みなさまゴールデンウィークはいかがお過ごしですか。
一般的にはゴールデンウィークやお正月はぱちんこ店にとってはここで儲けをとらなきゃならないという重要な期間ですから、高設定や甘釘は期待できないと思ったほうがいい、というのは言うまでもないこと。ただ楽しみたくてぱちんこ打ちたい、どれだけ負けてもヘッチャラ、という余裕のある方は別として、ただ勝ちたくてぱちんこ打つという方はここは素直に稼働を休んで、家族とどこかへお出かけするなりして、勝負と離れて楽しく過ごすのがイイと思いますね。
しかしこの円安と物価高。お出かけにもものすごくおカネがかかるし、海外旅行などはなおさら。私が生まれたころは為替が固定相場制で1ドル=360円でしたが、その時代のように「海外旅行は一部のセレブだけができるもの」というふうに戻ってしまうかもしれない。
ここ最近の物価上昇に対して、私の地域のパチ屋はいまのところ貸し玉料金の値上げや交換率の変更等は行っていない。店単位で勝手に変えることはできないらしいからなかなか難しいんでしょうが、4円パチンコは4円で貸して約3.63円で交換、20スロは約21.7円(1,000円46枚)で貸して約19.76円で交換、というレートをどこの店も維持している。
客がウンザリしてしまうくらい回らないクソ釘で営業するくらいならほかの地域のようにパチンコの貸し玉料金を上げてもう少し回るようにすればいいんじゃないかと思うんだけれども、どれくらい回るかを意識している客は少ないですからそれはなかなかできないわけか。貸し玉料金を上げれば値上げされてますますキツくなったというイメージだけを与えてしまう。
ならば低交換率にすればいいじゃないか。スロット7枚交換やパチンコ2.5円交換で高設定や甘釘だらけの営業にはできないんだろうか。パチンコは回れば面白いし、ジャグもハナもいっぱい光れば(さらに)面白いんだから。
低交換率の店は現代においては淘汰されているのが現実らしいから、すると業界的には「ユーザーがそれを望んでない」という結論になっているんだろうけど、ほんとうにそうなのだろうか。等価じゃなきゃ満足できねえ、という依存症層「しか」パチ屋に来なくなっているだけなんじゃないのか。低交換率でもそこそこ回って楽しめればいい、という層が来なくなっちゃっただけじゃないのか。
まあ低交換率によって遊技人口増を実現するためにはホールだけでなく業界全体でそこに向かって取り組んでくれないといろいろ難しいんでしょうが、最優先するべきはエンドユーザーたる遊技客の満足度をあげることであるはずなんじゃないか。エンドユーザーが「回らないからつまらない」と言って離れているのに、そこをなんとかしようとしないのが不思議で仕方がない。フツーの業界はエンドユーザーの満足度を追求するのが結果的に業界全体の利益になると思って活動していると思うんだけど。そうじゃないのは自民党とぱちんこ業界くらいのものじゃないの。
私だって等価で低設定しかないとわかっている店よりも、低交換率だけど高設定だらけというホールでジャグやハナを打ちたいし、そのほうが楽しい。二十数年前にホームとしていた新宿歌舞伎町の「グリンピースタワー店」は7枚交換でしたが、いつでもどの台でも高設定に期待できたから楽しかったし、その近くにあった「エルニド」は7.6枚交換でストック機のストックをトバすヒドイホールだったけれど、「ギャンブルコンボ」(ユニバの「確変」パチスロ。設定6の機械割は160%と言われていた)が一時期高設定だらけになっていたからそれを見つけるのが楽しくて通い詰めた。川崎市にあった「モナコ会館」に10円スロットコーナーがあって、50枚交換という圧倒的低交換率だけど全6確定という状況下でオーイズミのベガスロ「リニアフラッシュ」を打ちまくったという思い出もあります。メダルがめちゃめちゃ汚くてすぐにエラーになるというヒドイ状況であっても楽しめた。
高設定だらけでもそれで勝てたかというとそんなでもなかったわけなんですけど、低交換率であっても高設定や甘釘なら楽しいし打ちたいってのがパチンカー・スロッターというものでしょう。7枚交換だけど全台456、たまに6もあります、なんていうジャグラーコーナーがあれば私なら通いますけどね。このへんでぱちんこ業界は低交換率で客がわんさか来ていた時代に回帰することを目指してほしい。いまさらそれは無理か。
余談が長くなりましたが、ゴールデンウィークといえばスロッターが思い浮かべるのは5月5日のゾロ目の日。ゾロ目の日だから頑張る、というホールもあるだろうし、5のつく日が特定日というホールなら年イチ級のイベントデーとなることもあるでしょう。
そしてなにより5月5日は「GOGO」の語呂合わせで「ジャグラーの日」であるというのは(少なくともスロッターのあいだでは)すっかり浸透している。
私は少なくとも現在はいわゆる「依存症」ではないと自負しています(カネにならないならパチ屋になど行きたくもない)が、このカッコいいGOGOランプがペカった瞬間の、脳汁ジュワ~感はほんとうに病みつきになる。打ちたい、いやいや負けるからやめとけ・・・という葛藤と闘うことになります。
いまのところジャグラーはマイナス収支!
そんなふうに、打ちたいからといってやみくもに打っているわけでもなく、いちおう高設定の香りを感じる台だけを打っているにもかかわらず、2024年の私のジャグラー収支はいまのところマイナス(36台打ってマイナス 2,209枚)。
負けているということはつまり「なんちゃって高設定」を打たされているということで、ホールの状況が悪いことがそこに現れている。以下は(詳細な数字を控えるのを忘れてしまったが)ものすごいREG先行で可能性を感じさせていたハッピージャグラーVⅢの4月某日の実戦データ。
もともと出玉性能がショボいハピジャグなだけに、高設定の香りを感じてもBIGが引けなければまとまった結果を出すのは難しい。面白かったからよかったんですけどね、面白いからといってそれだけで終わってしまっては私は生きていけないのでそのへんが悩ましいところ。
今年に入って、ジャグラーに関してはこんな感じのピリッとしない内容の稼働ばかりが続いています。こうなると「高設定なんてどうせない」となり、ジャグラーを打ちたいけど打てない、というふうになる。低交換率でもいいから高設定に期待できる状況であればもう少し打つ気になるというものだけど。
1年に1回くらいは負けを覚悟で全ツッパしてみたいが・・・!
4月8日に導入開始となった北電子のジャグラー最新作「ジャグラーガールズSS」は私のなじみのホールにはとりあえず導入されず、まだ未体験。
新プレミアムが多数搭載で楽しそう。「告知後ガコ」は前からあったっけ。怪しい出目で告知発生せず→3秒後にいきなりガコ!なんていうゴージャグみたいなプレミアムがあったらいいな。
しかし私はウルサイジャグラーはあまり好きではないので、導入されたとしてもほかのジャグラーが優先になるかなあ。もちろん高設定っぽいのがあれば打ちますけどね。
と、とりとめのない内容になりましたが、ともかく5月5日は「ジャグラーの日」。負けても構わないのなら楽しめばいいけれど、この物価高ではパチ屋の経営も苦しいはずで、人気機種ジャグラーといえども大盤振る舞いはなかなか期待できそうにない。勝ちたいのならホールの状況をよく鑑みて、よさげな台だけを選んで打つといういつもどおりの慎重な立ち回りを徹底するべきと考えます。
とはいってもジャグラーは楽しい。1年に1回くらい、負けを覚悟でジャグラーで全ツッパしてみたい・・・ってのはこれまでにも何度も言ったかな。今年こそはそれを実現したい! ほかに打ちたい台もないしねえ。ただイライラするだけのゴミみたいなAT機を打つよりは、たとえ勝てなくてもジャグラーを打つほうが精神衛生的にはよほど有意義。
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