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メルカリ:値下げ交渉に応じてホイホイ値下げする人はなんなの

私も最近かなり使っているフリマアプリ「メルカリ」について先日からいろいろ書いています。

こないだは「評価」システムについて書きましたが、6月23日から取引評価機能が少し変更になるようです。

メルカリ:やたら「低評価」を気にする人はなんなのか

「普通」という評価の解釈が人によって違うので、評価は「良かった」と「残念だった」の2種類だけに。

そして、評価一覧における過去の取引評価の全件表示をやめ、最新100件のみを表示することに。

これは妥当な改善じゃないでしょうか。最初のうちなにもわからず失敗してネガティヴな評価をもらったのが延々と表示されてしまっているのでは、前の記事で書いたようにネガティヴ評価をやたらと気にする人が多いのも仕方がないですもんね。何度か失敗したとしても100回頑張れば100%ポジティヴ評価に生まれ変われるんなら、改善に取り組もうという気にもなるでしょう。Amazonマケプレでも、デフォルト表示は「過去1年間の評価」ですしね。

 

それはともかく、今回はフリーマーケットの醍醐味ともいえる(?)「値下げ交渉」について思うことを書いておきます。

リアルのフリーマーケットでは当たり前に行われることらしいが・・・

私はリアルのフリーマーケットには行ったことがないので知りませんでしたが、そこでは「値下げ交渉」が行われることはふつうらしいです。

ていうか、それこそがフリーマーケットの「醍醐味」と言っている人もいるようです。

 

そうなんだ。知らなかった。だからメルカリもルール上、コメント欄で値下げ交渉はしてもいいようになっているし、商品カテゴリによっては「オファー」などという、第三者に知られずに水面下で価格交渉をする機能まで用意されているんだな。

外国ではふつうに店で買い物するのも値下げ交渉が当たり前のところもありますしね。そういうこともあって、「値下げ交渉には応じられません」と明記していても(私はそのように書いています)、それでもかまわずに「お値下げ可能でしょうか?」とか訊いてくる人がふつうにいるんでしょう。

ルール上やっていいことになっているから、私は「値下げ交渉は無駄って書いてるだろ!」とは言わずに「すみませんが・・・」と言ってお断りしていますが、どうも私は「値下げ交渉」という行為自体がなじめない。いや、値下げ交渉すること自体はいいけれども、それに応じてホイホイ値下げする出品者もけっこう多くて、そっちのほうが私にはちょっと許せない気がします。

「言ったもん勝ち」「ゴネ得」が大嫌い

たとえば10,000円で出品した。できるだけ高く売りたいからちょっと高めにした。値下げを前提にしてるから、予定価格は8,000円。

そこで予定通り「8,000円にしていただけませんか?」とか言われる。

最初の値付けが値下げ交渉前提で高めだったので、もちろん8,000円でもいいよ・・・と言って値下げして売る。

買うほうは希望価格で買えた。売るほうは予定価格で売れた。どちらもハッピー。いわゆるウィンウィン。

 

これがメルカリ公式で「こうやって楽しんでください」という流れ(?)なんでしょうが、私はこれが徹底的に気に食わない。

というのは、もし10,000円で出品した時点で、出品者は10,000円で売りたいんでしょ?じゃあ10,000円で買ってあげるよ・・といういいお客さんがいたとしたら、

「\(^_^)/! 8,000円のつもりだったけど10,000円で売れたぜ!ラッキー」

と思って喜んで10,000円で売るわけですよね。

 

値下げして!と言われれば値下げし、言われなければそのまま売る・・・っていうのは、相手に対してものすごく不誠実な態度ではないかと。

 

200万円で車を買った。しかし同じタイミングで同じセールスマンが同じ車を、ゴリゴリ値引きを要求する人間に150万円で売っていたのがわかった・・としたらどうですか。そんな「言ったもん勝ち」を許せますか・・という話です。

タイミングや状況が違えばあり得る話でしょうが、そうでなければガンガン値下げ交渉されても「いやあ・・ほかのお客さんには値引きしませんでしたから、すみませんが200万で・・」と断らなきゃあ、信用というものが崩壊するでしょう。

 

値下げにホイホイ応じる出品者は、値下げ交渉せずに高い価格で買ってくれる客がいたら、

「相手がバカ正直な情弱で儲かっちゃったぜ・・・」

と考えるんだろうな、と思うと、吐き気を催すほどの嫌悪感をおぼえるのです。

 

ネットでみていると、値下げを要求する人間を批判する言説をよく見かけますが、批判されるべきは値下げを前提に価格を設定する出品者のほうじゃないでしょうか。

もちろん、できるだけ高く売りたいと考えるのは当たり前のことであり、それ自体は問題ないとは思いますが、「値下げしてと言われたら値下げする。言われなければそのまま」っていうのは、どう考えても気持ちが悪い。「高くて売れないみたいだからちょっと値下げしよう」と自分で値下げするのはアリだと思うけれども、「言ったもん勝ち」になるような値下げのしかたはやめたほうがいいのでは・・と思います。

値下げ交渉はルール違反ではないからOK。でも応じません。が理想の姿勢なのかな

外国の商習慣はそういうもんで日本人の感覚のほうがおかしいんだよ、とか、フリーマーケットってなこういうもんなんだよ・・・という考え方もあるんでしょう(私はガイジンのほうがおかしいと断言しますけどね)。

しかし、値下げを要求されてカンタンに値下げするような人間は絶対に信用しないしそういう人とは絶対に取引しない・・という私のような人間もいるということは、ぜひとも理解していただきたいと思っています。

値下げを前提に価格設定しているなら、「価格は値下げ交渉前提の価格です。即購入せずに、希望価格をコメントで知らせてください!」と言わなきゃダメでしょ。

 

まあ、値下げ交渉は公式が認めた行為ですから、私は「値下げ交渉には応じません」と明記しつつ、「値下げ交渉しないで」とは言いません。じっさい「応じない」と書いても交渉してくる人がたくさんいますね。そのときは「うぜえなこの野郎」と思いつつ「申し訳ありませんが値下げ交渉には応じません」と伝えています。

半額以下とか考えられないような幅で値下げを要求する人とか、たったの10円や20円程度をわざわざ値下げ交渉する人とか、「○○円で即決しますので専用にしてください」とかいう死ぬほど図々しい人とか、いろんな人がいて逆に面白いので、交渉されること自体はけっこう楽しかったり。だから、「値下げ交渉すんな!」とは言いません。ただし、絶対に応じない。

ルール違反ではない以上、値下げ交渉に対してとるべき姿勢はこれでいいんじゃないかな、と思っています。自分が出品者なら、交渉されても応じない。自分が購入者なら、値下げにカンタンに応じるような人からは買わない。

 

ま~た図々しい人がなんか言ってきたよ・・・というのが楽しめるという意味で、出品者にとっては「値下げ交渉」はネットフリマの醍醐味なのかもしれません。

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