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横浜のスロットゲームセンター「ノスタルジア」さんが閉店。最後に名機を打ちたおす!:前編。

横浜市の桜木町駅ちかくにあるスロットゲームセンター「ノスタルジア」さんが5月31日をもって閉店するとのこと。

私も神奈川県方面に行ったときにはなるべく寄ることにしてて、いくつかそこで打った名機の記事なども書きましたが、

スロ専ゲームセンターで名機探訪!その①~「サラリーマン金太郎」編~

スロ専ゲームセンターで名機探訪!その②~「キャッツアイ」&その他~編!

スロ専ゲームセンターで名機探訪!その③~「スペックA」~(前編)

スロ専ゲームセンターで名機探訪!その④~「サンダーバード3」編!~

スロ専ゲームセンターで名機探訪!その⑤~「コンチ4X」編!~

コロナが始まって以降は一度も行けず。県外に行くと母がいる特養に面会を断られてしまう(ウソついてもバレないけど万が一それでコロナ持ってちゃったら訴えられてたいへんなことになるはず)ので、行きたい気持ちをグッとおさえていたのです。

しかしこのニュースを聞いて、なにがなんでも閉店する前に行かなくては!と。コロナはまだ治まってないけれど、公的には移動の制限はかかってないし、母との面会の前ではなく終わってから行けば県外に出ても問題はない。幸いにして母の体調にも変化はなく心置きなく出かけられる状況なので、横浜に2泊くらいしてたっぷりと打ってくるか、ということにしました!

あの超カッコいい5号機の名機から!

ノスタルジアさんは10時開店。早起きすれば泊まらずとも我が家からはその時間に間に合う。

ただクルマで行くと止めておくのにお金がかかってもったいない。宿泊予約したビジネスホテルには駐車場がないっていうのもあり、今回は電車で行くことに。地元では電車に乗ることはほとんどなく、いつ以来だろう。

リュックサックに荷物を詰めて出発。通勤通学の時間とも重なるので電車はそこそこ混んでいましたが、たまに電車に乗ると乗客の大部分が一心不乱にスマホ眺めてる姿にちょっと異様なものを感じる。これ前にもどこかで書いたっけ。私は車中で文庫本を読んでたんですけど、桜木町に到着するまで紙の本読んでた人は一人くらいしか見なかった。私がサラリーマンやってたころは新聞読んでる人も多かったと記憶していますが、そんな人はついにひとりも見ませんでしたね。新聞社の経営がヤバくなるわけだ。

 

そんなことを考えながら横浜桜木町に到着。周辺をちょっとプラプラしてから(さすがに都会。ちょっと行かないあいだにだいぶ変わりますね)開店の10分前くらいに「ノスタルジア」さんへ。すでに数人の先客が並んでいる。

打つ台は決めてなかったのですが、もし空いてたら「ミリオンゴッド~神々の凱旋~」を打とうと思っていたのです。一度は設定6を体験しておきたかったですからね。先客が打っちゃうかな。

で、開店。ミリオンゴッドのほうを見に行ってみますと椅子にドル箱が置かれていて、どうやら予約台になっていた模様。人気台だから仕方がない。じゃあ、ということで隣にあった「アナザーゴッドハーデス」を選択し、打ち放題料金3,000円を支払ってメダルをもらってきます。

 

数ある名機のなかから「アナザーゴッドハーデス」を選んだのは、(天井狙いしかしたことなかったから)設定6の挙動っていうのはどんなものなのか体験したかったっていうのもあるし、あの超絶カッコいいAT中のリールロックとか、ジャッジメント中の逆回転とかのオシッコちびる演出をもういちど見たかったから。

そのへんの演出を堪能できたらほかの台へ移ろう・・と考えつつ、久しぶりに「アナザーゴッドハーデス」と対峙。筐体もパネルも液晶図柄もサウンドもなにもかもがカッコいい。

 

317G回したところでチャンスボタンからアケロンステージに移行、その後すぐに炎演出から下段黄7が揃うという入り確定パターンを経て初ジャッジメント。

これがケルベロスで80G。それが終わったのちわずか15Gでまたジャッジメント。これはストック?ケルベロスで100G。すぐにハーデスステージに移行して上乗せに期待したものの、な~んにも引けず駆け抜け。

その後312Gでまたケルベロス、70G。ここで30G上乗せしたもののそれだけで終わり。なかなか出玉が伸びないなあ

続行し、最初にもらったメダルが全部なくなり(1回で500~600枚くらい?もらう)おかわりをもらってきた直後、295Gで青ヘルゾーン中に当たり、4回目のジャッジメント。これも犬で70G!

 

う~ん、これが設定6なのか。初あたりはポンポン引けるといえば引ける。通常時はたしかに「なにも引いてないのに上位モードっぽい出目が頻出」っていう現象が多い、ような気もするけど、設定がわからない状況で打ったとすれば、それだけで「こりゃあ6だろ」っていうふうに判断することはやはり不可能だろうなあ、という印象をもちました。

↑しょっちゅう天国っぽいところへ上がる。上がるけど当たらず転落、ってのが今回は多すぎた。

 

304Gで5回目の初当たり。またまた犬で50。いやいやいや、早いところペルセポネかハーデスを引いてくれないかな。コンボフリーズを見たら満足するのに!

最高設定らしい見せ場はまったくなく撃沈!

犬50Gを駆け抜け、次こそは犬以外で!と願いつつ打ち進めますが、コンボフリーズどころかこの後は延々とハマリが続きます。

途中何度か天国っぽいところへ行ったりヘルゾーンを引いたりするもことごとくスカ。メダルのお代わりを4回もらって、天井を意識するゲーム数までもっていかれます。ええ~?設定6で天井まで持ってかれるの嫌だなあ。でもそこまで行けばハーデス様登場、コンボフリーズがみられるかも・・・とか考え始めますと、1252Gまで来たところでチャンスボタンからプルートステージに移行しすぐ555揃い。そして犬登場!60G!駆け抜け!

 

・・・

う~む。出玉が伴わなくても扉がドカーンって閉まるとかいったアツい演出がみられればそれでよかったんだけど、な~んにも来ない。このまま引き下がれないのでもちろん続行。

隣で凱旋を打ってる人も最初はハマり連発でしたがだんだんに設定6らしい挙動に。バシバシ当たってモリモリ出玉が増えていました。対して私のハーデスは延々と追加投資が続きます。

7回目の当たりが241G目、それも犬で50G、そして駆け抜け。終了後すぐにヘルゾーンが来て青→黄色になって当たり。その8回目のジャッジメントは犬で120Gまで伸びてくれましたが、上乗せなし586枚で終わり。そろそろなんか引いてほしいなあ・・・

とか思ってたらバターン!って扉が閉まりました!隣の凱旋はさっきここから赤7引いてた。こっちも紫でいいからお願いします!と気合を入れてストップボタンを押しますと・・・

スカ。しかもそこからまたハマって748Gでようやく当たり。しかしここで来ました!ペルセポネさん!

 

い~っつも、このすましたカオのままな~んにも仕事しないという印象しかない。1回でいいから揃ってくれて、できればコンボフリーズしてほしい。だってそれが見たくて打ったんだもん。

・・・

この日はどうしてもダメらしい。弱カットインが2回来ただけでなにも揃わず、当然コンボフリーズも見られず50G。

 

次が517Gまでもってかれて犬50。そろそろほかの台もやりたいし、このへんでいいかな。ハーデスならほかのゲーセンとかでみつける機会もあるでしょう。引けなかったから仕方がない。

ということで通常ゲームを(データカウンター上)4,146G回して初当たり10回で終了。なんどか10とか30とかの上乗せはあったものの、見たかったAT中のリールロックやコンボフリーズは一度もみられず。

どれくらいメダルを使っただろ。おかわりを7回したから、2,500~3,000枚くらいはマイナスかな。設定6を半日回してコレとは・・・。ホールで打ってたら設定6だとは夢にも思わないでしょう。言われてみればモード移行は良かった気もする、ってくらいのもの。

ブログ映えするエキサイティングな展開を期待していたのになあ。

4号機の歴史的名機へ移動!

わずかに余ったメダルを持って台移動。山佐のツインBIG名機「ファウスト」を打つも、残念ながらテトラリールのライトがイカレて色がよくわからないうえにサウンドもイカレてよく聴こえないので1回ハイパーBIG引いてヤメ。曲がカッコいいのになあ。残念。

ファウストで出したメダルをもって移動したのは、すぐそばにあった「大花火」。1999年にアルゼから登場したA-700タイプ機。上級者も初級者も楽しめる技術介入、多彩なリーチ目、鉢巻リールやフラッシュなどの演出と出目の絡み、そして低設定でも技術介入次第でいい勝負ができ、高設定の出玉性能は圧倒的・・・ということで、山佐のニューパルサー以来の歴史的なヒットとなった台ですね。

これが出た当時の私はまだブラック企業にいて、あまりパチスロやる時間はなかったし、同じころに出てたアステカなどのCT機のほうが好きだったので、最初はあまり打たなかった。しかしブラック企業をやめてパチプー生活に入ってからは7枚交換店で高設定を頻繁に狙っていました。設定6をつかんだことは(たぶん)なかったですが、設定4とか5は何回か打って(当時は設定公開あり)数千枚の出玉をゲットしたことが。当時の私はリプレイハズシはドヘタで、バーをビタでハズそうとしても成功率は3連ドン狙いとあまり変わらなかったんですが、高設定発表台でマイナスで終わったことはほとんどなかったですね。それくらい出玉性能は凄かった。

その懐かしの大花火を打ち始めます。ピコンピコンというストップ音が好き。懐かしさに胸をときめかせていますと87G目にリーチ目が出現、鉢巻リールがぎゅい~んって回って「大当たり」が停止。これがBIG!

↑三尺玉かリプレイを疑わずにテキトーに押すと演出なしでこうなったり、もしくは鉢巻リールがさまざまなタイミングで多彩な動きを見せることにより第3停止までドキドキが持続させられちゃうことも。いまさらながら完璧な台。出玉性能のことを差し置いても、わずか20年ちょい前にはこんな凄いゲーム性を誇る台があったのに、比べて今のパチスロの体たらくは・・・。

喜び勇んでBIGを消化します!二十数年前には成功率7割か8割くらいだったビタ押しハズシがどれくらい上達したか!?

それが知りたくて最初のJAC INで保険ハズシを実践。鉢巻リールに青ドンが止まったら中右を停止、リプレイが中段にテンパイするので左リール中段にバーをビタ押し!

 

成功!成功して喜んでたら、その後JAC INが1回しか来なくて1パン、472枚で終わっちゃった。これだから保険ハズシはやっちゃいけない、でも最初の数ゲームでJAC INが立て続けに2回来ちゃって、すぐに3回目も来てそこでミス・・・なんてこともあって、そこらへんの緊張感が楽しい台でしたね。B-MAXと違って3連ドン狙いという初級者向けの手段も用意されていたのも大人気になった要因でしょうね。

それにしてもこのBIG、ほんと気持ちいいし楽しい。自分で狙って15枚役を揃え、ものすごい勢いでメダルが増えるのももちろん、ダッダカダッダカ、ドンドンドン!というアグレッシヴなリズムとサウンドがカッコよすぎる七揃え時の曲はパチスロ史上最高クラスの名曲!最高にテンションが上がる。

通常時もボーナス中も楽しすぎる!名機とはこういう台のためにある言葉!

次のBIGが324G目。そこでは保険ハズシをせず消化。すると1回だけハズシて最終ゲームで3回目のJAC INが来るという理想的展開で696枚獲得!実際のホールでもこういうウマい展開はけっこうありましたから、「1回BIG引くまで打つ。BIGで即やめ」という付き合い方をするライトユーザーも多かったですね。

そこから3連続でREG。REG中およびBIG中JACゲームは変則押しすればリプレイハズシの練習が可能なので、REG中も楽しく打てちゃうってのも完璧ですね。練習しますと、まあ9割ちょいくらいは成功するかな。うまい人からすればそんなの普通だろってくらいのものでしょうが、20年前よりはだいぶ上達しているのを確認できて嬉しい。

 

その後はBIGの連打。ものすごく連チャンしたわけではないけど、なにしろ獲得枚数が多いですから、メダルはモリモリ増える。カッコいいリーチ目をたっぷり堪能するため、ボーナス確定後はしばらく揃えずに遊んだり。こういうことはふだんの稼働ではできませんからね、ゲーセンならではの楽しみ。

↑カッコいい出目!これが止まったときの「くはあ~」っていう脳汁放出の感覚、それこそがパチスロのプリミティヴな魅力!カジノゲームなんぞでは絶対に味わえない!

 

↑七図柄がカッコよすぎ。私が最も好きな2確目!

楽しんでるうちに時間がきてヤメ。1,518G消化、設定6としてはまあフツーに引けたっていうくらいのヒキでしたが大花火だけをみれば1,700~1,800枚程度のプラスに。すごい出玉感。なんてったってBIG1発で600枚とかですからね、この感覚を思い出すと6号機はまさにゴミと思われてきちゃう。

 

ここでメダルを流します。紙製の古い会員証を持っていたんですが、あたらしい機械で印字するカードに替えてくれました。「閉店しちゃうけど、大事に保管しといて!」と言われました。復活する可能性もあるから、とのことでしたので、私も復活への期待を伝え、明日も来ますと言って退店。宿泊予約していたビジネスホテルへ。

 

ちかくにあった「成城石井」というスーパーで遅い夕食を買おうと思ったらめちゃめちゃ高くてビックリ。客の所得レベルが高いからこれでもイケるのか?調べてみると、こだわりの高級スーパーなんですね。飲まないけどビールのコーナーも見てみたら発泡酒や第3のビールの姿がなくて驚いた。買ったお惣菜はさすがに美味しくて、根拠のある高さなんだな、と納得。

明日はなにを打つかな・・と考えながら寝ました。次の日の様子はまた次の記事で。

横浜のスロットゲームセンター「ノスタルジア」さんが閉店。最後に名機を打ちたおす!:後編。

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