新型コロナウィルスの影響により、世界が「コロナ恐慌」ともいうべき状況に陥ろうとしています。
私の地域は観光が主産業で、早咲きの桜が咲くこの時期は毎年多くの観光客で道路が渋滞し、ホテル・旅館や飲食店やお土産店はそれによって潤うのですが、今年はいつもとはまったく違う状態に。
道路はガラガラ、桜が満開でも人出はまばら。宿泊施設はキャンセル続出、飲食店やお土産店も閑古鳥・・・。これは全然大げさでもなんでもなく、壊滅的な打撃を受けています。
そんな状況ですから、地域に根ざした営業をしているわが地域のぱちんこ店も、いつもよりさらにガラガラ。
これではとてもじゃないがまともな稼働はできない。
今回は現時点において思っていることを書くだけです。とくに役立つ内容はありません。
打てる状況でなければ打たない、という姿勢は重要だが・・・
私のパチスロにおける基本戦術は「天井狙い」なわけですが、普段の客のいなさ加減に輪をかけてガッラガラの状況下では、美味しいハマリ台などなかなか出現しない。回されないんだから当たり前ですね。当然、高設定っぽい台も見当たらなくなる。回らないんだから、「っぽい」もへったくれもない。
パチンコはもちろん甘釘台狙いが基本。しかしこれも、これだけ客が減り、しかもそれがいつまで続くかわからないのでは、「甘釘台を投入して還元しよう!」などというマインドをホール経営者がもつわけがない。
ここのところのホールの様子をみていると、実際にそういった感じでキツキツの営業をしているように見受けられるホールがほとんどに感じます。
私はいつも「打つ台がなければすみやかに店を移動するか、それでもなければ帰る」という立ち回りを推奨していますが、これではもう「コロナが終息するまでは打ちに行かない」という選択をするしかない・・となりそうな感じです。
打ちに行ったって毎度毎度打つ台がないんだから。家のすぐそば、歩いて行ける距離にパチ屋があれば「ちょっと見に行ってみるか・・・」となるけれども、私の場合はクルマに乗らないと行けないし。
まあ、普段の買い物など外出すれば必ずクルマに乗りますから、そのついでにパチ屋には寄ることになるんですけどね、それすらも面倒くさいという気持ちになってきています。
しかし「打つ台がなければ打たない」のが重要、とはいっても、ひょっとすると打てない状況が数か月、ヘタすると1年とか続くかもしれないとなれば、もうぱちんこで稼ぐことは諦めるタイミングが来ている・・と判断すべきなのかも。
ともかく、ぱちんこ稼働は必然的に縮小することになります。
ぱちんこ稼働を減らしたところで、ふだんできていないことをもっと頑張ってやってみようかと。
このブログの更新もいまは4日に1回くらいになっちゃっていますが、これももっと加速したい。まあそこは私の能力の問題もあるんですけどね。
あまり読めてない本(読もうと思って買った本がいつも山積み)を読むとか、カネをかけずにやることはいくらでもあります。そんなことをしているうちに飢え死に・・・という可能性もあるけど。
いまのぱちんこ店には、「勝てなくても行きたい」とは思わない
それにしても、学生やサラリーマンだったころには勝てる勝てないに関係なくパチ屋に行きたくてウズウズしていた私も、今となっては「勝てないなら行くのめんどくさい」と思うようになりました。
これは、今はひたすらカネのためにぱちんこを打っている・・というのもあるんでしょうが、それだけではないんだろうな、と。
「勝てなくても打ちたい、勝てなくても楽しい!」と思える台がない。
ぱちんこ店が「そこに行くのが楽しい。ワクワクする」という場所ではなくなった。
というのも大きいと感じています。
勝つためのぱちんこ稼働が減って時間ができたとしても、「時間があるからちょっと遊びで打ってみようか・・」と思うような面白い台はほとんどないです。時間の無駄と感じるだけ。
それに、遊び打ちするにしても、「絶対勝てないけどそこそこ遊べる」というふうになっていればいいけれども、たいていはボッタクリ調整になっているというのでは、ただひたすらムカつくだけ。
ぱちんこホールは、店員さんにマスクをさせたり台を消毒してますとアピールしたり、いろいろと対策を打っているようにみえますが、結局のところ
「行っても楽しくない場所」
「臭くて汚い場所」
と多くの人から思われてしまっていることがここへきてダメージをデカくする要因になってしまうのかな、と思います。
ふだんから「そこそこ遊べる調整」にし、禁煙化してクリーンなイメージを打ち出し、地域住民に「良心的な店」「楽しい場所」と思われるような営業をしていれば、バカな国会議員が「ぱちんこ店は休業させるべき」などと言い出すようなことはなかったんじゃないかと思います。
私自身は「ぱちんこは日本が世界に誇るべき面白い遊技(だった)」と思っていますし、昔はぱちんこを知らない友達に「ぱちんこ面白いから一緒に行こうよ!」などと誘って打ちに行ったりもしていました。
しかし今はぱちんこを知らない人にぱちんこを勧めようとは1ミリも思わない。それどころか、学生である私の甥や姪が「ぱちんこやってみたいなあ」などと言おうものなら、「絶対にやめとけ。」と言うと思います。
台の騒音や光が健康に有害なのも明白、タバコが有害なのも明白、それだけでなく「出てくる台はどれもこれも死ぬほど面白くない」のも明白・・・なのは業界人の誰もが実は認識していることのはずなのに、それに対してなにひとつ手を打ってこなかった(実際はそうでなくても、客にはそのようにしかみえない)。
そのツケが新型コロナウィルスの襲来によってすべて顕在化し、ぱちんこ業界は終わるのかもしれない・・という気がします。
新型コロナの影響で仕事が減って時間ができた人が、「パチ屋は営業してるからちょっと気晴らしに行くか。掃除も行き届いていてキレイだし、病気をもらう心配は少ない」と考えるような場所であったならよかったけれども、残念ながらいまぱちんこ店が一般の人にもたれているイメージはそうではない。
業界人でもない私がこんなことを言っても、業界の人は「なにも知らねえくせに」と言うでしょうが、これは多くのぱちんこファンが思っていることだと思います。
4月には強制的に全面禁煙となりますが、これも法律に関係なくもっと早く徹底的に禁煙を推進してクリーンさをアピールしていれば、喫煙客を失うというピンチを非喫煙客を獲得するというチャンスに変えることができたのに。そういった取り組みを先手先手で打ってこなかったのが痛手になるのでは・・と感じています。
と、どうでもいいような雑感でした。
ぱちんこ稼働は当分のあいだ減ることになると思いますので、しばらく稼働記事は書けないかもしれません。
それにともない私は飢え死にして、このブログも終わることになるかもしれません。いきなり更新しなくなったら、私が孤独死したと思ってください。
・・などという言葉も自然に漏れるほど、世の中の空気が荒み始めていることが恐ろしい。
こんな内容の記事ではなく、いまだからこそ「ぱちんこはこんなに面白い!コロナ対策をきちんとやってくれてるホールにはどんどん打ちに行こうよ!」という記事を書くべきなのかもしれません。