ここ最近はパチスロ新機種を触ることが少なくなりました。
新台はどうせ出玉に期待できないし、
そもそも打つ気をそそられるような面白そうな台もない、というのもあります。
そんななか、なじみのホールにNETのパチスロノーマルタイプ新機種、
「闇芝居」がバラエティ扱いながらも導入されました。
NETのノーマルタイプといえば、昨年発表された「熊酒場2丁目店」が
とても素晴らしいデキだったのが記憶に新しく、
→「熊酒場2丁目店」実戦!現行ノーマル機最強の出玉性能&リプ連がアツい!
→「熊酒場2丁目店」打ち倒し日記!高設定確定の中段マグロが降臨!
→「熊酒場2丁目店」高設定実戦第2弾!まさかの「6確」が出るも出玉は・・・
ひょっとして今回も期待できちゃったりするのか?と思い、
悪くない反応をみせていた日にちょっと触ってみました。
「衝撃音が鳴り響きますので心臓の弱い方はご注意ください」だって。それがほんとうなら私の大好物だが・・・
「闇芝居」は同名のホラー・ショートアニメをモチーフとした、
ボーナスだけで出玉を増やすノーマルタイプ機。
アニメの存在はまったく知りませんでしたが、
BIGボーナスを引けば各話がノーカットで見られます。
今回数話を見ましたが、はっきり言うとアニメそのものは(ほんとに怖そうではあるけれど)
とくに興味をそそられるほどのものはないかな、と感じました。
なのでもっぱら気になるのはパチスロとしてのゲーム性はどうなのか、というところ。
遊技説明書を見ると、
「最驚のボーナス告知!衝撃音が鳴り響きますので心臓の弱い方はご注意ください」、
と書いてある。
NETといえば4号機のストック機「ゼットゴールド」の殺人的告知に
すっかりハマり、負けても負けても打ち続けた思い出もあり、
衝撃音が・・・とか言われたら、打ちたくなっちゃうじゃないか!
で、導入から数日たったある日、
445ゲーム回されてBIG1回、REG4回という状態で放置されているのを発見。
「熊酒場2丁目店」と同様に、REG確率に大きな設定差がつけられているので
(設定1→1/280、設定6→1/212。詳しくは適当な解析サイトを参照してください)、
もちろんたったの445ゲームではなんとも言えないけれど、
まあ告知が体験したいだけだから、ちょっと負けてもいいかな、と考えて着席。
告知演出はほんとにビックリ、そしてウルサい!
通常時は演出が異なる3つのモードから選べるようになっています。
・通常モード→多彩なチャンス告知
・闇芝居モード→小役ナビ矛盾や遅れなどの違和感告知
・仮面モード→一発告知
ということで、これはまずは「仮面モード」を体験しなきゃあ・・・。
投資4000円、レバーオンで「バキャ~ン、ギュイギュイギュイギュイ~ン」という音とともに
仮面役物が合体!
こいつはボケっと打っているとかなりビックリしますね。
音量調整機能がついているんですけど、MAX音量で打っていたら確実にシマの端から端まで
告知音が聞こえるくらいウルサイ。この台は音量はせいぜい半分くらいでプレイするのがマナーというものでしょう。
その後もポンポンとボーナスを引きましたが、
ボーナス合算確率が軽いぶん(設定1→1/125、設定6→1/106)、
コイン持ちが悪いのでなかなか増えない。
ベルの確率にそこそこの設定差があるらしく(設定1→1/10.9、設定5&6→1/9.2)、
いちおうベルを数えたものの全然ベルが落ちない・・・
しばらく粘ってみましたがあまり芳しくないのでコインが飲まれたところでヤメ。
ベル確率は分母が大きいので、設定推測に使うのは難しいでしょうね。
「熊酒場2丁目店」と同じように中段チェリー出現は高設定確定だそうですが、
そちらも分母が大きすぎて難しい(設定5→1/32768、設定6→1/10922.7)。
REG中に「おじさん」「少年」が出ると高設定、という情報もありますが、どれくらい出るんですかね。
ともかく、出玉性能的には設定6以外は打てない、ていうくらいのものなので、
設定6が投入される可能性のある状況下で、REGがめちゃめちゃ引けてて、
しかも打ってみたらベルがめちゃめちゃ落ちる・・・という台があれば、
粘ってみてもいいんじゃないか、という感じでしょうか
(つまり、勝ちたいのならなかなか打てない台、ということです)。
そういうわけで、稼ぎたくてパチスロを打っているのなら
あまり打つ価値は見いだせない台。
では、ゲーム性の部分はどうか。
演出はおもしろいが、文句もあり
今回は「通常モード」はプレイしなかったので、
「仮面モード」「闇芝居モード」を打った感想を。
「仮面モード」は一発告知。
液晶左右から仮面役物が轟音と同時に合体してボーナスが告知されます。
さきほども言ったようにものすごく響く音。
たしかに衝撃度は大きいし面白いとは思うんですけどね、
ちょっと不満もあります。
というのは、リプレイを含む小役重複がボーナスの契機の多くを占めるようで、
ボーナス成立後は(たぶん)リプレイ確率がアップ、
小役成立時は告知が先延ばしになるようなので、
たとえばチェリー重複の場合、
チェリー→リプレイ→リプレイ→リプレイ→リプレイ→ハズレで告知・・・
というかたちになることが多い。
なので、チェリーやスイカ成立後は
レバーオンに力がこもるわけですが、
これだけのビックリ告知であれば、
たとえばチェリーでの重複なら
チェリー成立Gのレバーオンでいきなり告知、
というパターンがもっと多くてもよかったんじゃないかな、というところ。
まだ打ち込みが少ないので、ほんとうはもっとそれがあるのかもしれませんが、
リプ連でドキドキしながらレバーオンするのも楽しいけれど、
なんの前触れもなく衝撃告知でケツが浮く、というほうがいいな。
「闇芝居モード」は違和感でボーナスを察知するモードで、
今回は
・チェリーの次ゲーム→「闇芝居」の文字が逆並び(反転?)に変化
・遅れ→チェリー→次ゲームリプレイ成立で払い出し音発生→次ゲームハズレ目でリプレイ音発生
・リプレイ→第三停止で「闇芝居」の文字が白変化
などの違和感を体験。なかなか面白い。
しかしバー狙いで消化していると、出目はかなり単調。
ここがもっと練られていれば・・・というところで、
やはりこの台は衝撃告知を楽しむ、というスタンスで向き合うべきなのかな、と。
ちなみにスイカがボーナス重複にもっとも期待できる小役なようで、
バー狙いなら左リールが滑った時点で激アツ、なようです。
↑左リールがツルーンとすべって青7が上段に。スイカを狙ったらハズレ。次ゲームに告知。ここまですべったら青BIG濃厚かな?
ついでに言うと、BIG中(ボタンで聴くかどうかを選択できる)
に流れる筋肉少女帯による書きおろし曲は、
曲自体は悪くないと思うけどこの台のBIG中に必要か、といわれれば
「いらない」と思いました。
気持ちの悪いSEがあればそれでよかったんじゃないか。
短時間勝負に向くスペック
そういうわけで、個人的な感想としては
「告知はイイけれど、出目が単調で残念」といったところ。
しかし、コイン持ちを悪くしてボーナス確率を高めたスペックは、
ハイパーリノと同じように短時間勝負に最適で、
仕事帰りでしか打てない人などは
とにかくREGが引けてる台だけ狙ってみてもいいのではないでしょうか。
もし、高設定くさい台をつかんだら(たぶんないと思うけど)
記事にしようと思っています。