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新時代のパチンコは「一発告知」に特化せよ

私がいつもパチンコを打つホール。

藤商事の「CRリング 終焉の刻」がなぜかけっこうアケられることが多く、よく打っています。

2月にもアケられた台でひたすら粘ったんですけど、延々と初当たりも連チャンも引けずに大負け

2019年2月のパチンコ・パチスロ収支

を喰らったり。

まあそれはただ引けなかっただけだからいいんですけど、この台で粘るのは「引けない」ということだけでない苦しさがありました。

「リング 終焉の刻」にかぎらず、ここ数年のパチンコはとにかく1日粘るのが苦痛な台ばっかり。

今回はそのへんについて書いていきます。

こんだけ煽ってハズレるのかよ!とムカつくことばかり

「CRリング 終焉の刻」は2017年6月に登場したパチンコ。

藤商事 CRリング 終焉の刻 公式ページ ←(音が出ます)

 

このシリーズは、1作目と2作目(「呪いの7日間」)がものすごく好きでかなり打ち込みましたし、

パチスロの「呪いの7日間」はけっこう面白かったし、「リング」というモチーフ自体もけっして嫌いではないのですが・・・

この「終焉の刻」はもうとにかく打っていて疲れる。

回れば粘るしかないので粘ったんですけどね、苦痛しか感じないのです。

 

これはなぜなのかを考えてみると、もう答えはひとつしかないのです。

それは・・・先読みや疑似連などの煽りがウルサく、しかもハズレであっても頻繁に激アツ(とされている)展開が発生する・・・こと。

DANGER柄なんて信頼度20%くらいだし、「最恐の予告」らしい「終焉の刻」もしょっちゅう発生するのに悉くハズレるし、貞子がテレビから出てくる最もアツい(らしい)リーチもハズシまくる。

これはたまたまそういうふうに偏っただけなのかな・・・とも思いましたがどうもそうではないらしい。いつなんどき打っても激アツ展開がしょっちゅうハズレる。

 

・・・まあ、そういう台なんだ、というだけの話なんですけど、仮にものすごく出たとしても(けっこうな連チャンも体験しています)このウルサイ煽りとリーチ演出はとにかく面白くない。ムカつくだけ。

というわけで、私としてはあまり好きではない台です。

しかし、そんな台でも唯一評価できるところがあります。

それがなんなのかを考えると、いまのデジパチがなぜつまらないかがわかってきます。

時短中とST冒頭20回転が最高にスリリング

それは・・・通常当たり後の100回転の時短と、確変STの冒頭20回転のあいだ。

この間だけは、私もドキドキしながらプレイできます。

 

というのは、打ったことがある方はわかると思いますが時短中とST冒頭20回転まではほとんど煽り演出が発生しないのです。

時短中は気持ちの悪いカオが表示されている横でものすごいスピードでデジタルが消化されるだけ。

ST20回までは貞子がこっちへ向かって歩いてるだけ。はじめて打つとSTが始まっているのも気が付かないくらい。

 

で、この間に大当たりを引くと、ほぼなんの前触れもなしにズシャ~ン!!!って手役物が落下して告知がされるのです。

これはマジでビックリする。そして・・・嬉しい。楽しい。

 

この「なんの前触れもなしに」当たる、というのが結局はパチンコでもパチスロでも一番スリリングなんですな。

だからパチスロのジャグラーやハナハナは不滅の人気があるんだし、パチンコだって煽りまくられてやっと当たったときよりも当たるとは全く思ってないノーマルリーチでいきなり当たったりとかポロイチエアバイブとかのほうが絶対に興奮できるはずです。でしょ?

一発告知ならばもし当たらなくてもイライラしない、疲れない

「リング 終焉の刻」のSTも、21回転以降は煽り演出がウザいから面白くない。

いちいち煽りが発生して結局リーチしない・・・(「ここにいるけど?」「気のせい?」とか女の子が言うのはほんとにイライラする)っていうのばっかりだからつまらない。

ST前半の「貞子接近モード」なんて、「いつでも空気を読まずに落下する手役物に震えろ!」みたいな謳い文句なのに、結局はアツい予告が発生しないと手落下しない。

で、やっとリーチしてハズレだったりすれば、「こんだけ煽って結局ハズレんのかよ!」とイライラすることになります。

 

ST20回転まで(「貞子突当たりゾーン」。あっという間に終わるけど、だからこそアツい)の、「当たってください!」と願っているヒマもなくいきなりズシャ~ン!のほうが、仮に当たらなくてもイライラしたりガッカリしたりはしないのですよ。

 

もしこの台が通常時は先読みも予告もほぼなし(もし発生すれば激アツ)、通常時の大当りは90%がヘソ入賞時もしくは変動開始時に手落下で告知発生、時短とST中の大当りも90%が予告なしの手落下で告知・・・という台だったなら、おそらく私は死ぬほど好きになれたと思うのです。

 

そういう仕様なら、「次で当たるかも」という期待がいつでも持てるからです。

たとえばパチスロの「番長」だの「バジリスク」なんかの場合だと、レバーオンして液晶非作動ならまずほぼ期待できないし、期待しませんよね。

煽ってから当たるのが前提のテレビゲームだから。

しかし「ジャグラー」や「ハナハナ」ならば、「このゲームで当たるかも」「次で当たるかも」と期待できちゃう。

いきなり前触れなしに当たるのが前提のスロットだからです。

 

煽りまくるのが前提の台だと、なにが起こっても「どうせハズレるんだろ」としか思えない。

パチンコは消化に時間がかかるし大当り確率も低いので、延々と煽りまくられてハズレを繰り返すからなおさらです。

 

「この変動は期待できますよ~!アツいですよ~アツいですよ~!!」と先読みし予告し煽ってから当たるよりも、そんなことはおくびにも出さずだまし討ちのように当たるほうがエキサイティングなのは絶対に間違いないのだから、パチンコはもっと一発告知に特化していったほうがいいんではないか。

ヘソに入った瞬間にハナがチカるだけとか、ヘソに入った瞬間にペオン!ってブラックアウトしてフリーズするだけとか、そういう台のほうが絶対に飽きずに打てる。

 

・・・しかしもしそんな台が出たらどうせ「通常時がヒマ」とかいう人が騒ぐんでしょうね。

しかしそういう人はたいがい「激アツ予告と激アツリーチでハズレた。なんだこのクソ台。アツくもねえのにさんざん煽りやがって!」とも言うんですよね。

煽られてハズレりゃあ文句を言うし、煽られなければ「ヒマ」とか言っちゃう。

そういう打ち手の声に応えようとしてド派手さとウルサさを追求した結果、つまんない台ばかりになってどんどん遊技人口が減る事態になったのだから、メーカーはそんな打ち手はもう放っておけばいいのに。

 

ともかく、パチンコにしろパチスロにしろ、もっとも気持ち良く感じるのは「入りを察知した瞬間」のはずであって、それをもっともエキサイティングに演出できるのは「一発告知」だと思うのです。

新時代をむかえるにあたり、デジパチも一発告知中心にシフトしていったらどうでしょうか。

 

大当り告知はハナの点滅だけ、デジタルはシンプルな7セグがついてるけどほとんどオマケ・・・みたいな台があったら私は2000回ハマっても平気ですけどね。

そんな硬派な台をつくってくれないものでしょうか。

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