千載一遇の大チャンス到来！「スマスロ北斗の拳」高設定実戦！

今年も残すところあと１か月ほどになりました。

12月にまたあらためて書くつもりですが、2023年を代表するパチスロは、業界人もファンも多くの人が「スマスロ北斗の拳」ということで一致するところでしょう。通常ならみんなが面白いというものに対して「そうかなぁ？」と逆張りしたくなるのが常の私であってもそこはまったく同意見。初代の完璧に完成されたゲーム性をきちんと踏襲し、そこに現代的な要素をふんだんに加えたことによってパチスロとしての魅力をさらにアップさせた。

同じようなアプローチで名機のリメイクに挑んだ台はこれまでにもたくさんありましたが、たいていはあらたな機能が名機の素晴らしいゲーム性を損ねる結果になっていましたね。それはたぶん、テクノロジーの進化によって液晶や役物やサウンドがハイクオリティにできるようになったことで「こんなこともできます！」とドヤってみよう、というだけなのが見え見えなものばかりだったからなんじゃないか、と。

「スマスロ北斗の拳」ももちろん初代と比較すればハード面の進化は圧倒的。それによって魅力が増した、という部分はたしかにありますが、決してそれだけで終わってない。初代ではヒキ損だった前兆中やボーナス中のレア小役に意味を持たせたことによっていつなんどきもリール出目にエキサイトできるようになったし、ボーナス中は成立役やそれを引くタイミングによってその後の展開が激変するようになって、たとえオーラが白だったとしても「なにか引ければ！」といつでも大連チャンに期待してアツく楽しめるようになった。

出目演出そのものはべつに奥深いわけじゃないのに、液晶との絡みでレバーオンやリールストップの瞬間、そしてリール出目に常にドキドキできるようになっている。そのへんが「テレビゲームではなくパチスロを打ってる」ときちんと感じさせ、ただマンガで煽るだけの昨今の台とは一線を画すところでしょう。

そういうわけで好んで打っている「パチスロ北斗の拳」。今回はまさかの展開となったある日の実戦について。

現時点での基本戦術はリセット濃厚ホールでのあさイチ台狙い

好んで打っている、といっても、パチスロを打つのはカネのためであってそれができなければ飢え死に必至、という立場とあっては、勝てる見込みのない状況でめったやたらに打つわけにはいきません。

できれば高設定を打ちたいわけですが、1or6とかいう状況でもないかぎり、高設定を見つけ出すのはなかなか困難と思える台。するとやっぱり天井を狙うのが勝利への近道となります。

しかし700とか800とかハマってる台を捨てるような人はなかなかいないし、あったとしても競争率は非常に高い。そこで狙い目はリセット後の台。嬉しいことに「スマスロ北斗の拳」はリセット後には天井が800Ｇ＋αに短縮される（ボーナス後は1268Ｇ+α）という機能がついていますから、あさイチリセット後であれば、たとえば200Ｇ回されていればボーナス後668Ｇハマリの台を打つのと同じことに。あさイチ天国を狙ってちょこっと回してやめちゃう人はけっこういますから、あさイチ台はそこそこ拾えますね。

もちろんあさイチリセットされているかどうかを完璧に見抜くことはできませんからそう簡単ではありませんが、ホールの傾向をある程度把握できていれば、美味しい台にありつける可能性をアップさせることはできます。

で、私がつかっているホールはどのホールもおそらく全台リセット濃厚。最初のころは据え置きをよく見かけましたが最近はないですね。まあそれが使い方としては正しいんでしょう。据え置きなら据え置きでそれなりに狙い目がうまれるから、個人的にはどちらでもかまわない。もし飽きられて稼働が圧倒的に減ってきたら延々と据え置きにしてくれたほうが狙えるかな。

この日は開店から１時間チョイくらい経ってそこそこ回されてそうな頃に出勤し、「スマスロ北斗の拳」のシマをチェックしてみると、160Ｇ回されて捨てられている台を発見。

いちおう250Ｇくらいを目安に拾っているんですけど、それを厳密に守っているとめったに拾えない。貯玉再プレイ（このホールは506枚まで）が残っている状況ならこれくらいからでも仕方がないかな、と妥協して座ります。

あさイチの当たり後、サイド液晶にまさかの・・・

打ちますとすぐにリンが転んじゃって、リール出目は中・右まででチェリーっぽい。左を停止するとチェリーは停止せず、ビックリの「特定役」降臨！

あの「ゴロゴロゴロ～っ！」っていう派手な転び方のほうじゃない、わりとよく見るほうの転ぶ演出であっても特定役だったりするのね。こういうのがあるから油断できない。そしてボーナス確定！投資はわずか貯メダル92枚。

しかしこれが初戦でラオウにぶっ倒されてバシュン！。まあこんなもんでしょう。早く当たってくれてよかったよかった。いちおうサイド液晶を触っておこ～、と触ろうとしたらそこに・・・

サミートロフィーが。カバネリとかと違ってこの台は「銅」とかいう微妙なのはない。台座に「GOLD」って書いてある！これは設定4以上確定の「金トロフィー！」

ビックリしてボイスを聞くのを忘れてしまいました。あさイチの当たりで出ることあるのね。この台もトロフィーのいわゆる「店長カスタム」ってのが搭載されてるのかな？それともたまたま薄いところ引いただけ？

いずれにしろ、ハマリ台狙いで座った台がたまたま高設定で、あさイチすぐに高設定が確定しちゃうという、めったにない幸運。このチャンスは活かさなくてはならない。この日はいつも行くスーパーのアツい日（5％OFF。そのうえ牛肉なんかもたまに40％引きとかになる）だったのでぱちんこを早めに切り上げて買い物して、帰ったらなにか料理して酒飲んで映画でも見よう・・・と思っていたんですがそうはいかなくなりました。

前に設定6をつかんだときは　→日常の稼働：なじみのホールのアツい日！「スマスロ北斗の拳」ではまさかの・・・！　ホールの年イチクラスの激アツデーでしたがこの日はとくになにもない通常の日。つまりふだんから高設定を投入しているということなのだろうか。そう考えると「どうせ4なんだろうなあ・・」という気もしてくる。4とかだとヒキ次第では大撃沈もあり得るか。しかし高設定であるとわかっている以上打つしかない！できれば6でお願い！

異次元の勢いで初当たりをかさねる。これって6じゃないの～！？

2回目の当たりは貯メダル46枚を追加投資した188Ｇ目。黄色オーラ。低モードっぽいところで中段チェリー一発。ここは単発を免れ順調に連チャン。4連目にはケンの攻撃がレイ無想転生になって継続率79％以上が確定し、ここで10連くらいしてくれれば現金投資の心配が少なくなるなあ～と期待したもののその次で負けて5連で終了。

3回目も低モードっぽいところでのスイカで当たり。220Ｇ。こういう当たり方が多いのが高設定。オーラは白で２連で終了。

4回目は117Ｇ。青オーラ。レア役が重なったので当選契機はわからず。３連。

終了後すぐにスイカ引いて、キリン柄のステチェンからラオウステージへ。当然当たり。42Ｇ。これが7揃いながら赤オーラ。初回に剛掌波くらって赤でも単発か～と思ったら自力で立ちあがってくれて79％以上濃厚に。ここらへんで爆連してちょうだい！・・・しかし次で負けて２連で終了。

う～ん、79％継続をモノにしても伸ばしきれなかったのはちょっと痛い。早いところまとまった出玉が欲しい・・・

しかし初当たりは異次元の勢いで引けて、徐々にですが出玉は増加していきます。すかさず５回目の当たり。42Ｇ。初回に剛掌波くらって立ち上がり、79％以上濃厚となるも２連で終了。

6回目は136Ｇ。白オーラで４連。4連でも嬉しい！　ここで持ちメダルは1,000枚弱に。

7回目が276Ｇで2連、8回目が281Ｇで単発。9回目が187Ｇ、「ダナゾ」で告知され当たり、単発。

そのあとすぐに中段チェリー降臨、ザコが「新記録！？」とビックリしてくれて当たり。21Ｇ。新記録まで行ったら確定かな？激アツなだけ？　このあたりの今作から搭載された連続演出はなかなか面白いし期待度も高くされてるのでイイですね。この10回目の初当たりでようやくＶストック発生、レイが登場するも勝利のみ。3連。

11回目は92Ｇ。スイカで当たってくれて、ここでも来ました！　２連目にサウザーとのバトル発生、バトル中にチャンス目を引いて勝利！バトル中押し順ナビ非発生のときのアツさが好き！　レイが登場するもまたまたバトル勝利のみ。４連で終了。

12回目は230Ｇ。ほんとハマらないなあ。これってひょっとして6だったりする？　スイカとか１回引いただけで高確率で高モードっぽい挙動が始まっちゃう。　ここでも初回に引いた中段チェリーからサウザーとのバトル。バトルの2Ｇが両方ともリプレイ（リプレイは50％で勝利）で、これでスカるのはやめて・・・とお願いするとここは勝利してくれてまたまたレイ登場。しかしこれも勝利だけで、２連目に負けて終わり。

13回目は343Ｇ。4連。

14回目は184Ｇ。ここは北斗カウンター役はなしで当たり。チャンス目も引いた覚えがないのだが・・リプレイとかで薄いところ引いた？そのへんの設定差はどうなってるんだろうか。これは単発。

15回目。88Ｇ。レバーオン時にリールフラッシュで入りを察知。中段チェ後の期待してる状態でももちろん、スイカとかで全然期待してないときに前触れなくこういうのが起こったりするとほんとシビレる。これも単発。

大連チャンしないものの初当たりは猛烈に良好で、この時点で持ちメダルは1,100枚ほどに。ここまで初当たり15回でバトルは36セット。66％ばかりでも平均すれば３連になるはずなのにあ～。

すぐにケンシロウがブッ倒れてばかりってのは少しストレスをおぼえるけれど、なにしろすぐに高モードっぽくなってすぐ当たってくれるからそのストレスは相殺される。ふだんのクソほども当たらない北斗とはまったく別モノ。あさイチの金トロ以降はトロフィーが出ないけれど、こりゃあやっぱり4よりも上もありえる・・・？

ようやく大きな連チャンをモノにして大勝利を確信！しかし・・・

16回目。79Ｇで当たり。ラオウステージでマミヤに「激アツ間違いなしよ！」と言われて（これは確定？スカもある？）入りを察知。

7を狙え！と言われて右から狙うと赤7がズルッと下段に落ちて、赤7が下段に揃ってくれました。これ、下段にビタ押すといつでも下段揃いにできるみたいですね。今回はちゃんとスベっていたから、79％以上継続濃厚です！オーラは青！

これが運よく伸びてくれました。5連目にはＶストックからまたまたレイが登場するも勝利のみで終わり。そろそろ「無想転生チャンス」が欲しいところ。7連目のバトルではラオウ攻撃で負けるっぽい展開から中段チェリーでケンシロウ攻撃に逆転するなど、なかなか頑張って９連で終了！

持ちメダルは1,950枚ほどにまで増えました。初当たり出現率は設定6を上回っているし、このまま当たりまくって、できれば1回くらい無想転生してくれれば・・・。

17回目は427Ｇ。はじめて400Ｇ越え。まあレア役が引けなかったから。単発で終わり。しかし終了後ジャギステージ、すぐに小役ランプ矛盾が発生して、天国への移行を察知。まあすぐ当たってくれるだろ・・・

・・・

高設定といえどもそうそういつもうまく行くもんじゃない。最初の天国では当たらず、その後も延々とレア役が引けず、引いても高モードっぽい動きにはならず当たりもせずで、912Ｇまでもってかれてようやく当たり。持ちメダルがあと数十枚になって追加投資寸前のところでした。この18回目の初当たりが５連してくれましたが、2,000枚弱まで行って「今日はイタダキだ！」と油断したのがいけなかったか。「どうせクソハマリして全部飲まれるんだろ」と思ってなきゃいけなかった。

このハマリの間は「いつもの」北斗そのものの挙動。やっぱり4なのかな～。どっちにしろ高設定なんだから続行するしかない。

大ハマリで飲まれたぶんを連チャンで取り戻すも・・・

高設定なんだから！高設定でも大ハマリは当然あるんだから！と気を取り直して続行。

すると137Ｇで低モードっぽいところからスイカ一発で当たり。高設定らしさが戻ってきたか？　ここで２連目にサウザーバトル、バトル中にスイカが成立して百裂拳で勝利、またまたレイが登場！

レア役で勝ったならアレが来てくれなきゃあ困りますよ！と期待しながらラオウとのバトルに挑みますと、下パネルが消灯してバトル後にようやく来た！「無想転生チャンス」！

残念ながらこれがスカ。角チェリー引いたんだけどなあ。次で負けて３連で終了。さっきの出玉とあわせて持ちメダルは1,000枚弱に。

ここで時間は18時40分くらい。う～んこのタイミングで無想転生入ってそこそこ連チャンしてくれてれば大幅プラス収支で気持ちよく帰れたのだが・・・

しかしまだまだ時間はあります！　次の当たりは84Ｇ。中段チェリーから。オーラは白。単発なんだろうなあ・・・

と思ったら初回にＶストックしてくれて、その後も高継続の示唆は出ずとも快調に連チャン。11連してくれました！　持ちメダルは2,050枚ほどになり、大ハマリを喰らう前の到達点をちょっと超えるところまで戻ってきました！

ここで気持ちよく帰る、ってのも、遊びで打ってるならアリでしょうが、ぱちんこ生活者である私の場合はそうはいかない。高設定なんだから時間があるかぎりツッパらなければならない！

・・・

しかしこのあとはダメでした。128Ｇ→２連、187Ｇ→単発、543Ｇ→単発。最後は初めて体験した「AT終了後即前兆」で18Ｇで当たるも単発・・・という流れで出玉を削られ、時刻は21時すぎくらいになり、大連チャンしたら取り切れない危険が出てくる時間となったためヤメ。

最後のショボ連祭りが悔やまれる。獲得枚数は1,244枚で終わり、差枚はプラス　1,106枚。

初当たりを24回引けてもこの程度か。70セットだったから平均すると１回あたり2.92連くらい。連チャンは悪いほうに若干偏った感じか。やはり無想転生バトルが引けてナンボという台。

あさイチのトロフィーが見られなかったなら大ハマリ喰らった時点で「ここまでよく当たっていたのはたまたまだったのかも」と考えてヤメるべきかと迷っていたでしょう。こういうふうに「ものすごく当たってた台を打ってみたらいきなり撃沈」ってのはもう何度か体験していることで、やはり設定推測はそう簡単じゃない、と理解しておくべきでしょう。