昨年の4月末から5月半ばにかけて、わが地域のパチ屋はすべて営業を自粛していました。あのときは日本中パニックでしたね。とくにパチ屋やパチンカーは理不尽なバッシングにさらされた。実は無罪だったパチ屋とパチンカーを「反社会的勢力と同じ」とまで言ってブッ叩いていた昼のワイドショーのコメンテーターどもはいまだに一言も「あのときはすみませんでした」って言いませんね。もう顔見るだけで腹立つ。
なじみの店員さんといつも「お客が少ないねえ」という話をする（ヒマなのを知ってるのに私がいちいち「今日はどう？忙しい？」って訊くからたぶんウザがられている）んですけど、こないだは昨年の休業の話になり、「お客さんが少なくても、営業してて仕事もあるんだから全然昨年よりマシです。あのときは仕事なくて家に閉じこもっていましたから・・」と店員さん。
たしかにパチ屋としては昨年よりはマシな状況でしょう。しかしそうであっても、倒産したり廃業したりするパチ屋がどんどん増えているらしい。コロナや高射幸性マシンの撤去や禁煙化など、逆風だらけだからそれも必然の流れなんでしょう。この苦境はとうぶん続くでしょうね。
でも、あくまでも客としての目線で言うと、コロナは不可抗力だとしても、そのほかの問題は業界全体の体質改善や企業それぞれの努力でもっとどうにかできると思うんだけどなあ。これまで何度も書いてきたように「禁煙化」なんてのは考えようによっては非喫煙客を増やすチャンスのはずで、いまだに喫煙客をつなぎとめるためだけに「加熱タバコ吸えます！」なんてやってるホールをみると、何やってんのかな・・としか思えない。
わが地域のホール数店舗をみているだけでも、景品をしょっちゅう刷新したりとかお客さんが楽しめる（出玉に関係しない）イベントをやったりとか手作りで飾り付けしたりとかコスプレしたりとか、常になにか目新しいことを可能な範囲でやって売り上げ増や来客増をはかっているホールもあれば、話題の新台を並べてればいつか客は戻ってくるだろ・・と漫然と営業してるホールもある、というのを感じます。
まあ私のようにパチ屋でカネを増やそうとしている人間がそんなことを言っても「お前なんか客扱いしてねえんだよ！」と言われるでしょうが、私だってぱちんこ以外で充分なカネを得られるようになればそのときはただのぱちんこファンに戻るわけです。そのときに遊びで打ちに行きたい店はどっちなのかと言えば、いうまでもなく常に目新しい面白いことをやってくれる店。そこを考えると、営業しているようすをみているだけで、どのホールがコロナ後まで生き残るかが見えてくる気がします。
それはともかく、5月の収支です。
いまひとつ突き抜けられないが・・・なんとか面目を保った
収支 プラス 319,783円（2021年累計 プラス 1,573,126円）
稼働時間 206時間（移動などもすべて込み） 時給 1,552円
パチスロ差枚数 プラス 2,585枚
パチンコ差玉数 プラス 79,784個
引き続き稼働の中心はパチンコ遊タイム狙い。そこそこ拾えたし、ヒドイ展開も（冬ソナ以外は）それほど多くはなかったけれどもものすごい猛爆もなし。安定している、といえばそうなのかな。しかしこの程度では足らないし、「安定」といってもいつ崩壊するかわからない、ものすごく危なっかしい「安定」。明日以降もいままでと同じように拾えるかどうかはわからないし、拾えたとしても天井単発を10連続で喰らうかもしれないし、いきなり猛烈に釘をシメまくるかもしれないし、いまのところの稼ぎ頭である「真・北斗無双3」がいきなり大幅に減台もしくは撤去になるかもしれないし、「ハイエナすんな！」と店側から出入り禁止を通告されるかもしれない。
それは今に始まった話ではありませんけどね、結局この稼業をやってるかぎり、どこまで行っても「安心」というのは得られない。ふつうに正社員でサラリーをもらってても「安心」できない時代になってるんだから当たり前というものですけど、「安心」を得るためにはやはり、ぱちんこよりも安定して収入を得られる道を確立するしかない。
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」でディオ・ブランドーは人間の生きる目的を「安心を得ること」と言っていましたがこれは至言。まずは経済的安心が欲しい・・・けれども、ぱちんこが主たる収入というのでは構造的に不可能。ぱちんこで稼ぎつつ、「安心」を得るための方策を練り、少しづつでもそれを完成に近づけていかないと。古くからの読者の方からは「お前ずっと前から同じこと言ってるだろ！」と言われそうですね。クズだから仕方がないのです。
真・北斗無双第3章がメイン機種として活躍してくれた
パチンコはほぼすべて遊タイム狙い。一度だけ、「真・花の慶次2 漆黒の衝撃」でそこそこ回る台（1000円あたり23回ほど）の台をつかんで終日粘ったけれども初当たり8回も引いたのに確変が1回だけという不運で結果が出ず。
遊タイム狙いの結果は以下のように。
・北斗無双第3章・・・・・プラス 73,218個（16台）
・真牙狼・・・・・・・・・プラス 19,156個（3台）
・とある魔術・・・・・・・プラス 17,156個（8台）
・野生の王国GO・・・・・・プラス 13,584個（2台）
・ギンパラ夢幻199・・・・プラス 6,904個（4台）
・仮面ライダー轟音・・・・プラス 4,181個（1台）
・まどか☆マギカ劇場版甘・・プラス 3,794個（1台）
・笑ウせぇるすまん最後の忠告・・プラス 3,191個（1台）
・Ｆパワフル3Ｆ・・・・・プラス 21個（1台）
・ジューシーハニー3・・・・マイナス 198個（1台）
・フェアリーテイル2・・・・マイナス 283個（1台）
・アリア覚醒・・・・・・・・マイナス 750個（1台）
・エヴァ決戦深紅・・・・・・マイナス 2,516個（2台）
・リング呪いの七日間2・・・・マイナス 3,355個（2台）
・ゴルゴ13疾風・・・・・・・マイナス 5,425個（1台）
・ｱﾅｻﾞｰｺﾞｯﾄﾞポセイドン・・・マイナス 5,582個（1台）
・冬ソナフォーエバー・・・・マイナス 26,275個（11台）
「真・北斗無双第3章」でまたまた上振れしまくったおかげで安定の結果に。1000円あたり19～20回ほど回って（27.5玉交換）、しかも据え置き傾向、テキトーに打ち散らかす人もそこそこいる・・という天国のような状況のホールがあって、そこに足しげく通っています。そんな状況は長くは続かないでしょうが、いまのところそのホールの無双3がメイン。
で、もうひとつ「メインに据えたい」と言っていた「冬のソナタフォーエバー」。これまで安定して結果を積み重ねてきましたが、ついに来ました下振れ展開。天井到達→通常大当たり→時短駆け抜け、のクソ展開を喰らいまくって大負け。なぜいらないほうの40％をいつも引いてしまうのか。
クソ台「とある魔術」は稼働状況がだいぶ変化してきて打つ人が少なくなってきたので、据え置き傾向のホールで宵越しの宵越しの宵越しの宵越し・・とかがけっこう狙えるようになり、辛抱強くデータを収集し続けて美味しい台をゲット。
クソ台といえば初めて打った「アナザーゴッドポセイドン」。負けたから言うわけじゃなく、こりゃあ最凶クラスのクソ台といえるでしょう。ひたすらイライラするだけの回転体役物。1/5をクリアしないと絶対にヘソに入賞しないから、銀玉の動きにエキサイトすることもなく、面白くもなんともない。そのうえ液晶演出はべつにカッコ良くもないしひたすら退屈。センスなさすぎる。開発陣にはパチンコ好きな人はひとりもいなかったんだろうなあ。ユニバーサルはもうパチンコから撤退してほしい。資源の無駄遣い。
ともかく5月もそこそこ拾えてそこそこ結果が出てホッとしているところ。6月は冬ソナで挽回したい！そろそろ撤去かな？
パチスロはたまたま運よく勝っただけ
パチスロは相変わらずあまり打てず。
→日常の稼働日記：たまには遊タイム狙いから離れて、好きな台で楽しんでみる！ で書いた、なじみのホールの特定日にたまたま勝ったのがあったのと、できれば今のうちにもっと打ちたい「獣王 王者覚醒」で久しぶりに象ボーナスを引いたりして3,000枚ほど出たのがあっただけ。
↑リセット仮天井からのサバチャン中にレバーオンでピロロ～と「動物勢揃い」が開始！このサウンドはいつ聴いても最高ですな。中リール押すと中段にチェリー図柄が止まって失禁（中段チェリーor強チャンス目濃厚）。これが中段チェリーで象ボーナス。上乗せは140Ｇでたいしたことなかったけど、脳汁大爆発の快感を味わえました！
あとは帰り際に壇蜜やハナハナをちょこちょこと打ったくらい。そのへんのノーマルタイプは当然ながら結果が出ませんでした。大負けはしてないからOK・・とは言えませんね。ほんとうはそんなの打ってる余裕はないのです。でも、他人がハナハナのハナをチカらせているのを見ると、そのハナの美しさに吸い寄せられて打ってしまう。久しぶりにハナハナの稼働記事とか書いてみたいなあ。
と、5月はこんな感じで、あまり良くはないけどとりあえずそこそこのプラス収支で終了。もう少しボーンと突き抜けた結果を出しておきたいものですが・・・そこは運ですからね。しかし、幸運な一撃に遭遇するまでに喰らう負けの幅をできるだけ小さくする、というのが他人と差をつけられるところであり実力というもの。辛抱強く、慎重に立ち回ることを継続していくことにしましょう。