この1月に出たパチンコ新台は遊タイム非搭載のものばかりでしたね。
現在の私のパチンコ稼働は遊タイム狙いが中心となっており、それによって2021年はそれなりに勝てたわけですが、どうやら遊タイムバブルは2021年限りで終わるかもしれませんね。ホールとしてはあさイチや夜でも稼働が期待できて、私のようなウザいハイエナが沸かない遊タイム非搭載機のほうがいいに決まっているし、時間があんまりない一般のパチンカーも時間や回転数を気にすることなく打てる。
その意味では遊タイム非搭載機はメリットが多いようにみえます。しかしそれもホールがまともな釘調整の台を投入してくれれば、という話。遊タイム搭載機は猛烈にヒドイ釘調整であっても天井という目指す地点があるから仕方なく打つ人もいましたが、同じようなクソ釘で青天井の遊タイム非搭載機を提供したところで、みんなが打ってくれるのは新台のあいだだけになるでしょう。そして遊タイムがあろうとなかろうと客からは不興を買うだけになる・・というホールができるだけ少ないことを願うばかり。
私としては以前のように甘釘が投入されるようになるなら遊タイム機がなくなっても別に構わない。海物語の甘釘で毎日粘るというのがパチンコ稼働の理想だし、ハマっている台は競争率が高くても甘釘台は気づかない人も多いのでその意味でも戦いやすくなる。あくまでも甘釘が投入されるんならの話ですが。
しかし現時点では、旧規則機の撤去にともなうホールの負担感やコロナなどもあってなかなか甘釘が期待できる状況にはならないのは明白。とりあえず、引き続き遊タイム狙いで凌いでいくしかありません。もちろんもし甘釘台があればそっちが優先。
そんななかでの先日の稼働。
遊タイムパチンコあさイチ宵越し狙いからスタート
ここ最近はあさイチにまずF店へ行き、遊タイムパチンコと天井搭載のパチスロの宵越しを狙うことから始めています。
このホールは基本的に据え置き。そして客付きは地域でも最低のほうで、打ち手のレベルも高くなく、強力なライバルは少ない。
なので開店と同時くらいにゆっくり行っても、宵越しで狙える台がとれちゃう。最終ゲーム数がネットで見られないのでいちいち行かなくてはならないのがネックですが近いから問題ない。
この日もあさイチから見に行きますと、う~ん、ない。昨年暮れくらいからこういうふうになにも見つからない日が増えてきた感じですね。打ち手が遊タイム非搭載機に流れて遊タイム機が回されなくなってきている印象です。
べつに美味しくはないけどこれ打ってから店移動するかあ、と選んだのが「ドラム海物語inJAPAN」の前日最終が190回の台。
ふつうに回れば美味しいけれども、前にここでこの台を打った時は1,000円あたり14回前後ほどで、イライラ必至のクソ釘。再プレイで打てるし好きな台でもあるから、速攻で当たるか花火タイム(突然時短)を引きまくってくれることを祈りつつ打ち始めます。
投資貯玉1,000個、52回転目に泡予告から222揃い。そこから連チャンで222、そしてラウンド終了時に金魚群がキィ~ン!って通過し、1回転目に777が揃いました!
↑7がテンパイすれば実戦上大当たり濃厚。7で!7で!と脳汁が染み出る瞬間!
777揃いは10ラウンド、10回転のSTに加えて289回の時短、それを抜けても天井遊タイムに突入ですから、高確率で次の当たりをゲットできます。これはこの台で最も嬉しい瞬間。これに偏ると侮れない爆発を起こすことも。
さらに6回転目にカメが揃いラウンド中昇格で10ラウンド!そして時短中に222揃い、そのあと3回目の10ラウンド大当たりを引いちゃって、初当たりを含め7連まで伸びて4,382個獲得!
だいたい単発で終わるのが常ながら、たまにはこういうこともある。面白い台だからたまには甘釘で粘ってみたいものです。プラス 3,382個で終了し、次の店へ向かいます。
→「Pドラム海物語 IN JAPAN」実戦! メイン機種にしたい激アマ台かも!
A店が新台入替の日
ボッタくりホールA店が新台入替。とある科学のナンタラカタラや真花の慶次3などが導入された大型入替。
しかも特定日が重なっている日で、多くの客が出玉に期待して来店していたようです。なかなか賑わっている。
新台は埋まっているしどうせたいして回らないだろうから無視し、バラエティコーナーを中心に遊タイムが狙える台をさがします。念のため釘もチェック。
ひょっとしてアケた?と思った「戦国乙女6」の甘を擦るも、貯玉375個使って30回転、良くもなければ悪くもない感じでヤメ。
遊タイムが狙える台は見当たらず。さてどうしようかな~とプラプラしていますと、「モモキュンソードMC」の釘がいつもと変わっているのを発見します。
これは明らかにアケられている。まだ誰も打っておらず回転数はゼロ回転。前日は大当たり後即やめで宵越しもないし、後述するように面白くもなんともない台だからだろうけど、やっぱり甘釘台はハマリ台よりも競争率は低い。
まあボッタくりホールなだけにヘソがアケられてても全然寄らずに回らないって可能性もある。そこは打ってみなければわからないのでとりあえず打ちます。
すると最初の貯玉500個で48回も回っちゃった。いつもは250個で15回くらいのゴミ調整なのに。
このペースで回ってくれれば粘る価値はあるか。しかしそこまでは良くなさそうかな・・・。とりあえず続けますと、投資1,250個、106回転目に222が揃って大当たり。
回転力は悪くないからほかに狙える台がなければ粘ってみてもいいけど、ここでまとまった出玉が欲しいなあ(貯玉再プレイは2,000個まで)。でもどうせ単発なんだろ。いつもいつも当たる気がしない・・と酒呑童子とのバトルに臨みますと、いつもは白4個と緑1個とかのボタンが今回は赤いボタンが3個出現。これでスカったらマジギレ・・・・
これが当たってくれて777揃い、10ラウンド大当たり+戦ラッシュ突入です。そして2回転目にまた777揃い。
ふつうならここでさらなる連チャンに期待してエキサイトするところですが、私はこの台が大嫌いで1ミリも興奮しない。それはなぜかっていうと、ラッシュ中はなにしろテンパイ煽りがウザいから。ビシュ~ンっていうアツそうな音とともにオッパイがフラッシュして「ルーレットで行き先を決めろ!」って煽られたすえにボタン押したら「×」停止でなにもなしとか、もうほんとにバカなの?とあきれるばかり。こんなムカつく台誰が打つんだよ。
↑10ラウンド大当たりを引いても、そこに至るまでにさんざんムカつく煽り演出を経ないといけないから「嬉しい」よりも「やっと引けたよ・・」という微妙な感情しか沸いてこない。これがまさにクソ台のクソ台たるところ。そう考えるといまのデジパチは大部分がクソ。
この連チャンは初当たり含め3連で終わって、約2,930個を獲得。
ムカつくだけの復活当たりはなんとかならないのか
その後77回転目でまた当たり、またまた戦ラッシュに突入。今日は珍しくよく引ける。
その2回目の戦ラッシュ、初当たり込みで計10連まで伸びたんですけど、連チャンしてもひたすら腹が立つだけ。
何が腹立つっていうと、ラッシュ中の9回の当たりのうち4回までもが、いったん終了を告知してからの復活大当たりだったこと。
ていうかラスト1回+残保留4つのラスト演出まで到達しての当たりは全部が復活でした。これまでの経験でも素直に勝って当たるのってほとんどない。ほとんどが負け→リザルト画面→保留が減る→液晶画面が斬られる→復活という演出で当たる。
いやいやいや、開発側はこれがエキサイティングだと思ってるなら絶対に考え直した方がいい。こういうのは稀に起これば「うお~、こんなパターンもあんのかよ!」ってエキサイトもできるけれども、これだけ乱発してはムカつくだけ。ボタンを連打して立ち上がらせろ!とか言われても「どうせ・・・」という気しか起きないからちっとも楽しくない。開発側はパチンコ打ったことない人ばっかりなんだろうなあ、と思わせる。西陣で往年の名機「CR花満開」とかつくった人たちは会社に残ってればもうエラくなっているでしょうに、こんなアホな台を開発する若手に「バカなのか」って指導してやれないのか。
ともあれこの10連チャンで約8,160個を獲得、持ち玉は10,000発越えに。
回転力はちょっと微妙になってきたが・・・ズルズル打たされる
それから363回転までもってかれてから当たり、またラッシュに入るも3ラウンド当たりを1回引いただけで終わりガッカリ。
しかしすぐにまた当たって6連チャンをものにし、持ち玉は12,400個ほどまで増えます。途中初めて「VVV」揃いを体験。これは10ラウンド当たりでかつ保留に10ラウンド当たりがあるときに発生するってことなのかな。スロッター的にはVVV揃いなら計3連が確定してほしいな。
で、ここまで回して回転力は平均すると1,000円あたり21回程度かな、というところに。このハナクソ台で粘るんならもっと回ってほしいなあ。でも、もっといい台はないか、とパチスロも含めちょくちょくさがしに行ってたもののなにも見つからず、持ち玉があるし時間もあるから、とズルズルと続行します。
するとやっぱり天井まで到達。喰らうだろと思ってるとなぜか喰らっちゃう。天井からのラッシュは5連、そのあと単発と2連を引いて、このへんでいいかな、ということでヤメ。
最終的に出玉は8,120個に。投資は1,250個だから、プラス 6,870個。
天井を1回喰らったわりにはまあまあの成績にはなりましたが、単発で終わったのが1回だけだったのにこの程度なのかあ、と思うと物足りませんね。それに、そこそこ回る台で1日粘ってそこそこ出たのに、まったく「面白かった」という感情は起きてこないっていうのがねえ・・。
それは先述の通り、煽りまくりで激アツ予告大安売りだったり、ラッシュに入ってもテンパイ煽りがウザかったり、当たってもラウンド振り分けでイライラしたり、復活当たりでムカついたり、現在のデジパチのダメダメ要素が満載だからなんでしょう。
冒頭に「甘釘台があるんなら遊タイム機がなくなっても構わない」と言いましたが、仮に甘釘があったとしても右を向いても左を向いてもこんなつまらない台ばかりでは、私のようにカネが目的で打つ人間はともかく、一般パチンカーはますます減っていくことになるでしょうね。そしてパチ屋に残るのは、一撃大量出玉と煽りまくりの演出が好きな依存症層だけになるでしょう。
出玉性能はたいしたことなくてもいいから、ムカつく要素をできるだけ排除した心穏やかに打てる台を出してほしいものです。
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これでこの日の稼働は終了。
1日トータルでプラス 9,877個、金額に直すとプラス 35,916円となりました。よく引けたわりには金額的にはたいしたことない。できれば今度の稼働記事は、もっと面白い台について書きたい!