大ハマリ台→「そろそろ当たる」・・・という危険な考え方 その②

   

パチンコ・パチスロで

大ハマリ台をみつけて

「これだけハマっていれば『いくらなんでもそろそろ当たる』」

と考えてしまう、というのは

多くのパチンカー・スロッターが

陥る(勝つために、という意味においては)誤った思考である、という

ことを前の記事で書きました

大ハマリ台→「そろそろ当たる」・・・という危険な考え方①

今回はその続き。

もう少し突っ込んで書いていきます。

初級者むけの内容です。

パチスロの場合はちょっと注意が必要

基本としては「大ハマリしているからそろそろ当たる」

という考えは間違っている、というのは前の記事で書いた通りですが、

パチスロの場合は少し注意が必要です。

 

それは、機種によってはほんとうに

「そろそろ当たる」というものもあるから。

「天井」という機能がついている台ですね。

 

現在設置されているAT・ARTタイプのマシンには

規定ゲーム数に到達すればAT・ARTに当選するものが多いですが

(今後出てくるマシンは基本的に天井は非搭載になるものと思われます)、

このような台の場合は天井に近ければ

「そろそろ当たる」ということになります。

たとえば「アナザーゴッドハーデス」ならば

AT後1600Gが天井なので、

そこに近ければ近いほど「そろそろ当たる」のは間違いない。

 

しかしボーナスタイプ(ノーマルタイプ、とかAタイプ、などと呼ばれている台)

の場合は、ゲーム数によってボーナスに当たる、ということは

現行の規定では不可能なため

(AT・ARTは厳密には「ボーナス」ではないのでそれが可能。こちらも参照ください→現在のパチスロの種類を理解しましょう)、

原則として「天井」はありません。

「ジャグラー」や「ハナハナ」、「ニューパルサー」シリーズなどがそうですね。

「原則として」と言ったのは、機種によっては

規定ゲーム数までハマると「RT」(リプレイタイム。リプレイ確率が上昇し、コインもちが良くなったりコインが減らなくなったりちょっと増えたりする)

に突入する台もあるからです。

「エヴァンゲリオン 魂を繋ぐもの」とかがそうですね。

 

どの台がAT・ARTなんだかどの台がボーナスタイプなんだかわからないとか、

天井があるのかないのか、何ゲームが天井なのかわからないとかいう場合は、

そういうことを解説しているサイトは山ほどありますから、

機種名と「天井」というワードで検索すればいいでしょう。

 

で、天井RTを搭載しているような例外を除いては、

ボーナスタイプの台には天井はないわけなので、

たとえば同じ1000ゲームハマリの台であっても、

「アナザーゴッドハーデス」ならばお宝台、「そろそろ当た」るので速攻でゲットしなければなりませんが、

「ジャグラー」の場合は「そろそろ当た」らない。

 

以下、「ジャグラー」などボーナスタイプの台について書いていきます。

ボーナスタイプの大ハマリ台狙いは「負ける可能性を高める打ち方」

「ジャグラー」などのボーナスタイプの場合、

大ハマリ台を狙うことは

「そろそろ当た」らない、どころか、

「負ける可能性が高くなる」打ち方である、

とも言えます。

というより、長い目で見れば「必ず負ける」打ち方です。

 

それは、ハマリが大きければ大きいほど、

低設定である可能性が高まるからです

(関連記事→パチスロ・タイプ別の攻め方。まず、「設定」を理解しましょう)。

 

たとえば「マイジャグラー3」で1000ゲームハマっていた場合。

設定1(ボーナス合算確率は1/172.5)で1000ゲームハマる確率は約0.299%。

ボーナス334回あたり1回くらいはそれくらいハマる、ということですね。

対して

設定6(ボーナス合算確率は1/120.5)で1000ゲームハマる確率は0.024%

約4167回に1回くらいしか1000ゲームハマることはありません。

 

これは至極当然のことですよね。

大当たり確率1/99のパチンコ甘デジと、1/319のミドルパチンコ、

どちらが大ハマリしやすいかは誰でもわかることですよね。

当たる確率が低いほど、大ハマリも発生しやすい。

マイジャグラー3の場合でも、設定1と6では1000ハマリの確率が10倍以上も開きがあります。

 

設定が低いということは、端的に言えば「出ない台」であるということですから、

1000ゲームハマっている台を「そろそろ当たる」と好んで打つ、ということは

出ない台(である可能性が高い台)をわざわざ選んで打っているようなものなのです。

 

ボーナスタイプのパチスロで勝つ(勝つ可能性を高める)ためには、

高設定(の可能性が高い)台を打つ、ことしかありません。

マイジャグラー3で1000ゲームハマっているような場合は、

その台が設定6である可能性はかなり低い

(もちろん、6でも1000ハマリの可能性はあります。前の記事でも書いたように、「ありえないハマリ」は「ありえない」)

と言えるため、1000ハマリ台をみつけたら

「これだけハマっていればそろそろ当たる」

と思って打つのは

負けが必至の台にわざわざ自分から突っ込んでいくようなもの。

絶対に打ってはいけないのです。

ハマリが少ない台、連チャンが多い台を打つのが正解

ジャグラーでは大連チャンしたあとの台を「そろそろハマる」と言って

敬遠する人もいますが、

これも勝つためには危険な思考です。

 

マイジャグラー3で50ゲーム以内に連チャンする確率は

設定1で約25.2%、設定6では約34%。

設定が高ければ高いほど連チャンする可能性は高まるため、

「連チャンした後はハマる」と言って連チャンした台を避けるのは、

勝つ可能性をみずから捨てているようなものなのです。

もちろん、連チャンしたからといって高設定とは限らないし、

その後はクソハマリ連発で沈むことだって普通にあります。

しかし、ボーナスタイプのパチスロで勝つには

高設定台をつかむ(その可能性を高める)ということしかないので、

連チャンしていた台、ハマリが少ない台を選ぶのが正解であり、

「ハマっている台のはねかえり」(そんなものはありません!あってもそれはただの偶然)

を狙うのは「負ける可能性を高める」打ち方なのです。

天井を搭載している台は、ハマっていればハマっているほど狙い目。しかし・・・

さきほど例に出した「アナザーゴッドハーデス」などのような

天井機能搭載のAT・ARTタイプの場合は

ハマっていればハマっているほどお宝台となりますね。

これを狙うのはパチスロで勝つためには非常に有効な戦術ですが、

今後はそういう台は出てこなくなりますね。

 

しかし、天井を狙う場合も注意が必要です。

それは、天井近くまでハマるような台は

ボーナスタイプの大ハマリ台と同様に

低設定の可能性が高い台である、ということ。

なので、天井に到達もしくは当たりを引いてそれが終わったら、

すみやかにヤメなければなりません。

 

高設定の可能性があれば粘る、

そうでなければなるべく早くヤメる、

というのは基本ですので、

天井まで行っちゃうような台は当たりが終わったら

なるべく早く見切りをつけるべきです。

パチンコの大ハマリ台狙いは・・・

パチンコの場合は、

羽根物や天龍インフィニティのような役物抽選タイプではない、いわゆるデジパチであれば

パチスロと違って大当たり確率はどこの店でどの台を打っても同じです

(今後、設定つきパチンコが登場すれば、上に書いたノーマルタイプのパチスロに対するような考え方で攻めなければなりませんが、現行機種には設定はありません)。

 

それを踏まえ、すごいクソハマリ台が目の前にあったら、どう考えればいいのか。

 

答えは、「何回転目であろうと関係ない」ということになります

(潜伏確変などを搭載している場合はまた話が別)。

 

そして、その前に連チャンしていようが単発続きであろうが一切関係ない。

(関連記事→「波理論」とは?「波」は読めるのか?

デジパチにおいて、台選びの参考にするのは釘だけです。

データカウンターの回転数やスランプはみなくてよい。

パチンコで、回転数やスランプが参考になる場合があるとすれば・・・

ただし、パチンコの台選びにおいてデータカウンターの数字を参考にできる場合もあります。

 

たとえば北斗無双であさイチから1000回ハマっている台があったとしましょう。

スランプとだいたいの差玉がみられるデータカウンターならば、

1000回ハマっているのにもかかわらず

マイナス10000発(4万円)に届いていなかったりしたら、

単純に考えて1000円あたり25回くらい回っていると考えられるわけで、

これはお宝台だ、ということになりますね。

 

もしくは、止め打ちがめちゃめちゃ上手い上級者の常連やプロが

ず~っと粘っていてハマってヤメた台が

1000回ハマリで放置されていたとする

(そういう人はなかなかヤメないけれど)。

すると、上手い人がそれだけ粘ってたんだから

ひょっとしてそれだけの価値がその台にはあるんではないか、

ということになります。

そういった意味で、私もその動向に注目するような人がごくわずかながらいます。

つまり、その人が座ったんならひょっとして甘釘の可能性があるんではないか、とか、

その人がすぐヤメちゃったんならあんまりオイシイ釘ではないんだろうな、とか。

その人が1日粘ったのなら打つ価値のある台だろうということで、次の日に据え置きを狙ったりとか。

 

このような思考のもとにハマリ台を狙うことは有効な場合もあります。

問題なのはあくまでも釘、どれだけ回るか、ということであって、

「そろそろ当たる」という安直で根拠のない思考でハマリ台を狙ってはいけません。

収支をつけたりデータをとってみたりしないと、「そろそろ当たる」病からは抜け出せない

しかしいくら「そろそろ当たる、なんてことはない」

と言ったところで、この誤謬から抜け出すことはなかなかできません。

前に記事で引き合いに出した、海物語の1200ハマリとかに喜んで座っちゃう若者は、

パチンコ誌によく登場する谷〇ひとしという漫画家(?)のことを

「サギ師」「デタラメ」「オカルト」と断罪するくせに、

「ハマリ台はそろそろ当たる」

「連チャン後はハマる」と本気で信じているわけです。

このようなプレイヤーは非常に多いです。だから勝てないのに。

 

「そろそろ当たる」「連チャンしたからハマる」というのは、

〇村ひとし氏の言うオカルトとまったく同じレベルの考え方である、

と理解するためには、

やっぱり自分で「収支を記録する」「データをとる」ことしかないと思います。

 

ハマリ台を狙って一度でもすぐに当たったりしてしまうと、

「やっぱりハマっていれば『そろそろ当たる』」と

考えてしまいます。

人間、とくにギャンブルをする人は、

自分の考えたことと合致する出来事を肯定し、

合致しない出来事は否定する生き物です。

これはもうどうしようもないので、

自分に都合のいいようにものごとをとらえないようにする

意識的な訓練が必要です。

 

ハマリ台が「そろそろ当たる」かどうか、

データをとってみればいいのです。

1000ハマリ台に座った場合と、100回転から打った場合、

どちらが早く当たるのか。

5回や10回ではダメです。100回200回とデータを取り続けたとき、

きっと「どちらも同じ」ということに気がつくはずです。

 

というわけで、「そろそろ当たる」病から抜け出すことは、

勝てるようになるためには非常に重要なことですので、

大ハマリ台をみつけたときは打つ前にちょっと立ち止まって、

打つべきかどうかをきちんと考えて打つことをおすすめします。

そうすれば、収支は改善し、パチンコ・パチスロをもっと楽しく打てるようになると思います。

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