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初代復活? スマスロ「吉宗」が人気らしい?

大都技研が2003年に発表し一世を風靡した大量獲得ストック機、「吉宗」を「完全再現」したという(その触れ込みで台出すの何度目だよ、という気もしますけどね。まあそれは北斗やエヴァとかほかのメーカーも同じか)、スマスロ「吉宗」が登場しましたね。

 

私がつかっているホールでは導入が2台とか3台とかでしたが、これがいまのところいつも誰かが打っていて、「人気がある」といっていい状態にあるようにみえます。はたしていつまでそれが続くか注目。

いままでに「吉宗」の後継機もしくは「爺サマー」みたいな派生機はたくさん出ていて、そのなかには「初代を継承」みたいに言ってたのもありましたが、いずれも「それはウソだろ」としか言いようがないものばかりでしたよね。しかし今回のこれ、私も2回だけ打ちましたが、いままでの後継機よりもかなり初代そのまんまに再現できている模様ですね。

とりあえず色目押しさえできれば誰でも(これを「誰でも」と言ってはいけないと思うけどなあ。押し順だけにはできなかったんだろうか。ご年配層が打てなくなるでしょ。するとハイエナがしづらくなるわけで)BIGで711枚がほぼ確実にとれる、BIG1G連もする、BIGの大連チャンが期待できるゾーンも搭載して爆発力は初代と同じもしくはそれ以上、天国モードももちろんある、演出やサウンドも初代を再現。初代では1,921Gだった天井は999G+αに。

こう言うといいことづくめに聞こえますが、爆発力の代償としての、引けない時の凹み具合も継承しちゃってる。ホールの台のデータ表示みてると10階建てビルが何本も並んでしかもそれが延々とREGだけだったりしてますね。REG連天井とかBIG間天井とかもないらしいので、実質は「青天井」といってもいい台。999GのG数天井を狙うにしても、193Gまではフォローしなくてはならないので天井狙いの効率も悪い。私が打つ機会はあまりなさそうです。即ヤメ台が落ちていれば193Gまで狙うのはアリか。今後ホールでどのように動いていくか、それによって向き合い方を考えていきましょう。

もともと初代は大嫌いだったが・・・

といっても、初代「吉宗」が大嫌いだった私としては、好んで打つつもりはありません。

大量獲得&1G連、BIG中の演出が選べるという斬新なシステムはおもしろかったし、楽曲もカッコイイものが多かったし、一世を風靡したのもわかる・・・

↑曲については私はこれがいちばん好き。BIGを引けた喜びが沸き上がってきます。それに目押し不要ですごいスピードでメダルがドパドパ増えましたからね、色目押しでのBIGとは気持ちよさが段違い。そこを再現できないのは6号機では仕方がないのか。

 

と思いますけど、通常時のあの「前兆」演出が嫌だったんですよ。

数十ゲームにわたる前兆っていうのは、吉宗と同時期くらいに出た初代「北斗の拳」で多くのスロッターに受け入れられ、私もふつうに楽しんでいましたが、シェイクだの吉宗だの番長だのの「高確率」は、役物や液晶演出で煽って煽って煽りまくって結局ハズレ、ってのを延々とみせられる(という印象を受けてしまう)ってのが嫌で嫌で仕方がなかったのです。

「高確率」といいつつ実は「高確率で大当たりを抽選」ではなくただの「前兆」「煽り」だった、ってのも嫌いだった理由。パチンコも「当たらねえならいちいち煽るな」って思いますけどそれと同じ。

個人的にはこの「吉宗」あたりからウザい煽りを搭載するマシンが増え、パチスロの子どもだましのテレビゲーム化がすすんでいったという印象をもっています。

それに「高設定でも素直に出ない」ってのも嫌いでした。当時通っていた新宿歌舞伎町の「グリンピースタワー店」で設定6公開台を朝からつかんでぶん回して10万円以上やられたことがありましたが、それがそれほど珍しいことではないっていうのが打つ気をなくさせた。「おお~これって高設定じゃね?」とか「さすが高設定は楽しい!」とかいうのが全然味わえないんだもん。徹底的に打ち込んだマニアは違うのかな。私はほかに打ちたい台がいっぱいあったからそこまで打つことはありませんでした。

今打つとシンプルで静かで、それほど悪くない

と、初代が嫌いだった私ですが、今回のスマスロ「吉宗」を打って初代そのまんまの通常時の演出を再体験してみると、少なくとも通常時はいまの台よりも圧倒的に淡白で静かで、前兆演出もそれほどウザくない、と感じました。だからといって「好き」「楽しい」とは感じませんけど。

この台の稼働が良いのはひょっとしてそのへんも評価されているってことなのだろうか。システム的には(今の台と比較すれば)わりとシンプルでわかりやすいし。もちろん一撃でどれだけ出ちゃうかわからないすさまじい爆発力で夢がみられるというところも評価されているところでしょうが、チャンスゾーン→突破できればボーナスという名のチャンスゾーン→突破できればAT→薄いところ引ければ特化ゾーンor上位AT→そこで薄いところ引いてやっと大量獲得、という面倒くさい台よりも、BIGが引けさえすれば(それが大変なんだけど)とりあえず711枚が確定するという明快さが新鮮なのかも。

 

そう考えると名機のリメイクっていうのは、出玉システムは規定の問題があるから難しいとしても、少なくとも演出なんかはパチスロが大人気だった4号機時代の名機をできるだけそのままに、できるだけシンプルに再現するのが最適解なんだろう、と。ひょっとすると「吉宗」も北斗同様のヒットになったりするかもしれない。

同じこと何度か書きましたが、ならば「獣王」とか「宝船」とか「ゴルゴ13」あたりを「4号機そのまま」でリメイクしてもらいたいなあと切望するところ。獣王なんかあのまんまでイケるでしょ。まあリアルボーナスを搭載するのが難しいというところはあるにしても、とりあえずオールド世代が喜ぶような、シンプルかつわかりやすいゲーム性と演出を再現し、余計なものをつけないという姿勢を徹底してくれさえすれば、パチスロ人気も盛り上がってくるのでは。

 

「初代復活」という触れ込みの「吉宗」を打って、スマスロ北斗を打った時と同じく、名機のリメイクは余計なこと考えずそのままに再現すればファンは戻ってくるんだろう、と感じました。間違っても私のメイン機種にはならないと思いますが、吉宗が人気になってパチ屋が儲かり、出玉状況が良くなって私も儲かるというループに期待したい!

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