できず)、
長時間粘ってみていろいろ思ったことを書いていきます。
前日出てた台の据え置き狙い
今回実戦したホールは貯玉再プレイ無制限、そのかわりパチンコもパチスロも
ほとんどボッタクリ状態、しかしノーマルタイプのパチスロには
アツい日には高設定投入もありえるという店
(サンダーVリボルトでビッグ中BGM変化!粘った結果・・での実戦もこのホール)。
この実戦の数日前に「クレア~」が増台され、出玉状況を観察していましたが
まったく出ていない日が続き、こりゃあやる気がないのかな・・と
思っていたところ、実戦前日に、夜だけ稼働して大連チャンしていた台を発見。
高設定っぽい台が稼働が少なく出玉的に不発、の次の日に据え置きっぽい挙動・・・
という体験を何度かこのホールでしているので、
次の日のあさイチから据え置きを狙ってみました。
すると悩ましい出来事が・・・
スイカとREGの重複は設定5or6確定だが・・・
今回の実戦データ。
収支的にはプラス2023枚ということでまあまあといったところ。
設定推測要素が豊富な機種ですが、今回の実戦では高設定を思わせる数値は
BIG確率(設定6で1/232.4、今回は1/230.4)だけで、あとは全然だめだったんですけど、
それでも粘ったのは、4回目のREGが、スイカ重複を疑わせる入り方だったから。
この台でスイカ重複REGが発生するのは、設定5or6のみ。
これが完璧にスイカ重複だ、と判断できていれば気楽に打てたのですが、
今回は、
スイカ成立(演出は忘れた)
→次ゲーム会話演出赤文字でハルトが「激熱ですよマーヤ様~!」でチャンス目。マーヤがなんて言ったか見てなかった
→連続演出(なんだったか忘れた)に発展してREG
という流れ。
これが、スイカ成立ゲームから直接連続演出発展、もしくはチャンス目を経由していなければ
スイカ重複濃厚となるはず・・しかし、これはスイカ重複なんだろうか?
この台は、ボーナス成立後は(成立しているボーナスによって確率が異なりますが)
チャンス目(リプレイ)の確率がアップします。
REG成立時は1/3~1/4程度になるらしい。
ということで、このようにスイカorチェリー成立→チャンス目→ボーナス
という流れがけっこう起こるし、逆にチャンス目成立→演出中にスイカorチェリー→ボーナス、
ということもあり、演出によっては契機役が絞り込めなくなってしまいます。
世の中にゴマンとある解析サイトなどには、
こういう実戦で発生する疑問に対する答えはないことがほとんどなんですよね。
だから、私は実戦データやレポートを備えていない解析サイトは基本的に使えないので
信用しないし見ないのです。パチンコの解析・攻略サイトでも、打ってないくせに
止め打ちの解説をしてたりする。まあ別にいいけど。
というわけで、解析情報などは参考にとどめて、基本的には自分で判断しなくては
ならないし、実戦ではそういう場面ばかりです。
それはともかく、スイカ重複の可能性も十分にある(ありますよね?)、
つまり設定5or6の可能性があるということで、時間が許す限り粘る決意を。
高設定確定演出が出ないかな~と打ち続けるも・・・
この台は設定示唆や高設定確定演出が豊富に用意されています。
示唆はともかく、高設定確定演出は、
・REG中のキャラ紹介カード→赤カード出現で設定456確定(選択率0.2~0.3%)
・RT中にボーナスが成立した場合の演出(設定2以上確定、から設定6確定までいろいろあり)
があります。それぞれについて詳細は適当な解析サイトなどをみていただくとして、
今回は確定演出どころか、それを拝むためのチャンス(REGやRT中のボーナス)
もあまり引けなかった。RT中のボーナスは3回だけ。
前にも書きましたが、高設定で素直に出る仕様なら高設定示唆や確定の演出などいらない、
というのが私の意見です。
メーカーは、高設定示唆や確定演出がなくてもプレイヤーが飽きずに打てるゲーム性を
つくりあげることに注力するべきです。
とはいうものの、私のようにカネのためだけにパチスロを打つ人間にとっては、
高設定が確定するという状況は喉から手が出るほど欲しいものなのも事実。
今回は高設定を狙って、しかも高設定じゃないかというシーンも発生していたので、
確定演出がほしいな~と思って打ち続けましたが、やはりなかなか出るものではない。
ていうかそもそも高設定なのかどうかもわからないし。
とにかく飽きる
プラス2000枚オーバーという結果だったにもかかわらず、
まあ~つまらない台だな~とアクビしながら打ちました。
眠気覚ましのためにふだんはめったに飲まないコーラを2本も飲みました。
とにかくチャンス目→クソも期待できない連続演出、というパターンを延々とみせられる。
ここをなんとかできなかったものか。
入りパターンが少なすぎて面白くないんですよね。
今回、単独ボーナスと思われる展開
(ハズレ目でデカいオバケ(白色)が画面を通過、次ゲームから連続演出)
があったんですけど、こういうのをもっと増やせばよかったのに。
ていうか必ず連続演出に発展する、っていうのをやめたほうがいい。
たとえば、アグリーの色で小役ナビする演出で、
この状況でボーナスにつながるとすれば、
アグリーが第2停止まで白色→第3停止でベルがハズレてチャンス目→アグリー紫色
→連続演出or高確率演出、というパターンなんですけど、
これでベルがハズレたら確定(チャンス目ではなく)、でいいのに。
それでこそ、ストップボタンを押す指に力が入り、エキサイティングなゲームになるのです。
もしくは第2停止まで白色→第3停止でベルが外れて黄色に変化で確定、とか、
逆に第3停止でベルが揃ったのにアグリーが青くなってベル重複確定、とか。
4号機のストック機以降、小役ナビがハズレる、という、
最高に面白い演出がなぜか廃れてきているのがすごく残念。
この台も、連続演出からの入りをもっと減らして、リーチ目が出現したり、
1ゲームで完結する演出を増やしたり、小役ナビ矛盾などを増やしたりすれば、
もっと面白かったはずなのに。せっかくカワイイキャラクターを使っているのに
もったいないですね。
パチンコ・パチスロは気楽にみていられるモチーフで
現代のパチンコ・パチスロは液晶付きでアニメをみながらプレイするのが
当たり前になってきていますね。
だれも知らないようなわけのわからないモチーフを引っ張り出してくるのは
まあいいんですけど、打っててムカつくような嫌味なキャラクターとかを使うのは
やめてほしいんですよね。
重いテーマのアニメとかは嫌いじゃないけれども、
パチンコ・パチスロのモチーフはもっと気軽で笑えるものでよい。
個人的にはエウレカセブン(好感がもてるのはドミニクとアネモネとチャールズさん夫妻くらい)、
エヴァンゲリオン(だんだん全員が嫌味キャラになっていく)、とかが大嫌いです
(エヴァは初代パチスロと2代目パチンコは超名作でしたけど、年を追うごとに劣化してますね)。
そこへいくとこの「クレアの秘宝伝」は気楽にみていられる感じで、
パチスロとしての完成度を抜きで言うならすごくいいと思います。
リールの出目演出などがクソでも、
液晶演出が徹底的に面白いとかカッコいいとかカワイイとかなら、まあ許せます。
「走れメロス」(JPS)なんかは出目演出など無きに等しいですけど、
爆笑必至の液晶演出で私は好きだったし、
オリンピアの猪木シリーズとか、
初代の「シスタークエスト」とか、「天下布武」とかも笑っちゃう演出で面白かった。
こうやって面白い台をいろいろ挙げてみると、当たり障りのない、嫌味のないキャラクターを
登場させるモチーフの台ばかりなんですよね。
気楽にみていられて、たまにクスリと笑える、というくらいのキャラが、
パチンコ・パチスロにはちょうどいい。
鼻毛のオッサンに「いやあ~惜しかった。実に惜しかったのう」とか言われると、
台を叩き壊したくなりますね。
ユニバーサルも、おかしなアニメとか使わないで、ドンちゃんとかもっと使えばいいのに。
なんだかんだ言っても、また打ちます
いろいろ文句めいたことを書きましたが、
キャラクターは好きだし、設定推測要素が多いのは台選びの際にプラスの要素となるし、
高設定は比較的メリハリのある出玉になるので、まだまだ狙っていきます。
まあ、高設定が投入されると期待できる機会があれば、の話ですけどね。
↑能天気な笑顔に癒される。
↑これは初代。こういう1ゲーム完結演出がもっとほしい。