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神奈川県寒川町のスロットゲームセンター「スパイダー」さんへ遠征!&その他雑感。

毎年10月ころには神奈川県方面へ用事があり、そのときにはついでに知らないパチ屋に寄ってみたりするのが通例でした。

その足で秦野市にあった珍古台の聖地「ニューオオネ」さんや、先日惜しくも閉店した横浜桜木町のゲーセン「ノスタルジア」さんに寄りレア台・レトロ台を楽しむこともあり、私が「カネのためでなくただ楽しむためにパチスロを打つ」数少ない機会となっていました。

その様子はいくつか記事にしましたが、

カテゴリ:「パチスロ 名機回想」

昨年・一昨年とコロナのためその遠出を断念。ニューオオネさんもノスタルジアさんも閉店してしまったし、今年も行くのやめようかなと思ったのですが、どうしても行かなくてはならない用事もあって出かけることに。

それじゃあ昨年オープンしたという話を聞いていちど行かなくてはと思っていた高座郡寒川町のスロット専門ゲームセンター「スパイダー」さんへ寄ってみよう、ということにして、

地元での稼働を数日間休んで遠出してきました。都合により「スパイダー」さんへはあまり長時間いられませんでしたが、そのときの様子や久々に都会へ出て感じたこと諸々を書いておきます。

「加熱式タバコOK」はやはり愚策だと思う

私は若かりしころ神奈川県に在住していたことがあり、用事のついでに住んでいたところのあたりに寄ってみました。

そのころに利用していたパチ屋のほうにも足をのばしました。すると、数年前には営業していたホールのいくつかがとっくに閉店していたり、地域密着の零細ホールが大手ホールチェーンの店に居抜きで変わっていたり。

撤退していたいくつかのホールは、かつて「綱取物語」のモーニングで稼がせてもらった店や、めちゃめちゃ好きだった大傑作デジパチ「CRベルサイユのばら」が甘釘になってるからって休日には朝から晩まで粘りまくった店など、思い出をくれた店ばかり。

それらのホールが消え、その地域のパチ屋は90年代のぱちんこ全盛期と比較したら半分くらいの件数になっていた。いかにぱちんこが斜陽になっているか、あらためて身に染みた次第。

 

そのなかでも生き残っているホールに入ってみると、私の地域のホールは実施してない「加熱式タバコ吸えます。ただし20歳未満は入場禁止」っていうのをやっていました。

私がみたかぎりではどうやら地域のホールは軒並み同じようにしているようでした。ホール内を練り歩いてみると、たま~に加熱式タバコを吸ってる人がいて、その後ろを通ると例の独特なニオイに嗅覚を刺激される。

う~ん、思ったより吸ってる人の割合は少ないように感じられましたが、あれってけっこうクサイですね。全国のホールが紙巻きタバコOKだったころは、加熱式タバコのニオイを嗅がされても「紙巻きタバコの副流煙よりはずっとマシ」と感じていたのに、今嗅ぐとやたらクサく感じる。

今は基本的にホールでタバコのニオイを嗅がされることがありませんしね、私の場合はそれ以外の私生活でも副流煙を吸わされることがない。そんな生活を数年続けてきたから、ニオイが軽減された加熱式タバコでも異様にクサく感じるってことなのかも。

前にも書きましたが、斜陽のパチ屋にとってはやっぱり「加熱式タバコ吸えます」っていうのは愚策なんじゃないかなあ、と。

ぱちんこホール:加熱式タバコに活路を見出そうとするのは下策中の下策では?

タバコ吸わない、吸わないどころか臭いから嫌い、という人がどんどん増えているなか、一部の喫煙客にそこまでして遊技中にタバコ吸わしてあげようとするのって長い目でみて店側にメリットがあるだろうか。私がつかっているホールは全部が加熱式タバコもNGになっているし喫煙派の顔見知りもいるけれども、今となってはほとんどの人は遊技を中断して吸いに行くことについて嫌悪感を抱いているようには見えない。もう当たり前のことと受け入れているように感じられる。

パチ屋が一般ピープルに受け入れられるクリーンで健全な場所になるためには、(本当は敷地内全面禁煙が望ましいがそれは厳しいと思うので)「タバコは紙巻も加熱式も喫煙室でどうぞ」にするのがいちばん、っていうか最低限やるべきことなのでは。

ビジネスホテルに宿泊

パチ屋ではなにも打つことなく、用事をすませに行きました。どこのホール行っても置いてある台はほとんど同じですしね。

用を終わってその日はビジネスホテルへ宿泊。以前にも使ったことがあるところ。

チェックインのときに「前泊地」「後泊地」を記入してくれと言われ、あれえこんなの前には書かされなかったのに、「なぜ必要?」と訊くと「新型コロナの関係で・・・」と言われる。つまり感染者が出た時に感染源を追跡するためということか。

それはべつにいいとしても、パブリックな空間ではマスクしてくださいと言われ(マスクにはすでに慣れているからいいけど、マスク外し忘れてそのまま大浴場に入って大恥かいた)、朝食バイキングでも「手を消毒してエンボス手袋をしてから料理をとってください」と言われる。いやあ、まだこんなに厳重にやってるんだ。正直言って「いつまでこんなことやってんの?」という気持ちに。

外国人の入国制限をとっぱらって、「全国旅行支援」とかいうクソみたいなバラマキ政策もやって、「安全です!どんどん旅行に来てください!行ってください!」っていうふうにしてるんじゃなかったのか? 私が泊まったのは外国人観光客が来るようなホテルではありませんでしたが、制限が緩和されたと喜んで旅行に来た外国人がいざホテル泊まって「マスクしろ」「手袋しろ」とか言われたら「バイキン扱いされた!騙された!」とか言って怒ったりしないだろうか。

旅行にはどんどん来てください、どんどん行ってください、でもマスクや消毒はいつまでたっても緩和しない・・・ってのは矛盾と言えないのだろうか。

喜ばしいことに最近は日本でもようやく「マスク外そう」という企業なども出てきたらしい。

日本経済新聞 GMOが「脱マスク」宣言 社内の活力低下に危機感

↑これはいちいちごもっとも。パチ屋とかもこれに倣って追随したらどうか。コロナを終わらせないことによってうまい汁を吸い続けようとする権力者の言うこと聞いてたら一生マスク外せない。高齢者施設や病院はともかく、ホテルだのパチ屋だのは、自衛のためにマスクするのは自由、でも外すのも自由、っていうふうにいい加減に変わっていくべきでは。

スロットゲーセン「スパイダー」さんで初遊技

翌日に寒川町のスロットゲームセンター「スパイダー」さんへ。

開店から15分後くらいに行きましたがカレンダー的に休日だったからかすでになかなかの賑わい。

受付してもらうのに数分待ち、初めてであることを告げ会員カードを作ってもらい、遊技システムの説明を受けます。終日打ち放題の料金を支払い、遊技台へ。全台メダルレスなのね。

まずは4号機。サミーの超名作AR機、「キャッツアイ」へ。台の状態はすこぶる良好。みていると、店員さんたちはみんな延々と台のメンテナンスをしている。メダル補給などの手間がないぶん、そっちに手間をかけることができるということか。いろいろ打ったが遊技に差し支えがあるような不具合がある台にはめぐり合わなかった。どの台もビカビカに磨き上げられていたし、素晴らしいですね。

「キャッツアイ」では延々とボーナスが引けず、BIGを引いてもARに入らず。設定はどこにも謳ってない(?)がいろいろ使ってるんだろうか。残念だったのはオートベット機能で演出がスキップされてしまうところ。台によってはそうでない台もありましたが・・・。ハイパービッグが引けるまで、と思ってたけど適当なところでヤメ。ほかにも打ちたい台もあるし。

↑限りなくカッコいい図柄デザインと出目! サミーはこれも「クラシック」で出してよ!

スロ専ゲームセンターで名機探訪!その②~「キャッツアイ」&その他~編!

 

次にキャッツアイの隣にあった「ネオプラネットXX」へ。こちらはELビジョンの一部が欠けてしまっていたりELメニューが出なかったりしたけどそれほど気にならない。なにしろ出目だけでも無限に楽しめる台だし、サウンドが異常にカッコいいですからねえ。宇宙的な壮大さを感じさせるBIG小役ゲーム中のBGMも、ほんのりと哀愁のただようJAC中のBGMも、とにかくすべてが素晴らしい。

こちらはいかにも高設定っていう数珠つなぎ連チャンを体験!なんと100G以内で12連とかしちゃった。

↑前兆なしからいきなり小役ナビがハズレて悶絶!EL演出が3連続したときの脳汁ジワ~感も最高だし突然リーチ目が降臨するのも気持ちいい。

 

↑カッコいいリーチ目!

「ネオプラネットXX」は2002年に最初の会社をやめてパチプー生活に入った私が「獣王」とともにメイン機種にしていた台。あのサウンドを聞くと当時のこと(大部分は苦しかったこと)を思い出してなんか泣けてくる。幸いにしてわが家には「ネオプラネットXX」をプレイできる「プレイステーション2」があるので、いつか記事にしてみようと思っています。

 

次に打ったのは同じ山佐の「メフィスト」。ツインビッグ搭載のBタイプストック機。ストック機でありながら意図的な連チャンはプレミアムのREGを引いたときに突入する「ビッグバンモード」のときだけで、ノーマルなBタイプ機のような感覚で安心して打てた名機。天井に近い台もけっこう拾えた。この台もサウンドがめちゃめちゃカッコいい。こんなすごい台がフツーにあったんだからパチスロに人気があったのも当たり前。

↑テトラリールに時計が出現したらCZ「エクストラゾーン」!ベルやレア役成立でボーナス放出の大チャンス!緊迫感あふれるEXゾーンのサウンドを聞きながら、左リールBAR狙いから赤7がズルスベリしてきたらオシッコ漏れます!

「メフィスト」ではハイパービッグを数回モノにし、パチスロ史上最強レベルのカッコいいBGMを堪能!山佐はオリジナルでこんな素晴らしい曲、素晴らしい台をかつてはつくってくれていたのに、今はどうしてできないの?

 

ほか、こちらも山佐のテトラ名機「アラベスクR」などを擦り・・・

↑写真ではわかりづらいけど中・右とテトラでリーチ目!メインリールだけではハズレ濃厚目なのに。こういうのを打つと「メーカーの人ってほんとアタマいいなあ」と感心しちゃうわけですけど、今はそんなふうに思わされることは皆無。だからパチスロは斜陽になった。

 

あっという間に許された時間は終わり。ほんとうはもう一泊してスパイダーさんで名機を堪能しまくりたかったけど今回は私事のため残念ながら無理。後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました。次回来るときは打ちたい台を予約して2泊くらいして名機を徹底的に打ちたおしたい!

「スマートパチスロ」は受け入れられるのか

今回はスパイダーさんで「メダルレス」で名機を打たせてもらいましたが、そういえば今後のパチスロはメダルレスで遊技する「スマートパチスロ」が主流になる(?)ようですね。

まあ正直言うとやっぱり、当たってるときはメダルがジャカジャカ出て下皿に溜まっていくほうがキモチいいとは思います。今回もメフィストとかネオプラでBIG連したときは思わず手が下皿に行って、出たメダルをさわろうとしましたからね。もうそれが感覚的に染みついている。

パチンコで「パーソナルシステム」が普及し、ドル箱に玉を詰めるのではなくサンドで計数するってなったときは、メリットしか感じなかったですけどね。いちいち玉を上皿に移すのは面倒くさいし、パーソナルなら250個が正確にわかって回転力を計るのに便利だし、店員さんにドル箱を要求しなくてもいい。それに銀玉の存在自体がなくなったわけじゃなかったから、玉がジャンジャンバリバリ出る快感は失われなかった。

パチンコのパーソナルシステムはそういう不便を解消してくれたから諸手を挙げてフツーに受け入れられたわけですが、パチスロの場合はそもそも現行のメダル手入れ・下皿に入りきらなくなったらドル箱へ、というスタイルを「不便」「面倒くさい」とは思ってないし、ユーザーにとっては大きな直接的メリットは感じられないんじゃないか。

今回スパイダーさんでメダルレスで遊技したかぎりでは、メダルが下皿にドバババババって出る、っていう気持ちよさが味わえないのはかなりマイナスポイントとなりそうな気がしました。パチンコもスマートなのが今後出るようですが、いやいや、パチンコもパチスロもせいぜいパーソナルシステムくらいにしとけばいいんじゃないのかなあ。

しかし業界的には全部が「スマート」になったほうが新規出店のときに設備投資が少なくて済むし、営業しているホールも店員さんの手間が減って人件費の削減ができるわけか。しかし、そのぶんが客に還元されて客にもメリットが・・・とはならないんだろうなあ。そもそもスマート遊技機に入れ替えるためのカネがないホールだっていっぱいあるでしょうしね。スマートになったからって遊技機の値段が安くなったりはしないんだろうし、スマート遊技機の普及開始を機会に今後さらにパチ屋が淘汰されていくことになるんでしょう。

 

スマート遊技機のことは今後の動向に注目するとして、久しぶりにいつもと違うパチ屋に入ったりゲームセンターでレトロ台を打ったりできて有意義に過ごせました。スマートでもなんでもいいから、とにかく面白い台の登場に期待したいものです!

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