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パチスロ・ノーマルタイプの攻め方②~大当たりデータの見方~

パチスロ初心者向けの講座の続きです。

先の記事 ノーマルタイプの攻め方①~設定推測についての考え方~

において、ノーマル(ボーナスで出玉を増やすタイプ)タイプのパチスロは、

その日のデータがみられる夕方から打ったほうがよいということを

書きました。目的は高設定台をつかむこと。朝一から打つのでは

ほとんどあてずっぽうで高設定台を探すことになりますが、

夕方からなら、その台がどんな挙動を示しているか、

データ表示器からわかる範囲内で見ることができ、

そこから高設定か否か、推測材料を得られる、ということです。

今回は、夕方から打つ前提で、データ表示器に表示される

大当たりデータについての見方、考え方を書いていきます。

以下、ジャグラーやハナハナなどの

ノーマルタイプマシンを前提に書いていきます。

少ない回転数では信頼できない

現在のパチンコ・パチスロ店では、各台の大当たりデータがみられる

データ表示器が設置されていない店はほとんどないですね。

データ表示器にもいろいろなタイプがあり、

できるだけ細かいデータがみられる方がいいのですが、

とりあえず、「その日の総回転数」「ビッグ回数」「レギュラー回数」

さえわかればいいでしょう。

今回は、大人気台(私も大好き)マイジャグラーⅢを例にしてみます。

マイジャグラーⅢ 基本スペック

maijyagu3data

ジャグラーシリーズの中でも、低設定域のキツさと設定6の機械割

(機械割についてはこちら→パチスロ・タイプ別の攻め方。まず、「設定」を理解しましょう

の高さの差がはっきりしているほうで、アイム系やゴージャグなどのシマは

全力でシカトする私も、マイジャグのシマだけは

高設定らしき台がないか、いつもチェックしています。

で、たとえば1000回転回っている台があって、

ビッグ5回、レギュラー5回だったとしましょう。

その時点では、ビッグ、レギュラーともに1/200の出現率で、

設定6の確率をぶっちぎっていますよね。

しかし、ここで喜んで打ち続けると、

くそハマリを食らうというのはよくある話です。

回転数が少ないと、確率は暴れる

さきほど1000回転から打ち始めた台が、そこから500回転ハマったとしましょう。

そうすると、1500回転でビッグ5回、レギュラー5回。

出現確率はビッグ、レギュラーともに1/300になり、

あらら、あっというまにビッグ確率は設定1を下回り、

レギュラー確率も設定3と4の間になってしまいました。

それでは、3000回転でビッグ15回、レギュラー15回、

ビッグレギュラーともにさきほどの台と同じ1/200の台だったらどうか。

これがそこから500回ハマった場合、

3500回転でビッグ15回レギュラー15回(1/233.3)

となり、まだ設定6の確率を上回っていますよね。

当たり前のことですが、試行回数が少ないと、

確率の分母は大きく変動します。

1000回転くらい回した時点で設定6を上回る確率で

ボーナスを引いていても、「高設定だ!」と

断ずることはできないのです。

じゃあ何回転回っていれば信用していいの?ときかれれば、

それもはっきり言うことはできません。

ただ、「回転数が多ければ多いほど、信頼度が増す」

ということを認識しておきましょう。

下振れと上振れ

はっきり言えば、ノーマルタイプの台といえども、

1日9000回転ほどの回転数では、

本来の確率どおりにおさまらないことはザラです。

設定1でも設定6以上にボーナスが引けることもありますし、

その逆も当然あります。

それじゃあデータを見たって意味ないじゃん・・

という話になりますが、そうではありません。

9000回転で「高設定だ」「低設定だ」と断定することはできなくても、

「高設定の可能性が高いか低いか」

「低設定の可能性が高いか低いか」

ということは検討することができます。

たとえば、8000ゲームでビッグ33回(1/242.4)、レギュラー33回(1/242.4)

というデータの台があった場合。かなり高設定くさいですが、

この程度の上振れは低設定でもありえます。

しかし、8000ゲームでビッグ50回(1/160)、レギュラー50回(1/160)

だったらどうか。設定1でこれだけの上振れはなかなか難しい。

さきほどのビッグレギュラー33回づつの台と比較すれば、

こちらの台のほうが圧倒的に高設定である可能性は高いですよね。当たり前です。

設定1の確率でこれだけ上振れするのは、設定6が上振れしてこうなるよりも

難しいですよね。

このように、確率は上振れや下振れするものなので、

高設定台を狙うのであれば、

「できるだけ多く回転していて、ボーナス確率が設定6を圧倒的に上回っている台」

を選べば、「よく当たってたけど実は低設定」をつかんでしまう可能性を低くし、

ほんものの高設定をつかめる可能性を高くすることができます。

「設定6くらい当たっている」ではだめです。低設定の上振れの可能性があるわけですから。

「設定10くらいあるんじゃね?」というくらい当たっている台なら、

低設定の上振れの可能性はぐっと減ります。

ついでに言えば、例に出したマイジャグラーⅢの場合、

ビッグ確率よりもレギュラーの確率の設定差が大きいため、

レギュラー確率に注目しましょう。

よく、レギュラーボーナスばっかりでがっかりしている人がいますけど、

そこはガッツポーズするべきところです。

目先の出玉はどうでもいいのです。

「高設定台を打ち続けること」が唯一の勝つ方法であり、

目標なのですから。

高設定の可能性がより高い台を選ぶ

先述のように、ボーナス確率が1日というスパンで設定どおりに収まることは

それほど多くないし、現在は設定を見せてくれるお店はない(あるんですか?)

ので、どこまでいっても「設定判別」ではなく「設定推測」しかできません。

だから、できるだけ信頼度の高いデータ(つまり、回転数が多いデータ)に基づいて、

より高設定の可能性が高い台を選んで打つしかないのです。

ときには「なんちゃって高設定」に騙されて負ける時もあるでしょう。

しかし、データをシビアにみて、より可能性の高い台を高い台を、

という立ち回りを繰り返していれば、必ず「気が付いたらプラス収支」

ということになるはずです。

というわけで、朝一からジャグラーを楽しみたい、という気持ちを

ぐっと抑えて、夕方からいいデータの台を打ちましょう。

次回は、データ表示器のデータからではなく、実際に自分が

打っているときの設定推測について書きたいと思います。

パチスロ・ノーマルタイプの攻め方③~プレイ中の設定推測について~

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