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個人的2016年パチスロ・オブ・ザ・イヤーはダントツで・・

2016年ももうすぐ終わりですね。

クリスマスだろうがいつもどおりパチスロを打ってきましたが、

パチ屋近くのショッピングセンターは大賑わい。

その喧噪のなか、値引きされたお惣菜をひとりで買うオッサンの私は、

はた目からみても寂しい姿に見えただろうな・・

と、くだらないことを考えました。

それはともかく、今回はパチスロの話題を。

題して、個人的「2016年パチスロ・オブ・ザ・イヤー」です。

2016年導入の新台をふりかえってみる

ほんとうは、個人的パチスロ・オブ・ザ・イヤーは昨年も今年も圧倒的に

「ミリオンゴッド~神々の凱旋~」なんですけど、

オブ・ザ・イヤーならとりあえず今年出た新台の話をするべきだろうと思って、

今年導入された新台の、私の成績をふりかえってみました。12月25日までの分。

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ゲッターマウスでの負けっぷりが恥ずかしい。

 

今年の導入機種の実戦台数を全部合わせても(354台)、

ミリオンゴッド凱旋(273台)とアナザーゴッドハーデスの実戦台数(126台)

の合計よりも少なく、

いかにゴッドばかりに依存していたか、

いかに稼げる新台がなかった(みつけられなかった)か、ということかなと思っています。

 

稼ぎも厳しかったですが、ゲーム性においてもどうしようもない台が多かった気がします。

とはいうものの、いわゆるAタイプ、ノーマルタイプのマシンはかなり面白い台が

たくさん出てきてうれしかったですね。

今回は、稼げるかどうかという側面と、おもしろいかどうかという側面から、

今年素晴らしかったパチスロについて書いていきます。

クソ台・オブ・ザ・イヤーのほうが書きやすいですけど、

悪口ばかりになるのは胸糞悪いですからね。

 

なお、以下、設定推測要素などのことを話題にしますが、

具体的数値についてはここには書きませんので、

申し訳ないですが詳しいことは解析サイトなどをご参照ください。

めぞん一刻~桜の下で~

まずは、「めぞん一刻~桜の下で~」。

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めぞん一刻~桜の下で~の高設定濃厚台を奪取!その詳細

の記事にていろいろ書きました。これ以降は高設定くさい台をつかんだのは2回ほどだけ。

それ以外はことごとく負けて、

38台の実戦でプラス1112枚と稼ぎにはつながりませんでした。

 

稼ぐという意味では、設定推測要素が非常に豊富、とくに通常時の小役確率に

侮れない設定差があるので、カチカチ君でカウントしながら打つのが楽しかったし、

REG中も毎ゲームが緊張感あふれるものに(REG中の技術介入で高設定示唆ボイス発生の確率アップ)

なりました。

 

ゲーム性においては、2種類の演出モードを搭載。

通常モードでは液晶演出がメイン、「役物告知モード」では小役を完全ナビ、

リーチ目や小役ナビ矛盾などを楽しめます。

この「役物告知モード」が楽しくて楽しくて。

演出非発生ならフリー打ちでOKなのですが、

ポンポンポンと打っているとシレッと無演出でリーチ目が出現したり、

リーチ目を見逃して次ゲームの轟音告知で腰をぬかしたり。

出目法則は割と単純でわかりやすいのですが、

それだけに小役ナビとの矛盾が楽しくなります。

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仮に小役ナビで小役が揃っても、次ゲームでのレバーオンがアツく、

レバーオンで告知せず→第3停止で告知、というパターンもあり、

演出があってもなくても、

とにかくレバーオンから第3停止まで気が抜けないゲーム性となっています。

人気があって設置が多ければもっと打ったしもっと稼げたと思うんですが、

完成度の高いものが売れるとは限らないのが世の中の理不尽なところです。

3×3EYES~聖魔覚醒~

次に、大都技研の「3×3EYES(サザンアイズ)~聖魔覚醒~」。

過去に類をみない、プレイヤーの技術で出玉が決まってしまう

「設定C」を搭載した超斬新マシン

「3×3EYES(サザンアイズ)~聖魔覚醒~」(設定C)を打ってきました

パチスロ「3x3EYES(サザンアイズ)~聖魔覚醒~」が出色の出来!

難易度超高のチャレンジボーナスは、文字通り挑戦する心をかきたてられます。

ヒマそうにスマホを眺めながらフリー打ちでOKのハナクソ台とは

次元が違いすぎる完成度でした。

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その技術介入ばかりが話題にのぼりましたが、通常時の出目・液晶の絡みもよくできていました。

小役狙いで打つと出目法則は割と単純、でも液晶との絡みで緊張感のあるゲーム性になる、

というのは、さきほどの「めぞん一刻~桜の下で~」と同じ。

私はそういう台が好きなのです。

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ほぼ一確!

 

私の地域ではとっくに撤去されてしまいましたが、

あきらかに設定Cという場合にはかなり稼働がよかったので、

設定Cのようなチャレンジボーナス偏向型で設定1~6を構成したら、

リーチ目もたくさんみられてうれしいし、客付きももっと違ったのでは?と思いました。

 

いずれにしろ、子どもだまし、こけおどしのない、

こういうまっとうなパチスロが売れない、人気が出ないというのは、

パチンコ・パチスロ産業の終焉が近いことを予感させます。

ナンバーワンはダントツでこの台

個人的2016年のパチスロ・オブ・ザ・イヤーはこの台。

アクロスの「クランキーセレブレーション」です。

「クランキーセレブレーション」を打ってきました!しかも高設定!?

(2017年1月9日 関連記事を追加しました→「クランキーセレブレーション」が神台すぎる!~高設定の香りがプンプンの台で粘った話~

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私の地域では各ホール1~4台ほどの導入で、減台したところもありますが

まだ生き残っていて、それなりに稼働しています。

 

この台で話題になったのは、

上パネルに書いてある「(ビッグ中の)最初の2回の秘密」と、

その最初の2回で14枚役を取得すると切り替わる、通常時の演出モード

(サイドランプ点灯でチェリー、スイカをナビ)で、

これに設定推測要素があるんじゃないかとか言われていました。

私もいろいろ考えました→

「クランキーセレブレーション」が面白すぎる!サイドランプの意味を勝手に予想!

結局、そこ自体には設定差はなかったし、1枚役に設定差はあったものの

設定推測に役立てるのは難易度がかなり高いということが現在は判明していますね。

トータルでのボーナス出現確率に露骨な差が出るので、結局はそこが

一番の設定推測要素だと、私は思っています。

サイドランプ演出が完成度を高めた

勝手にその意味をいろいろ推測した「サイドランプ点灯」ですが、

それがこの台のゲーム性を圧倒的なレベルに高めていましたね。

 

まず、小役ナビが発生するモードを複数設けることによって、

小役をこぼすリスクをとることなく、モードによっていろんな打ち方を試すことが可能になり、

ふだん見ることのできないリーチ目を探求、堪能することができるようになったこと。

スイカ・チェリー完全ナビモードならフリー打ちでOK。

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さらに、ボーナス成立ゲームでもサイドランプが点灯することがあるため、

サイドランプ点灯時はまるでサンダーVの予告音→リール消灯演出のように、

リール停止ごとにボーナスに近づいていく感覚を楽しめます。

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↑サイドランプ点灯なら、枠上コンドル停止で一確!

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↑サイドランプ点灯時、チェリーだけをナビするモードなら左リールで確定。

スイカをナビするモードで点灯ならスイカorボーナス。

スイカをナビするモードでサイドランプ非点灯なら

右リールのスベリ次第で2確!スベッてなくてもボーナスの可能性アリ!

ということで、滞在する演出モード、サイドランプの点灯の有無、そして出目、

それらが絡み合うことによって無限に奥深いゲーム性がつくりだされています。

 

ビッグ中最初2ゲームでの14枚役奪取が成功(目押しがパーフェクトでも100%成功しない)

しても演出モードが選べないというあいまいさもよかった。

それによって、ビッグ直後は演出モードがわからず、

その状態でランプが光るとドキドキ、チェリーだとちょっとがっかりとか。

パチスロのプリミティブな魅力とは

ここまで書いてきた3機種に共通するのは、

リール出目演出が秀逸であるということや、

小役ナビ演出と出目演出の絡みが楽しめるということ。

最近の台はとにかくリール出目と液晶演出が無関係に展開される台ばかりで、

ただのテレビゲームばかり。だから飽きるのです。

パチスロの魅力とは、ふいに訪れる入りの瞬間の、それを察知した時の気持ちよさなのであって、

それを最高に演出できるのはやっぱりリール出目なんですよね。

ストップボタンを押して、「あれえ!?これ入ってるじゃん!」という

瞬間が気持ちいいのであって、

液晶でマンガをみながら主人公が勝つことを祈るだけでリールは関係ない、

というのはただのテレビゲームで、私はそれをパチスロとは呼びたくない。

 

「ミリオンゴッドなんかまさにテレビゲームだろ!」という声がきこえてきそうですが、

全然そんなことないです。たしかに出目は単調ですが、それと演出が絡み合うことにより

レバーオンから第3停止まで常に緊張感が持てるという意味で、

ゴッドシリーズ、とくに凱旋は完璧な台だと思います。

ミリオンゴッド凱旋のゲーム性のすばらしさについてはまた別の記事で書きます。

2017年は、ノーマル機がさらに盛り上がることを期待

AT・ART機はことごとくつまらない台ばかりで、言及することはなにもないです

(シェイク3を一度だけ打ちましたが、これはもうちょっと打ってみようと思ってます)。

バルタン星人や南国物語SPのようなリノタイプの連チャン機も、

期待していましたがはっきりいってあまり盛り上がらず、

結局リノを超える台はありませんでしたね。

 

ハナクソ並みのAT・ARTの新台を買うならノーマル機を増やす、という

ホールも私の地域にはけっこうあるようで、

ジャグラーの増台をすることが多かったですね。

個人的にはジャグラーを増やされても困るなあ、というところですが、

このままノーマル機が増えてくれるのは嬉しく思います。

天井狙いで稼ぐことは難しくなってきますが、

そういう時期はいつか必ずやってくるので、それがいま、ということなのかもしれません。

 

アクロスA-PROJECT第一弾「クランキーコレクション」が発表されたとき、

私の地域には地域で1台だけの導入でした。

私は数日間その1台を打ち倒しましたが、

私より早く並んでその台を打とうという人はいませんでした。

でも、いまは「クランキーセレブレーション」をあさイチから打ちまくってる人は

けっこういるし、「ハナビ」もいまだによく稼働しています。

数年のあいだにノーマル機の人気は確実に上がっていると思いますので、

このまま盛り上がっていってほしいです。

ああ、そういえばタイヨーエレックの「火曜サスペンス劇場」を

ぜひ打ってみたいのですが、我が家から100キロ圏内に1台もない!

こういう台を入れてくれる硬派なホールが近所にないことは悲しいことです。

 

2016年のまとめをする記事は、あといくつか書きたいと思っています。

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