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白内障の手術を受ける。その③

私も五十路に突入し、いろいろな意味で年齢を感じることが多くなってきた・・というのは何度か書いていますが→パチプロは何歳まで続けられるのか 、幸いにも大きな病気はいまのところありません。

気になるのは、子どものころから悪かった視力の問題と、あとは髪の毛の減り具合。まあ髪の毛は男ならトシをとれば大部分の人はなくなっちゃうわけでべつに病気ではないし、どうしようもなくなったらボーズにすればいいと思ってるのでいいとして、視力の問題は生活に直結するので放置するわけにはいきません。

なので、その視力が劇的に回復するかもしれない・・・という期待をもって、(なるべくならやりたくなかったけど)白内障の手術を受けることにし、それについて書いてきました。

白内障の手術を受ける。その①

白内障の手術を受ける。その②

今回はその続き。先日ようやく両方の目の手術(片方づつ、1週間あけて実施)が終わりましたので、結果どうなったかなどを書いておきます。こういう話にこのブログの読者の方の需要がどれだけあるかわかりませんが、私自身が手術前はビビりまくりでけっこう不安でしたから、「こんな感じだった」っていうのを書いておくのもいつか誰かの役に立つかもしれないので。

入浴不可、洗顔不可、洗髪不可、飲酒不可・・・はなかなかキツイ

手術後3週間ほどは、入浴、洗顔、洗髪、飲酒はしてはいけないとのこと。

入浴は首から下のシャワーはしてもいいとのことで、「要は目を濡らさなきゃいいんですよね。湯船につかるのがダメなのはなぜですか?」と訊いたら、どうやら湯船にためたお湯は雑菌が繁殖するのでそこから出る湯気が問題らしい。

洗顔はタオルとかで。洗髪は美容院などで仰向けで洗ってもらう形か、ドライシャンプーなら可、とのこと。

酒はまあ、普段から我慢している(いちど飲み始めると止まらなくなることが多い。たぶん依存症です)のでいいけど、飲むなと言われると飲みたくなるので困っちゃう。

 

酒はともかく風呂に入れずカオも洗えずはけっこうキツイ。シャワーだと疲れが取れないですしね。美容院にも初めて行きましたよ。そこできいたところでは目の手術をして頭が洗えないから洗髪だけ・・という人はけっこう多いらしい。洗髪だけで1,600円もするのはキツイけど気持ちよかったからイイか。美容師さんに「最近はアタマ洗うと抜け毛がすごくて・・・」と相談したら、(そこでやってもらったみたいに)頭皮を丁寧にマッサージしつつ洗うのがイイんですよと教えてくれました。マッサージなんかするとますます髪の毛が抜けそう・・と思っていましたがその考えは間違いらしい。

ドライシャンプーも初めて試してみました。ドラッグストアの介護用品コーナーに並んでいたやつ。これはピンキリがあるんでしょうが、私が試したものはあまりサッパリ感がなかったかな。あくまでも緊急避難的に使うものなんでしょうね。とにかく早くお風呂に入りたい。

視力はかなり回復

で、肝心の目のほうはどうなったかというと、これはもう劇的に、といっていいくらい良くなりました。

まだ見え方が不安定(昨日ハッキリ見えた新聞の文字が、次の日には同じ距離で見てもちょっとボヤっとしてたり)なのですが、なにしろこれまでは1メートルくらいの距離にあるデカい「C」マーク(ランドルト環というらしい)が見えないくらいで、家でのトイレも眼鏡ナシでは不可能だったのに、手術後はふつうに0.2くらいの視力に。まあ視力0.2というのはけっこう悪いといえば悪いのですが、これまでがヒドかっただけにもうこれは別世界。

人工の眼内レンズは水晶体と違ってピントをあわせる機能がないので、近くか遠くか1か所にしかピントが合わせられない。私はもともと近視がありましたから、近くを見えるようにして遠くをみるときに眼鏡、というのがしっくりくるだろう、ということで、40センチほどの距離にピントが合うようにしてもらったのですが、裸眼で新聞や本が読めることに感動。

パチンコ・パチスロも裸眼で打てる。ほんのちょっとだけ遠くてボヤっとするけど、ぱちんこはそれほどハッキリ見える必要はないのでOK。でも、ブルーライト直撃はつらいから、やっぱりぱちんこ用にブルーライトカット眼鏡はつくる必要があるな。→パチンコ・パチスロ用のメガネをつくりました

遠くは見えない(でも、これまでよりは圧倒的に見やすい)のでそれ用の眼鏡が必要で、これまでの眼鏡は役に立たないので新たに作り直すことに。視力が安定してから、ということでしたが、それまでの生活が困るのでとりあえず暫定的に新しく安いのをつくりました。

デメリットも感じるが・・・生活の質は間違いなく向上

視力は良くなったものの、いいことづくめではないですね。なにごとも長所があればそのぶん短所もある。

というのは、小さい字をみるときに、これまでは目を思いっきり近づければハッキリみることができていたのに、それが不可能になったこと。近すぎては見えないし、ピントの合うはずの距離に離して見ると今度は字が小さすぎて見えない。細かいものをみるためにルーペが必要に。ハズキルーペ買うか。

それから、これは時間が解決してくれると思いますが、現時点ではパチスロを打つのは厳しい。壇蜜など毎ゲーム目押しが必要な台などはとくに、打っていると目がゴロゴロしてきちゃう。

と、これから「前より不便になった」と感じることも出てくるんでしょうが、しかしそれでもメリットのほうが圧倒的に大きいと感じています。朝起きてトイレ行って着替えをして朝食の支度をして食事して・・という流れを眼鏡を使わなくてもとりあえずできる、というのが嬉しすぎる。

 

ということで、いろいろとありましたが(まだ点眼薬や入浴禁止などは継続中)、よく見えるようになって気分も少しは明るくなり、やってよかったと思っています。私の母も白内障手術を受けた直後、認知機能が一時かなり改善したのですが、それも納得。精神的なメリットは計り知れません。

お世話になった医師や病院関係の皆様に感謝申し上げ、このへんで終わります。

白内障の手術を受ける。その④

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