パチンコ・パチスロを遊びではなく勝つために打っているのであれば、「勝てる見込みのある台、打つべき台が見当たらなければ、なにも打たずに帰るべき」ということはこれまでに繰り返し書いてきました。
もちろん私もそれを実践し、だからこそそこそこは勝てているわけです。しかし、ぱちんこの客離れがこれまでとは異次元のレベルですすみ、テキトーに打ち散らかしてくれるエンジョイ層がパチ屋に来てくれなくなっているいまとなっては、そんな美味しい状態の台が落ちていることはめったになくなり、「なにも打たずに帰る」ことが常態化してきています。
そうであるならなおさら「打つべき台がなければ帰る」のを徹底し、無駄な負けを排除しなくてはならないのですが、無尽蔵に貯えがあるわけもなく、それなりに日銭を稼がないと生きてはいけない。そうなると、打つ理由がボヤッとしか見えないような半端な台を「これくらいでも打っておくべきか」とか思って手を出したりしてしまいます。
パチ屋に客が押し寄せていてパチ屋に客に還元する余裕があった時代、もしくは「ミリオンゴッド~神々の凱旋~」のようななにも考えなくても勝てる台がそらじゅうにあった時代であれば、「そんな半端な台をムリに打つ必要はないしそんな時間はない」という思考に至っていた。しかし今はパチ屋にも客にもそんな余裕はなくて、パチ屋は客から搾り取ることだけを考え、パチ屋に来る客は私と同じようにとにかく勝ちたくて来る人間ばかりだから、「勝てる見込みのある台」はそもそも見当たらず、あったとしてもその競争率は高くなってしまう。すると半端な台を「これくらいで手を打つか」と考えて打たざるをえなくなる。
ならばぱちんこでカネを稼ぐことにしがみつくのをやめればいいじゃないか、と言われればまさにそのとおりで、その道を真剣に探っていかなくてはならない・・・と考えてはいますが、とりあえず今すぐにぱちんこやめるというわけにはいかない。なにしろ誰かに雇われて給料もらおうという選択肢は最初から除外(仮にそれを考えたとしても、50過ぎてとくに何の能力もない私を雇ってくれるところがあるわけもない)していますから、もうしばらくはぱちんこから得る収入が必要です。
しかし「日銭が必要!」とか焦って打つとたいがいロクなことにはならない。今回は読者の皆様が喜ぶ(負けましたっていう内容のほうが読まれるんですよねえ)、ダメダメだった日の稼働内容です。
大好き「アラジンAクラシック」の宵越し狙いから!
この日はあさイチから近所のF店に出勤。このホールはパチンコ遊タイム機がほぼ間違いなく据え置きなのでその宵越しからチェックしますがなにもなし。
パチスロのほうは、ほぼリセットする機種とほぼ据え置きの機種が混在している模様。その傾向はだいたいつかんではいるのですが、あたらしく入った台などはそれがわかるまで時間がかかる。やはりガックンや有利区間ランプではっきり判断できる台のほうが嬉しい。
その意味で、有利区間ランプが消えてればリセット濃厚、点灯していれば(店に対策されないかぎり)据え置き濃厚となる「アラジンAクラシック」は重宝する。通常時のBIGや25G以内の連チャンを引かないと天井までのカウントがリセットされない仕様ということもあって、ビックリするくらい美味しい台を拾えることもあります。
で、このホールのアラジンAクラシックはほぼ据え置き。この日も有利区間ランプは点灯。前日のデータをポチポチしてみると、2回くらい単発をはさんで、連チャン後合計640G消化して終わっている。連チャン後32G前後で有利区間リセットしたとすれば、経過ゲーム数は約600G前後か。
天井は1,200G。う~ん、ちょっと浅いなあ。いや、昨年これくらいからでも狙ってその結果ものすごく勝ちまくったもんだから、今もこれくらいから打っちゃってるんですけど、今年に入って以降は全然結果が出てないのです(昨年は71回打ってプラス 28,822枚、今年は現時点までで53回打ってたったのプラス 4,383枚)。こうなるとやっぱり600くらいからでは浅いんだろう、と判断するべきで、するとやっぱり誰かが少し回してくれるまで待ったほうがいい。
しかしわが地域がいくら打ち手のレベルが低くユルユルであるとはいえ、これは放っておいたら天井まで打たれてしまう可能性のほうが高い気がするし、ここでほかにも打つべき台がたくさんある状況なら間違いなく「あとで誰かが打ってくれたら」と考えますが冒頭に書いたように昨今はそういう状況ではない。すると「仕方がない、貯メダル再プレイは無制限だし、ここは打っておこう」となります。それがいけないんですけどね、好きなだけに打ちたいという気持ちもある。
ということで打ちます。すると速攻で単チェリーが降臨、そして当たり。28G、投資貯メダル92枚。幸先のいいスタート、しかしこれは連チャンせず。
その後レア月星イッパツで高確に移行(青ラクダ出現)したり、なかなかいい挙動じゃないか、まあ高設定はありえないけれどこのままいい調子で頼むよ・・と続行しますと、166G目にスベリチャンス目からまさかのBIG当選!
通常時のBIGはもれなくアラジンチャンスがついてきて、「状態」へ移行、有利区間はリセットされます。これで連チャンが終わったらヤメられますね。早めに引けてよかった~。ここまで投資は貯メダル230枚。
しかしこれが大連チャンにつながらないんだなあ。今年に入ってからはもう「なにをどう頑張っても連チャンしてくれない」ってかんじ。先日などはアラチャン中BGM「小フーガト短調」(状態超ロング確定という情報をみたが、ほんと?)が流れたのにそのセットで終わって700枚くらいどまりだったり。今回もアラチャン2連後に32Gで「ブシュウン」というあの残念な音が発生、その後引き戻せずヤメ。流したのは106枚、差枚はマイナス 124枚。
連チャンはしょぼかったけれど、狙い目を妥協して打って深いところまで持ってかれて・・・というサイテー展開は避けられたという意味で幸運でした。
ここでほかに打つ台がない。いちど帰宅して、午後にまた他店へ出直すことにします。
「沖ドキ!GOLD」 409G 朝から2スルー
午後にP店へ。店内をざっとチェックして見つけたのは、「沖ドキ!GOLD」の409Gハマリの台。今日2回当たっていて、前の当たりが155G、最初の当たりが61G。
このホールの沖ドキ!GOLDはどうやらほぼリセットしている模様で、するとあさイチ61Gで当たったのならばそれがチャンスモードでBに上がり、2回目の当たりで50%に漏れたという可能性はある。
しかしそれも「可能性はある」というだけなので、リスクを軽減するためにはできるだけハマっている台を打ちたい。すると409Gという回転数はちょっと物足りないという話になるんですけど、現状ではこれくらいで打たないと一切打てない。これもやっぱり、ほかに打つ台がいくらでもある状況なら、「だったら打たなきゃあいい」と判断するのはカンタンですが、そうではないのであれば「これくらいで手を打つか」となってしまう。
現時点まででこれと同じような状況の台を40回ほど狙って収支はほぼトントンといったところ。フリーズなどのプレミアム契機はまだ引いたことがないから、トントンで来ているのならばまあそこそこ健闘していると考えてもいいんでしょうが、それは遊びで打っている人の場合の話。カネがほしくて打つんならば、やはり狙い目をもう少しシビアにしないといけないのかな、と考えるべきなんでしょう。
とりあえず打ちますと・・・・
・・・
895G、つまり打ち始めから486GのところでチカってREG。頼むから連チャンして・・・・
という願いもむなしくフツーに32Gを越えました。B滞在の確信はないので即やめ。投資は貯メダル460枚と7,000円、回収は77枚で、マイナス 705枚。
やはりそう簡単ではない。「ここまで打てば必ず連チャンする」ってのがありませんからねえ。その意味ではデジパチも同じですが、デジパチの場合は「釘」という目に見える判断基準がありますからね、そう考えるとGOLDの攻略の難易度は圧倒的に高いと痛感する。
次に、最近どうやらほぼリセットらしい「アナザーゴッドハーデス~解き放たれし槍撃~」のあさイチ0G台で持ちメダル77枚を消費し当たらず。設定変更時の一部は内部的にヘルグレイヴスタートっていう話で、何度か速攻で当たったこともあるので空いてれば打ってみたりしてますが、あまり美味しくはない模様ですね。美味しければ空いてるわけないので。
「Pギンギラパラダイス 夢幻カーニバル 199Ver.」 352回転
その次に見つけたのはパチンコ遊タイム機。「Pギンギラパラダイス 夢幻カーニバル」の大当たり確率1/199のライトミドル。本日の回転数は忘れましたが液晶上の表示は352回転。
天井は599回だからあと247回か。超絶ボッタクリ釘なだけに、回転数を見ずにテキトーに打つようなご年配層しかこの台を打たないのでこういうのがたまに落ちている。まあまあのハマリ具合ながら、このホールのこの台の壮絶な締め具合を考えると(いつも250個あたり14回ほど)、この数字でも打つのを躊躇してしまう。
しかしこれも、ここを逃すとおそらく打てない。宵越しでも液晶表示は引き継いでしまうので、明日になればもう少し回されているかな・・という期待ができない。もう少し回されたら確実に天井まで打ち切られてしまうでしょう。
というわけで打ちますと、やっぱりすさまじいクソ釘。こんな釘で営業して悪い口コミが広まることを恐れない、っていう神経が理解できない・・・などとマイナスな感情に包まれながら打ち進めます。すると液晶表示470回、打ち始めから118回のところでチャンス目2回停止から魚群が発生して777揃い! たった118回回すのに使ったのが貯玉2,000個。ひでえなあ。
どうせ時短駆け抜けでラッシュには入らないんだろ・・といういつもの後ろ向きな気持ちで止め打ち開始。ギンパラ夢幻は止め打ちがカンタン、かつ効果大(増えることはないけど打ちっぱなしと比較したら圧倒的な差に)なので絶対にやるべきです。電チューのベロが飛び出ているときに1個もしくは2個を打ち出すだけ。
すると4回転目にチャンス目が停止。ぬお~アツい!もう1回チャンス目停止から次に魚群が通過して444揃い!ラッシュ突入!
しかしここから伸ばすのが難しい。19回転目に魚群から333が揃ってMAXラウンドをゲットするも、その後は駆け抜けて都合3連で終わり。即やめして獲得は2,429個、差玉はプラス 429個。
う~ん。連チャンするかどうかは100%運だから仕方ないとはいえ、ここしばらくショボ連ばかり。そういう時期はいつか必ず訪れるんですけどね、それをいつ抜けられるかは誰にもわからない。耐えるしかありません。
沖ドキ!DUOのハンパなハマリ台をみつける
ふたたびパチスロコーナーへ行き状況が変わってないかチェック。すると、さっきまで誰かが打っていた「沖ドキ!DUO」が空いている。有利区間ランプは点灯、現在のG数は232G、朝から3スルー、朝から合計の通常時G数は1,067G。
これまたハンパなところでヤメてくれたなあ。しかしこれもやっぱり、この程度であっても最近では貴重っていうくらいのもの。といっても貯メダル再プレイはもう残ってないので現金投資となり、これはリスクが高いなあ・・・
と不安はあったものの打ってしまった。収支が上がってないからこういう妥協をしてしまうんだな。そして失敗してますます収支があがらないというループになるのが最悪。ここはいい展開になってほしい・・・・
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801G目、つまり天井でやっとチカってしかもREG。まあこれは覚悟していたことだから。ここで連チャンしてくれれば!
すると6G目にチカってREG。REGなのかよ!しかし連チャンしてくれてよかった。1,000枚くらいは行ってくれないものか!
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32Gまで到達。ええ~REGだけで終わりなの?いやいやいや、さっきのREGは自力だったのかもしれない。自力だったら有利区間ランプが消えないはずだが・・・消えちゃった。
天井までもってかれて、そこで連チャンしてくれたのはよかったけどREGイッパツで終わり、というなんともさえない結果に。90枚獲得、投資が20,000円だったので差枚はマイナス 830枚。
仕方がない。最後にA店をチェックして、なにもなければ帰ろう。
またまたハンパな台を見つける
A店。遊タイム機もパチスロも、ちょっとでもハマって閉店したら必ずリセットする店。地域一番店(とされている)だけあって客が多く、それなりのレベルの打ち手もそのぶん多いので美味しい台はなかなか拾えません。
ここでまたまたビミョーなのを見つけます。「アナザーゴッドハーデス~解き放たれし槍撃~」が490Gでヤメられている。
666のゾーンまで打ってスカったらヤメでもいいか。いやいやいやそこまで打つんなら当たるまで打つべき。しかし天井までは遠いなあ。666ゾーンを越えて引っ張られて700チョイでヤメ、とかいうのを拾うのが理想なんだけど、なかなかありませんね。これくらいのはたまに見る。
べつに無理して打たなくても、というかんじでしたが、全く結果が出ない日々が続いている状況を打開したい!という気持ちに負け打つことに。
・・・
666G付近でクリスタルゾーンが来て当然スカ。そのまま続行。天井寸前で当たって犬か、天井まで行って女で50とかで終わるんだろうなあ~という気持ちで打ち進め、当たり前のように天井に到達。来るのがわかっている全回転など嬉しくもなんともない。どうせ333・・・・
これが555でした。現時点までで天井全回転を5回やりましたがいまだ777揃いは未体験。いらないほうの1/3とかはすぐ引くくせにねえ・・
「PREMIUM OF HADES」。どうせ1回もそろわずに終わるんだろ、という後ろ向きな予想はだいたい当たる、ってのは気のせい?いや、「今日は連チャンしそうな気がする」とかいう根拠のない期待をもつほうが問題だから、気持ちの持ちようとしてはいいのかもしれませんけどね、するとパチンコパチスロは徹底的につまらなくなる。
で、やっぱりなにもそろわずに終わって100Gスタート。GOD GAME中はチャンスリプレイで10G上乗せ、斜め黄7で10Gの上乗せがあったもののそれだけで終わり。ヘルグレイヴでもなにも起こらず。ヘルグレイヴが終わって1G目に中段黄7が来て、「いまさら・・」とムカつきながら引っ張られ結局当たらず。流したのが171枚、投資は貯メダル506枚と20,000円だから、差枚はマイナス 1,255枚。
くそう。ショボ出玉で終わるのは運だから仕方がないけれど、台選びの時に妥協が入っていると、「やっぱりやめとけばよかった」という後悔の念が沸き起こってしまう。ここが問題なんですな。誰がどう考えても打つべき台、これを打って負けたならもうしょうがない、という台をつかんで、それで負けたならそんな気持ちにはならないわけです。それに、もうぱちんこで稼ぐという道は遠くない将来にあきらめなければならないのは明白なのだから、ビミョーな台を打って時間をつぶしているヒマなどほんとうはないはずで、どこまでも徹底的に「打つべき台がなければ帰る」と徹底しなければならないのに。
ということで台選びも出玉もどうしようもなかった一日。収支は、
パチンコ・・・プラス 429個
パチスロ・・・マイナス 2,991枚
で、金額に直すと マイナス 54,829円となりました。
まあ引けなかったのは仕方がない。気持ちを切り替えて、明日からはもう少しシビアによく考えて打つ台を選ぼう。ただ負けただけではもったいないから、読者の皆様にメシウマな気持ちになっていただこう・・と思って記事にした次第。今度は頑張って爽快な勝利の稼働記事を書きたい!