本ページのリンクには広告が含まれています 勝つための考え方 収支を記録することの重要性

パチンコ・パチスロ:勝ちまくっているときの考え方

前の記事→パチンコ・パチスロ:負けが込んでいるときの考え方 にて、

きちんとした台選びをしているにもかかわらず勝てない、

ということが続く場合の心構えについて書きました。

とにかくメンタルをいい状態に維持し、いつもと変わらない立ち回りを

徹底し続けることが大事なんですけど、

これはめちゃめちゃ勝ちまくっているときにも言えることです。

前の記事の補足的な話になりますが、今回はそのへんのついて書いていきます。

誰にでも必ず訪れる幸運の波。喜ぶほどのことではない

パチンコ・パチスロはその性質上、プレイヤーの技量にかかわらず、

大勝ちの波や大負けの波は必ず訪れます。

いわゆるプロでも大負けしまくることもあるし、

どんなにヘタクソでも大勝ちしまくることもあります。

しかしその波を経て長期的にプラスかマイナスか、が差となって出てくるのです。

だから、ある短い期間を切り取って勝っているとか負けているとか気にするのは意味がない・・・ということは何度も書いていますが、

ものすごく大勝ちしているときに気が大きくなるというか、

「おれは最強のヒキをもっている」「いまなら負ける気がしない」

とか考えてしまうのは危険なことです。

 

念のため言っておくと、純粋に遊びでパチスロを打っているのならば

大勝ちして「イエーイ!」でいいのです。素直に喜んでいればよい。

しかし、勝ちたい、稼ぎたい・・と思って打っているのなら

たまたま万枚出たとしても「出てよかったけど、別にたいしたことない」

と冷静にとらえる思考をもたなくてはならない。

 

いちばんやってはいけないのは、ここで調子に乗って「いまなら負ける気がしない」とか思って

ふだんなら打たないような台を「打ちたいから」と打ってみたり、

「勝ってるから少しくらいなら負けてもいいや」と思ってテキトーな台を打ったり、

台選びの基準、ボーダーを下げたりすることです。

必ず訪れる大負けの波

というのは、しばらく大勝ちしまくることはあっても

同じように大負けしまくるときは必ずやってくるからです。

そして、長い目で見たトータルではそれまで打ち続けていた台の出玉性能の範囲内に落ち着くのです。

つまり出玉率97%のジャグラーを毎日打たされていればトータルでは必ずマイナスに落ち着くし、

ボーダー以下の真・北斗無双を打ち続けていれば、

あるときにまとめて100万勝ったりしたとしてもトータルでは必ずマイナスになる。

 

たとえば私のメイン機種「ミリオンゴッド凱旋」で万枚を出したとしても、

天井狙いで天井単発を7~8回やればすべて溶かしてしまうことになります

(700ゲームから天井を狙って天井単発なら約1400枚ほどのマイナスとなる)。

実際私は3月に天井単発を8回やってます。

 

万枚などといってもその程度のものです。

「万枚」をまるで勲章のように自慢する人もいますが、遊びで打っているのならそれでいいのです。

しかし稼ぎたいのなら「万枚?それがどうした」と考えなくてはならない。

 

そういう思考になるとパチンコ・パチスロは面白くなくなり、

冷静にただカネのために立ち回ることができるようになります。

それがいいことか悪いことかはその人の考え方次第ですけどね。

大勝ちしているときの行動が、その後を左右する

前に、「ヒキが強い」とはどういうことか の記事で紹介した、

宮下あきらの名作漫画「世紀末博狼伝 サガ」では、

主人公のサガは登場時、ベルサーチのスーツやフェラガモの靴で身を固め

美女を侍らせながらリムジンでホテルに到着、1泊50万円のインペリアルルームに泊まる、

というセレブとして描かれています。


amazon.co.jp 世紀末博狼伝 サガ 1~最新巻(ジャンプコミックスデラックス) [マーケットプレイス コミックセット]
しかし一週間後には駅に寝泊まりするホームレスになっちゃってる。

「打てば極楽打てば地獄 いい時もあれば悪い時もある それがギャンブラーの宿命ってやつよ」

というセリフがありますがそれは真実。

これは漫画で、サガの豪快な生きざまを表現するためにそういう描写になるわけですが、

パチンカーは勝っているからといって贅沢してはいけないし、

「いい時もあれば悪い時もある」ということを常に肝に銘じていなければいけません。

 

このサガのように、ギャンブルで大勝ちしたときに

豪華なものを食べたり買ったり、ふだん買えない家電製品とかを買ったり、

とにかく気前よく使っちゃう人がいますね。というかそういう人が多いと思います。

私も昔はそうでしたからその気持ちはわかります。

とにかくあるうちに使ってしまわないと

次に打った時に負けたらパアになる、と考えてしまうのです。

 

何度も言いますが、遊びで打っていてお金に余裕があるのならそれで大いに結構だと思います。

しかしそうでない人はけっしてそういうことをしてはいけない。

 

「負けて溶かす前に使っちゃおう」というのは、ほんの少しだけ正しいが基本的に間違っています。

 

ほんの少しだけ正しい、というのは、

今後負けることを想定していること。それは正しい。ずっと勝ち続けることはありえません。

 

しかし間違っているのは、このブログではいつもいつも言っていること、

「長い目で考える」ということができていない点です。

 

この思考は結局、大勝ちした今と、次に打ったら負けるかもしれない、

ということしか考えていない。

 

たとえば15万円勝った。で「勝っているうちに」と思って15万円を気前よく使った。

しかしトータルで15万円のプラスとなるだけの立ち回りをしていないのなら、

結局は自分のお金で15万円使ったのとおなじことになります。

ある瞬間に15万プラスでも、トータルの収支がマイナスなら、勝ったお金で15万円のものを買った、

ということにはなりませんよね。

 

パチンコ・パチスロでは一撃で車や家は買えませんが、

たとえば競馬で超万馬券をあてて300万円の車を買ったとすると、

トータルで計算して300万以上勝ってるなら「オレ、競馬で車買ったぜ」

と言ってもいいが、ふだんは負けまくっていてトータルではマイナスなら

「競馬で車を買った」ということにはならない。自分のお金で買ったのと同じです。

 

このような視点をもっていれば、たまたま一瞬大勝ちしまくったとしても、

豪遊しようとか高価なものを買おうとかいう思考にはならないはずなのです。

 

あくまでもトータルで考え、それだけの金を今後も勝ち続けることができる、

もしくは少なくとも負けない、というのなら豪遊したりしてもよい。

そうでないのなら、いま勝っていてもトータルでは負けるのだから、

勝ったお金で豪遊どころではないのです。

一度大勝したら今後二度と打たない、というのなら話は別ですが、そんな人はたぶんいませんよね。

しつこいようだが、収支をつけよう

パチンコやパチスロの出玉性能はたかが知れています。

長く打てば打つほど、その性能以上の収支をあげることはできなくなります。

それを腹の底から理解することで、大勝ちしているからといって

油断して立ち回りを崩すようなことをなくすことができます。

 

そのためには、しつこいようですが収支をきちんと記録することです。

長い間収支を記録していれば、万枚出たところでそんなものはただの波のひとつ、

ただのカタヨリだということがわかります。

どんな状況でも冷静に立ち回ることができるようになります。

たまたま勝ったときに豪遊して、最後には負け続けて

結局はスッカラカンになるということもなくなるはずです。

 

ということでまとめると、

勝っているときも負けているときも同じです。

常に自分の立ち回りを検証し、立ち回りが正しいのなら

なにが起ころうともいつも通り、天井に近い台や高設定ぽい台、

甘釘台を粛々と打ち続けることです。

たまたま勝っているからといって油断、妥協した台選びをしたり、

身の丈にあわない無駄遣いをしたりするのは、

パチンコ・パチスロで勝ちたいのなら気をつけるべきだと思います。

-勝つための考え方, 収支を記録することの重要性
-, , , , ,