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さよならパチスロ5号機!最後の爆裂!

1月末で大部分の旧規則機が撤去に。

残ったものがいつまで打てるかは地域によって少し違いがあるようですね。私の住む地域では2月いっぱいをもってすべて撤去となる模様です。

パチンコに関しては、すべてが新規則機になっても出玉性能的にはそれほど違和感はない(そうでもないか。北斗無双みたいに1回当たるだけで2,300個とかいう出玉感が味わえなくなるのはやはり惜しいか)でしょうが、パチスロはわけが違いますね。基本的に一撃2,400枚で終わっちゃう6号機じゃあ満足できねえぜ・・っていう層にはこれを機にパチスロやめる、なんて人も少なくないでしょうね。

じっさい私が巡回しているホールでも、ミリオンゴッド凱旋や初代沖ドキがなくなったとたんに来なくなった常連客はけっこういましたね。私自身ももちろん6号機より凱旋やハーデスのほうがイイ。しかしそんなこと言ったところでどうしようもない。遊びで打つのならともかく、私の場合はカネが目的ですから、6号機がつまらなかろうが勝てる見込みある台をさがし出して粛々と打つしかない。

ということでさよならしなくてはならないパチスロ5号機。先月末の稼働で(たぶん)最後の脳汁爆裂展開を体験してきましたので、5号機の思い出などをまじえつつ、記事にしておきます。

5号機も初期は評判が悪かったが・・・

5号機が登場したのが2005年。私は都内でサラリーマンをしていました。それ以前に勤めていたブラック企業で「守るべき家族がいるんならともかく、自分が喰うためだけに会社のために身を粉にするなんてバカバカしい」ということを骨の髄まで理解したので、休みはちゃんと休んでいましたから、パチスロする時間もけっこうありました。

通っていたのは新宿歌舞伎町にあったパチスロ専門店「グリンピース」。→新宿グリンピースの思い出 それと、職場からわりと近かった今は亡き「あたりや神田店」。

私の5号機初体験は「グリンピース新宿タワー店」の4階に導入された「新世紀エヴァンゲリオン」。それと神田あたりやの地下でパロット(今となっては懐かしい死語ですね。パチンコ玉で遊技するパチスロ)「CRP花月伝説R」も体験しました。

まあパロットはやっぱりまったく面白くなかったのでここではなにも言うことはありませんが、「新世紀エヴァンゲリオン」はとてもとても素晴らしい台で、私はそれで「5号機も悪くないじゃないか!」となりました。現在6号機が嫌われているのと同じで、大部分のスロッターは「5号機はクソ」と言ってたんですけどね。初代「新世紀エヴァンゲリオン」は、液晶演出と出目の絡みを楽しめるという点においては究極とも思える完成度で、いまだにこれを超える5号機ノーマルタイプは存在しないと思ってます。いつか記事にするつもりです。

↑写真でみるとただリーチ目が止まってこれから連続演出に発展するっていうだけのシーン。でもここに至るまでの経過、入りの察知のタイミングや契機に無限のパターンがあり、とにかく飽きずに打てる台でした。わずか17年ほど前にはこんなに凄い台を出していたのに、いまはなぜできないのか。

その直後、RTを搭載した「デビルマン」と、ツインBIG搭載の「サクラ大戦」が登場。この2機種はしょっちゅう全6をやってたのでけっこう打ちました。といってもどちらも2段階設定で設定6の出玉率は103%とかでしたから、7枚交換で貯玉再プレイもないなかではまとまった結果は出ませんでしたが、けっこう好きでしたね。5号機から搭載された小役重複機能はいらないと思ったけど。デビルマンの美樹ちゃんのパ○チラの色(正確にはスカートの裏地の色らしい)で小役ナビする演出が好きでした。

2006年くらいの、続々といろいろなタイプの5号機パチスロが出てきたころにグリンピースタワー店の5階に5号機バラエティができて、そこにあった「ホークⅢ」とか初代の「快盗天使ツインエンジェル」とか「小野真弓のかわいい日本昔話」とかが好きで打ちまくった思い出が。「ロッキーバルボア」とか「ロードオブザリング」とかのクソ台もなぜか好きでした。全然勝てませんでしたけどね。あのころはそれほど勝ちにこだわってなかったから。あたりや神田店では「スーパーお父さん」の6を打たせてもらいました。あのRTシステムは良かったなあ。「スカイラブ」も初代だけは名機でした。

終焉を迎えるパチスロ5号機時代。忘れえぬ名機21選その①~「ホークⅢ」~

初期5号機は出玉性能がショボかったけれども、(当時はサラリーマンでガツガツとカネのために打ってなかったのもあって)パチスロ打って楽しかった~という思い出は、のちにミリオンゴッド凱旋などの爆裂名機が出たあとよりも、初期のころのほうが圧倒的に多かったですね。4号機が終わって、メーカーにも多少なりとも危機感があったんでしょう、ほんとうに知恵をしぼって開発したんだなあ、というのが伝わってくる素晴らしい台がたくさんあった。だから私も「5号機もイケる」と思って打ちまくっていました。

5号機の思い出を書いてるとキリがないので今回はこのへんにしておきますが、4→5号機の転換期と、5→6号機の転換期、ユーザーがあたらしいものを支持してない、っていうのは同じで、その意味では年月がたてば6号機も5号機と同じようにだんだんと支持されるようになっていくかもしれません。しかし、先述のように初期5号機パチスロは各メーカーが工夫をかさねてなんとかして面白い台をつくろうとして実際に素晴らしい台がたくさん出たのに対して、いまの6号機をみていると・・・そういうの感じないんだなあ。なにも考えずに番長だのといった使い古されたモチーフをもちだして、過去に売れた台のゲーム性をベースにしてちょっと変えただけの台を売ってるだけにしかみえないのばっかり。

なので、今後パチスロはどうなっていくんだろう・・という不安は5号機初期よりも圧倒的に大きい。あのころよりも業界全体の衰えが激しいんだから仕方がないのか。それにしてもクソ台しかないなあ。

というのはともかく、初期には激ショボ出玉だった5号機も、のちには万枚到達率が4号機を凌駕するほどに変化。そんな爆裂5号機のひとつで、おそらく最後となる爆裂を体験してきました!ボーナス+ARTの名機「獣王 王者の覚醒」です!

リセットが美味しい、天井はボーナス間で途中でARTを引いても関係ナシ。稼ぐには良いことずくめ

この台についてはすでに何度か記事にしています。→日常の稼働:その面白さにいまさらハマる!「獣王~王者の覚醒~」打ち倒し日記!

2000年に登場した4号機の歴史的名機「獣王」の後継機のひとつ。コレの前に出てた「王者の帰還」はハナクソなみのデキだったのですが、この「覚醒」は猛烈に完成度が高かった。出目演出しかり、「なんとなくやれそう」な上乗せシステムしかり。なによりも、ボーナス+ARTにしたことにより、ART中に出目でアツくなれる瞬間が増え、ロングARTも飽きることなく楽しむことができた。

それになにより、ボーナス間999GでARTが発動する(途中でARTを引いてもOK)天井を搭載、さらにリセット時は50%で天井が短縮される等の恩恵があり、狙いどころが多かった。なので収支的にもたいへんお世話になりました。

そしてちょっとした間違いでとんでもない爆裂につながっちゃう上乗せ性能。これはまさに5号機ならではでしたね。もちろんそんなのはたま~にしか体験できないんですけどね、先日の稼働ではそれに近い脳汁爆裂展開に。

なじみのホールの新台入替日。あさイチ1G目にガックン!

なじみのF店の新台入替の日。入替の日や特定日はまずは獣王がガックンするかどうかをチェックします。

すると1G目はハッキリとガックン。リセットの場合は50%で天井が299Gor599Gに短縮、それと50%でREG連ポイント(REGが連チャンしてればしてるほどREG中の押し順ナビが多く発生する。押し順正解数でCZ・ART抽選。リセット時は最初からそのポイントが多くなってる可能性がある。25%でREG連ポイントMAXで、REG=ART+上乗せゾーン獲得となり、BIGを引くまでリセットされない)が優遇されます。微妙なようでいてじつはものすごく美味しい恩恵。

できれば速攻でREG引いてREG連ポイントMAXでそこから大量上乗せで・・・と祈りつつ打ちますと、強チェリーからCZ「ビーストバトル」に突入!

相手はハゲワシで、いちばん手強い。ハゲワシ相手だと高確率で負ける。でもこのCZは嫌いじゃない。9枚役引いても相手が攻撃を避けちゃうこともあるのは嫌だけど、CZ中にボーナスを引ければ「完全勝利」でそこから突入するARTのゲーム数が優遇されます(最低100G)から、リール出目でエキサイトできちゃう。

しかしこのときはやっぱり15%とかで最終ゲームまで来ちゃって、ハイハイ負けね~とボタン連打もせずに次ゲームレバーオンしたらなんと勝ち。おお~やった。逆に85%とかでも負けたことありますけどね、これは嬉しい。

ART「サバンナチャンス」突入。初期G数はいつものとおり50Gで、肉(5個たまれば上乗せゾーン獲得)も1個。どうせ駆け抜けるんだろうけど、まだリセット恩恵がある可能性があるから駆け抜けでも全然OK・・・・

とか思ってたら9枚役がバンバン連チャンして、あっというまに肉が5個たまって、上乗せゾーン「ビーストアタック」へ。

どうせダチョウなんだろ・・・と思ったらこの日は違った。ボタンが出現して3回「押せえ!」って言われて、最強上乗せゾーン「覚醒ラッシュ」!

おお~上乗せゾーンが覚醒ラッシュになる振り分けは1/20(だったと思う)。最初にそれを引くとは。今日は薄いところが引けるなあ。

今日はひょっとしてやれちゃう?と期待しちゃいましたが、覚醒ラッシュ1セットで終わりで20Gぽっちとかいうのも何度も体験済。できれば100Gくらいのせてほしい!

・・・この日はやっぱり違った。いつもは1セットか2セットで終わる覚醒ラッシュなのに、20%でも継続したりとかいう幸運もあって快調にセット継続。さらに覚醒ラッシュ中に強チェリー引いてそこから獣狩り!(REG)。

↑中・右で強チェリーor強チャンス目の激アツ出目!この時点でオシッコ漏れます。

その時点で488Gのせ、継続期待度79%になって、おお~まだ継続したらひょっとして4ケタ行っちゃう?と期待しましたが79%に漏れて覚醒ラッシュ終了。ここではいらないほうの21%を引いちゃったか。しかしこれだけのればもちろん御の字!

 

よしよし。ひさしぶりにまともに上乗せできて脳汁が滲み出たのを体感。

しかし次に引いたビーストアタックはゴリラで20Gというショボのせ、その次がやっぱりダチョウで、ハイハイどうせ10Gで終わるんだろ・・・

しかしこの日は神がかり的なヒキを発揮。いつもは10Gスタートで上乗せナシで終わるダチョウアタックがなんと100Gスタート!

↑1G目に強チャンス目引いて100Gスタートってのは体験したことあるけど、リプレイでこれ引くのは初めて。相当薄いとこ引いたな。

いつもは激ショボのダチョウアタック、しかし間違ったときの爆裂度は最強。なにしろ倍々で増えますからね。まさに脳汁噴出しまくりの瞬間。ここはレア役!9枚役!と念じつつレバーオン!

・・・3回上乗せしたものの、100→105→210→215というイマイチなヒキで215Gのせで終わり。いやいや、215ものればたいしたものか。

その後ちょくちょくボーナスを引きつつ、強チャンス目で100G上乗せとか、ライオンアタックで105のせとか、ゴリラアタックで260のせとかをカマして、ついにART残りG数が4ケタ越えに。ひょっとして今日はヤバいことになるかも・・・!

5号機最後の万枚到達を期待したが・・・!

このあとボーナスを引きまくってもう1回くらい間違った爆のせを引けちゃったら万枚行っちゃったりする?・・・などと期待。ボーナス+ART機なだけにBIGが引けてくれないとなかなか出玉は伸びませんから、これだけのればあとはチャンス目や強チェリーで「ボーナスでお願いします!」とアツくなるだけ!

そういえば5号機の万枚達成はいつが最後だったろう。最後にやったのはミリオンゴッド凱旋。4号機ではたしか5回くらいしか達成できなかったけれども、5号機ではどれだけやったかな。10回くらいはやったのかな。凱旋で数回やったほかは、新鬼武者再臨、スカイガールズ(ART2,000G以上残して閉店した)、キャッツアイコレクション奪還作戦(5スロ!)、リングにかけろギリシア十二神編(これも5スロ!)、鉄拳デビル(途中で閉店)、ゴルゴ13薔薇十字団・・・ほかにもあるはずだけどパッと思い出したのはこれくらいか。

最後の最後に万枚でお願いします!などと欲張ったことを考えていますと、「万枚?調子に乗るな!」と言わんばかりに上乗せもボーナスも引けなくなってきました。やはりそう甘くはないなあ。

ボーナスはなかなか引けず、9枚役も連チャンしてくれないし強レア役も引けないから上乗せゾーンも少なく、上乗せゾーンが引けてもショボのせ・・・といういつもの展開に。

その後はドラマティックなことは起こらず・・・

いやいやいや、万枚なんてとんでもなかった。後半は大失速して、結局4,810枚獲得で終了。いやあ~一時は残り4ケタまでのせたのに5,000枚にも届かず残念無念。ボーナスのヒキがイマイチだったから仕方がないか。

 

持ちメダルがこれだけできたんだから、最後に設定など無視で全ツッパするっていう選択肢もあるかなあ・・とも思ったんですけどね、そこまで余裕はないのでART終了でヤメ。プラス 4,581枚の大勝。

こんな展開は6号機では体験できないが・・・

5号機ならではの「どこまで行っちゃうの~!」っていうロングARTを最後に体験できて満足。今回は「どこま行っちゃうの~!」は最初だけだったんですけどね、6号機にはそういうふうに脳汁が爆裂する瞬間がありませんから。そこを考えると6号機を敬遠する気持ちもわかります。

しかし、今回私が「5,000枚にも届かねえのかよ!」ってなったように、時間がありさえすればどこまでも続くこともあるような爆裂5号機の仕様だと、どれだけ出ても「もっと!もっと!」ってなって、どこまでも満足できないんですよね。あそこでもっと上乗せしてれば・・・とか、あそこで継続してれば・・・とか思っちゃうわけです。

それに対して6号機の場合、基本どうあがいても2,400枚を超えることはないのだから、2,400枚行けば満足できる、ていうか満足するしかない。ほかの台は打ってないからわかりませんけど「沖ドキ!DUO」なんかそうそう簡単には完走まで行けないし、そういう設計になっていれば、「2,400枚を目指す」という向き合い方になり、2,400枚に届けば「やった~!」という達成感が得られるでしょう。

純増10枚だのというマシンがいっぱいあった4号機基準で考えれば、5号機の純増3枚なんてのはハナクソ並みの出玉スピードだったわけですけど、それも慣れてしまえば凄いスピードに感じましたしね、5号機が消えて時間が経過すれば「2,400枚完走?スゲー!それで充分充分」っていうふうに意識が変わるのかも。

6号機の「2400枚」リミット。・・・それで充分じゃないか?

それこそがまさに射幸性を抑制するための規則改正の目指すところなんでしょう。しかしそれならパチンコの高継続1種2種混合機なんかはどう考えても存在してはならないと思うんですけどね。90年代のCR機には悪名高き5回リミッター搭載機なんてのもありましたが、ああいう「5連を目指す」というゲーム性も、気楽に打てていいのかもしれません。高継続機はショボ連で終わるとムカつくだけなので。

 

ということで、長い長い5号機の歴史ももうすぐ終わり。たくさんの思い出と少しのおカネをありがとう、パチスロ5号機!

そういえば5号機の名機を回想する記事もここのところず~っと書いてませんでしたので、そのへんも少しづつやっていくつもりです。

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