Amazon.co.jpの「Amazon マーケットプレイス」での
中古メディアの販売を2011年から続けています。
はじめた当初はブックオフなどのリアル店舗で仕入れ、
ネットで販売してその差額を利益とする手法で、
一時はけっこうな売り上げを上げていましたが、
年々すごい勢いで高くなるAmazonの手数料、
ネットの相場にあわせて価格設定するリアル店舗、
そもそもCDや本などが売れない時代に・・・
などの流れがあり、ジリ貧状態になって久しいです。
長い目で考えるなら、「本業」を伸ばすべきなのはわかっているものの・・・
Amazon以外のプラットフォームを使って販売したり、
もっと儲かるカテゴリーの商材を扱ったりすればいいのはわかっているんですけど、
2018年も結局それに着手することはありませんでした。
とりあえず目先の稼ぎが欲しい→ぱちんこのほうが手っ取り早い→ぱちんこに注力→せどりで新しいことに取り組む時間がない・・・
となり、あいかわらずほとんど「趣味」のレベルの状態が続きました。
しかしぱちんこで喰える状況がいつまで続くか非常に不透明(実際、2018年は大幅に減益→2018年パチンコ・パチスロ年間収支まとめ)。
長い目で将来を見据えるなら、私が表向きの「本業」としているネット販売を
もっと伸ばす努力をするべきである、ていうか一刻も早くやらなければならない、
というのは明白。しかし、結局できなかった。こういうところがダメ人間なんだな。
という感じで、昨年までと同様、手が空いたときにちょこちょこ仕入れたり出品したりし、
注文が来たらパパパっと送る・・・
というテキトー仕事で、ほとんど儲けなし、やんないほうがマシじゃね?という売り上げになりました。
先日確定申告を終わらせたので、その結果を。
毎年毎年減収減益。やらないほうがマシ・・・でもやめるわけにはいかない
もう金額が小さすぎてめんどうくさかったけれど、
申告はしなきゃいけないので数字は出しました。
大幅な減収減益。
ここから経費を引きますからもはや儲けはほぼなし。
まあ、ほとんど自分で聴きたいものしか取り扱ってませんから、
聴いた分だけ利益・・・ということもできますかね。
もっと儲けを本気で追及するならほかにやりようがあるのはわかっていても、
自分で聴かないものや興味のないものをわざわざ仕入れてわざわざ売るというのが
億劫で、完全にただの趣味になってしまいました。
逆にぱちんこのほうは趣味的な色合いが薄く、
カネを稼ぐことに徹し切れている気がします。
パチ屋に行くのが面倒くさくてしょうがないけれど、
カネのために打ちに行く感じです。
ネットでの仕入れが大部分に
2017年とだいぶ変わったのは
ネットでの仕入れの増加。
先述のようにせどりを始めた当初はブックオフなどのリアル店舗が
主な仕入先となっていましたが、
2018年はほとんどリアル店舗で仕入れませんでした。
それも当然といえば当然のことで、
なにしろ昨今はリアル店舗がネットの相場を参照して価格を設定している。
わざわざ行かなきゃいけないリアル店舗がネット価格と同じで売っているなら、
家でポチったほうが便利で楽なんだから
そりゃあみんなネットで買うだろ・・・
という話だし、それに
ブックオフなんかをみていると、
なんか行ってもワクワクしないんですよね。
リアル店舗ならではの「宝探し」的な感覚がもはや味わえない。
オっ、これは・・・というものがあったとしても、
価格はネットと同じくらいだから
「お宝をオトクに手に入れられた!」という喜びが味わえることはあまりない。
なので、わざわざ足を運ぼうとは思えない。
ネットでの買い物ってつまんないんですよね。
そういえば「メルカリ」なんかは最近はかなりよく使う(買うの専門)ようになりました。
ものすごく貴重なものを信じられないような安価で売っている人も
けっこういることがわかり、わざわざリアル店舗に行くよりはせどりの仕入れとしては機能します。
しかし・・・
手軽さがウリのはずのフリマアプリなのに、
いざなにか買おうとするとやたら面倒くさいことを言ってる出品者が多い。
買う前に挨拶しろとか、どうでもいいようなことをズラズラと書いてる長いプロフィールをちゃんと読めとか・・・
私はこういう出品者からはまず買いませんね。
こういう出品者は、面倒くさいことを言う購入者に当たったりトラブルになったりするのが嫌で
いろんなことを書いて「読め!」と要求しているんでしょうが、
それによって買う側からは「面倒くさそうな出品者」と思われちゃうわけだ。
ポチるだけで済むからネットでの買い物は便利なのに、
なんでいちいち「買いたいんですけどいいすか?」とか断んなきゃいけないんだよ、という話。
いずれにしろ、ネットでの買い物はリアル店舗でのそれに比べたら
便利ではあるけれど面白くない。
ブックオフをはじめリアルのリユース店は
このあたりをもっと意識して店づくりをしてほしいなあ・・・と思います。
それはともかく、
儲からないけれど一応「本業」としてやめるわけにはいかないので、
Amazonでの販売は今後も続けていくつもりです。