先日の記事→スロットゲームセンターで名機探訪!2023年秋編:その①! の続き。
東京方面へ行く用事があり、そのついでに巣鴨のぱちんこゲームセンター「ライズ」さんに行って名機を堪能してきたところまで書きました。
翌日は帰らなければなりませんでしたが、夕方くらいまでなら遊んでも大丈夫。ということで、もう1件、スロットゲームセンターへ寄ってきました。今回はそのときの話を。
寒川町のスロットゲーセン「スパイダー」さんへ再び。
クルマでの帰宅。ならば方角的には自宅の方面となり、少し寄り道すれば行くことができる、神奈川県寒川町のスロットゲーセン「スパイダー」さんへ行くことにしました。
→神奈川県寒川町のスロットゲームセンター「スパイダー」さんへ遠征!&その他雑感。
この10月で2周年だそうですね。おめでとうございます。
スパイダーさんへ行くのは2回目。到着したのは開店から数分後でしたが、平日だからなのかほかに誰もいなかった。お店的にはあまり良くないことでしょうが個人的には台が選び放題だし静かだしで嬉しい。終日打ち放題の料金を支払い遊技開始!
打つ台をまえもって考えてなかったから迷うなあ。まず目に入ったのはラスターの「ガンダム」。2003年に出た台。
最初はあの爆裂集中機のほうの「MSガンダム」と勘違い。しかしよくよく見るとパネルデザインやリール図柄が違う。これは「MSガンダム」の後に出た、ツインビッグ搭載のノーマル機。そういえばこんなの出てたなあ~。私はこっちはついに打てずに終わりましたが、集中機のほうはかなり打ち込んで、天国も地獄もみせられた。「MSガンダム」導入の新装開店(18時開店)で、並んでたらなじみの店員さんが「今日の新台は絶対に出ます!」とか言ってて、いやいやいや絶対とかそんなのないから、そういうこと言っちゃダメ・・・とか思ってたらMSガンダムは全台6(ATに入れば6か否かはすぐわかる仕様)で、全台がバカバカしいほどに簡単にドル箱を積み上げちゃって、これは「絶対」と言いたくなる気持ちもわかる・・と納得した思い出があります。設定6の出玉性能はまさに異次元で、集中中にナビがなかなか出なくて6を察知したときの脳汁ドパァ~感はたまんなかったですねえ。
その思い出の「MSガンダム」かと思ったら「ガンダム」のほうでちょっとガッカリしたものの、これはこれで打ったことないからいちおう体験してみることに。
ボーナス後、チェリーをひいたあと、リプレイ4連続後などに「ガンダムチャンス」に入り、ガンダムチャンス中に引いたBIGはすべてがスーパーBIGとなり、その平均獲得枚数は530枚くらいだそう。ノーマルBIGでも360枚くらい。それで設定6のBIG確率は1/241とかだから、その爆発力は相当なものがありそう・・・
などという情報をネットでみながら消化。「MSガンダム」も含め、この液晶演出もサウンドも、おせじにもクオリティが高いとは言い難い。ガンダムファンに言わせれば「モチーフの魅力を活かしきれてない」というところでしょう。しかし私はべつにガンダムシリーズがものすごく好きというわけでもなかったのであまり気にならない。パチスロは出目で魅せてくれればいいのであって、液晶演出などオマケでよい・・・
とは言うもののこの台、その出目演出もちょっとイマイチかな~という気がする。もっと打ち込んでみれば違うのかな。
それを探究するには今日は時間がなさすぎる。しばらく回しましたが結局なにも引けず、ほかの台も打ちたいのでとりあえずヤメました。
思い出の5号機を擦って楽しむ
今日はちょこっとずついろいろ擦って帰ることにしよう。次に選んだのは、ユニバーサルが2012年に出した傑作ART機、「鬼の城」。
何度も記事にしたのでここでは詳しく触れませんが、これが置いてあるのをみれば触らずには帰れないっていうくらい好きな台。とりあえず当たるまで。
100GくらいでG数でART当選。ARTは90Gで駆け抜け。
その後羅刹との「鬼神界戦」が起こるも負け。477Gまで行ってG数当選でまた90G駆け抜け。その後145Gまで行ってG数当選、また90Gで駆け抜け。
この台の最大の見せ場である「鬼神界戦」をもっと堪能したかったし、アツい展開もなかったけれど打てただけでヨシとしましょう。
→忘れえぬ5号機パチスロ21選⑥:至高のART機!~「鬼の城」編!~
→東京・神田のスロットゲームセンター「センター」さんへ遠征!名機を打ちたおす!中編。
「黄門ちゃま喝」で家康降臨!
次に擦ったのは5号機「黄門ちゃま喝」。あまりに過小評価された隠れた名機。
出玉性能はダウンしたもののそのゲーム性をかなりのところまで再現しさらにアップデートを加えた6号機「黄門ちゃま喝2」も出ましたが、やはりこちらのほうが思い出深く好き。リセット時は天井が短縮される(999→777)とか、天井時は必ず「倍ちゃんっす」成功とかいうのもハイエナが稼働の中心である人間にとってはよかったですねえ。
打ちますと、75Gほどで「印籠箱」が満タンとなりそのまま当たり。選んだのはもちろん「裏・挑戦」。
いつもより「家康降臨」が多い激アツパターン!お願いします!
・・・これが当たり!これで「風車ランプ」が光るのが見られれば言うことない・・・というところでしたがそこまでうまくいくもんじゃない。やっぱり100G上乗せでした。
30G上乗せしてそのATは終わり。その後すぐに「御一行チャレンジ」に入ったりして、いかにも高設定という挙動でもうちょっと打ちたい気持ちにかられたものの、次に打ちたい台が控えていたのでヤメ。
いつか1日打ってまた記事にしたい!
好きだったがあまり打てなかった4号機!
ここでまた4号機。2002年にオリンピアから出たA+AT機、「スペースバニー」。
名前からわかるとおり、2号機「バニーガール」(私がはじめてパチスロを打ったホールに大量設置されていたのでよく覚えている。ほとんど触りませんでしたが)から連なる「バニー」シリーズの台。爆裂AT機ブームにあわせて、後述するようなすさまじい破壊力のプレミアムトリガーを搭載していました。
この当時のオリンピア台はどれもこれも超独創的なものばかりで、当時は「好きなパチスロメーカーは?」と問われれば間違いなく「オリンピア」と即答しちゃうっていうくらい好きでした。「ホットロッドクイーン」、「レースクイーン2」、「ラスベガス」、「大吉倶楽部」・・それから「ゴールド&ゴールド」(これはこの日スパイダーさんに設置されていた!時間がなくなっちゃって今回は打つのを泣く泣く諦めました)など、「考えた人天才かよ」っていう斬新なゲーム性の台ばかり。このへんの台を思い出すと、現在のパチスロがなんでつまらないのか、それはやっぱり、メーカーが独創的な台をつくりだす努力を放棄し、安易な「アニメコンテンツとのタイアップ」に逃げ続けてきたからじゃないか、と痛感します。
で、この「スペースバニー」はなにが独創的だったかというと、それはAT「バニータイム」(BT)の抽選システム。純ハズレの一部で「ルーレットゲーム」に突入。サイドの液晶にスゴロク(2~7マス)が表示され、コマ上にはドクロ(ハズレ)や「BT」(25G)、まれに「100」とかいう数字(それがそのままBTの継続G数になる)とか、「JP」(ジャックポット)なんてのが書いてあります。スゴロクは1ゲームごとに1マス進み、リプレイを引いた時のマスによってその後の展開が決まる、というシステム。
私が初めて万枚を達成した「サイバードラゴン」もそうでしたが、ここぞというときにリール出目でアツくなれるこういうシステムは大好き。アツいコマのときにリプレイorベルなんていう出目になったりするともうオシッコ漏れちゃう。
「JP」コマでリプレイを引くと、ハズレナシで最大3,000G当選もありえるスペシャルルーレットに発展。私は残念ながらこれは体験したことがないんですけど、「3,000」なんていうのが出たらもうアツすぎて倒れますねたぶん。ボーナス抜きで1G当たり4枚くらい増えるし、BT中に引いた純ハズレでもルーレットの抽選(当選分はBT後に放出)をするので、JPをモノにできれば未曽有の出玉になるのは確実。
大好きだったんですが当時はあまり打てませんでした。通常時は「高確」「低確」の概念があって、「高確」に行くにはBIGを引かなくてはならない。「高確」でルーレットを引ければルーレットの内容が優遇される(低確でのルーレットはだいたい当たりが1個もしくは2個くらいしかない)というシステムで、よってBIG確率の高い高設定は加速度的に出玉性能がアップする・・という仕様でしたから、BIG確率が圧倒的に低い(設定1→1/399。対して設定6は1/238)低設定域のキツさはスゴイ。とにかく勝てなかった。
ぜひとも今日はスゴイのを引いて帰りたい・・・と意気込んで着席。台の中身をネットで復習しながら打ち始めます。
ホールではまったく引けなかったBIGの連打!高設定が打てるゲーセンならでは!
通常時はいたって静か。リール窓右にある液晶でちっちゃいキャラが小役ナビやチャンス予告をしたりしますがそれもごくたまにしか発生しません。ステージが宇宙船コクピット、洞窟、ジャングル、氷山と4つあって、滞在するステージによってルーレットゲームの内容の傾向が異なります。細かくは覚えてませんが、氷山ステージは高確もしくは超高確(高確中のBIGなどで移行)の可能性が高い大チャンスステージ。
ルーレットゲームのチャンスとなる純ハズレ時は「中段べ・べ・リ」などのチャンス目が停止します。ボーナスの時にもこの出目が停止することがあるのでとにかくこれが出たら次ゲームに気合が入ります。
↑これはボーナスでした!
↑こんなわかりやすいカッコいいリーチ目ももちろんアリ!これはスイカナビハズレ。小役ナビがハズレればボーナスorルーレットゲーム! 左リール青7・リプレイ・青7はリプレイハズレ目だっけ?1確だっけ? この左の青7サンドはリプレイハズシで狙う場所になってて、アバウトに押すと75%の確率でハズレます。上の青7を下段にビタ押せば100%ハズすことが可能。
この演出バランスは非常に心地よい。怪しい出目が出たら次ゲームの演出や出目に注目。純ハズレ目でもなにも起こらない時もあるので、アツい演出発生時には素直にアツくなれます。
出目法則などはもう忘れてしまったので、初めて打つような感覚でそれを探りながら打ち進めますと、126Gで引いたBIGを皮切りに74,66,75,162とBIGの連打!
先述のように設定1のBIG確率は1/399、設定2は1/381とかで、REGは1/1260ですから、ホールで打ってた当時はなにしろボーナスが引けなかった。ひたすらクソハマリを喰らってたまに来るルーレットゲーム(RG)もスカばっかりで撃沈・・・っていう記憶しかないんですが、さすがはゲーセン。スパイダーさんは設定を謳ってないようですがおそらく6なんでしょう。
それにしてもこの台、ツボにはまれば強烈な出玉を吐き出すATを搭載しているのに、BIGボーナスはふつうのAタイプ並みに360枚くらいとれてしまうのがさすが4号機たるところ。さらに設定6はボーナス確率がふつうのAタイプ並みなうえにATにも入りやすいときているから、設定6はまさに夢の最高設定。
BIG後には50G以上の高確がついてきて、その高確中にさらに引ければ超高確へ上がる期待ももてますから、このへんでRGを引ければデカいATへの大チャンス・・・なのですが、このBIG連のあいだにはRGはまったく引けず。途中何度か氷山ステージに行ったんだけどなあ。
なかなかRGが引けずにジリジリしていると、5回目のBIG後107Gのところでベルナビハズレからついに来た!RG! 7マスで「?」が2個、あとはドクロ(ハズレ)。「?」はなにが出るかわかんないのでその意味で「BT」マスよりアツい(と記憶)。そこでリプレイを引ければ・・・・
これがスカ。やっぱりねえ。とりあえずBTを1回引ければそれで満足するのに・・・
とガッカリしていますと、その後すぐにまたRG。
「CHANCE」はなんだっけ? 覚えてなかったので調べてみると、そこでリプレイが引ければ「チャンスルーレット」に発展し、ドクロマスでリプレイを引くまでにバニーのマスでリプレイを3回引ければBT5連となるそう。たぶん引いたことない。アツイじゃないか!・・・
しかしスカ。まあまあ仕方がない。とりあえずBT当選までは続行!
ボーナスはスゴイ勢いで引けるが・・・
はやくRG来てくれないかな~と続けますと、それがなかなか引けない。そのかわりボーナスはハマり知らずで引いてくれる。
そのうちにちょくちょくとRGが発生。
BT×1・・・スカ。これは低確っぽかったから仕方がない。
次が大チャンス!BIG後39Gという高確状態中(BIG後50Gは高確確定)に引いて、「?」が2個と「100」が1個! 100でお願いします!
しかしこれもスカ。
次に引いたRGもBIG後62Gで、高確の可能性じゅうぶん・・というところでしたが「100」が1個と「?」が1個という微妙な内容でこれもスカ。
クッソ~。このまま一度も引けずに時間切れになったらどうしよう。
ようやくBTをモノにするも・・・
しかし粘って粘って頑張って、いよいよ来ました!初BT! 14回目のBIG後39Gで発生したRG。マスにはBTが2個!
↑赤い文字になってるところが今のマス。 アツ~い!リプレイでお願いします!
BTのマスでリプレイが揃って、BT25ゲーム! バニーのダンスがひたすらカワイイ。
テ~テ~テレ~テッテテレレ~♪というノリノリのBGMもテンションを上げさせてくれます。25Gではたいして増えませんが、BTには連続性があり、RGなしでいきなり連チャンすることもあれば、期待度の高いRGがすぐにまた来ることもあり。期待して回します!
すると期待通り、なにも引いてない(と思う)のにまたRG! これが「連チャンどうぞ!」と言わんばかりの、「BT」が6個!
・・・だったものの、まさかの1/7のスカのところでリプレイを引いちゃって終わり。これはホールの20スロだったら地団駄踏むところ。
次のRGでBTが1個で、リプレイを引く前にREGに当選。いまの台ならこれでATに入りそうですが、この台はとにかく当たりマスでリプレイを引かないとダメ。REG終了後にRGに復帰します。しかしいちおう、REG後には当たりマスが1個増えてて、ここは成功。またBT25G。
その後すぐに「?」が3個という大チャンスのRGが来るもそれもスカって、もうそろそろ帰らないと・・・という時間になってヤメ。
BTは2回しか引けなかったのにボーナスは設定6だとしてもかなりのヒキ強となり、そのおかげで差枚はたぶんプラス1,600枚ほど(データに出ていたが記録してくるのを忘れた)に。これでBTがバンバン引けてたらスゴイことになってたわけで、そう考えるとやっぱりさすが4号機という出玉性能といえるし、なによりもとにかく面白かった。出目演出は奥が深いと言えるほどじゃないとしても、液晶との絡みでアツくなれる瞬間がしょっちゅうあって、基本的にはどこまでもリールを見つめながら勝負することになる。そのへんが今のマンガ液晶主体の、「カットイン待ち」のテレビゲーム台とは違うところ。わずか20年前にはこんな面白い台がゴロゴロあったのになあ~。
ここで帰途につきます。いやあ~「スペースバニー」は未体験のジャックポットとか見たかったし、「ゴールド&ゴールド」も打って帰りたかった。また時間をつくって打ちに行きたい! 打ちたい台ほかにもいっぱいありますしね。
しかしそのためにはカネのためのぱちんこ稼働を休めるだけの余裕が必要で、するともっとデカい収支を上げないと。また「スパイダー」さんへ行って楽しむために、ぱちんこ稼働にもっと精を出すことにします!