山佐の新機種
「カンフーレディ・テトラ」が
わが地域のホールにも
バラエティ扱いながら導入されました。
テトラリールの懐かしさに引き寄せられ
何度か打っていますが、
今回はこの台の実戦の話など。
以下、出目や打ち方などについて書いていきますが、
まだまだ打ち込みが足らないため、
間違いが発覚した場合はそのつど修正いたします。
チーパオにはいい思い出がない
初代「カンフーレディ」が出たのが2000年。
私はまだサラリーマンスロッター、ていうかいわゆる「養分」。
アステカやワードオブライツなどのCT機に夢中だったし、
同じ年には私が養分状態から脱するきっかけにもなった
革命的名機「獣王」が出たりして、
「カンフーレディ」はまったく眼中になくてあまり打ってなかったのですが、
まあ嫌いではなかったです。
いま「カンフーレディ」をプレステ2でプレイしてみると
けっこうおもしろかったりしますね。
で、2作目の大量獲得ストック機、「カンフーレツデン」には
めちゃくちゃにやられまくり、
すっかりチーパオが嫌いに。
となりの台の人が大連チャンで7000~8000枚くらい出してるそばで、
超絶クソハマリ→REGを繰り返して死にたくなったのは2度や3度ではないです。
まあ、無謀だったんですけどね。当時の私にはとても歯が立つ台ではなかったです。
その後にもいくつか続編が出ましたけど、
いずれもあんまり面白いとは思わなかったですね。
個人的にはこのシリーズは
初代はまあまあ、「レツデン」は賽銭箱、その後はただのクソ台・・・
という感じです。
で、今回の「テトラ」はどうか。
テトラリールは懐かしいと同時に、
あの悪魔の「カンフーレツデン」を思い起こさせて
頭がクラクラしてきますが・・
出玉性能はたいしたことないが、まじめに打てば他人と差がつけられる部分はある?
「カンフーレディ・テトラ」はBIGとREGのボーナスで出玉を増やす台。
BIG後にはほぼ増えないRT(15ゲーム以上、ゲーム数不定)がついてきます。
BIG確率は全設定共通(1/295.2)で、REG確率に設定差があります(1/370.2~295.2)。
しかし発表されている機械割(97.9~105.5%)という数字を考えると、
小役確率にも設定差があるのは間違いなさそうです
(いまのところ小役確率の情報は出てないみたい)。
台選びのときはREG確率に注目するしかないわけですが、
今回の実戦台は350G回ってBIG2回、REG3回だった台。
回転数が少なすぎて危険でしたがそのホールの特定日だったので擦ってみると・・・。
ボーナスは設定6を超える勢いで出現して勝利。
出玉性能はあんまりたいしたことない印象。
しかし、設定1でも完全攻略で機械割100%超といわれているように、
努力次第で他人と差をつけられる部分がけっこうありそう。
というより、テキトー打ちしていると高設定でも苦しいのでは・・・
変則押しは嫌いだが・・・やらざるを得ない?
左リール第一停止で打つ場合は
左上段にBAR狙い、右リールを適当打ち、
スイカがテンパイしたとき(チーパオの胴、BARもスイカの代用)
は中リールにもスイカ狙い・・・・という打ち方がカンタンでわかりやすいのですが、
この打ち方だとつまらないうえに1枚役はすべて取りこぼします。
この1枚役が、めったに成立しないんならシカトでもいいんですが、
もうしょっちゅうくるんです。
今回の実戦では約1/44、成立ゲームで揃えたっぽいボーナスも1枚役重複だった可能性があるため、
ほんとうはもっと多かったかもしれません。
すると1日フル稼働すれば200回近くは発生することになります。
すべて取りこぼせばマイナス200枚、すべて獲得すればプラス200枚・・・
これは侮れない差になりますね。
さらにスイカやチェリーも頻繁に成立するので、
テキトー打ちをするのと小役狙いでは相当な差が出てきます。
そういうわけで、勝つためには小役狙いを真面目にやるのがものすごく重要。
メーカー公式でも推奨されている中押しの打ち方で、
2種類の1枚役も含め100%奪取が可能です・・・。
しかしこれは難易度が高い。
アツい予告のときだけでいい、のなら話は別ですが、
1枚役やチェリーは演出なしでもバンバンきます。
しかも、1コマ早く押しちゃうとスイカと片方の1枚役を取りこぼします。
スイカは10枚なのでこぼすと致命的。
スイカを確実に獲得することを優先
・・なので、2種類の1枚役の片方はゲットできないけれど、
片方の1枚役とスイカはカンタンに獲得できる
難易度が低い打ち方をおすすめします。
中リール上中段にBARを目押し。
上段にBARが停止したらハズレ濃厚。チャンス目もあるのかな?
中段にBARが停止した場合は実戦上1枚役orボーナス。
この場合も下記の手順をいちおう実行したほうがいいですが、
スイカや胴・スイカ・頭の1枚役のときは
たいがいBARが下段に滑りますね。
下段にBARが停止したら、スイカor1枚役orボーナス。
この場合は下記手順でスイカと1枚役を奪取。
右リールにチーパオを目押しします。
右に全身チーパオが停止したら1枚役。左リールには遅めにチーパオを目押し。1枚を獲得できます。
↑チーパオ胴・スイカ・チーパオ頭で1枚役!
右リールにリプ・頭・胴が停止したらスイカ。
左リール上段にスイカを狙います。
↑スイカ・スイカ・胴でスイカ揃い。
中リール中段にひょうたんが止まったらひょうたん確定か。ほかのリールを適当押し。
中リール中段にリプレイが停止したらリプレイorチェリーorハズレ。1枚役こぼしの場合もある?
右リールを適当押し。
右上段にリプレイ停止でリプレイ、下段にリプレイ停止でチェリー、それ以外はハズレ?
↑左リールにチェリーを目押し。
以上が簡易版中押し手順。片方の1枚役は必ず取りこぼすけれど、
山佐推奨上級者手順よりもサクサク打てて、スイカこぼしのリスクが軽減できます。
ボーナスの可能性が出たら逆押し
1枚役の次ゲームや、リール逆回転や「テケテケ」予告、
リアルパンダ師匠出現などの激アツな状況になったら
逆押しがおすすめ。
右リール中下段にBARを狙います。
右中段にBAR停止の場合はハズレor1枚役。
右下段にBARが停止したら悶絶!実戦上ボーナス確定。青BIGorREGorボーナス確定後のチェリー。ここから1枚役もあるのかな?
中リール中段に青7を狙い(下段は無効ラインなので注意)、
左リールには遅めにBARを狙ってチェリーをフォローしつつ青7を狙います。
↑目押しが正確なら、REGもチェリーも否定すればチーパオBIG濃厚!次ゲーム1枚掛けでチーパオBIGを揃えましょう。
右リールにリプレイ・チェリー・チェリー停止でリプレイor1枚役。
右リールひょうたん・リプレイ・チェリーはハズレ濃厚。
右リールスイカ・ひょうたん・リプレイはスイカorひょうたんorチェリーor1枚役。
中リールにスイカを狙い、スイカテンパイなら左にもスイカ狙い。
中リール中段にひょうたんでひょうたん、
中リール中段にリプレイでチェリー。
右リールに青7が滑ってきたら青7BIG濃厚!
そのまま青7を揃えましょう。
ここまでみてきたように、
この台の場合は変則押しをすることによる
メリットが割と大きいので、
勝つためにはやらざるを得ないでしょうね。
演出には不満
懐かしのテトラリール搭載ということでちょっと期待していたんですが、
出目も含め、演出にはちょっと不満が残りました。
まず、チャンス目が主体のゲーム性が嫌。
山佐マシンの伝統から言ってリーチ目だろ、
としか考えられないような出目が
ただのチャンス目だったりする。
左上段BARで右が下段チェリー付き七、
これがチャンス目とかありえないでしょ
(そのときはいちおう入ってたけど、これでスカもあるのかな?)。
それから、せっかくテトラリールを搭載しているのに、
入りパターンが
チャンス目→テトラ作動→セブン停止、
という流ればっかりで、
「小役ナビ矛盾」がほとんど発生しない。
テトラとメインリールの絡みで
ボーナスを察知し悶絶したいのに。
1回だけ肉まん&銅鑼のダブルナビが発生してひょうたん揃い、
次ゲームがチャンス目でその次のゲームでセブン・・・
という流れがあり、これはひょうたん重複かもしれない、
というのがあったんですが、
これはひょうたん重複だったのか次ゲームのチャンス目での当選なのか、
それともダブルナビ発生の前にすでに入っていたのか、
ちょっとわからないんですけど
ここでスパっとひょうたんもリプレイもハズレてくれればいいのに。
テトラとメインリールの矛盾、
これがいちばん見たいんですよね。
こういうの。↓
しかし「カンフーレディ・テトラ」の場合、
矛盾による入りパターンはあまり見ない。
だからチャンス目待ちみたいに感じちゃって飽きるんですよね。
「心眼モード」では打ってないんですが
それだとちょっと違うのかな?
演出はちょっと残念だったし、
出玉性能も打つ気をそそられない・・・
とはいうものの、これまでの5号機チーパオに比べればかなりマシ。
小役確率などが明らかになって、
より狙いやすさが出てくるようであれば
積極的に狙うかもしれません。
そのへんに期待したいと思います。