私が巡回するホールのうちのひとつ。遊タイム機は基本据え置き、アツいとされて客が期待する日にはメリハリのある設定&釘調整をしてくれる、地域でも屈指の良心的ホール。そのかわり勝ちにこだわる打ち手が多くて競争率は高いし、通常営業は釘も設定も非常に厳しい印象ですが、稼ぎたい身としてはアツい日はチェックしなければならないホール。
そのホールの、年イチで最もアツい旧イベントデー。最近は遊タイム狙いばかりで、甘釘や高設定を狙って粘るなんてめんどうくせえ・・と思い始めている私であっても、ここは行かなくてはならない。なにしろ甘釘や高設定が大量投入されているのはほとんど間違いないわけで、勝つためには遊タイム狙いよりそっちが優先なのは当然。
まずは沖海5を狙ってみるも・・・イマイチ。
あさイチ並ぶのは面倒くさい(並んでまで狙いたい台もないし)ので開店時間ぴったりに到着。並んでいた客がゾロゾロ入場しているところ。200人くらいか。
並んでいた客は若い層が多く、やはりパチスロコーナーに突っ込んでいきます。いまどきのスロッターは年イチ激アツデーになにを狙いたいと考えるのだろう。私はもう今となっては、とくにパチスロに関しては設定6を期待できる状況であってもあさイチから並んで特定の機種に突っ込んでいこうという気にはまったくなれない。若いときはアステカやワードオブライツの高設定投入予告台(前もって台番が発表されていたからあさイチトップで入場すれば必ず高設定をゲットできた。今では考えられませんね)をとるために5時間も並んだりしましたけどね、若かったからそれができたし、並ぶのに何時間も使うのなら仮に高設定をつかんだとしてもそれは効率が悪く時間のムダであるということに気がつかなかった。このホールは抽選で入場なので何時間も並ぶというのはありませんが、一番を引いた人がいったいどの台に突進していったのかが興味深い。やっぱり番長とかバジリスクとかなのかな。
最後尾で入場しパチンココーナーをチェック。おお・・・やっぱりそこらじゅうアケられている様子。バラエティコーナーの台も多くがいじられている。パチンココーナーでまっさきに埋まったのはやはり牙狼の最新台。私はとりあえず、1日粘っても苦痛を感じない台で粘りたいなあ・・ということでまずは「スーパー海物語in沖縄5」に着席。
けっこうアケられているようにみえましたが、なんかイマイチ。1000円あたり25回くらい回ったら粘るか・・と思っていたらそれがせいぜい21~22回ほどのペース。ここ最近のこのホールは海物語を軽視してる。良心的なホールではあるけどそこだけは勘弁ならない。
ところで沖海5,評判悪いらしいですね。まあ「4」が(桜バージョン以外は)名作だったから仕方がないのかも。オーバー入賞を阻むアタッカーの形状はまあ我慢するとしても、「エイサー祭り」の演出のウザさは許せない。いらないよこんなの。ふつうの4モードか専用演出かをボタンで選べればよかったのに。突確でムカついてそのうえこのイライラする演出を見せられるっていうのは・・・SANYOも落ちぶれましたねえ。
それはともかく、この日はエイサー祭りを引くまでもなくすぐヤメ。ほかに狙いたい台がなければもう少し様子をみてもいいけど、もっと回りそうな台がたくさんあるので。マイナス 1,125個。
「冬のソナタFOREVER」へ移動!けっこう回る?
さて・・・アケられた台がいっぱいあって、どの台を打つべきか迷っていますと、私にとって「甘釘なら喜んで1日粘る」と思う数少ない台のひとつである「冬のソナタFOREVER」も若干アケられた感じであるのを発見。
う~ん、アイてるのはわかるけどそんなに凄くはなさそうかな。しかしなにしろ好きな台。ふだんはどこのホールに行っても1,000円あたり15回くらいの台を打たされている。20回を超えるくらい回ったら粘ってもいいかな。ほかの台だったらその程度なら捨てますけどね。
ということで打ちます。いつもどおりの、ほとんど完全告知になるカスタムを施してから打ち始め。
やはりいつもよりは飛び込むかな、でもたいしたことなさそうだなあ・・・と考えつつ激アツ予告なしの寒いリーチを眺めていたら、なんとユジン再登場から突確。52回転目、投資は貯玉875個。
あれえ~こんなことあんの。このカスタムでこの流れは初めてかも。突確であってもたいがいは激アツor灼熱予告がからんでくるんですけど。さすがにそこまで底が浅くない。
しかし次に通常を引いちゃって2連で終わり。続行しますと、「いつものヒドイ釘よりは圧倒的にイイが、ものすごく回るというほどでもない」というくらいであることがわかってきます。20回にちょっと届かないくらいで推移。この程度ならほかにいい台があればそっちへ行くかあ・・・と思ったところで手紙保留が。237回転目。
このカスタムだと保留変化はそこそこアツい。色保留なら実戦上確定、手紙やポラリスはたまにハズレるけど、変化するだけでもそこそこアツい。手紙の中身は実写ユジン。あまりアツくないけどせめて突確くらいにはなってくれないかな・・・と思ってるとこれが当たり。エアバイブもPフラも来ず通常当たりでした。
時短。いつもどおり全力で止め打ち。この台の右打ち中は増えないけど止め打ちすれば節約効果は絶大。心静かに「なにかが起こる」ことを待ちます。
するとほんとに時短中になにかが起こっちゃった。入賞時フラッシュ発生。これは猛アツ。「入賞時フラッシュ激熱」のカスタムを施していれば実戦上はハズレはなし。リーチがハズレても実戦上ほぼ突確につながります。通常図柄がテンパイしてリーチ発展。
しかし展開は微妙で、この流れだとハズレて突確か・・・と思ったところでやはりハズレ。ユジン出ろ!と願っていると、まさかの「ユジン・・・!」というチュンサンのボイスが発生して復活大当たり。もちろん確変に昇格~!
おお・・・このカスタムだとエアバイブもPフラも来なければほとんど通常か突確で、こういう流れは珍しい。
次が通常当たりでまた時短。ここでまさかの・・・
949回転時短を初体験!
時短100回を消化しボタンが出現。ボタン演出が成功すればさらに時短100回プラス。
ほぼ100回で終わり・・・なのですがこれが継続!
そして200回でも継続!ここまでくれば50%で949回時短(300回時短と949回時短は振り分け率が同じ)。前にも200回以上継続したことがあったけどそのときは300回手前で当たっちゃったから300だったのか949だったのかわかりませんでしたが、ここは949なら嬉しい・・・・
この日は300回転到達。お願いします!とボタンに入魂しますと・・・
継続!もしこれを駆け抜けてもそこからすぐに遊タイム1,200回ですから、高確率でもう1回の大当たりが期待できます。
949回時短を体験するのは初めて。消化スピードは天井遊タイムと同じに変化するのに、電チューの開放はいつもの確変or時短と変わらないのね。サクサクと消化していきますと、526回転目に寒い展開から通常図柄でリーチ。告知も発生しないし、残念ながら通常かあ・・・
と通常当たりを覚悟してみていると、通常図柄が揃った瞬間にエアバイブが発生して確変昇格!おお~こんなパターンもあんの!。
さらに紅雪タイム(すべての図柄が赤図柄に変化。当たればもちろん確変確定)から666揃いで確変、次も通常図柄で激アツ予告なしの寒い展開からハズレて復活確変当たり。今日はなぜか復活とか多いなあ。しかしふだんはその頻度は低いから、復活ですごくビックリできる。復活当たりを安易に多用するそのへんのクソ台とは違いますね。
次が通常当たりで時短100回で終了。ロング時短をはさんで都合7連、持ち玉は9,700個弱ほどに。アタッカー回りはけっこうキツクて1回の大当たりで1,400個には若干届かない。
しかしそこそこ回るので続行。220回転目、冬ソナチャンスが発生してハングル文字のタイトルが混じってて確変大当たり。ハングルタイトルはそれが選ばれなくても確定かな?
それで3連。持ち玉は13,600個ほどに。なかなかいい展開。回転力はやはり20回にちょっと足らないといった感じ。そんなたいしたことないけど、これだけ回る冬ソナには二度と巡り合えないかも。もう少し粘ってみるか・・・ということで休憩。いったん帰宅して昼食をとります。
北斗無双へ移動!ブンブン回る!
しかしそううまくはいかない。帰ってきて打ちますと、いきなり全然回らなくなりました。ここまでが上振れだったのか。アケられたのは間違いないんだけどなあ。まあこういうことはふつうにあるので仕方がない。3,500個ほど打ち込んで200回くらいしか回らず、これならいつもと同じかちょっとマシなくらいじゃん。ここからまた上向いてくる可能性はあるけど、ほかにも狙える台はいっぱいあるので冬ソナに固執する必要はない。ということでヤメ。
冬ソナはプラス 9,109個で終了。
持ち玉で1台だけ空いてた「大工の源さん 超韋駄天」に移動、けっこう回るけどなあ・・・面白くないからなあ~。すぐに2回も極源炎舞に発展するもことごとくスカ。マジでただムカつくだけ。出ても退屈、負ければムカつくという、まさにクソ台。ということで投資875個で早々にヤメ、空き台があるのが見えた「真・北斗無双」へ移動します。さっきちょっと見て、明らかに釘がアケられていることは確認済。
数年前にはしょっちゅう甘釘台が拾えて、ものすごく収支に貢献してくれた「真・北斗無双」。どれだけ打ち込んでもあまり面白い台とは思えないけど、まあ韋駄天よりは全然マシ。打ちますと、これがスポスポと飛び込んでくれる。最初の250個で30回回っちゃって、それはまあ上振れだとしても、やはりアケられたのは間違いない。23~24回くらい回ってくれれば・・・
持ち玉2,500個、つまり1万円ぶんを打ち込んだところで回ったのは240回ほど。いいね。これはもう粘るしかない。
つまらない台とはいえ、そこそこ回ってくれればそれなりに楽しめる。退屈な液晶演出よりも、保留の数と玉の動き、そしてそれに伴う止め打ちに注意が向きますから。デジパチは回ってナンボなんだよなあ。回らないから玉の動きを見ているだけでは退屈、ていうかムカつくことになり、そのうえゴミみたいな液晶演出で煽られるんだから、そんなもんが面白いはずがない。そこそこ回れば「1回でも多く回してやろう」という気にもなり、玉の動きに集中できるから、液晶演出が多少つまらなくても楽しんで打てるわけだ。
しかしなかなか当たらないなあ。神拳ゾーンだの金保留だのボタンでキリン柄だのが出てもすべてハズレ。まあ、回るからいいや。そのうちに当たるよ。
・・・
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・・・
で、夜9時ころ、打ち始めてから1,156回転目。赤保留からGOLANとのバトル、ボタンでのカットインは緑色のジャギ・・・という寒い展開で222揃い!
なんなんだよこの台。灼熱予告をハズシまくった挙句にこの展開で当たるのか。寒い展開で当たるのは不意を突かれる感じで嬉しいことは嬉しいけど。それだったら、ロングリーチでいきなり当たるとかいうのがもうちょっとあればいいのに。結局「煽って煽って煽りまくってから当たる」っていうルートしかないんだもんなあ。
これがやっぱり確変には昇格せず。時短を駆け抜け。1,156回まわすのに持ち玉9,484個と貯玉125個と現金13,500円(合計12,984個)を使ったから、1,000円あたりの回転数は22回ちょいくらいか。北斗無双でこれなら悪くはなかったのかな。まあ最初は凄く回ってたから。
今回はマイナスで終わりましたが何度も言うように、ここで「クソハマリで負けた!やっぱり回る台を打ってもムダ」とか考えてはいけません。デジパチは「回れば勝ち」なのです。「今日は引けなかったけど、回る台を打てたからOK」という思考を身につけることが、デジパチで勝てるようになる近道、ていうか必須条件です。逆に、回らない台でたまたま出たとしても、「今日は勝ったけど回らなかったから全然ダメだった」と考えるのが正しい。回らない台を打ち続ければ、トータルでは必ずマイナスに転じるからです。
それはともかく、通常大当たりで得た出玉を全部飲ませてヤメ。北斗無双はマイナス 12,984個。ひどい。
最後に、これまたガバッとアケられていた「真・花の慶次2 漆黒の衝撃」をカードに残った1,500円分だけ擦って(1,500円で37回まわった)この日の稼働は終了。
1日トータルの成績は、マイナス 6,250個、金額に直すとマイナス 24,091円となりました。
年イチイベントデーに結果を出せなかったのは残念ではありますが、甘釘台を打てたからすべてヨシ。明日からまた、クソも回らない遊タイム機を打つという苦しみに耐える日々が戻ってきます!