以前の記事
にて、NHK「うたコン」の感想を書いたら、
普段は過疎のこのブログに、たくさんの
人が見に来てくれました。
やっぱりテレビの影響力ってすごいんだな～と実感。
というわけで、調子に乗って引き続き第３回の放送についても
記事にしていきます。
今回のテーマは「歌姫競演！オトナの旅うた」。
出演は、五木ひろし,華原朋美,サラ・オレイン,田川寿美,中村美律子,夏川りみ,平原綾香,May J.,八代亜紀,藤井隆,三浦文彰。
まさかの録画トラブル
そういうわけではりきって記事を書くつもりだったんですが、
我が家は地デジ電波の不安定なときがけっこうあって、
今日はまさにそれ。開始３分で録画が途切れていました。
１９時４５分に帰ってきて、気が付いて慌てて録画しなおしましたが、
最初の１５分ほどは見られず。
認知症の母が施設に入る前は、母がテレビのコンセントを
抜いてしまうというトラブルが多くて、
そのときは母に「余計なことすんな！」とか言って
怒ってしまうことが多かったことを思い出しました。
認知症患者って、ほんとに「やらなくていいこと」だけは覚えているものです。
それはともかく、録画したのはMay J.が「異邦人」をうたっているときから
なので、それ以前は見られませんでした。夏川りみは何をうたったのかな？
華原朋美ってちゃんと歌える人だったんだ
いろいろあって休業する前の華原朋美の歌唱は、
私に言わせれば「ヘタ」そのもので、
小室哲哉はなんでこんなヘタクソを「天才」とかいって
持ち上げるんだろう・・と思っていました。
今回、「月影のナポリ」（イタリアの歌手Minaの曲の日本語カバー）
を歌っていましたが、普通にうまい。ある意味、以前のアクの強さというか、
華原らしさみたいなのは薄れた感じなので、以前からのファンにとっては
どうなのかなと思いますけれど。年齢をかさねて落ち着いたら
こうなったということでしょうか。
サラ・オレインの美声に驚愕
サラ・オレインが「蘇州夜曲」を歌っていました。
私はこの人に関してはあんまり知らないんですが、
歌唱もアレンジもかなり良かった！
「うたコン」は、「この人にこれを歌わせるの？」という
選曲がけっこうありますが、これは成功例でしょう。
アカペラも凄い。
そのあと、大河ドラマ「真田丸」のテーマを
ヴァイオリニストの三浦文彰が演奏。
大河ドラマみてないので初めて聴きました。
イントロ部分は印象的ですが、全体的には
ふつう、という感じでした。
ヴァイオリンはすごいんでしょうけれども。
五木ひろしの新曲「思い出の川」
石原慎太郎が作詞、ということをことさらにアピールしていた
「思い出の川」。
そりゃあ冠二郎の曲だろ！パクリかよ！と一瞬思いましたが
それは「思い出川」。
はっきり言って、曲は良かったけれども、
歌詞そのものはまったく大したことなかった。
両A面シングルとして、「九頭竜川」とカップリングで
発売されているようですが、こと歌詞に関して言えば
「九頭竜川」のほうが断然いい。
「思い出の川」の歌詞って、つまり川を眺めて昔を懐かしんでる、
っていう歌詞なんですが、いったいどんな川なのか？
どんな思い出があるのか？そのへんが浮かんでこないので、
味わいがない気がします。
「千曲川」の歌詞などは、メロディなしでも、読めば
情景が浮かんできますよね。そういうのが素晴らしい歌詞なんだと思います。
反論する人は、「長良川艶歌」や「九頭竜川」みたいに、どこそこの川、と
言っているわけではないし、「皆まで言わないのが美しいんだよ！」
といわれるかもしれないですが、それにしてもなんか平凡、
と思うのは私だけでしょうか。
ニュースによると、石原のほうから「こんな詩があるんだけど」みたいに
持ち掛けたらしいですけど、五木側も石原が相手では、
「いや、遠慮しときます」とか、
「ここ直してください」とも言えなかったんじゃないか、
とか邪推してしまいます。
良い意味での意外性がなかなか良い回でした
この人がこれ歌うの？という意表をつく選曲が
良い方向に作用していたと思います。
願わくば、大御所以外が新曲を披露する機会を
つくってほしいな！と思います。大河ドラマや
朝ドラの番宣をカットすれば２曲くらいはできるでしょう。
市川由紀乃や山口かおる、竹川美子みたいな人たちに
もっとでてほしいなあ・・と願いつつ、
次回も期待します。
10周年記念シングル・コレクション~Dear Jupiter~
NHK大河ドラマ「真田丸」オリジナル・サウンドトラック 音楽:服部隆之
それではまた。