どれだけ打っても飽きない奇跡のようなゲーム性を誇るまさにデジパチの代名詞、SANYOの「海物語」シリーズの最新作「P大海物語5 With アグネス・ラム」が導入開始されました！
アグネス・ラムがグラビアアイドルとして一世を風靡したのが1970年代。私は生まれてはいましたが幼すぎてその名前しか覚えてないっていうくらいなので、若い層は「パチンコで水着を披露しているハワイの人」、っていうだけの認識の人がほとんどでしょう。現在はハワイに住んでいらっしゃるようですが、パチンコ台が出ればそのたびにそれなりのカネが本人に入ってくるんだろうか。いずれにしろ引退から40年も経ってもこんなかたちで世に出ているっていうのはスゴイことですねえ。
それはともかく、スペックは初当たり確率1/99.9、すべての大当たりに10回転のST（確変中大当たり確率1/19.5）がつくというおなじみのもの。しかし新機軸として、10ラウンド大当たり（振り分け4％）を引くとST含め120回の電サポ（ハピネスチャンス）がつき、ハピネスチャンス滞在中の大当たりにはすべて120回の電サポがつく、という、大連チャンが期待できるトリガー機能を搭載しています。
さらに低確率299回消化で379回の時短が発動する「遊タイム」もしっかり搭載している安心仕様で、こりゃあ甘釘なら徹底して粘ってみたい、と思わされる。海物語は確変ループタイプが至高、と思ってはいますが、甘デジスペックの、オマケみたいなST仕様は私も嫌いじゃないし。
ということで、3台というビミョーな台数の「大海5アグネス」を導入してくれた近所のホールの新台初日、どうせ回らねえんだろうなあ、と思いつつも念のため空いてたら打ってみるつもりであさイチから出勤しました！
なんと空いてる。新台だからといって期待できない、というのが浸透しきっている
並ぶのは嫌だし並んでまで打ちたいというわけでもないので開店から５分後くらいに出勤、大海5アグネスのところへ行きますと、あれえ～ひとりしか先客がいない。あとの2台は空台に。
同時に導入されたスマパチの慶次のほうも何人かはいたものの満席にはなっておらず、いよいよ「新台だから！」というだけで期待して飛びつくようなお客さんもいなくなり始めた、ということなのかな。もしくは「面白そうだからとりあえず打ってみたい」という魅力が感じられる台がない、ということかも。これはパチ屋にとっては脅威でしょう。新台で客を惹きつけ、新台のうちにできるだけ儲けて、客が飛んだら売り払う・・というビジネスモデルが成立しなくなってるということですもんね。そういう安易な商売を続けてきたツケが回ってきた、ということか。客もそんなにバカばっかりじゃない、ということにもっと早く気づくべきだった。いや、まだ気づいてないんだろうなあ。
そういうこともあって「どうせ新台でもクソも回らねえんだろ」とまったく期待していませんでしたが、新台初日にどんな運用をしているのかをたまには確認しておきたいし、大好きな海の新台とあれば一度は打っておきたいし、万が一回れば儲けもの・・ということでいちおう着席。見た目上はいつも全然回らないこのホールの「大海5」と同じように見える釘で、やっぱダメそうだなあ～・・・
思ったより回るっぽいのでしばらく続行してみる
しかし打ってみると意外にもスポスポとヘソに玉が飛び込んでいく。わりとちゃんとヘソのほうに玉が寄っていく感じ。最初の250個で22回ほど。どうせすぐ回らなくなるだろうけどそれまでは様子をみるか・・と打ち続けます。
ちなみにこの台は大海5同様の「海カスタム」機能がついています。私のカスタムはこれ。
魚群が出現してケツが浮く感覚を味わいたいから魚群の信頼度は100％に。するとめったに魚群がみられなくなりますが、だからこそ出現したときの嬉しさが増します。
告知でビックリしたいから告知も100％。それだと告知が発生しない限り当たらないからつまらない・・と思ったら大間違い。告知未発生でリーチハズレ、と思いきや告知発生、次の瞬間に図柄が戻って当たり、とかいう悶絶パターンもあったりするから、最後まで「光れ！」という期待が持てちゃう。気が付いたら光ってた、っていうさりげないのが好きだから「いつもの」ではなく「ひっそり」で。
リーチまでの予告は少ないほうが、チャンス目等の前兆も少ないほうがよりアツく楽しめるのでどちらも「少なめ」。チャンス目停止だけでドキドキしちゃうのが好き。
BIGプレミアムはまあどちらでも。気分で変えてます。ステージはもちろん「ラグーン」一択。
この日もこのカスタムで打ち進めますと、55回転目の変動中にひっそりと告知が発生、そのままノーマルリーチで111揃い。投資は貯玉625個。
続くST中、２回転目に変動中告知、ここでこの日最初の魚群！666揃いが777揃いに昇格！次のSTはスルーしたものの時短中にウリン登場で演出成功して777！さらに１回転で999！
よしよしイイね！と喜んでたら、ラウンド中に役物が落下してけたたましい告知が発生してMAXラウンドに昇格！セグを見てなかったので気がつかずものすごくビックリ。4％の10ラウンド大当たりを早速引きました！このあとは120回の電サポ、そのあいだに当たればそれがループする「ハピネスチャンス」に突入！
↑アニメのアグネスの作画はレギュラーキャラ３人みたいに無駄に「萌え」系になってなくて好感！
やったあ～。ここから1万発くらい出てくれたりしない？、とかちょっとだけ期待！・・・・
したものの、このあと１回当たっただけで120回の電サポは駆け抜け。まあそんなもんでしょう。110回も時短で回せたんだからそれだけで儲けものだし、なにはともあれ都合５連チャンで3,120個を獲得、しばらくは現金投資への転落（このホールは貯玉再プレイ2,000個まで）を心配せずに済みます。
ハマリをハピネスチャンス時短と遊タイム時短でしのぐ！しかし・・・
しかしこのあとやっぱりハマリます。最初は快調だったヘソへの飛び込みもなんかイマイチに。とはいえまだまだ「そこそこ回る」感じだし、それが下振れであってここからまた上がってくるかも・・とか思ってるうちに天井を意識する回転数に・・・
そしてやっぱり天井に到達。ハピネスチャンスで120までは回せたからダメージは少なくて済んだのは幸運でした。天井遊タイム中、352回転目に当たってくれて、時短中に引き戻して２連、1,100個を獲得。
ハマリをハピネスチャンスと遊タイムでしのいだのは理想的展開でしたが、大当たりラウンド中も横にこぼれるのが多いし、電サポ中もやたらと減るなあ。これで回転力もたいしたことないならヤメてもいいかな・・・。
その後すぐに当たってまた２連してくれるも、回転力はダダ下がりに。トータルでは250個あたり18回前後程度か。まあ遊びで打つんなら充分な回転力ですが、１日粘ろうとは思えないかなあ。なにしろ電サポ中もスルーがきつくて電チューが開かない瞬間がしょっちゅうある有様だしなあ。「そこそこ回るかわりにほかの部分で削る」ってのはホールの戦略的には正解なんだろうし、回らないよりは全然いいですけどね。
そんなことを考えながら面白いもんだからダラダラ打ち続け、6連で3,330個獲得するもその後また天井近くまで持ってかれてようやく2連、という流れを食らったところでヤメ。
獲得個数は1,929個。投資は625個だったのでプラス 1,304個。天井を食らったことも考えればプラスで終われただけで満足するべきか。
まあこの日は打ってみたかっただけだから収支はどうでもよくて、新台「Ｐ大海物語5Withアグネス・ラム」、なかなか打つ気をそそられる面白い台だという印象です！アニメのアグネスも美しいし、曲もまあそんなに悪くないし、新搭載「ハピネスチャンス」のおかげで10ラウンド大当たり時を引けたときの喜びとその後の期待感もアップしている。
そして基本のゲーム性はやっぱり不変ですしね。基本がそもそも完璧、っていうのはやっぱり大きい。いろいろ新しい機能をつけても、それが基本のゲーム性の面白さを損なうものでないかぎり、やっぱりいつもと変わらず楽しく打てるわけだ。ほかの台のシリーズ物はそのへんを忘れてるから、「出るたびに劣化してる」っていうふうになる。
続いてジャグラーコーナーによさげな台を発見！
海物語をヤメたあと、先日導入されたパチンコ「Ｐフィーバースプラッシュ×スプラッシュ」の釘がアケられたように見えたので擦ってみるもやっぱりダメで持ち玉375個を無駄遣い。珍しいメーカーオリジナルコンテンツなので、アケられたらもっと打ってみよう。
次に打つ台をさがしにパチスロコーナーへ。新台入れ替え初日といえども高設定は期待できない、とはいえふだんの日よりは期待度は少しだけでもあがるので、注意深くホール内を見回っていると、ジャグラーのシマからほぼ満タンのドル箱をもってメダル計数機を目指して出てきた女性が目に入りました。
おお、ひょっとしてすごい出ていたのか。どれくらいの感じだったんだろ、とその女性が打っていたとおぼしきドル箱が置いてない台を見に行きますと、908Ｇ回されてBIGが5回、REGが6回の「Sアイムジャグラー」。バババ～っと連チャンしたあと、100Ｇを超えて「ジャグ連」終了と判断してヤメた、ということかな。
こういうのを発見することはよくある。何度か書いていますがスゴイ連チャンをしたということはそれだけ高設定の可能性が高まるということであり、「ジャグ連」が終わったからといって捨てるのは下策となる場合もある・・・
のですが、この程度では信用できない。906Ｇでボーナス11回なんて珍しくもないし、ここから沈むこともふつうにある。しかしいちおうこの日は新台入れ替えの日。ほんものである可能性を追ってみるのもアリか。貯玉再プレイ506枚を使い切った時点の様子でツッパるかヤメるか判断しよう。
すると51ＧでチェリーからREG。さらに97ＧでまたチェリーからREG、さらに1Ｇ目にレバーオンでペカってビックリ、それもREG、という流れでREG連！REG先行でほんものの高設定である可能性が高まります！
続いてハマることなくBIG４発をGETしてそこそこまとまった持ちメダルができてちょっと安心。理想的な展開です！このまま伸びてくれて2,000枚くらい行ってくれないかな！
・・・と期待したもののその後はモミモミに。ちょっとしたBIG間ハマリを食らいつつ、REGはちゃんと引けてるのでそれほど大きくはへこまない・・という展開。
しかしそれを乗り越えるとBIG２連+BIG３連が到来し、ようやくドル箱突入！ その時点で前任者の分を含め3,300ＧほどでBIG17回、REGも17回。ここまできてこの数字ならもうツッパるしかない！
全ツッパを決意したとたんに・・・
これは信じて打ち切るしかない！という気持ちになったとたんにハマリがやってくるのはなぜなんだろう。突然違う台になったように沈黙。チェリーなんぞ何度きてもいっこうにペカらず。いちどはドル箱に入れたメダルもみるみるうちになくなって、持ちメダルがなくなる寸前、764ＧハマってREG。
これだもんなあ。まあそれでもこの時点でBIGもREGも出現率はまだ設定6の確率を上回っているし、たいしたことないハマリといえばそうなんですけどねえ。さすがにそう簡単に勝たせてはくれない。
時間と体力が許す限りは打ち切るとさっき決意したし、この程度のハマリであきらめてはいけない・・・と続行しますと、大ハマリ後はまた少しづつ盛り返していきます。よかった～・・・
と頑張りましたがたいして伸びず。4,422Ｇ回したところで時間と体力が限界に。517枚獲得、差枚はプラス 379枚。
挙動としては高設定の香りを漂わせたままでしたが伸びなかったのは無念。でも面白かったからOKとすべきか。カネが欲しいだけならジャグラーを打つという選択自体が間違っていたわけで、大勝ちを期待するのは愚かの極。負けなかっただけで満足しなくてはならない。
それに、海物語同様、ジャグラーの不変の完璧なゲーム性にはやっぱり感服させられる。毎ゲーム毎ゲームいちいち「ペカれ！」とエキサイトできるし、ペカってしまえば脳内物質がドパっと放出され、それまでの苦労などすべて忘れさせてくれる。それをひたすら繰り返しているうちに中毒になってしまうのはもはや必然！
といったところでこの日の稼働は終了。収支は、
パチンコ・・・プラス 929個
パチスロ・・・プラス 379枚
で、金額に直すとプラス 10,368円となりました。
朝から晩まで粘ってこの数字では話になりませんが、たいして回らない海を打って、パチスロでもジャグラー以外の台が拾えなかったのを考えれば、プラス収支で終われただけでよかった、とも言えます。できれば毎日、海やジャグのような、打っててムカつくことのない素晴らしい台を打って過ごしたい！