1996年、北電子から「ジャグラー」がはじめて登場したころ、私はサラリーマン。
入社して数年経ち責任ある仕事も少しづつ任されるようになり、
好きなパチスロもパチンコもほとんど打つ時間がありませんでした。
たま~にバイトの若い子とパチ屋に遊びに行くこともありましたが、
当時はクランキーコンドルやタコスロなどの技術介入機が全盛で、
目押しが今よりもさらにドヘタだった私にはなかなか敷居が高く、
パチ屋へ行くともっぱらパチンコをチョイスしていました。しかしパチンコも自主規制により5回リミッターの確変機ばかりになった時代であまり面白い台はなかったので、
仕事も忙しかったし、パチ屋に行くことは少なかった。
そんな状況で登場したのが「ジャグラー」。
「GOGOランプが点けばボーナス確定」という完全告知。
技術介入機を敬遠していた私でしたが、やはりパチスロの醍醐味は「リーチ目」だと思っていたので、
ソレをみたときはその安っぽいビジュアルも相まって
「こんなもん誰が打つんだよ」という印象しかなかった。
実際、初代「ジャグラー」は1回か2回しか打たなかったです。
それが20年経ってみれば・・・
「ジャグラー大好き(勝てないけど)」「ジャグラーは最高(勝てないのに)」と公言してはばからない人間に変化。
どのような経緯をたどって私がジャグ大好きになっていったのか・・・もいつか記事にしてみようかと思っていますが、
とりあえず今回は最近の、ジャグラーを含むある日の稼働の内容を。
まずはハイハイシオサイでムダに負ける
午前中に特養にいる母に会いに行ってから、新台入替のH店に出勤。
新台の北斗天昇はド満席でしたが、クソ台であろうことは打たなくても明らかっていう感じ。
どうせ来週には通路だな・・・と思いつつ打つ台を探しましたが
パチンコにもパチスロにもめぼしい台はなし。
帰ろうかな・・・というところで「ハイハイシオサイ」のコーナーに目をやると、
全部が1Gも回ってない。
で、1台だけBET数ランプが全消灯している台があり。
昔のハナハナは設定変更で(店側が対策しなければ)BET数のランプが消灯するという特徴がありましたが、
最近の台は通用しない・・・とは承知しているので特に意味はないんだろうな、と思いつつも(ネット上での情報ではやはり設定変更時BETランプは状態を引き継ぐらしい)、
このホールは新台入替時や旧イベントデーにはノーマル機に高設定をシレっと使うこともあるため、
ちょっとだけ打ってみるか・・・と着席。なんの根拠もない台選び。こういう甘い考えはダメ。
すぐにREGが連チャン。
このままものすごくREGばっかりだったり(設定5の特徴的な傾向)、
万が一ボーナス中に虹色サイドランプが出たら(設定5以上確定)粘るつもりでしたが・・・
そんなの出るわけがない。
持ちメダルがあるうちは粘ってみたもののやはりハマって
すべてノマれたところでヤメ。
前にもちょっと書いたけど(→パチスロ6号機登場からまもなく1年。現時点での成績を検討してみる。)
この台はイマイチだなあ。
レバーオン告知がないのも不満だし、後告知もたまに払い出し時の告知(BIG確定)とかもあったりしてなんか気持ちよくないんですよねえ。
これは出玉性能がショボいとかいう以前の問題なんじゃないかなあ。
出目演出的にもいまのところ魅力を感じないし。
高設定を打ってハナが点きまくるのを体験すればもうちょっと印象が変わるのかな。
神メーカー・パイオニアと言えどもたまにはハズレ台があるのは仕方がない。
ここでいちど帰宅、昼食をとってからF店へ。
ジャグ連抜け後ヤメのゴーゴージャグラー
F店へ到着。もう午後2時過ぎくらいなのに全然回ってなくて、
天井が狙えそうな台は宵越しを考慮しても全然なし。
そこでジャグラーコーナーもくまなくチェックしてみると、
772G消化でBIGが6回、REGも6回という「ゴーゴージャグラー」の空き台を発見。
あさイチからすんごい連チャンしまくってジャグ連ゾーン100G(そんなものはありませんよ!念のため)を抜けてヤメたようです。
はげしいジャグ連が終わった台をみて、
「連チャン後はハマる」と敬遠する方がジャグリストにはけっこう多いようですが、
その考え方は基本的に間違っている・・というのはこれまでにもいろんな記事で書いてきました。
→大ハマリ台→「そろそろ当たる」・・・という危険な考え方 その②
目指すのは高設定台であり、設定が高ければ高いほどボーナスの確率は高く、
ボーナスの確率が高いということは連チャンも起こりやすいということで、
つまり連チャンが多い台は高設定かもしれない可能性があがるということ。
ものすごくジャグ連していた台はお宝台かもしれないわけで、
772Gでボーナス12回というのはなかなか惹かれるデータ。
ただ、まだゲーム数が少ないなあ。
この程度のゲーム数だと、たまたま偶然連チャンした、という可能性も高い。
これくらいから打って、私が打った途端にクソも引けなくなって撃沈・・
というのは最近とくに多くて、
今年のジャグ収支は惨憺たるものになっているのです。
しかし、現行ジャグラーのなかでは最もジャグラーの伝統的な基本に忠実なゲーム性をもつ、私が最も好きな「ゴーゴージャグラー」。
これは打たなくてはならない。ていうか打ちたい。
「どうせダメなんだろうな~。」と最初から諦めつつも打ち始めます。
珍しくジャグ連が炸裂!
すると投資貯メダル50枚でペカってREG。
さらに追加投資300枚でBIG。
そこからジャグ連。REGが相変わらず多いもののまとまったメダルを獲得。
さすがにボーナス合算出現率は下がってはきているけれども、
ゴージャグで唯一そこそこ使える設定推測要素であるREGもきちんと引けているとあれば
粘るしかない。
↑カッコいい出目!出目でも楽しめて、リーチ目が出なくてもシレっと光る告知も楽しめる。そこがそんじょそこらの完全告知機とは格が違うところ。
途中、私がジャグラーで最も好きなプレミアム演出「3秒フリーズ」も発生!
これこれ・・私も最近はBETボタンをみて一瞬はやく察知できるようになりましたが、
あの「アっ、フリーズだ!」と察知してからペカるまでの「間」はまさに完璧。
パチスロの演出なんてたったこれだけで面白くなるのになあ。
やっぱジャグは最高。
途中ちょっとしたBIG間ハマリでメダルを減らすこともあったものの、
最大ハマリ364Gでコンスタントにボーナスを引き続けます。
4540G回したところで時間切れ。
ボーナスの出現率は設定6越えで、プラス1,536枚の安定勝利!
パチスロの未来の浮沈を決するのはやはりジャグラーか
久々に「こりゃあホンモノの高設定だったのかも」と思わせる挙動の台を打つことができて満足。
あまりペカらなくても面白いんだから、ペカりまくれば死ぬほど楽しい。
この面白さを若いころの私は理解できなかったんだから、我ながら青かったなあと思いますね。
毎ゲーム毎ゲーム、第3停止後にはペカることを期待して指を離せちゃうんだから、
液晶をボケっと眺めつつ「なんか起こらねえかな~」とテキトー打ちしてりゃあいいマンガ台とは格が違いすぎます。
噂によると6号機ジャグラーはすでに型式試験に適合したとのことで、
その登場も近いようですね。
サミーだのユニバだのの出すいわゆる「ビッグタイトル」の6号機がことごとくゴミ台だったのを鑑みれば(出玉性能の問題ではない)、
ホール業界も我々プレイヤーもジャグラーがパチスロ界を救ってくれることを期待しちゃうのは致し方がないところ。
私ももちろん期待していますが・・・
願わくば、基本のゲーム性は伝統を完全に踏襲したものを出してほしいなあ。
もし万が一「みんなのジャグラー」みたいな若い打ち手に媚びた台とか
RTだのATだのといった機能をつけた台とかだったら、
既存のジャグ好きも離れて行ってしまうでしょうからね。大丈夫だとは思いますけど。
ともかく、出玉的にもゲーム的にもクソ台がどんどん増えてきたパチスロにおいては、
「ジャグラーは勝てない」と常々言っている私と言えども
ジャグラーで勝ちたいという気持ちは大きくなってきます。
今後、ジャグラー稼働も増えてくるかもしれないので、また稼働を記事にしたいと思っています!
→日常の稼働日記:近所のホールの月イチ旧イベントデー!ジャグラーで結果を出したい!
(ゴーゴージャグラー過去稼働記事→ジャグ連を堪能!久々の「ゴーゴージャグラー」実戦!)