先日の記事で、私の生まれ故郷周辺へ行って、なじみだったパチ屋の多くがなくなっていたりして時代の流れを感じた・・なんてことを書きました。
→懐かしい土地へ行って古き良きぱちんこに思いをはせた・・・というだけの雑談
今回はその続き。本来の済ますべき用事を済ませ、翌日にはこういうときの恒例となっている、スロットゲームセンターでの名機探訪に出かけました!
ふたたび「神田センター」さんへ!
さてどこへ行こうか、いろいろ考えたすえに、今回は約1年ぶりに東京都の神田にある「神田センター」さんへ行くことにしました。
というのは、サイトをチェックしてみると、1年前に行った時にはなく、かつ私が大好きだった台がいくつか入っていたから。なにを打てばいいか迷っちゃうくらい。
→東京・神田のスロットゲームセンター「センター」さんへ遠征!名機を打ちたおす!前編。
→東京・神田のスロットゲームセンター「センター」さんへ遠征!名機を打ちたおす!中編。
→東京・神田のスロットゲームセンター「センター」さんへ遠征!名機を打ちたおす!後編。
ということで神田へ向かいます。川崎市内にとったビジネスホテルにはもう1泊する予定でしたのでクルマはそこに置いたまま、電車で行きました。
田園都市線でまず渋谷方面へ。二子玉川園(いまは「二子玉川」か。どうしても子どものころに親しんだ名前が出てきてしまう)~渋谷間は私がいたころは「新玉川線」という名称でしたが、いまは違うらしい。ややこしいからポンポン変えるのやめてほしい。
そういえば前日は用事のため渋谷へ行ったんです。そこでエスパス(だったと思う)を覗きましたが、たしか以前にみたときにはもっといっぱいあった羽モノコーナーが大幅に縮小されてて残念。違う店だったらすみません。そこでわが地域にはない「ファンキードクター悪魔12000ver」をみつけ、おお~打ちてえとそそられたものの時間がなく断念。リゼロだかを増台しましたとかいってやたらと推していましたがたいして回らなさそうでした。まあ~溝の口で覗いた「楽園」もそうだけど、とにかくゴッチャゴチャな店内で落ち着いた気持ちになれない。とくに客が多いわけでもないのにガシャガシャした雰囲気。客が少なくてもにぎやかに感じるようにわざとやっているんだろうか。逆効果だと思うなあ。少なくともぱちんこ知らない人にとっては心理的なハードルが高くなると思う。
それはともかく、渋谷までの地下鉄区間、もう通勤ラッシュは終わってる時間なのに相変わらず混んでいる。高齢化と過疎化がすすむ地域に住んでいる人間にはこれはスゴくストレスフル。それにあの渋谷の街の人混み。混んできるだけならまだしも、歩きスマホ人間たちばっかりでそれをよけて歩くだけで猛烈につかれる。スマホメーカーは得意のAIとかを使って歩行中はスマホが動作しないように改良しろ。どうでもいいような余計な機能はもういらないよ。
そんなこともあって、渋谷だのといったところは行くたびに「二度と行きたくない」と思いますねえ。などと考えながら、今回はそのまま地下鉄で銀座線をつかって神田まで行きました。
10時チョイ過ぎくらいに「神田センター」さんへ到着。入店すると店員さんに利用したことありますかと訊かれ、1年ほど前に来たが・・と伝えると丁寧に説明をしてくれました。1日打ち放題料金を払って、まずは地下の裏モノ&30πコーナーへ!
漢のための名機・パイオニアの「紅蓮」に20年以上ぶりに対面!
目指していったのは、パイオニアが2000年に発表した、表向きはフツーのAタイプマシン、「紅蓮」。
2000年ころ、私は横須賀で勤務するサラリーマンでしたが、いよいよ仕事に嫌気がさしてきていて、仕事は適当にすませてパチ屋へ行くことが増えていたころでした。そんなときに勤務地の近くに裏モノ天国のホールがあって、そこでモーニングを狙っていたのがこの「紅蓮」。
あさイチ速攻の当たりから10連以上することもあるようなモーニングが仕込まれているのに、とくに並びが多いわけでもなくダッシュしないと台がとれないわけでもなかったから、まだネットが広がり切ってないころは牧歌的で良かったなあ、と当時のころを思い出します。
それにしてもこの硬派なたたずまいと図柄のデザイン。この禍々しさ、男らしさ。う~ん、「萌え」とエロを前面に押し出した、オッサンが打つのはためらわれるような近年の台を思うと、ほんと時代は変わったんだなあと痛感させてくれる。この路線は翌年に出る殺人告知マシン「兜」に引き継がれますが、こういうのをリメイクしてほしいなあ。最近はハナハナもやけにポップな感じなのもありますからねえ。
サンドからメダルを出して打ち始めます。独特の打感とサウンドに、若かりし頃の思い出がよみがえってきます。ただの養分スロッターでしたが、ちゃんと給料をもらっていたからある意味今よりも気楽だった。
すると60Gくらい回したところで無演出でいきなりリーチ目が停止してREG。
この台、図柄のデザインのインパクトもあるが各リールにはド派手な強力図柄が配置されていて、出目演出を盛り上げてくれます。出目はハズレ出目でも後述する「紅蓮チャンス」で告知されたりもある。
↑インパクト抜群の2確目! 右リール「BAR・プラム・白7」や「チェ・プラム・チェ」も強力図柄。いっぽうでテンパイラインによってはリプレイテンパイハズレだけでリーチ目となったりする一見地味な入り目も。
このREGからは連チャンせず。「32GVer」という裏モノらしいから文字通り32Gまでがアツいということか。
さらに260Gほど回すとリーチ目が出現。レバーオンでリール有効ラインが青発光、第二停止まで続いてそのままリーチ目。これは赤くなったりもあって、いまの感覚で言うと成立役のナビなのかと思っちゃうけど全然関係ない。
台のたたずまいだけをみると後発の「兜」のような爆音告知台だと思わされるけれど、この台はじつはリーチ目でアツくなるマシン。そして余計な煽りもそれなりに発生する。
基本的に告知演出はなかなか発生しない。リーチ目ですぐ揃えると演出が見られないのでここは告知発生まで無駄に回します。
そして来ました!「紅蓮チャンス」! レバーオンで「ボッ・・・」というサウンドが発生し枠上のLEDに光が走り、第三停止までそれが続くとボッボッボッっとLEDが右に向かって点灯していき、最終的に左右にある告知ランプに炎がともれば確定。両方ともればビッ確、片方だとREGもあり。
「兜」と比較するとなんとも地味、わかりにくい。告知の魅力はやっぱり「兜」にかなわないですが、このマシンはさっきも言ったようにリーチ目でアツくなるマシンですからべつにいいのです。
それに、ボーナスのサウンドのカッコよさは「兜」に勝るとも劣らない。それが聴きたかったから徹夜明けで眠たくても我慢して通い詰めた。当時の私のケータイの着メロ(死語?)はこれでした。
「兜」同様に白7と赤7とではファンファーレが異なる。そのどちらもやたらカッコいい。そして男の哀愁ただようJACゲーム中のサウンドはもう最高。当たって脳汁があふれているところへこれが耳から流れ込んでくるとますます脳汁がドパドパに。徹夜あけの眠気などかき消されてしまう。
リプレイハズシ&小役奪取手順はちょっと忘れてしまいましましたが、停止型によって狙う位置を変えないと小役をこぼすので、完全攻略しようと思ったらけっこう面倒くさかった。そのかわりけっこう効果があったと記憶。当時は連チャンの気持ちよさに脳が焼かれたただの養分だったのでそういうことはあまり考えてなかったので覚えてない。
で、このBIGを皮切りに「32GVer」らしい連チャンがスタート!
17 BIG
18 BIG
39 BIG
1 BIG
う~ん、これこれ。39GでのBIGはたまたま引き戻したのかそれともまだ続いていたのか。私が横須賀で打った裏モノはけっこう引っ張られることが多かったですが、あれは何Verだったんだろう。最後の1G連は1G目に「紅蓮チャンス」が発生。オシッコジャ~です。
しかしこれで連チャン終了。105Gまで回したところで、ほかにも打ちたい台はいっぱいあるし・・・ということでヤメました。
20年以上ぶりに懐かしい台を打てて楽しかった。告知や演出の完成度はそれほど高くないけれど、出目演出のインパクトとサウンドのカッコよさがそれを補っていた名機でしたね。リメイクしてくれ!
隣にあった「兜」で超絶告知を1回だけ!と思ったら・・・
持ちメダルをもって移動したのは、「紅蓮」の隣に鎮座していた、同じパイオニアの史上最驚告知マシン、「兜」。
「兜」は1年前にここへ来たときにも打って記事にもしましたから、今日はほかの台を優先しようかと思っていたんですが、
→東京・神田のスロットゲームセンター「センター」さんへ遠征!名機を打ちたおす!前編。
せっかく来たんだからあの告知を1回だけ味わって帰りたい、という気持ちもあって着席。
まったくなんの前触れもナシに突然発生する告知を待ちながら打ち進めます。レバーオンでなにも起こらなければノーチャンス。そう考えれば、そんなもんのなにがおもしれえんだ、となりそうなものですがこの台はそうはならない。発生すればそれまでの経緯はすべて忘れさせられる轟音告知と、そのあとに聴ける男泣きメロディ満載のボーナスサウンドの魅力だけで毎日打てちゃう。
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その告知とボーナスサウンドを1回だけ・・とか思って気軽に座ったのは失敗だったか。この「兜」は「状態ver」という裏モノだそうですが、裏モノらしいハマリを喰らいます。後ろの「ハイビ30」を打ってる人もず~っとハマってて、さすが裏モノ、その凶暴さの一端を垣間見つつ、淡々と打ちます。
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・・・後ろのハイビよりも先に、ようやく私の台であの轟音告知が発生!ハマったすえに体験するとますますケツが浮く。1,657Gハマリ。昔大船で打った裏モノでは2,000超えも体験したと記憶しているから、まあそんなにたいしたことないといえばたいしたことないけど、ここまでのハマリはノーマル(打ったことがない)ではなかなか起こらないでしょうからね。悪いほうの裏モノらしさをたたきつけられます。
後ろのハイビの人はまだハマってて、ちょっと後ろ向いたら目が合ってお互いに「やっと来たね~」みたいな感じに。そのあとすぐにハイビのほうも当たって爆連しててよかった。
時間が惜しいのにこれはキツイなあ。しかし目的だった轟音告知を再体験できたからヨシ。投資は持ちメダルと追加投資を合わせて3,000枚を余裕でオーバー。さすがにコイン持ちは激悪。よくこんなのヒラで打ってたなあと我ながら感心する。今となってはそんな度胸はありません。
そこから即連はなしでガッカリしてたら58G目にまた告知が発生してBIG。これは「状態」中でちょっと引っ張られたのかそうでないのか。とりあえずここで食事へ。近くにあった「富士そば」へ。新卒でブラック企業に入ったころ勤務地のそばにあってよく行っていましたが、そのときの富士そばと今の富士そば、全然違いますね~。出来上がりを画面で教えてくれるシステムなんか導入しているのね。どこへ行ってもセルフサービス方式。外食はつまらなくなった。
休憩から帰ってきて「兜」を再開。すると来ました~!やっぱり「状態」に入ってたようです!
16 BIG
18 BIG
24 BIG
21 BIG
57 BIG
と怒涛の連チャンでドル箱2箱に突入!。今の感覚だと連チャン数的にはたいしたことないように見えるでしょうが、BIG1回で400枚弱ですからね、その出玉スピードと破壊力はすさまじい。
ここから120Gまで回してヤメ。いったん上の階へ行きたかったのでコインを流します。1,977枚! 収支的にはマイナスですが、気持ちイイ連チャンを体験できたから文句なし。
このあと上の階へ行っていろんな台を打ち散らかしたんですが、だいぶ長くなってきたのでまた次の記事で書くことにしましょう!パチスロってやっぱ面白い(面白かった)んだなあ、と痛感しましたよ!