SANYOの不滅の大人気パチンコ「海物語」シリーズ最新機種、「大海物語5スペシャル」が先日設置開始されましたね。スマパチの「e」機と従来の玉が出てくる「P」機の両方がいっぺんに登場。異なるスペックで、わが地域のホールははたしてどちらを入れるのか・・と注目していましたが、メインとしている2店舗はどちらも「P」機を導入しました。
私としては嬉しいのはもちろん「P」機のほう。このまま絶滅すると思っていた「遊タイム」を搭載していますからね。
もっとも「遊タイム」自体の性能は前作「大海物語4SP」とほぼ同じで、「低確率950回消化で350回の時短」というもの。時短中は大当たり確率は通常のままですから、当然駆け抜けで当たらずということもしょっちゅう起こる。
しかし今作「5SP」は、時短中に当たってそれが通常当たり、つまり確変でなかった場合はその大当たり後の時短が「200回」になるという。それは天井遊タイム中だけでなく、通常時に引いた通常当たり後の100回の時短中でも有効。これは地味なようでかなり強力。
そのかわり前作では電サポ中の大当たり後はすべて時短120回だったわけですが(今作は確変中の通常当たり後は時短100回)、確変割合も52%から54%にアップしているし、トータルではスペックアップとなっている模様。天井狙いの威力もアップしたと考えていいでしょう。
その「P大海物語5スペシャル」が、私のなじみのホールに複数台導入され、これはもう注目せざるをえない。どうせ釘はボッタクリになると思われますが、問題は朝イチリセットするかどうかということ。リセット時のランプはどうやら前作と同様になる(ここでは詳解しませんので恐れ入りますが適当な解析サイトをご参照ください)模様なので、対策しないホールであれば朝イチランプが見られれば問題ないですが、いつもそれが見られるとはかぎらない。傾向をつかんでおくことが重要になります。
で、私のなじみの2店舗、どちらも打ってきたんですが、どうやら片方(A店)はリセットしている模様で、もう片方(P店)が据え置きにしてるようでした。P店はともかく、A店は250個あたり15回くらいしか回らないクソ釘で運用してるくせに、そのうえさらにリセットするとか、ほんとバカだなあとしか言いようがない。
据え置きなら、すなわち最低でも低確率状態100回は回された状態、つまり天井遊タイムまであと850回前後からスタートする。しかしリセットすると、天井遊タイムまであと950回からスタートするわけだ。ってことは、クソみたいな釘の台をわざわざ朝イチから打ちに来てくれるありがた~いお客さんに、普通よりも不利な状態にある台をわざわざ提供するということになる。リセットするクソホールの店長はそういうこと考えないのかなあ。そんなだから客が来ねえんだろ。
っていう文句は何度も書いたからもうやめておきますが、ほかの台ならいざ知らず、海をリセットするようなクソホールでは決して打ってはいけない、と言っておきたい。そのかわりブンブン回るとかいうんなら別ですけどね、遊タイムリセットするようなホールがそんな甘釘を投入するはずがない。
まあ件のA店の場合は新台は絶対にボッタクリ釘でとりあえず全力で回収、機械代を回収し終わって客付きが落ち着いてきたらアケることもある・・・っていう傾向にあるように見えるので(大海5もそのように運用されていた)、しばらく経ったのちにどうなるかに注目、と考えています。
そんな状況下で、何度か打ってきましたので、その内容と感想を書いておきましょう。
①新台導入2日目。前日はそこそこ回っていたようだったが・・・
初打ち。導入2日目のP店。
初日は打ちに行けなかったのですが、ネットで公開されているデータをみて、250個あたり19回くらいは回っているようだ、ということは把握していました。あまり上手な人はいないホールでその数字でしたから、まじめに止め打ちすればもう少し回せるかもしれない、それなら勝負になるか・・・と思って2日目に行きました。
すると当日424回で当たりナシ、前日最終が264回という台が。据え置きならなかなか美味しい。そのうえ昨日はけっこういい回転力を示していた台。昨日の釘を見ていないので変化が確認できないが、そんなに悪くもなさそうだし、もしリセットであってもいいかな、ということで打ちます!
図柄の生き物たちは前よりも目がつぶらになっている?目のスポットが増えたのか。マリンはじめ女の子キャラはさらに「萌え」を意識した画風になっているのかな。
で、これがけっこう回ってくれて、やはり250個あたり19回チョイ、といった感じ。なかなか頑張っているじゃないか。しかも据え置きで、天井遊タイム発動。このホールは前作については「基本ほったらかし、大ハマリで閉店の場合はリセット」という傾向だったんですが、それが引き継がれると考えていいのかも。
後述するようにもうひとつのなじみのホールA店はボッタクリ釘&リセットだったんですが、とりあえず好印象なのはもちろんP店。しかしP店は回るのは最初の数日だけで、その後はシメっぱなしで二度とアケないというのがいつものパターン。対してA店は新台期間はボッタクるんだけれども、しばらくしてからの特定日などにはアケたりすることもある。このへんは経営者の考え方なんでしょうが、A店のほうが「地域一番店」になっているのをみると、経営戦略的に正しいのはA店のほうなのかもしれない。
それはともかく、天井遊タイム350回に突入。とりあえず当たりを引いて帰りたいなあ~・・
と思ってたら来ました! カスタムで信頼度100%にしておいた新搭載の先バレ演出「BIGSEAスパーク」! バシュン!グォォ~ン!という咆哮とともに「BIG SEA」ロゴが激しく点滅! チャンス目が2回停止し当該保留でもちろん当たり!アンコウ揃いだったけど「先バレ」を体験できたからヨシ!衝撃度はそれほどでもないけれど気持ちいい!
このまま時短駆け抜けで終わりかな・・とまったく期待せず打ち続けますと時短中65回転目にノーマルリーチ泡予告から(ちなみに魚群信頼度はいつも100%にしています)揃う瞬間にティリンって鳴ってエンゼルフィッシュ揃い。これこれ、当たると思ってないときにシレっと当たるのが最高なんだなあ。このへんは海物語ならでは。
その時短中25回転目、今度は電チューに入った瞬間また「BIGSEAスパーク」が炸裂。サメ揃い。
当たってうれしいけどとりあえずいらないほうの46%ばっかり引くのはなぜなのか・・・とちょっと残念に思いながら続行していきますと、またまた時短中に引き戻し!53回転目に泡予告からのリーチでリーチ中にビッグバイブ発生、炎目に変化してタコ揃い!待望の確変です!
次の当たりは始動時に役物がいきなり落下して確変!その次も同じ流れで確変!そしてラウンド中にビッグバイブが発生してブラックアウト、ビッグクラブ登場、マリン、ワリン、ウリンがカットインしてCONGRATURATIONS!と言われて3,000ボーナス(保留内で確変大当たり確定)!
↑3000ボーナス中はラウンドごとにマリン・ワリン・ウリンがカットインして祝福してくれます!これがミスマリンちゃんだったりサムだったりしたらさらに継続確定、とかあるんだろうか。
その次の大当たりがアンコウ揃いで、100回の時短を駆け抜けて終了し即ヤメ。獲得は11,061個、プラス 7,561個。
そこそこ回る台で連チャンをモノにできて幸運でした!
⓶導入4日目。もうシメられていた
2回目の実戦。上記の実戦の2日後、おなじP店。
このときは当日329Gで当たりナシ、前日最終が226回。据え置きでそのうえ2日前と同じくらい回ってくれるのであれば打ってもよさそうですが、う~んちょっとシメられてる気がする・・・?
打ってみると、やっぱり全然回らない。ていうかすさまじいシメ具合。もうシメるのかよ。もうちょっと頑張ればいいのに。さっきも書いたように、こうなったらこの店はもう二度とアケない。だから客がつかないのに。
う~んすぐにヤメるべきか。でもたぶん据え置きだからここは続行するべきか・・と悩みながらズルズル打っていたら、78回転目にビッグバイブから炎目になって当たり。
今日も初当たりが通常なのか・・とガッカリしていましたら、またまた時短中に引き戻しが! アツい前兆なし→リーチ→泡→マリン登場・・・(だったと思う。ノーマルリーチだったかな?)という、まったく期待しない展開でボケっと見ていたらシレ~っとプラス1コマを通り過ぎて卒倒。やった~!沖海と違って突確っていうムカつく当たりがないからいいですね!確変です! 「絶対に当たらない」っていう展開はないから海物語は一瞬たりとも油断できない。
その後すぐにウリンちゃんの「ぶるぶるチャンス」が発生。いったん失敗→復活して確変。これは当たってくれなければ困る。
次が通常で時短を駆け抜けてヤメ。4連チャンで5,497個を持ち帰り、差玉はプラス 3,997個。
最初の実戦と同じカスタムでプレイしましたがこのときはスパークは一度もなし。それどころか魚群もなし。チャンス目停止もなし。激アツ予告ナシでもふつうに当たる。それが海物語の不滅の人気の理由だと思いますねえ。
③ボッタクリ釘のA店。据え置きなら狙えるハマリ台
こちらは「地域一番店」とされるA店の、導入から5日くらい経ったときの実戦。
客付きは良好でいつも埋まっていたので釘は見られませんでしたが、新台期間はどうせクソ釘であるのは前述のとおり。しかしこの日のこの台は当日257回で当たりナシ、前日最終が410回。据え置きならまあまあか。
あとで他人の台をみてどうやらリセットしているらしいと判明するんですが、この時点では(朝イチのランプも見られてなかったし)据え置きなのかリセットなのかわかってなかったのです。過去「大海物語5withアグネス・ラム」は新台導入時据え置きで運用していたし、ここは据え置きである可能性に賭けてみるか? しかしリセットだったら面倒なことになるなあ・・・
と心配しながらスタート。回転力は・・・ひでえなあこれ。250個あたり15回くらいかな。この釘でも埋まるんだからさすがは海物語の新台というべきか。しかし、こんなクソ釘台を打ってやるから店が調子にのるんだよ、打ってはいけませんよ!とも言いたくもなる。
とにかく早く当たってほしい・・・と打ち進めますと、打ち始めから147回のところでBIGSEAスパーク発生!期待度100%カスタムにしているから大当たり確定!よかった~。で、当該保留でこの台で初めて見る魚群!魚群の魚はちょっと大きくなってるようですね。
それが確変。そして9回転目、ソッコーでまたBIGSEAスパーク!また魚群!
ひょっとして確変中のBIGSEAスパークは当たれば確変かな? 今作は確変中にマリンリーチで通常図柄で当たるとマリンちゃんが「ああ~ん」っていう残念そうな声を出すようになっている。いままでは確変中通常図柄でプレイヤー的にはガッカリするところでも「やったあ」みたいに喜んでいましたよね? 「ここは喜ぶところじゃないよね」と考えてそういうふうにしてくれたのかな。その論理だと確変中BIGSEAスパークはレバ確でなければおかしい。ド派手に煽っといて通常なのかよ!ってなりますもんね。
で、3回目の当たりはノーマルリーチからの通常当たり。まあこれで終わってもプラスで帰れるか・・と思ってたら時短中に引き戻し!11回転目にマリンリーチからプラス1コマを通り過ぎ確変!
それがまたビッグクラブ登場から3000ボーナスに。次が通常でそれで終わりましたが、都合6連で8,341個を持ち帰り。プラス 5,966個!
注目していた先バレ演出「BIGSEAスパーク」、それが出なかったら期待薄、とかいうバランスになっていたら嫌だなあ(嫌ならカスタムで「出現しない」にすることも可能)と思っていたんですが、さすがは海物語、そんなふうにはなってなかったですね。まだ実戦が少ないからなんとも言えませんが、占有率はそれほど高くならない模様。海物語のゲーム性を考えればそれが当然とも言えるか。カスタム次第でちょっと変わる?
ということで「P大海物語5SP」とのお付き合いはとりあえず幸先のいいスタートに。「先バレ」も搭載してさらにゲーム性の幅が広がった感じ。遊タイムという親切機能も継承してくれていますしね、海物語で勝てない!という方は、ハマリ台をみつけたときだけ、当たるまでもしくは遊タイム終了まで打つ・・・という戦術に徹してみるのもいいかも。私ももちろんこれから追いかけていきます!