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あのCT名機が復活!?「ワードオブライツⅡ」を打ってきました!まさかの天井到達・・・

ユニバーサルエンタテインメントのパチスロ最新機種「ワードオブライツⅡ」が先日導入開始に。

「ワードオブライツ」は1999年に発表された、CT(チャレンジタイム。リールを無制御にすることによりリプレイ・ボーナス以外の役を自由に揃えられる状態にし、メダルを減らさずにボーナスを待つことができる機能)搭載マシン。その前に出た「アステカ」が大ヒットになり、そのゲーム性を踏襲していました。

アステカやワードオブライツが人気だったころは私はまだブラック企業で働くサラリーマンでしたが、会社をやめるころにはパチスロを打つ頻度が増えまして、そのときにはこの2機種を打ちまくりました。

4号機のCTは規定獲得枚数or規定ゲーム数で終わるタイプが多く、規定枚数ギリギリまで獲得してそれをキープしつつ規定ゲーム数まで引き延ばすのがミソとなり、技術介入度は総じて高かった。私は当時目押しが今よりももっとヘタクソでしたからミスでCTが途中で終わったりとかけっこうあったんですが、その緊張感あふれるゲーム性が大好きでした。会社をやめたあとに主戦場にしていた今は亡き新宿歌舞伎町の「グリンピースタワー店」の3階にはこの2機種にくわえて同じユニバ(当時アルゼ)の「デルソル2」「ウルフエムX」「チェリー12」、サミーの「ウルトラマン倶楽部3」、山佐の「ピンクパンサー3」などCT機がたくさんあって、とにかく楽しくて打ちまくった思い出があります。

もっとも当時の私のレベル(目押しにおいても立ち回りにおいても)では全然勝てませんでした。CTのヒキに左右されまくる荒波仕様の台が多かったですしね。800以上ハマってほったらかしになっていた「ワードオブライツ」が実は設定6だったりとか、1600くらいハマってた「デルソル2」に設定56札が刺さったり(このときはアナウンスで「高設定空いてます」と連呼されていたにも関わらずさすがにその台だけはみんな避けていた)とかあって、データカウンタの数字をみるだけで設定推測をカンタンにできるような甘い台じゃなかった。

なので収支的には確実に負けていましたが、「アステカ」にしろ「ワードオブライツ」にしろ、そのあまりにカッコいいビジュアルとサウンドに酔いしれ、どれだけ負けても打つのがやめられませんでしたね。この2機種が出たころは私もまだまだ依存症養分スロッターでしたからね。

その名機「ワードオブライツ」の「2」が出るといわれれば、オッサンスロッターは当然期待しちゃう。まあ4号機そのままのゲーム性を再現するのはムリなのは承知しているからそれはいいとしても、あのビジュアルとサウンドを再現してくれているなら・・・

サウンドは大筋において継承されている模様? 現代的アレンジはいらないから当時そのまんまの音にしてくれ。

しかしこれ、CTがただのATなのはしょうがないとしても、そのATが現状維持にちょっと毛が生えた程度の性能っていうのは、はたしていまのプレイヤーに受け入れられるだろうか。しかも液晶非搭載(訂正・いちおうリール下のミニ液晶画面がありますね)。マンガで煽られないとつまらないという層は打ってくれないでしょう。少なくとも大人気にはならないというのは誰にも予想がつく。はたしてわが地域には入れてくれるホールがあるか・・・

とちょっと心配していましたが、わが地域の各ホール、いずれもバラエティに1台という扱いながらもいちおう導入してくれた。バラエティの新台には高設定は期待できませんが、もしとれたら打ってみよう・・・と朝から出勤しました。

通常時は初代よりも難易度が低めに

いちおう開店時間に間に合うように行ってみますと、急いでいかなくてもフツーに空いていて容易に新台ワードオブライツ2をGET。やっぱり。さきに並んでいた若い層はみんなガルパン(音がキチ〇イじみてウルサイ)だのコードギアスだのに突っ込んでいって、ワードオブライツ2などには目もくれてなかった。

初代を彷彿とさせるデザインの下パネルに感激しながら打ち始めます。リールに描かれたキャラクターは初代にソックリながらもデザインは若干変わっている。スイカに相当するキャラは初代はドラゴンっぽいカッコいい図柄でしたが今回のはなんかグロテスクというか怖いかんじに。

 

取りこぼしのある役はチェリー(赤7の上の赤い半月状の図柄)とスイカ(緑色のキャラ)。しかしチェリーとスイカは同時成立しているので、左は赤7を狙わずフリー打ちでも大丈夫。しかしその場合は中リールでスイカを狙わなくてはならない頻度が多くなるので、基本的には赤7狙いが楽ちん。で、右リールの「ブラビ」(円形の2コマのデカい図柄)の上のほうがスイカの代用図柄となっているので、右もフリーでスイカこぼしはなし。左・右でスイカテンパイなら中リールはフリーで大丈夫。役の構成上、右が代用図柄のかたちでテンパイしたときのみ、中リールにスイカ狙いが必要、となっています。このへんはわかりにくいけれど、ハサミでスイカがテンパイしたら中はスイカを狙う、というつもりで打てばとくに難しくない。赤7を狙って打てばこぼす可能性はだいぶ少ないので、そのへんは初代とは段違いでやさしい設計になっていますね。

そこらへんを学びながら打ち進めていきます。通常時のサウンドはだいぶ初代に近い。しかし新規演出が数多く搭載されている。モンスターが登場して煽ったりとか小役ナビとか、けっこうな頻度で上部のドットで演出を展開する。ちょっと頻度が多いんじゃないかな。なにか起こったら激アツっていうくらいにしてほしい。

初代のあの、魔法炸裂→「テケテケテケ!バーン!」というバトル演出のサウンドは、予告からボス登場という流れじゃないと聴けないのか。あの演出はドットではなくリール消灯で初代のまま搭載できなかったのかなあ。規則についてはよく知らないけれど、新ハナビであのリールフラッシュが大丈夫なんだったらあれもできそうなもんだけど。

初BIGからCT突入!技術介入は難しくないし、初級者向けの救済措置もアリ

そんなことを考えていますと、打ち始めから264Gのところで演出は忘れましたがリーチ目が降臨。黄色7を狙ったら揃わず。赤BIGと黄BIGは別フラグなのね。右リールに黄7を狙えば両方の7をフォローできるので、ボーナスを察知したら右から狙うのがよさそう。

BIGを揃えますと、初代のBGMのメロディをアレンジしたサウンドが始まります。初代サウンドを流す方法があるそうですがこの日はちょっとわからなかった。この日のあとまた打った時はふつうに流れたりして、どうやら連チャンしたときとかいう条件ではないらしい?

 

初代はリプレイハズシを駆使して獲得を増やすものでしたが、この台は6号機なのでもちろんリプレイハズシはなし。そのかわり、1回だけ逆押し(カットイン発生時に右リール枠内に黄7を狙い、中リールフリー打ち、左リール上段に2連黄7の下のほうの7をビタ押し)で枚数調整。このときに発生する魔法の種類で設定を示唆するそうです。いろいろ出ますがとりあえず「Meteo」(設定2以上濃厚)と「THUNDER V」(設定6濃厚)以外は気にしなくてもよさそう。

それと、ブラビを狙えカットイン発生時は中リール枠内にブラビを狙うという技術介入要素が追加されています。

BIG中ブラビ狙い成功で、通常時のBIGではCTルーレットの当選ランプがひとつ増えて当選確率アップ(1回成功すれば12.5%づつアップ。これは見た目通りということで間違いないのかな?カットイン発生せずだったらどうなるんだろう。0%?逆に100%になったりする?)。2コマ目押しだからそれほど難しくないけど油断してると失敗する。私もこの日「こんなもんラクショー」と思ってやってたら2回も失敗。CTに入ってナンボの台なので失敗するとその損失はかなりデカい。ちなみに左or右第一停止でテキトー押ししても85%で成功扱いになるとのこと。目押しに自信がなければそのほうがいいかも。

↑最初のBIGでは5個点灯!ルーレットの法則は初代から受け継いでいるのかな?

このBIGではランプが5個点灯して見事CTに突入。成功したときの「ズドドドドドドド」がとにかくカッコいい。そのあとに続くメタリックでアグレッシヴなCT中BGMも最高!

「玉集め」チックなCTシステムはちょっと嫌かも

CT中はもちろん初代とは多少異なる。左リールに狙う色(’赤or黄or青。青のときはブラビを狙う)をナビされるのでそれでメダルを増やします。これだけだと「ただのATじゃねえか」となりますが、「ブラビ狙いでCTを延命」という要素を加えてCT機ふうのゲーム性を再現した、ということかな。

CT中は「ブラビを狙え」時に右リール枠内にブラビを狙い、成功すればブラビナビを1個獲得。CTゲーム数消化後の「ピンチCT」中はそのナビの分だけ「ブラビを揃えろ」というチャンスが発生し、それに成功すればまた10G以上のCTに復帰できるので、できるだけ多くナビを獲得したいところで、ここでも目押しが重要になります。

しかしこれ、個人的にはこの台でいちばん気に食わないところ。なんかあのクソ台「北斗の拳 転生の章」とかの「玉集め」を彷彿とさせる。ナビを獲得するのではなくゲーム数上乗せでよかったのに。

 

で、この初CT中。34G目にリプレイからバトルに発展して勝利しCT中BIGを獲得。リプレイ重複か。すると、演出なし→リプレイ→いきなりBGM停止でビックリ、とかいうのもありそう?ていうかドット演出なんかよりそっちのほうがいいなあ。

CT中のBIGではブラビ狙いでゲーム数上乗せ。ここでは50G乗りました。

そのあと114GでCT終了となったものの、その時点で5個のナビを所有。最初のナビで揃ってくれてCT復帰して10G。

そのCT中、右にブラビを狙え!が発生してふつうに狙ったらズルンとスベってハズレ。あれえ~目押しミスった?と思ったらBGMが停止してBIGでした!こんなパターンもあるのね。ここで上乗せ60。

その後、ピンチCT中によくブラビが揃ってくれてしぶとく延命できましたが、188GでCT終了。ブラビ揃いは33%だそうですね。左上段に止まれば揃うの確定かな?

↑写り込みを修正してみたりしたので画像が一部おかしくなりました。なかなか難しいです。

枚数をみるの忘れましたがこれでたぶん600枚オーバーを獲得。まだまだ勝負はこれから。もちろん続行します!

延々とハマって、まさかの天井到達!

このまま調子よく伸びてくれることを願って打ち進めます。

すると・・・

・・・

・・・

ハマります。まあ設定1とすれば初当たり確率は1/224.4。ハナハナの設定1よりも圧倒的に低い確率だからたまに大ハマリするのは当たり前。まだまだこれから・・・と続けます。

そういえばこの台、天井ってあるのかな。A-PROJECTの台ということでそんなことは全然意識していなかった。調べてみると、「通常時1,200G消化で300GのCTに突入」という天井機能があるとのこと。

そうなのか。BIG後のCTが100Gスタートなのを考えれば、300GのCTがもらえるってのはなかなかの天井恩恵に思える。しかし確率設計上そこまでハマることは稀だし、天井狙いで立ち回るのは効率も悪そうです。そんな天井つけるくらいなら初当たりをもっと軽くするべきだったのでは?

どうせ天井寸前で当たってCT非当選っていうオチを喰らうんだろ。と思っているとやはり。あと20Gくらいのところでアツそうなボスバトルが2回も発生。いままでそんなの全然来なかっただろ!ここまで来たら天井まで行けよ・・・

これが無事にハズレてくれて、なんと天井に到達。300GのCTがスタート。

 

いいかげんに1回くらい引け!と思っているとなおさら引けないってのが常。あっというまに300G駆け抜け。

その時点でナビが8個。とりあえず1回は引き戻しましたが、このまま終わるんだろうなあ・・という絶望を感じていたところへ、演出なしで下段ベル(5枚払い出し?)が揃って払い出し後にいきなりBGMが停止!ベル重複!?

おお~やっぱりこういう入りパターンも用意されてるのね。この音がいきなり停止する瞬間がほんとたまんない。デカい音出してド派手に告知されるよりもエキサイティング。よく考えれば「音が止まって告知」ってすごい発明ですよね。

よかった~天井CTが駆け抜けで終わるというクソ展開は免れた。このBIGでは開始時に30G乗せてくれて(次のBIGでも発生。その次では発生しなかった)、計85G乗せ!

さらに117Gで黄色BIG。「バーン!」という例の予告音からシレっとリーチ目が降臨。ここでは110G上乗せ!

さらにさらに49Gで黄色BIG。リプレイor7のダブルナビ!7が含まれたナビならアツい?スイカorハズレとかいうナビでも左がスイカで右がハズレならアツいっぽい。このBIGではブラビが止まっても5G乗せばかりで15Gしか乗らず。さっきはバシバシ揃ってガンガン乗ったのに。高確とか低確とかいう概念があるのかな。

↑リプレイ否定でイチカク~!小役ナビというものがなかった初代ではなかった楽しみ方もいろいろできるようになっていますね!

終了を覚悟した後に3回のBIGが引けて、ここから奇跡のV字回復展開を!と期待しましたが、残念ながら挽回はここまで。最後のBIG後152GでCT終了、681枚獲得。

この時点でボーナス出現率は1/408.5。これでは続行する理由がない、ということで即ヤメ。

天井で300GもらえるとはいえそこからBIGがバシバシ引けたりしないかぎりなかなか猛爆とはなりませんね。やはり天井を狙うのではなく高設定を打ちたいところです。

初代より技術的な敷居が低くなった「ワードオブライツ2」。ヒットしてほしいが、ムリだろうなあ~。

といったところで、この日はマイナス 477枚で負け。しかしこのボーナス出現率でもCTが引けてればこの程度の負けで済むというのがわかり、どうやら低設定でも技術介入で100%超えというのは間違いではなさそう、という印象ですね。その技術介入も中級者以上ならそれほど難しくはなく、初級者でも85%で成功という救済措置(ピンチCT中は救済措置はないのかな?)がある親切設計っていうのもプラスポイント。

それに、初代はスベリと出目の絡みにわりと重点がおかれていて、入りを察知するのがなかなか難しい部分もあったと思うんですけど、今回はドット演出と出目の絡みが中心で、リーチ目もだいぶわかりやすくなった(ハナビチックな小役ハズレ系が多くなった)のもとっつきやすくなっていいんじゃないでしょうか。そのへんは初代を打ち込んだ世代には「出目の深みがなくなった」と不満に思う人もいるかも。小役を完全奪取するのが容易になったのもグッド。

というわけで、4号機を完全再現!ではないにしても、それを補ってあまりあるアップデートが加えられていて、打ち込んでみたいと思わされる台でした!ぜひとも高設定をつかんでぶん回してみたいけど・・・現代の若いスロッターにこれが受け入れられるかというと、ムリな気がする。ふつうのホールならべたピンで運用して誰も座らなくなったら外すんでしょうね。逆にこういう台を重用してくれるホールがあったら応援したくなる!ホール店長さん、お願いしますよ!

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